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レーダー照射事件 韓国の悪意とやましさ

2024-06-21 14:50:10 | 国際
2018年に韓国海軍レーダー照射問題という大事件があった。

これは「韓国の駆逐艦から自衛隊の哨戒機に向けてミサイル発射の為のレーダーを照射した」ということであり、つまり、この後韓国側は「ミサイル発射ボタンを押すだけ」の段階までいっていた、ということなのだ。レーダー照射を受けた自衛隊機の乗員は生きた心地がしなかったであろう。次の瞬間ミサイルが飛んできて自分が乗った航空機が木っ端微塵になっていたかもしれない・・・という恐怖を味わったのである。まさに「(自分が)もうすぐ死ぬかもしれない」状況下に置かれたのである。とんでもないことだ。

この経緯は厳然たる事実なのだが、当時の文在寅大統領が事件の隠蔽を指示していた、ということが最近判明したのであった。しかも文在寅大統領は北朝鮮の手先でもあったのだ。(*1) 今回はこの事件について数量政策学者の高橋洋一氏の解説とジャーナリストの櫻井よしこ氏の解説を基調に記してゆく。


上述の通り、最近になって文在寅大統領(当時)が「事件の隠蔽」を指示した、という事実が明らかにされており、背景には北朝鮮との癒着が関連している、というものだ。文在寅大統領は影では共産主義的傾向を強く持っており、北朝鮮に共鳴する姿勢を示していたことで知られている。

このレーダー照射事件の背景・経緯についても以前から言われ続けてきた事が徐々に明らかになってきている。

まずは、どのような事実があったのか。

北朝鮮から逃げてきた人々というのが居るが、その人々を韓国海軍側で一応表向きは保護という形…ということにしているが、北から逃げてきた人々について韓国側が海の上(*2)で韓国の駆逐艦と海洋警察の艦船の2隻が侵入した。そこでこそこそとあれこれやっているところを、その付近を哨戒中だった日本の自衛隊機にみつかってしまったのである。・・・しかもその韓国の大型船と一緒に小さなボロい木造船が居たのだ。これは脱北した北朝鮮国民が乗った漁船であった。

自衛隊の哨戒機は当然韓国の駆逐艦に連絡して「これはどういうことだ?何をしている?」と問うた。しかし韓国は返答しなかった。哨戒機がもう少し近づこうとした時に韓国側はミサイル発射の前段としてのレーダー照射をしてきたのだ。文在寅大統領としてはこれは都合が悪い事実なので隠蔽を指示した。これがバレてしまった、ということ。その一連の流れが明らかになってきたのである。

要するに「北朝鮮から脱北した北朝鮮国民を捕まえて北朝鮮に送り返してほしい」という指示を北朝鮮の金正恩氏から文在寅大統領は受けていたのだ。だからこんな事態になっているのである。

「やっぱりそうだったのか」ということだ。池上彰氏の「そうだったのか!」はここで言わなきゃ駄目だろう。(笑)

韓国としてはこそこそやっていた活動を見られてしまったので非常にまずい、ということになる。だから若干パニクって自衛隊機に対して「しっしっ!」と追い払いたい気持ちが出てしまったのであろう。それでレーダー照射となってしまったらしい。こうした情けない実態が段々と明らかになりつつあるのだ。

産経新聞の記者によれば、レーダー照射した感覚海軍の軍人は日本の自衛隊に対して軍人としての矜持から真実を伝えたいという意志を持って真相を明らかにしてきたのだという。

自衛隊の哨戒機が現場に突いたタイミングというのは、脱北した北朝鮮国民4人の内、1人が日本海に飛び込んで逃げようとしたのを捕まえようとあたふたしている状況の最中だった、ということだ。韓国としてはそれを見られたくなかったので上述のように追い払いたい気持ちでレーダー照射してしまった、ということなのだ。

当時、韓国の国防大臣から一連の経過の報告を受けた文在寅大統領は「レーダー照射」を「無かったことにしろ」と命令したのである。それで韓国はそんな事実はない、とばかりに白を切り始めたのである。事件が発生してすぐの韓国メディアではレーダー照射した事実を伝えていたのだが、大統領が「無かったことにしろ」と命令したので、それ以降は全部を否定することになった、ということだ。

韓国の大統領が北朝鮮から命を受けて軍を動かしたとなれば、それはとんでもないことである。文在寅大統領という男はこれほどまでに親北朝鮮であり、共産主義に共鳴している人物だったのだ。海上で捕まった4人の脱北者はすぐに北朝鮮に送り返されたそうだが、恐らく処刑されたであろう事はまず間違いないところだ。酷い話である。


この当時の自衛隊の統合幕僚長の河野克俊氏にこの件について聞くと、「そういう話もありますよね」という言い方をしていたが、やはり真相はそうだった、ということなのだ。つまり「北朝鮮と通じている文在寅大統領だったから」というのが真相だ。海上自衛隊の哨戒機もバツの悪いものを偶然見てしまった、というある種の運の悪さがあった……と言えなくもない。

韓国軍が自衛隊機に(ミサイル発射の前段としての)レーダー照射をしたのは紛れもない事実である。そして韓国はその事実を隠したい、隠蔽したい、「なかった事にしたい」のだ。

それでも流石に現在の尹政権になったらこの問題について「再発防止」と言っているのだ。

「再発防止?」

原因も不明なのに「再発防止のしようがない」のであり、あり得ない話だ。それでも尹政権になってから徐々に文在寅政権時代の話が出てきている、ということだ。文在寅氏は回顧録で「安倍さんは酷かった」などと書いているが、悪いのは100%文在寅氏であり韓国である。


だが、これが民主主義の良いところかもしれない。後からでもこういう形で真相が出てくるからである。共産主義国・専制国家ではこうはいかない。

韓国が「再発防止」と言うのなら、「変なことをやってしまった」、つまり「やましいことをしてしまった」という自覚がある、ということだ。韓国自ら認めた、ということであろう…。そのように河野氏は言って笑っていたそうである。


また、中国・北朝鮮・ロシアという専制国家・独裁国家と対峙する為に日米韓という枠組みを組まざるを得ないのだが、日米はともかく、日韓は韓国という国が今ひとつ信用できない、という問題がある。現在の尹政権は文在寅大統領のこうした意思決定と行動に対して告発・処罰という方向性を示していない。これ一つとっても、韓国を信用することが難しい事がわかるのだ。しかし、尹政権が潰れたら、その後には強烈な反日政権が誕生する事が確実視されている。そうなると日米韓という枠組みの維持も難しくなるだろう。いとも簡単に北朝鮮からの指示を聞き入れてしまうような韓国だ。

だから、である。

だから日本としては何があってもいいように全方位に向けて盤石の態勢(軍事力)を作っておかなければならない必要があるのだ。






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(*1)
産経新聞の報道による。

(*2)
日本の排他的経済水域(EEZ)内である。





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