韓国という国、或いはその国民気質を考える時、なんともやるせない気持ちになる。正直に言って「面倒くさい国」であり、精神的に幼く子供のような自分勝手さを臆面もなく押し付けてくる厚顔無恥な国という印象しかない。
何かに付けていちいち日本を引き合いに出してくるのも面倒で鬱陶しい。自国に自信があるのならいちいち日本と比較する必要もないだろうに。これは深層心理に存在するある種の劣等感コンプレックスに端を発するものであろうし、別の見方ではこれもまた幼児的精神性の発露とも言えるだろう。
日本人も世界各国の人々も基本的に「未来」を見据えて今を考え今後に思いを馳せる筈だが、韓国・朝鮮人は違う。常に「過去」ばかりを見ており、しかもそこから「恨みの感情」を発現させてゆくのである。だから韓国が言うのはいつも過去のことであり、しかも全て「日本が悪いからこうなった」として全部日本の責任にするのだ。そして日本に対して謝罪を要求し、終いには「誠意を見せろ(金を出せ)」と来る。これがいつものパターン。ヤクザのタカリである。もう数十年も日本はこの仕打ちに耐えてきたのである。
韓国はなんでもかんでも「恨み」に変換し「常に他者を恨んでいる精神性」がベースとなっている文化と言っても過言ではないだろう。いわゆる「恨(ハン)」と呼ばれる一種の思考様式である。これは世界でもかなり特殊な精神的傾向と言えるかもしれない。(*0)
韓国の思考や行動に常識や論理は無い。思い立ったらその通りに言動し行動するだけ。そもそも日本の領土である竹島を占領したのも李承晩大統領が日本海の上にいわゆる李承晩ラインを勝手に引いてしまったからであり、そのラインに何らの正当性も根拠も無いのである。あまりにも一方的だが、現在の韓国では学校の教育で「独島(竹島)は韓国の領土」という捏造されたニセの歴史を教え込んでおり、若い韓国人は竹島が韓国領土であると信じて疑わない。(*1)
どうして韓国人はそうなのだろうか。まず基本的な心理タイプとして「論理よりも感情を優先する」傾向が強いのは明らかである。韓国人は何か不都合なことがあると勢い感情的になり、大声で叫び、時に暴力的にもなる。いわゆる「火病」と呼ばれる状態である。
一般的に幼い子供は論理的整合性など理解しないし、己の好き嫌い(=感情)だけで判断して自分の行動を決定する。その結果が何をもたらすかなど想像もしない(できない)。韓国が過去にやってきたことのベースにはこうした幼い精神性が容易に見て取れるのである。
その韓国だが、最近はあまり報道に於いてもその国名を聞く機会がないが、その後どうなっているのであろうか。韓国の現状を経済学者で内閣官房参与でもある高橋洋一氏の解説を元に説明する。
少し前にいわゆる「徴用工問題」(*2)というのがあったが、韓国が差し押さえた企業の資産を現金化する期限が既に到来している。この問題はそもそもの話として日韓請求権協定という国家間の公式な約束事を根底から覆すものであるし、それは国際法違反なのである。日本としてはこんな乱暴で滅茶苦茶な話は絶対に受け入れられない。当然だ。韓国としては「徴用工問題」を叫ぶことは一種の快感なのかもしれないが、実際は振り上げた拳を全然下ろせなくなってしまった…というのが実情だ。(苦笑)韓国にとっては大変なのかもしれない。知ったことではないが。
この問題以前に「慰安婦問題」(*3)の時も韓国は基金の話について日韓の約束を全部ひっくり返しているのである。日本は戦後数十年に渡って韓国に対して「大人の対応」(*4)をしてきたが、近年、特に文在寅政権になってからは韓国側の姿勢が極端に酷くなっており、日本もさすがに付き合いきれないと判断して距離をおいているのが実情だ。
慰安婦問題と言えば、韓国自身が正に慰安婦問題を起こしている事実をご存知だろうか。ベトナム戦争の時に韓国軍に依るベトナム人に対する性暴力が行われていたのである。韓国は日本に対して「そもそも虚偽である慰安婦問題」を執拗に攻め立ててくるが、韓国自身のベトナム性暴力問題には知らんふりを続けている。とある英国議員が「ベトナムでの韓国軍の性暴力疑惑も認めるべきだ」としてイギリスのインディペンデント紙に寄稿している。韓国人がベトナム人に性暴力を奮って生まれた子どもたちを”ライダイハン”と呼ぶ。これは間違いないなく戦争犯罪と言える所業だが、このライダイハン問題について韓国は一切謝罪していない。韓国に超やさしい日本のメディアでもタブー扱いのテーマである。
最近は韓国から議員団などが来日して色々な事を言っているようだが、その内容が「そろそろ雪解けを…」といった論外な主張ばかりなので日本は全然相手にしていない。いくらやって来たところで、そもそもが「おたく(韓国側)の問題でしょ?」、ということであり、現状で日本側から何か動き出すような状況ではないのである。
韓国は、少し前までは「東京オリンピックは放射能オリンピックだ」と子供のような悪口を喚いていたのだが、現在は「東京オリンピック開催時に金正恩や米大統領を呼んで日米韓+北朝鮮の首脳会談をやろう」などと調子のいいことを宣っているのである。およそ信じ難い滅茶苦茶さ加減である。日本政府としてはそんな阿呆のような戯言をいくら言われたところで呆れるだけ、である。今ではほとんど接触は無いのが実態だ。
日中韓首脳会談というものがあって過去に何度も開催されているのだが、これの大きな目的は「日中韓FTA」(自由貿易協定)を結ぶ為である。ところが、最近RCEP(東アジア地域包括的経済連携)に参加したことで状況が変わってきた。FTAよりもRCEPの方が色々なメリットがあるのだ。日中韓FTAの内容はRCEPの中に入っているので、今からFTAをやるメリットは無い。さらに、日本は開催国でもないのであれこれ言われたところで全部スルーしているのである。
日本政府がスルーしているから、だから韓国の話(報道)が出てこないのである。相手にしていないから、ということだ。日本政府が相手にしてしまったら一応ニュースにはなるだろう。一時騒がれた「輸出管理の厳格化」もこれはこれで継続中だが、韓国も今はその話ではなく他の話を振ってきているので日本政府もまともには会わないのである。
現在の韓国は経済的に苦しい状況である。なぜなら失敗しているから、である。
何を失敗したか?
中国にべったり寄り添う戦略が裏目に出ているからである。
そもそも世界経済が全部駄目になってしまっているのだし、国際的に中国の包囲網が沢山出来ているのだ。その状況下で中国とべったりというのはどう見ても失敗と言えよう。
国際政治・経済に於いてはどこの国と親しくするかは大問題である。
韓国は元々半島国家であり、後ろに中国が居て反対側に日本が居て挟まれている、という図式である。歴史的に「影響力の大きな中国に慮る形」でやってきたのが韓国(朝鮮)だ。それをやや過剰にやってしまったのが今回の経緯、と言えよう。
朝鮮戦争以降、一度はアメリカに寄り添う方向に行くように見えて「半島国家の性格」を脱しつつあったのだが、今の文在寅大統領は全く駄目で元に戻ってしまったのである。その意味では前の朴槿恵政権の方が(あれも酷かったのだが)相対的にいくらかマシだった、と言える。それくらい文在寅大統領は酷すぎるのだ。
文在寅大統領はひたすら「北朝鮮と一緒になりたい」という人物である。隠れ共産党員であることも知られている。「北朝鮮と共に統一国家を作りたい」というこればっかりの人物なのだ。「北朝鮮と一緒に」と言われても、日本から見れば別に拉致問題の話をしてくれる訳でもなく、北朝鮮の核問題をそのままにして(*4)一緒になろうと言っているので、そのまま統一国家ができてしまっては、北の核が日本のすぐ近くに迫ってくる事となり、非常に困るのである。現在は北朝鮮との間に韓国が存在しているが、これが統一されると竹島や九州が対朝鮮の最前線となってしまうのだ。これは極めて危険な事だ。
そうした現実的な危険性を孕んでいる事でもあるので日本政府としては慎重にやっているし慎重にならざるを得ない。合理的に考えるならば韓国は中国よりも日米の側につくべきであろうが、冒頭に記したように韓国は論理的な思考ができず感情でしか動けないので判らないのであろう。
結局、韓国が文在寅政権である内は日本は韓国との外交は実質的にしないと思われる。前述のように文在寅氏は共産主義者であり、統一国家を作ろうというのは「韓国が北朝鮮に飲み込まれて良い」ということを意味しているのである。北朝鮮も「そちらから来るのなら良い」と言っているのだ。
現実に韓国と北朝鮮で統一国家を作るとなると、アメリカのような連邦国家を形成することになるであろうし、そうなると大統領も選ぶことになる。元々の人口で言えば韓国の方が人口は多く北朝鮮は韓国の半分だが、いざ選挙となったら全員が全員とも金正恩に投票するであろう。従って連邦国家を作る意味は”金正恩を大統領にする”と言うのと同じことなのである。
今現在の世界情勢から鑑みるに、このようなときには中国と一線を画したほうが経済面では楽なのだが、文在寅大統領はそのような判断はしないようである。
仮にアメリカの大統領がバイデン氏に決まった場合、バイデン氏はトランプ氏の逆張りをしたい人物なので、韓国は決して良い待遇になることはなく、アメリカと北朝鮮とは険しく対立する事になるであろう。その場合、北朝鮮とグルになっている韓国とも対立関係になるのは容易に推測できる。こういう事を日本政府も読んでいるから今の韓国と距離を置いているのである。
韓国はバイデン政権が誕生すると非常に困るのだ。トランプ氏の方がマシだった、ということになるであろう。なぜならトランプ氏は北朝鮮とも仲が良かったからである。そういうことであればそれに便乗して「南北統一!」などと宣言できたのかもしれないが、しかしバイデン氏は北朝鮮と交渉するつもりはまず無いであろう。そういう力学があるので日本政府も韓国を相手にしないのである。従って新聞にも載らない(報道がない)事になる。だから”最近は韓国の話題を聞かないね”という状況になっているのだ。
国家というのはどのようなスタンスを取るかでどの道を進むか、ということになるので、選択・判断を間違うと目も当てられないほど大変なことになるのである。
-----------------
(*0)
だから韓国では大統領を務めた人物は退職後に無残な末路を辿るのかもしれない。在職中の過去を糾弾されて国民の「恨(ハン)」の感情を浴びせられるのである。そして逮捕され有罪になって刑務所に放り込まれる、または自殺に追い込まれる、等々の末路をたどるのだ。また、ケースは違うが暗殺される場合もある。過去の大統領経験者の末路は悲惨なものばかりである。
(*1)
竹島は韓国に不法占拠されているが、そもそも「竹島は日本固有の領土である」と明確に記した公文書が米国国立公文書館で発見されている。1953年と1954年に米国政府が作成した2枚の航空図である。
韓国は竹島の不法占拠によって周辺の海域で操業する日本の漁船を次々に拿捕した。そして乗組員の日本人漁師が人権無視の韓国司法で裁かれ、拷問され殺された事例もあったのである。到底許せるものではない。
(*2)
「徴用された工員」というのは韓国側の勝手な捏造であり事実は全く違う。実際は「工員の募集に対して普通に応募してきた人たち」つまり「応募工」なのである。韓国の言い分では「徴用された工員たちは虐げられた酷い環境で重労働を強いられた」と言っているが実態は全然違う。十分な給料と良い待遇がそこにはあったのであり、当時、実際に朝鮮人工員が暮らしていた地域に住んでいた日本人の証言では「朝鮮人は良い給料をもらっていて、私達とも仲良かった」となっている。何でも「日本が悪い」ことにしたい今の韓国の言い分とは真逆の状況がそこにはあったのである。
(*3)
これも捏造された問題であり、捏造した犯人は朝日新聞である。朝日は捏造が指摘されて謝罪せざるを得ないところまで追い込まれたが、朝日の英語版サイトでは「記事が捏造だった事を示す既述や謝罪」のページが検索エンジンの検索結果に出てこないような小細工を仕掛けて、国際的には捏造の事実を認めない姿勢を続けている。こうした子供のような抵抗の姿勢はあたかも朝日新聞が韓国人が運営する新聞社であるかのような印象を与える。
(*4)
あれこれワガママを言い張る韓国に対して日本は一貫して大人の対応と呼べる接し方をしてきた。本当は違うのに駄々をこねて感情的に騒ぎ立てる韓国をなだめるように「はいはい」とばかりに韓国に都合の良いような協力をしてきたのである。だが、それが逆に韓国を付け上がらせる土壌を作ってしまったのかもしれない。何しろ相手は自分勝手で感情的な幼い子供である。
(*5)
韓国・文在寅大統領は統一国家を作ることで北朝鮮の核爆弾を自国の核とすることができる、と考えている。
-----------------
<2021年4月12日:追記>
「慰安婦「強制連行」なし 完全な公式明言」
有村はるこ参議院議員によって重要な政府回答を引き出すことが出来た。
「終戦から75年が過ぎ、河野談話から28年以上たった今でも日韓両国において強制連行を示す物証は出てきていないということでございました」
従って、韓国に依る性奴隷強制連行伝説は韓国の国家デマである旨が認定された、ということである。朝日新聞の捏造によって引き起こされた問題であるが、今後は「慰安婦」関連で「強制連行が~」といった主張は全て嘘・虚偽である事が確定したのだ。韓国に依る不当なヘイト、デマは許されない。
何かに付けていちいち日本を引き合いに出してくるのも面倒で鬱陶しい。自国に自信があるのならいちいち日本と比較する必要もないだろうに。これは深層心理に存在するある種の劣等感コンプレックスに端を発するものであろうし、別の見方ではこれもまた幼児的精神性の発露とも言えるだろう。
日本人も世界各国の人々も基本的に「未来」を見据えて今を考え今後に思いを馳せる筈だが、韓国・朝鮮人は違う。常に「過去」ばかりを見ており、しかもそこから「恨みの感情」を発現させてゆくのである。だから韓国が言うのはいつも過去のことであり、しかも全て「日本が悪いからこうなった」として全部日本の責任にするのだ。そして日本に対して謝罪を要求し、終いには「誠意を見せろ(金を出せ)」と来る。これがいつものパターン。ヤクザのタカリである。もう数十年も日本はこの仕打ちに耐えてきたのである。
韓国はなんでもかんでも「恨み」に変換し「常に他者を恨んでいる精神性」がベースとなっている文化と言っても過言ではないだろう。いわゆる「恨(ハン)」と呼ばれる一種の思考様式である。これは世界でもかなり特殊な精神的傾向と言えるかもしれない。(*0)
韓国の思考や行動に常識や論理は無い。思い立ったらその通りに言動し行動するだけ。そもそも日本の領土である竹島を占領したのも李承晩大統領が日本海の上にいわゆる李承晩ラインを勝手に引いてしまったからであり、そのラインに何らの正当性も根拠も無いのである。あまりにも一方的だが、現在の韓国では学校の教育で「独島(竹島)は韓国の領土」という捏造されたニセの歴史を教え込んでおり、若い韓国人は竹島が韓国領土であると信じて疑わない。(*1)
どうして韓国人はそうなのだろうか。まず基本的な心理タイプとして「論理よりも感情を優先する」傾向が強いのは明らかである。韓国人は何か不都合なことがあると勢い感情的になり、大声で叫び、時に暴力的にもなる。いわゆる「火病」と呼ばれる状態である。
一般的に幼い子供は論理的整合性など理解しないし、己の好き嫌い(=感情)だけで判断して自分の行動を決定する。その結果が何をもたらすかなど想像もしない(できない)。韓国が過去にやってきたことのベースにはこうした幼い精神性が容易に見て取れるのである。
その韓国だが、最近はあまり報道に於いてもその国名を聞く機会がないが、その後どうなっているのであろうか。韓国の現状を経済学者で内閣官房参与でもある高橋洋一氏の解説を元に説明する。
少し前にいわゆる「徴用工問題」(*2)というのがあったが、韓国が差し押さえた企業の資産を現金化する期限が既に到来している。この問題はそもそもの話として日韓請求権協定という国家間の公式な約束事を根底から覆すものであるし、それは国際法違反なのである。日本としてはこんな乱暴で滅茶苦茶な話は絶対に受け入れられない。当然だ。韓国としては「徴用工問題」を叫ぶことは一種の快感なのかもしれないが、実際は振り上げた拳を全然下ろせなくなってしまった…というのが実情だ。(苦笑)韓国にとっては大変なのかもしれない。知ったことではないが。
この問題以前に「慰安婦問題」(*3)の時も韓国は基金の話について日韓の約束を全部ひっくり返しているのである。日本は戦後数十年に渡って韓国に対して「大人の対応」(*4)をしてきたが、近年、特に文在寅政権になってからは韓国側の姿勢が極端に酷くなっており、日本もさすがに付き合いきれないと判断して距離をおいているのが実情だ。
慰安婦問題と言えば、韓国自身が正に慰安婦問題を起こしている事実をご存知だろうか。ベトナム戦争の時に韓国軍に依るベトナム人に対する性暴力が行われていたのである。韓国は日本に対して「そもそも虚偽である慰安婦問題」を執拗に攻め立ててくるが、韓国自身のベトナム性暴力問題には知らんふりを続けている。とある英国議員が「ベトナムでの韓国軍の性暴力疑惑も認めるべきだ」としてイギリスのインディペンデント紙に寄稿している。韓国人がベトナム人に性暴力を奮って生まれた子どもたちを”ライダイハン”と呼ぶ。これは間違いないなく戦争犯罪と言える所業だが、このライダイハン問題について韓国は一切謝罪していない。韓国に超やさしい日本のメディアでもタブー扱いのテーマである。
最近は韓国から議員団などが来日して色々な事を言っているようだが、その内容が「そろそろ雪解けを…」といった論外な主張ばかりなので日本は全然相手にしていない。いくらやって来たところで、そもそもが「おたく(韓国側)の問題でしょ?」、ということであり、現状で日本側から何か動き出すような状況ではないのである。
韓国は、少し前までは「東京オリンピックは放射能オリンピックだ」と子供のような悪口を喚いていたのだが、現在は「東京オリンピック開催時に金正恩や米大統領を呼んで日米韓+北朝鮮の首脳会談をやろう」などと調子のいいことを宣っているのである。およそ信じ難い滅茶苦茶さ加減である。日本政府としてはそんな阿呆のような戯言をいくら言われたところで呆れるだけ、である。今ではほとんど接触は無いのが実態だ。
日中韓首脳会談というものがあって過去に何度も開催されているのだが、これの大きな目的は「日中韓FTA」(自由貿易協定)を結ぶ為である。ところが、最近RCEP(東アジア地域包括的経済連携)に参加したことで状況が変わってきた。FTAよりもRCEPの方が色々なメリットがあるのだ。日中韓FTAの内容はRCEPの中に入っているので、今からFTAをやるメリットは無い。さらに、日本は開催国でもないのであれこれ言われたところで全部スルーしているのである。
日本政府がスルーしているから、だから韓国の話(報道)が出てこないのである。相手にしていないから、ということだ。日本政府が相手にしてしまったら一応ニュースにはなるだろう。一時騒がれた「輸出管理の厳格化」もこれはこれで継続中だが、韓国も今はその話ではなく他の話を振ってきているので日本政府もまともには会わないのである。
現在の韓国は経済的に苦しい状況である。なぜなら失敗しているから、である。
何を失敗したか?
中国にべったり寄り添う戦略が裏目に出ているからである。
そもそも世界経済が全部駄目になってしまっているのだし、国際的に中国の包囲網が沢山出来ているのだ。その状況下で中国とべったりというのはどう見ても失敗と言えよう。
国際政治・経済に於いてはどこの国と親しくするかは大問題である。
韓国は元々半島国家であり、後ろに中国が居て反対側に日本が居て挟まれている、という図式である。歴史的に「影響力の大きな中国に慮る形」でやってきたのが韓国(朝鮮)だ。それをやや過剰にやってしまったのが今回の経緯、と言えよう。
朝鮮戦争以降、一度はアメリカに寄り添う方向に行くように見えて「半島国家の性格」を脱しつつあったのだが、今の文在寅大統領は全く駄目で元に戻ってしまったのである。その意味では前の朴槿恵政権の方が(あれも酷かったのだが)相対的にいくらかマシだった、と言える。それくらい文在寅大統領は酷すぎるのだ。
文在寅大統領はひたすら「北朝鮮と一緒になりたい」という人物である。隠れ共産党員であることも知られている。「北朝鮮と共に統一国家を作りたい」というこればっかりの人物なのだ。「北朝鮮と一緒に」と言われても、日本から見れば別に拉致問題の話をしてくれる訳でもなく、北朝鮮の核問題をそのままにして(*4)一緒になろうと言っているので、そのまま統一国家ができてしまっては、北の核が日本のすぐ近くに迫ってくる事となり、非常に困るのである。現在は北朝鮮との間に韓国が存在しているが、これが統一されると竹島や九州が対朝鮮の最前線となってしまうのだ。これは極めて危険な事だ。
そうした現実的な危険性を孕んでいる事でもあるので日本政府としては慎重にやっているし慎重にならざるを得ない。合理的に考えるならば韓国は中国よりも日米の側につくべきであろうが、冒頭に記したように韓国は論理的な思考ができず感情でしか動けないので判らないのであろう。
結局、韓国が文在寅政権である内は日本は韓国との外交は実質的にしないと思われる。前述のように文在寅氏は共産主義者であり、統一国家を作ろうというのは「韓国が北朝鮮に飲み込まれて良い」ということを意味しているのである。北朝鮮も「そちらから来るのなら良い」と言っているのだ。
現実に韓国と北朝鮮で統一国家を作るとなると、アメリカのような連邦国家を形成することになるであろうし、そうなると大統領も選ぶことになる。元々の人口で言えば韓国の方が人口は多く北朝鮮は韓国の半分だが、いざ選挙となったら全員が全員とも金正恩に投票するであろう。従って連邦国家を作る意味は”金正恩を大統領にする”と言うのと同じことなのである。
今現在の世界情勢から鑑みるに、このようなときには中国と一線を画したほうが経済面では楽なのだが、文在寅大統領はそのような判断はしないようである。
仮にアメリカの大統領がバイデン氏に決まった場合、バイデン氏はトランプ氏の逆張りをしたい人物なので、韓国は決して良い待遇になることはなく、アメリカと北朝鮮とは険しく対立する事になるであろう。その場合、北朝鮮とグルになっている韓国とも対立関係になるのは容易に推測できる。こういう事を日本政府も読んでいるから今の韓国と距離を置いているのである。
韓国はバイデン政権が誕生すると非常に困るのだ。トランプ氏の方がマシだった、ということになるであろう。なぜならトランプ氏は北朝鮮とも仲が良かったからである。そういうことであればそれに便乗して「南北統一!」などと宣言できたのかもしれないが、しかしバイデン氏は北朝鮮と交渉するつもりはまず無いであろう。そういう力学があるので日本政府も韓国を相手にしないのである。従って新聞にも載らない(報道がない)事になる。だから”最近は韓国の話題を聞かないね”という状況になっているのだ。
国家というのはどのようなスタンスを取るかでどの道を進むか、ということになるので、選択・判断を間違うと目も当てられないほど大変なことになるのである。
-----------------
(*0)
だから韓国では大統領を務めた人物は退職後に無残な末路を辿るのかもしれない。在職中の過去を糾弾されて国民の「恨(ハン)」の感情を浴びせられるのである。そして逮捕され有罪になって刑務所に放り込まれる、または自殺に追い込まれる、等々の末路をたどるのだ。また、ケースは違うが暗殺される場合もある。過去の大統領経験者の末路は悲惨なものばかりである。
(*1)
竹島は韓国に不法占拠されているが、そもそも「竹島は日本固有の領土である」と明確に記した公文書が米国国立公文書館で発見されている。1953年と1954年に米国政府が作成した2枚の航空図である。
韓国は竹島の不法占拠によって周辺の海域で操業する日本の漁船を次々に拿捕した。そして乗組員の日本人漁師が人権無視の韓国司法で裁かれ、拷問され殺された事例もあったのである。到底許せるものではない。
(*2)
「徴用された工員」というのは韓国側の勝手な捏造であり事実は全く違う。実際は「工員の募集に対して普通に応募してきた人たち」つまり「応募工」なのである。韓国の言い分では「徴用された工員たちは虐げられた酷い環境で重労働を強いられた」と言っているが実態は全然違う。十分な給料と良い待遇がそこにはあったのであり、当時、実際に朝鮮人工員が暮らしていた地域に住んでいた日本人の証言では「朝鮮人は良い給料をもらっていて、私達とも仲良かった」となっている。何でも「日本が悪い」ことにしたい今の韓国の言い分とは真逆の状況がそこにはあったのである。
(*3)
これも捏造された問題であり、捏造した犯人は朝日新聞である。朝日は捏造が指摘されて謝罪せざるを得ないところまで追い込まれたが、朝日の英語版サイトでは「記事が捏造だった事を示す既述や謝罪」のページが検索エンジンの検索結果に出てこないような小細工を仕掛けて、国際的には捏造の事実を認めない姿勢を続けている。こうした子供のような抵抗の姿勢はあたかも朝日新聞が韓国人が運営する新聞社であるかのような印象を与える。
(*4)
あれこれワガママを言い張る韓国に対して日本は一貫して大人の対応と呼べる接し方をしてきた。本当は違うのに駄々をこねて感情的に騒ぎ立てる韓国をなだめるように「はいはい」とばかりに韓国に都合の良いような協力をしてきたのである。だが、それが逆に韓国を付け上がらせる土壌を作ってしまったのかもしれない。何しろ相手は自分勝手で感情的な幼い子供である。
(*5)
韓国・文在寅大統領は統一国家を作ることで北朝鮮の核爆弾を自国の核とすることができる、と考えている。
-----------------
<2021年4月12日:追記>
「慰安婦「強制連行」なし 完全な公式明言」
有村はるこ参議院議員によって重要な政府回答を引き出すことが出来た。
「終戦から75年が過ぎ、河野談話から28年以上たった今でも日韓両国において強制連行を示す物証は出てきていないということでございました」
従って、韓国に依る性奴隷強制連行伝説は韓国の国家デマである旨が認定された、ということである。朝日新聞の捏造によって引き起こされた問題であるが、今後は「慰安婦」関連で「強制連行が~」といった主張は全て嘘・虚偽である事が確定したのだ。韓国に依る不当なヘイト、デマは許されない。