Altered Notes

Something New.

『石丸構文』に見るマスコミの「程度」

2024-07-19 20:40:00 | 社会・政治

都知事選で2位を獲得した石丸伸二氏の論法を『石丸構文』と揶揄するような態度のマスコミ。そのネーミングには明らかに石丸氏を見下し貶める(貶めたい)マスコミの願望が透けて見える。

これはシンプルな話である。

石丸氏が安芸高田市長だった時に例のエビス記者をはじめとする中国新聞側の人々が石丸氏に散々正論で論破されて大恥をかいていた。この時点で日本マスコミの程度の低さを感じるところだが、それはともかく、日本の大手を含むマスコミ全体はこの事象を中国新聞というより「マスメディア全体に対する石丸氏の攻撃」と見做したのだ。

だから、しっかりした正論で言い返せないメディアがまとまって石丸氏の論法を『石丸構文』として揶揄し、石丸氏を貶める為の材料にしたのである。小中学生並みに幼稚だが、マスコミなりの仕返しのつもりなのだろう。(蔑笑)マスコミの論調は石丸構文によって「話が噛み合わない」などと言うのだが、そもそもマスコミ記者側の話が論理も滅茶苦茶、言葉の定義もいい加減なので、初めから「これでは議論が成立しませんね」「同じ土俵に上がれないですよね」という事を指摘してきたのが石丸氏である。今のマスコミ記者は言葉の定義ひとつとっても曖昧で、まともな話もできないほど無知な上にロジックもいい加減な人が多い。また、議論ではなく、自分の主張に引きずり込もうと露骨に誘導していたり、相手(多くは政治家)を怒らす為に言っている場合も多く(*1)、そもそもまともな議論をする気も無いのだろう。論外であり、もってのほかなのである。

人と議論をするなら、言葉や概念についての定義を相互に確認したり、確かなロジックを組んでそれを相手に提示しなければならない。これは当たり前のことだが、マスコミ記者のほとんどは言葉の定義もあやふやで、質問の文章もロジックとして何を言ってるかよくわからないものだったりする。その「よく判らない」部分を相手から教えてもらって当然、という態度が見える。また多方面に渡って無知であり、議論に必要な最低限の知識すら不足しているケースも少なくない。そうしたレベルの低いマスコミを相手に、「議論(質問)するなら最低この程度は踏まえましょう」という前提を示しているのが石丸氏なのである。まずは同じ土俵に立たないと何も始まらないからである。

左翼が多い日本のマスコミだが、左翼は常々「多様性を大事に」と言っているのにも関わらず、石丸氏に対しては「俺達(マスコミ)と同じスタイル」じゃないから嫌だ、と駄々をこねているかのようでもある。「多様性の否定」である。言っていることがそもそも自語相違であり矛盾なのだ。その矛盾にも気づかないほど愚かな日本のマスコミなのである。

 

みんな大騒ぎしているようだが、今回の件の本質はこんなものなのである。

 

 

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(*1)

相手を怒らせた方が本音が出やすくなる、というマスコミの浅知恵であり薄っぺらい戦略である。(蔑笑)

 

 

 

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都職員大量退職 小池都知事の男性差別が原因か?

2024-07-18 20:05:20 | 社会・政治

7月18日の「あさ8」(WEB番組)にてジャーナリストの有本香氏が語ったところでは、東京都の職員がかなり大量に自主退職しているそうである。

なぜだろうか。

小池百合子知事の都政になってから、小池知事による性差別的な差配が見られるようで、女性を優先的に登用して出世しやすくする一方で男性は差別的に扱われて抑え込まれている、ということだ。理由はそれだけではないだろうが、これが主たる要因のようだ。

東京都庁の役人の待遇が悪い訳ではない。全国の自治体の中では相当良い待遇である筈だ。・・・にも関わらず、かなりの退職者が出ているのである。有本氏が関係者から聞いたところでは、「最近の小池都政は性別による差別がある」ということのようだ。少なくとも男性職員はそのような印象・感想を持つに至る事実が多い、という事のようである。

公には都政として「ジェンダー平等」を掲げてその流れを推進する一方で、東京都の内部ではトップの知事自らが性差別につながるような矛盾した流れを作っている、というのはいかがなものだろうか。こうしたことはマスコミは報道しないので、オールドメディア(テレビ、新聞等)しか見ない情報弱者たる都民はこの事実を知らないのである。

 

 

 

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「石丸ショック」と言ってしまう無能なマスコミ

2024-07-13 14:20:00 | 社会・政治

数量政策学者・高橋洋一氏がこれについて解説しているので、それを貴重に記してゆく。

マスコミはなんとなく「小池1位、蓮舫2位、石丸3位」という結果になるだろう、と勝手に思い込んでいたのであり、その線に沿って報道をしてきた。だが、それはそもそも定性的な予想や意見であり、訓を垂れるような「お気持ちの表明」、つまり「それは貴方の感想ですよね」レベルのほとんどデタラメに近いものであり、従って誰でもコメントできるような内容だったのである。


高橋氏は投票日当日の投票終了時刻前に、Xで上であるポストをしている。

それは

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「今ある計算をしていたら、珍しい4つの素数が出てきた
11,13,17,29
個人的にメモメモ」

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というものである。

開票結果が出る前のタイミングであり、これだけでは謎の数字だ。


これは順番的に逆に読む、つまり 29,17,13,11 と読むのであり、それに各々10万を乗じると 290万、170万、130万、110万 になる。これらの謎の数字ついて、高橋氏は後で答え合わせをする、とXに記した。「後」というのは選挙結果が出てから、ということだ。


要するに、都知事選1位の得票数は290万票くらい、2位が170万票くらい、3位が130万票くらい、その他が全部合わせて110万票程度・・・というものである。

この数字を都知事選の結果に照らし合わせてみると、

東京都知事選結果
・1位 小池百合子 291万8015票
・2位 石丸伸二  165万8363票
・3位 蓮舫    128万3262票
・その他合計     101万9862票

となる。つまり、予測はほとんど当たっている、ということだ。

高橋氏に親しいマスコミの政治部記者は高橋氏の予測について「未来を読んでいたような感じです」と述べた。また、「普通はこんなの当たらない」と言っていたそうである。

高橋氏は定性的に適当に予想したのではなく、定量的に、全て根拠を元にして数字の計算をしたのであって、石丸伸二氏の票が伸びるであろうことは判っていたのである。分かるからこのように数字で計算できたのだ。


それならば、どうやって計算するのか?

 

小池氏は保守的な層の基礎票があって、浮動票の一定の割合は取るであろう、というそういう前提で計算された。

石丸氏は基礎票が無くて浮動票だけで行く、と。

蓮舫氏はその対極だが、蓮舫氏の個人票と共産党の個人票のみであり、それでお終いである。


「その他勢力」については後で全部引けば自然に出てくる事になる。


従って、ポイントは投票日にどれくらい投票率が高まるか、で推測する事になる。投票率が高まれば浮動票は増えるからそこを読まなければいけない。投票日の天候や気温も重要になる。これらのパラメーターで最終的な投票率は61%と高橋氏は予測した。実際には60.5%だったので当たっている、と言えるだろう。


こうした予想は最終日のギリギリまで待って状況・情勢を見て判断しないと出来ないのも事実だ。競馬で言えば、スタート時点では未だ分からない。第3~4コーナーを回ってきたあたりで漸く予測ができるのだ。


浮動票を予測する為にはギリギリまで見ていないと分からないのである。その代わり浮動票がどれだけくるか誰もわからないのも事実だ。しかし、高橋氏は一応当てている。

 

当日、投票率は比較的高くなった。

だが蓮舫氏には浮動票は到来せず、最初の予想とほぼ一緒となった。投票率の上下如何に関わらずほぼ一緒である。

 

投票率が高くなってくると石丸氏はグッと増えてくる。小池氏はそれで浮動票を石丸氏に食われるので小池氏は思ったほど伸びないのである。

このような傾向があるのだ。それを高橋氏の頭の中でモデル化して計算する為に各パラメーターにデータを入れて式の計算をせねばならない。


そうして計算すると、投票率が61%くらいだと全部で約700万票の投票になるので、(10万単位は分からないから)70で割ってみると

11,13,17,29

という数字が出てくる。これを全部足し算すると70になる。

高橋氏はこの結果をXのポストで故意にぼかして記したのだ。その理由は公職選挙法で、最終日(投票日)にはあまり予測をしたらいけない、という事になっているので、その規定に引っかかるのを避ける為にわざと謎解き数字にしたのである。全体の構造が分かっていれば、このような数字は予測可能なのである。

そうなると、だ。

石丸氏が浮動票によって伸びるのは予測されていたことなので、「石丸ショック」と言っているマスコミは実は全く何も判ってない阿呆だ、ということになる。全然ショックではないのだ。石丸氏は前略として浮動票を取るやり方に非常に長けていた、ということが言えよう。逆にこれを「ショック」と言うならば、その人は選挙のプロではない、ということである。

また、期日前投票が2割で最終投票日の投票率は全体の4割ある。だから最終日の動向は大きいものになる。そういう計算をした結果が上記の予測を生み出したのである。


なので、繰り返すがマスコミが「石丸ショック」と(本気で)言うのなら、彼らの目は凄い節穴、ということになるだろう。(蔑笑)

 

マスコミは「小池vs蓮舫」の軸で煽っていたので、その図式から抜けられなくなってしまったのであろう。だから今回のような浮動票の伸び方についてきちんと判断できなかったのである。


・・・というのが高橋氏の解釈である。

 

 

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若者の無知故の間違った平和感・究極のお花畑

2024-06-21 16:05:00 | 社会・政治

「そんなに中国が戦争を仕掛けてくるというのであれば、そんなに韓国と外交がうまくいかないのであれば、アジアの玄関口に住む僕が、韓国人や中国人と話して、遊んで、酒を飲み交わし、もっともっと仲良くなってやります。僕自身が抑止力になってやります。抑止力に武力なんて必要ない。絆が抑止力なんだって証明してやります。」

・・・2015年に国会前で威勢の良い演説をして「ええ格好しい」を演じたのは当時福岡県の大学に通う22歳の男子学生、後藤宏基君である。上述のスピーチはいわゆる「ツッコミどころ満載」なので、どこから説明したらよいか途方に暮れるほどお花畑な内容に溢れている。

「アジアの玄関口に住む僕」と言うが、中国が人民解放軍を九州まで侵攻させてきたら「酒を酌み交わす」どころの話ではない。「酒を…」などと言ってる間に攻撃されて殺されてしまうだろう。中国というのはそういう国だ。

「酒を酌み交わす」と言うのだが、中国に侵略されてしまったチベット人も東トルキスタンに居たウイグル人も南モンゴルに居たモンゴル人だって中国人・中華民族と共に酒を酌み交わしたのだが、結果として彼らの国は中国に踏みにじられて侵略されて中国の領土に編入されてしまったのである。そもそも中華民族は我々日本人とは全く性質が異なる。普通に性善説が通用するような民族ではないのだ。(*1) だから、我々日本は前述の国家達と同じ展開にならないように十分な準備をしておくべきなのだが、頭がお花畑の後藤君は無知が過ぎてその辺が全然判っていないようである。[当該段落内容はtake5氏のXポストを基調に記した。]

在日モンゴル人で歴史人類学者の楊海英氏も「隣人の凶暴を止めるには、自分から立ち上がる事。日本人にとっても、対岸の火事ではない。ウイグル人もモンゴル人も「とことん仲良くして焼酎を飲み踊った」けど、無意味だった。」とXでポストしている。


「絆が抑止力なんだって証明してやります」と後藤君は言うのだが、中華民族というのは日本人とは全く異なる発想・思考をする民族であり、日本人では考えられないほど残虐で情け容赦ない連中である。「絆」という概念すらまるで念頭にはなく、自分が権力を持つこと、自分の利益を獲得(または略奪)すること、等々にしか関心がない傲慢極まりない人々なのである。そういう基礎知識すら持っていない坊やの青い叫びは滑稽を通り越して凍死しそうなほど寒い。

また、中国共産党政府はそれなりに戦略を考えているようで、実は喫驚するほど思考が浅く幼稚だったりもする。だから靖国神社に落書きして放尿する事が中国への愛国心だと思っているような阿呆も出現するのである。幼稚で低レベルな割にはプライドだけは高く、見栄を張りたがる。ちなみに今現在の中国も経済がガタガタの状況下で、宣伝・広報の力で「中国経済は絶好調」と世界に言い張って見栄を張り続けているのである。世界中が失笑しているにも関わらず、だ。さらに、その宣伝に異を唱える国民が居たら捕まえてしまう…恐ろしい独裁国なのである。


後藤君は酒を酌み交わそうとしたところで中国共産党・人民解放軍の圧倒的な武力でやられてしまうだろうし、結局何も出来ずに終わるだろう。生き延びられれば儲けもの。殺される確率の方が高いのは言うまでもない。実際、中国という国は自分の国の国民、若い国民を天安門前広場で虐殺しまくったのであり、戦車に潰された若者も多かった。そういうことを平気でやるのが中国なのだ。「酒」だの「絆」どころではない。後藤君は無知と中二病故に自分の中にあるお花畑で飛び回っているのだろうが、中国・支那というのは後藤君の想像を遥かに超える残酷極まりない連中なのである。

チベットやウイグルでやっている民族虐殺も酷い。元から人権の無い中国では全ては中国共産党のやりたい放題である。ウイグルの事例で言えば、強制労働は当たり前、女性は当然のようにレイプされ、性器に電気棒を突っ込まれる、というおよそ普通の人なら考えつかない残虐な仕打ちを平然とする…それが中華民族であり共産主義国家である。そして元々住んでいた民族を強制的に根絶やしにした上で中華民族を移住させて、土地も人間も全て中華にしてしまう・・・そういう魂胆でジェノサイドが進められていくのである。


また、ウイグル人は臓器移植のドナーにもされている可能性が非常に高い。(つまり殺人。)ウイグルのカシュガル空港にはウイグル人の体内から取り出した新鮮な臓器を航空機に早く載せる為の専用の通路まで用意されている。通常は臓器移植というと最適なドナーが見つかるまでにかなりの時間を要するのが普通だが、中国ではすぐにドナーが見つかる。前述の説明を読めばその理由は判るだろう。



ジャーナリストの門田隆将氏も「彼の国に操られた左翼&国家破壊運動は洋の東西を問わない。だが日本人の平和ボケは頭1つ抜けており、完全利用されている。話し合いは最後の最後まで必要。だが“チベット人もウイグル人もモンゴル人もチャイニーズと一緒に酒を酌み交わしたが、結局人権弾圧と民族浄化の悲劇が待っていた”…だから命と平和を守る“備え”が必要なのです」とXでポストしている。



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参考資料:

中国に依るウイグル民族弾圧の実態

門田隆将氏のポスト、他




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(*1)
中華民族・中国人全員がそうだ、と言っている訳ではない。中国人の中にはしっかり物事を客観的に捉えて思考・思索できる素晴らしい人も中には存在する。ただ、中国共産党という国家の支配層とそこに媚びるような人々にろくな人は居ないのだし、その割合は大きい、という事実を提示しているだけだ。日本だってそうだ。日本人が全員良い人である訳ではなく、日本人でありながら日本を貶めることに一生懸命になっている頭のおかしい勢力も居れば、深い洞察力で日本という国と国民の将来を真剣に考えて頂ける素晴らしい人々も居る。何処の国でも民族でもそれは同じである。
念の為に記しておく。





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東京都『太陽光パネル設置は義務ではない』が未だに周知されてない件

2024-06-11 15:15:00 | 社会・政治

真実を知らずに「パネル設置は義務だ」という嘘記事を書くマスゴミもいい加減だが、同じく無知故に「パネル設置」が義務だと思い込んでいるコメンテーター・評論家・言論人等々もひっくるめて「嘘をばら撒く阿呆」と言えよう。

乃木坂46風に言うなら「何度目の”太陽光パネル設置は義務ではない”、か?」であろうか。”何度”というほど多くの回数は言ってないが、当ブログでは以前にもこのテーマで記事を書いている。だが、世間ではあたかも小池都知事に忖度するが如く、新規に一戸建てを建設する場合に「太陽光パネル設置が義務だと思いこんでいる」無知な人があまりにも多すぎる。一般大衆は無知であり無批判にマスゴミが報じることを信じてしまう情報弱者が多い事を示すものである。

もう一度いう。

東京都の「太陽光パネル設置は義務ではない」。

これは厳然たる事実であり、その理由は当ブログでも既に記している。下記記事を参照されたい。↓

『東京都「太陽光パネル設置義務化」は事実ではない』

 

上記記事でも記したように、「義務」であるのは建築するハウスメーカーが都知事に対して「環境指針を報告すること」だけだ。その書類の提出が義務であるだけ・・・これだけの話なのだ。なので、一戸建てを建築する際に太陽光パネルを設置せずとも何も罰則はない。間違っても「太陽光パネルの設置を義務付ける」という趣旨の文言は書かれていない。

暗殺された安倍元総理が言っていたように、小池都知事の行政側執行者としての実務能力は驚くほど低い。実務については無知が酷い。”全然無知無知かたつむり”である。しかも、都知事として選挙で公約したことをほとんど達成できず、公約してない余計なこと(築地・豊洲の混乱、緑の伐採という自然破壊等々)をやらかすばかりだ。逆にその無能さを巧みに突いて、別の話にすり替えることで「パネルの義務化」が無効化出来たのは、実際のルールを作成した東京都の役人の上手いやり方であり拍手に値するだろう。詳しいことは上記のリンク先記事を参照されたい。






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