母方の祖父の25年目の命日に実家に行った時に
祖父は真言宗で、そのお経を聞きました。
真言宗は香川県の出身の空海が開かれた宗派だそうです。
祖父は小豆島で一生を終えた人で、香川県の小豆島は真言宗が多いみたいです。
結婚してもう37年も離れているので、祖父が真言宗だと言う事も初めて知りました。
実家近くの真言宗のお寺は財賀寺(ざいかじ)で、住職さんが御経をあげてくださいました。
私の子供達が高校や大学入学の時の財賀寺の御札をもらっていたなと思いだしました。
御住職さんと話している時に、私が今年から御朱印を集め始めた事を話したら、
94歳の父が、学生時代に(80年弱昔)京都のお寺の御朱印をたくさん集めたと言う話になりました。
そんな昔の時代にも御朱印を集めるのが流行っていたのかな?
その時住職さんが、亡くなる時に御朱印帳をお棺に入れて持って行くと良いと言う話をされてたので、
父はもう何処にあるか分からないけど、何冊もあるのに残念な事をしたと言っていました。
もう一つ住職さんとの話から、父の昔の若い時の話が出てきました。
京都一中(高校)の時に 東山から延暦寺まで山を登るマラソンを3人一組で
希望者だけが参加して、何時も上位3位までに入ったと言う話です。
ふだんあまり両親の昔の話を聞く事がないけど、
ひょんな事から父の若い時の話が聞けて良かったです。
やはり住職さんは上手く父に話をさせてくれていました。
丁度、床の間に飾ってあった香炉と掛け軸。