Altered Notes

Something New.

山崎玲奈氏への素朴な疑問

2024-07-26 13:00:00 | 人物

元・乃木坂46の山崎怜奈氏は慶応大学卒の秀才として知られているが、その山崎氏は都知事選後のテレビ番組でのインタビューで石丸氏にインタビューしたところ、石丸氏から「質問の前提が間違っている」と指摘されてしまい困惑していた。後でSNSに「あー怖かった」と記したが、よほどショックを受けたようである。だが、自分の間違いを検証したり反省したりする気は一切ないような印象を受けた。インタビュー内容よりも自分の感情優先なのだ。

また、その後の彼女のSNSでも都知事選を振り返って思うところを「総括」として秀才らしく小難しい文章で長々と書き綴っていたが、そこで彼女が記していたのは「あんな人(石丸氏)が都知事にならなくて良かった」「もっとやさしく接してくれれば良かったのに」という趣旨の文章であり、要するに石丸氏への恨みつらみが書き連ねてあるだけだったのである。少なくとも読者にはそのように受け取れる内容であった。要するに自分の感情が傷つけられた事が全てであり、終始自分の事しか言っていない。彼女の発言に一切の普遍妥当性は感じられなかったのである。自分側に問題(前提の間違い等々)があったなら、それを議論して確認すればいいのにそれをやらない。その一方で彼女の頭の中には「自分を怖い目に合わせた石丸氏への恨み」しかなくなってしまったのだろう。事前の勉強はしっかりやっていたそうであるが、なにしろ政治の当事者の話である。単なる知識だけでなく、普段から実際の政治動向をどれだけウォッチしていたか、も重要な要素になるのだ。政治が属人性に左右されるからこそ、その姿勢は必要である。付け焼き刃の知識で石丸氏にアタックして、門前払いをされたからといってショックを受けすぎだと思うのは筆者だけではないだろう。甘すぎであり、打たれ弱い人物なのだろう。反論された時にくらいつくように山崎氏も反論していけば、新しい何かが見えてきたかもしれないのに・・・。

山崎氏のSNSに綴られた中には「皆がやさしくやりとりできる社会を理想とする」という趣旨の事が記されていたが、まさに「左翼のお花畑脳」を表したものであろう。もちろん、議論でも何でも皆がやさしくやりとりできれば確かに良い。それは確かだ。しかし現実はそうではなく、古今東西、政治には剣先を付き合わせながらシビアな議論を重ねるケースが多いのが現実だ。しかも、共産主義国などでは「共産党と考え方が違う」というだけで殺されてしまった例は無数にある。政治思想は人をも殺すのだ。かように政治とは過酷・苛烈な分野でもある。

話を戻すが、山崎氏のSNSに記された内容を見ていると、アイドルグループでチヤホヤされて、さらに有名大学卒である自分はもっとやさしくされるべきだ、という身勝手な願望すら感じさせる…そんな文章であった。(*1) これは一切自分を振り返れず、不利だと思うと問題やテーマをすり替えてしまう左派系の人間に見られる特徴と合致する。山崎氏氏もまたその界隈の一人だった事が判る、というものだ。筆者は山崎怜奈氏が乃木坂に在籍していた時代から見ていたが、確かに頭の回転は速いし、知識も豊富に持っている…だが、その一方で、「人間としての矜持」というか、その「人間性」に深さや厚みを感じなかったのも事実である。(*2) 有り体に言えば「頭は良いが、人としての中味(心・志)があるようには見えなかった」のだ。何か、(他の乃木坂メンバーには無い)自分の頭の良さに愉悦を感じ、それに浸っているような印象すらあった。有り体に言えば、心の中でドヤ顔をしているような, そんなイメージである。現在、山崎氏は東京都の「歴史・文化を軸にした東京の魅力発信に係る懇談会」のメンバーにもなっており、将来は政治家になるかもしれない事を乃木坂の番組で匂わせた事もあるが、こうした「聞く耳のない」自己中心的な左派系政治家は不要である、と(日本国民として)断言しておこう。

もう一つ。マスコミは石丸氏の議論のスタイルを「石丸構文」と揶揄して貶めようと必死だが、それはマスコミ側が石丸氏と政治の議論をして正論(当たり前の議論)で勝つことができないから、仕返しのつもりでやっているのである。マスコミを構成する連中は限りなく幼稚で頭が悪い。また、政治を進めるスタイルにも色々ある。左翼の情報工作機関であるマスコミは常々「多様性が大切」と主張しているにも関わらず、石丸氏の個性やスタイルを認めず、「自分たちの考え方こそ正当であり、石丸氏のそれは間違い」とでも言いたげな報道を繰り返している。矛盾である。マスコミが通常の報道機関ではなく、(前述のように)左翼の情報工作機関だからである。マスコミは自分たちに都合が悪くなると「多様性を大事に」と言って左翼の主張を取り入れさせようとするが、その一方で石丸氏のようなケースでは頑ななまでに「多様性を認めない」姿勢を出してくるのである。マスコミ自身がこうしたダブルスタンダードや矛盾に気づいていないのは至極滑稽である。

山崎玲奈氏もこうした左翼マスコミと同じ匂いがプンプンするのである。

 

 

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(*1)

このインタビューの後、石丸氏は別のインタビューで聞き手から「山崎怜奈氏との件」を問われた時に、「やはり女子供には配慮しないといけないのか」という趣旨の発言をしていたが、石丸氏は相手(山崎氏)をアイドルではなく、きちんと「対等な質問者(議論の相手)」として尊重したからこそ、あのように発言したのに、山崎氏は「怖かった」として論点をすり替えてしまっている。(*1a) また、フェミニスト界隈では石丸氏の「女子供には」の部分に余計な反応をして「女性差別だ」「ワー」「ギャー」と騒いでいるのは滑稽でしかない。冷静に総合的な観点で見れば石丸氏は差別などしていないのは自ずと判ることだ。ここをきちんと記すにはジェンダーやその歴史も含めた実に面倒くさく長い話になるので割愛するが、フェミニスト界隈も含めて左派系の人々というのはこんなに面倒くさいのである。

 

(*1a)

山崎怜奈氏が石丸氏に番組でインタビューしたのは都知事選の結果が出た直後であり、敗北が決定したばかりの石丸氏も感情的に平穏ではなかったと思われる。山崎氏が「女性であり、元アイドルグループ在籍の才媛」の自分にもっとやさしく接するべきだと思っているのなら、山崎氏こそ、都知事選で2位とは言え敗北したばかりの石丸氏の胸中を少しは察するべきだったのではないだろうか。山崎氏に足りないのはそういうところである。いつも自分の事しか考えていないからSNSにあのような文章を載せてしまうのだろう。

 

(*2)

そのせいかどうかはともかく、乃木坂時代には一度も選抜メンバーには選ばれていない。これは乃木坂46を運営する会社の担当者もそのような趣旨で山崎氏を評していたので間違いないだろう。「アイドルには向いてない女性だった」「他のメンバーとのコミュニケーションが今ひとつ取れない人」「だから選抜には選ばなかった」と。これらの評価はそのまま(仮に)山崎氏が政治家になった時の言動・行動、そして説得力にそのまんま引き継がれる気がしてならない。だからこそ「恐ろしい」と今から宣言しておく。

 

 

 

 

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