私の家族が転勤で横浜に来て20年も経ちました。
20年の間に幼い子供達は独立してゆきました。
大地震で被災された方々が本当にちゃっと生活が
できるのに何年掛かるのでしょうか。
今回20年前に住んでいた家の辺りをドライブしました。
娘が通っていた幼稚園のお寺の庭に20数年ぶりに行きました。
娘が良くザリガニを取りに行った池も昔のままありす。
西明寺の庭は鬱蒼とした木立におおわれた禅寺の名刹です。
まず寺の正面に銘木のモッコクの木と立て札ありました。
門を入ると 大きな木々がどっしりと。
そして奥に、私の大好きな日本庭園があります。
冬は黄色と赤のまんりょうが一杯実をつけて切れです。各季節いいです。
西明寺にはベルツ水で有名なドイツ人医師ベルツの供養塔もあります。
博士の死後、ドイツから帰国した妻であるハナ(荒井花子)さんが夫と娘のために立てたそうです。
ハナさんの実家跡は今も傍の御油町にあるそうです。
供養等の横に 「菊にほふ国に大医の名をとどむ」 水原秋桜子の句碑があります。
私の家族が横浜に行った時は5人でしたが、20年の歳月の間に子育ては終わり、
そして体は当時の若さはなくなり、あちこちが加齢で疲れています。
人生80年、そのうち60年近く過ぎました。
生まれて死ぬまでの人間の生き方の流れが少し分かってきたような気がします。