朝8時半に出発してバレンシアから280キロの長い距離走ってラ・マンチャの風車があるカンポデクリプターナに向かいます。
道中の景色は乾燥した土地にぶどう、そしてオリーブが延々と続く景色でした。
時々スペインを思わせる牛さんが立っています。
トイレ休憩に寄ったのは、日本の道の駅みたいな感じの所でした。
バスの中で、「ドン・キホーテ」物語の中の有名な「風車と戦う話」と、「ライオンとの対決の話」と、物語の結末を1時間ぐらい楽しく聞きました。
「ドン・キホーテ」と言う物語はラ・マンチャ地方の下級武士ドン・キホーテが自らを伝説の騎士と思いこんで、
痩せこけた馬のロシナンテと従者サンチョ・パンサを引き連れていろいろな旅をする物語です。
物語は1605年に出版され、旧態依然としたスペインへの批判精神に富んだ作品だそうです。
ドン・キホーテが風車に突進する有名なシーンは、
スペインのドンキホーテがオランダを象徴する風車に突進して負けると言う話だそうです。
のちにオランダはスペインから独立しました。
カンポ・デ・クリプターナという風車の町に着きました。
高台に風車だけが立っていて、周りは空があるのみです。
風車から下に降りた町は、白壁に一部青色に塗った魅力的な色の家が立ち並んでいます。
風車の中に入って見ました。粉を挽く様子が分かります。
最後の写真はここで買ったお土産たちです。
40分バスに乗って、プエルトラピセと言う町の中のドン・キホーテの旅籠といわれる、作者セルバンテスも滞在したお店でお昼を食べました。