「佐渡金山」の世界文化遺産推薦をめぐる動きは実は20年前から始まっている。少しずつ準備してきて安倍内閣・菅内閣でいよいよ推薦が出せる状態になった。そうしたら岸田総理が誰の”話を聞いた”のか、ストップをかけてきて混乱を引き起こしたのであった。
そのストップの原因となった韓国が推薦について噛み付いてきたのは周知のとおりである。韓国は常に歴史の真実を曲げて嘘の事実を捏造してでも日本の邪魔をし、日本に嫌がらせしたいのだ。「恨み」の感情でしか関係性を築けない朝鮮民族独特の特質がまたも炸裂している、と言えよう。(*1)
韓国の”いいがかり”に対して岸田政権は弱腰である。
なぜか。
岸田総理が宏池会出身だからだ。
どういうことか。
宏池会出身の総理は例えば池田勇人氏、大平正芳氏、宮沢喜一氏、そして現在の岸田文雄氏などが居るが、全員親中であり、日本の国益よりも中国の顔色をうかがう事に執心し続ける人々の集まりである。宮沢喜一氏などは何度も訪中して中国のご機嫌取りに勤しんだのだし、あの天安門事件の後、中国が世界から孤立した時に天皇訪中を実現させて中国を国際社会に復帰させた、という恥ずべき黒歴史を築いた人物だ。そして当然ながら中国の影響力の傘下にある韓国にも配慮する。宏池会出身の総理大臣は皆そういう外交を行う人々なのである。岸田文雄氏も同様だ。中国にとっての“愛(う)い奴”であり続けたい宏池会。正しく売国奴の名に恥じない(笑)、日本のがん細胞のような存在と言って過言ではない。
佐渡金山の世界遺産登録は菅内閣の閣議決定事項である。閣議決定事項は非常に重みのあるものだが、それにも関わらず、岸田総理がその閣議決定を勝手に覆して推薦を見送る可能性を示唆したのであった。
また、外務省官僚も同じであり、中国・南北朝鮮に対しては自動的に弱腰になる仕組みになっている。(蔑笑)
なぜか。
中国贔屓する官僚達をチャイナスクールと呼んだりするが、彼らは恐らく中国から何かの弱みを握られているものと推察される。それがマネーなのかハニーなのかはわからないが…。なにしろ、そうした官僚たちは今回の世界遺産登録に際しての韓国からのいいがかりに対しても「韓国との事前調整が必要」と示唆したのだ。呆れたものである。終戦後、今までの歴史において、靖国問題・慰安婦問題等々、中国・南北朝鮮から発せられる難癖にいちいち付き合ってきて散々煮え湯を飲まされて…それを数十年も続けてきたのに、何にも学んでいないのだ、官僚たちは。”いいがかり””いちゃもん”には毅然とした態度で堂々と正論を主張する事が最も大切である事が理解できないのである。その意味で、外務官僚たちは間違いなく愚か者であり、日本の外交に携わる資格は無い。全く無い。真に無能な連中である。
上述した「韓国との事前調整」など全く不要である。そんなルールはどこにも無いのだ。世界文化遺産は委員国の3分の2以上が賛同すればそのまま登録されるのである。それだけのことになぜ「韓国が~」という配慮が必要なのか? まったくもって意味不明だが、これが外務省であり林外務大臣なのである。(*2)
「政府は誇りを持ってユネスコに申請し、来年6月決定までの期間を活用し委員国に“江戸時代の伝統的手工業について韓国は当事者であり得ない”と積極的に説明すべき。それもできないと諦めるのなら国家の名誉に関わる事態」と述べるのは高市早苗政調会長である。全くその通りだ。これが正論である。高市政権だったら良かったのに…と心底思うところだ。岸田文雄氏のような無能者を総理にいただいた日本の不幸がここにある。
自分ではどうして良いか判断できず、右往左往しながら人の話を聞いてばかりの岸田総理だが、今日(1月28日)になって「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録に向けて国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦する最終調整に入った、という報道が出てきた。最近の岸田氏お得意のちゃぶ台返しである。(笑)つくづく呆れる総理大臣だ。結局岸田総理自身は何も考えてないのだろう。周囲の顔色をうかがうことでしか決断できないのだ。前述の高市政調会長の発言をはじめ、自民党の安倍晋三元首相ら保守系議員からの「弱腰外交だ」という批判なども受けた(*3)ことで政府は再検討を迫られていたのである。そして、それら批判の論陣の背後には多くの日本国民の意志と声があったのである。
上記の報道(毎日新聞)では「自民保守系の強い要求を受け方針転換」と記されていたが、親中で親韓な日本のマスコミは「国民の強い希望でこうなった」とは書けないのである。ジャーナリストの門田隆将氏は「中韓の利益を代弁し続けたマスコミが“国民の強い意思で”と書きたくないのが分る。事実に基づかない中韓の主張をタレ流してきた責任こそ問われるべきだろう。」と記している。その通りだ。
最後にダメ押し的な情報を記す。
玉川博一氏の紹介に依るもので、佐渡鉱山が朝鮮人強制労働の現場ではなかったことを示す非常に重要な資料である。↓
「佐渡鉱山が朝鮮人強制労働の現場ではなかったことを示す資料」
最初から判っていたことだが、韓国の主張はいつも”虚偽”で”捏造”からスタートする。嘘は必ずバレるのに、何も学習せず同じ間違いを十年一日のように繰り返すのが韓国なのだ。
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(*1)
韓国はいつも日本に難癖をつけて謝罪させ、最後は「誠意を見せろ」とくる。「誠意」とは「お金」だ。なんのことはない、ヤクザと同じ手法である。
(*2)
世界記憶遺産というものがある。これについて韓国が慰安婦問題などを登録しようとした時に、日本政府が「待った」をかけて周辺関係国との調整をするべきだ、という手続きを要求してそれが通った経緯がある。外務省はこれに気兼ねして今回の世界遺産登録に於いて言いがかりをつけてきた韓国の意見を聞く必要がある、と言い出したようだ。だが、世界遺産と世界記憶遺産はまるで異なるものであり、配慮の必要は無いのである。外務省はそうしたところで及び腰であり、日本よりも中国・韓国の都合を優先してしまうクセがある。日本の国益というものを全く考えてない阿呆な官僚達である。本当に愚かな話だ。
(*3)
安倍晋三元総理は1月27日のツイートで『「佐渡島の金山」について関係国との調整必要との議論があります。記憶遺産の手続きで日本が主張した関係国とは、慰安婦、南京事件のように被告席に立たされる国を想定していたはず。佐渡島についての韓国の主張はまったく筋違い。』と記している。
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