Altered Notes

Something New.

気に入らなければ平気で拘束する独裁国家

2024-04-30 14:46:16 | 国際
亜細亜大学の中国人教授が、祖国である中国に一時帰国したところ、失踪状態となっている。恐らく中国政府が拘束しているものと見られている。
この件に付いて数量政策学者である高橋洋一氏の解説を貴重に記していく。

日本に滞在している中国人が中国の「反スパイ法」で一時帰国すると非常に危ないのである。以前は香港在住の学生もそうだった。どうしてこうなるのだろうか?

中国人が日本国内に居て、恐らく本国に知らせている(「あの人は中国の悪口を言ってましたよ」等々の情報を中国政府に知らせる)からであろう。いわゆる「チクリ」というやつである。SNSでの発言も同様に中国に監視されているので留意しなくてはならない。だが、今回の場合は亜細亜大学の中国人教授だから、聞いたたところでは授業中の話、のようである。授業には当然中国人学生も出席しているので、その学生が中国政府にチクったのではないか、と推察されるところである。

高橋洋一氏自身も大学教授であり、その授業には中国人学生も居る。しかも自身のYouTubeで評論を語っているし、大阪の地上波テレビ番組でもコメンテーターとして出演している。従って高橋氏も危険な立場に立たされているのは誰でも分かるだろう。

中国が滑稽なほど厄介なのは、大学というクローズドな世界の中で喋っていても、それが中国政府には筒抜けになっている事実。そうまでして中国は自国に都合の悪いことを言う人物を特定したいのである。やっていることがまるで子供のような幼さを感じさせるほど滑稽である。「ドラえもん」でジャイアンが「俺の悪口を言う奴は許さないぞー!」と息巻いているようなものだ。

「中国人学生」と前述したが、要するに彼らは「中国政府のスパイ」でもあるのだ。中国政府・共産党が「スパイしろ」と命令すれば世界中に居る中国人はそれに従わざるを得ないのである。普通の日本人から見れば滅茶苦茶な話だ。上述の亜細亜大学の中国人教授のケースもそうとしか考えられないのである。そのスパイが学生であれ、中国共産党の指導下にある一般人であるにせよ、日本に居て、「お、こいつは…」と目を付ければ中国政府に情報が行ってしまうのである。

これは結構な恐怖である。
亜細亜大学教授のケースは恐らくこうして情報が先に中国政府に伝わっており、その教授が一時帰国をした途端にこうして拘束されてしまい、どこかへ連れ去られてしまう(失踪)のである。
実際には拘束される前に「取り調べを受けている」という連絡はあったらしいのだが…。

亜細亜大学からみても大変なことだ。この教授が拘束されてしまうと授業ができなくなってしまう。なので、休講するか代行講師を立てるか、という問題になってくる。


いずれにせよ、中国という独裁国家はこうしたジャイアンを遥かに超える身勝手な事をやる国だ、ということ。こうした認識を日本のマスコミはできるだけ報道しないように努力している。(蔑笑)日本のマスコミは親中であり、中国のいいなりだからだ。



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<参考資料>
『日本マスコミに”命令”する中国大使』







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