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日本人の7割は自力で恋愛も結婚もできない…「カネも恋愛力もない独身男性」が日本の当たり前に

2023-11-23 18:38:38 | 社会・政治
相変わらず、日本は「少子化」への確たる対策も打てないまま右往左往するだけであるが、この分野で最もまともで説得力のある解説をしているのが博報堂出身の独身研究家である荒川和久氏である。「少子化」の現状を包括的にまとめて説明した記事が下記である。まずは参照されたい。↓

『日本人の7割は自力で恋愛も結婚もできない…「カネも恋愛力もない独身男性」が日本の当たり前になった根本原因』


きわめてざっくりと言ってしまえば、「少子化」とは「少母化」つまり母親の減少であり、その原因は結婚(成婚)が非常に困難になったことにある。(結婚できるのは上位3割程度の恋愛強者、しかも富裕層のみ)

上記記事で荒川氏は根拠を示してそこを詳しく解説している。


ただ、上記の「結婚できなくなった」諸要因に加えて、筆者はここにもう一つの原因を付加したいと考える。

それは女性一般の価値観や意識の変化である。社会の色々なシーンで「男女平等」が推し進められ「女性の権利や自由の確保」が実現した結果として何が起きたかと言えば「女尊男卑」の社会であった。その理由は、社会制度で「男女平等」にしたとしても、そもそも「女性」には生まれつきの「性的優位性」があるのであり、黙っていても優遇される風潮や空気は情勢されるからだ。そして、今や「女尊男卑」の価値観は女性一般、とりわけ若年層女性の全てが当たり前のように持っており、当然のように男性を見下す風潮が社会に蔓延している。

タレントのフィフィさんも発言しているように、現代は女性だけがメリットのある社会となっており、男性は不遇の時代となっているのである。(*1) そうした「女尊男卑」を当然としている女性が伴侶に選ぶのは「イケメン」で「金持ち」という2つの属性を併せ持つ男性だけである。もう普通の婚活すら成就しない世の中になっているのだ。婚活が流行しだしてから、圧倒的多数である低所得の男性が婚活市場から撤退せざるを得なくなった。そして、さらに「金持ち」である上に「イケメン」であることを女性は当たり前のように要求するようになった。「女尊男卑」の価値観が現代女性の隅まで浸透しているからこそ女性の要求はどこまでもエスカレートしてゆくのである。

これで万事休す。

ほぼすべての男性はこれで婚活市場から撤退する以外の選択肢はなくなった。

それだけではない。

結婚以後の生活においても常に女性が尊重され、男性は女性よりも下に見られる現実を受け止められる人間だけが結婚に至る…そんな社会になっているのだ。女性が男性というパートナーの人間性や家族の絆や愛ではなく、男性の「財産・金」だけを目当てにしているからである。だから男性が努力して獲得した財産を十分に味わい尽くした後は「もう用済み」とばかりに「熟年離婚」に移行するケースも増加しているのだと筆者は推測している。ここには男女の愛も家族の絆も何も無い。

こうした女性の傾向を端的に表す比喩がある。「妻が大きな債務を負った場合、夫は一生懸命になってそれを返済しようとする」…家族だからである。しかし、「夫が大きな債務を負った場合、妻は離婚して面倒な事態から逃げる。それで終わり」…女性は男性の「財産」「お金」だけが目当てであり、夫や家族への絆など全く持ち合わせていないからである。

こうしたあまりにあんまりな「女性の本性」を見せられては、殆んどの男性は結婚を望まなくなる上に、「女性という生き物」に対する生理的な嫌悪感しか持てなくなる、というものである。言い換えれば「幻滅」であり、平易に言えば「ドン引き」である。もはや「女性」という生き物に対して「憤りと諦観」しか感じず、「何も期待しない」し、「こちらから何も求める気はない」、「関わりたくもない」、となるだろう。中には女性という生き物に対して嫌悪感を超えて恐怖心すら抱いているケースもあり得る。それほどの体験をした男性も少なくないのである。こうした状態は今やユングが言う「集合的無意識(個人ではなく集団や民族レベルで共通するもの)」のレベルで維持される心的内容となりつつあるのではないか、とさえ思えるほどだ。ここに恋愛の減少、そして婚姻の減少の基礎的土壌があるように思えて仕方がない。


日本に於ける「女尊男卑」の傾向は世界的にも例がないほどの酷さである。それはフィフィさんも指摘していることだ。フィフィさんが見る日本は「女性天国」である。女性は「女尊男卑」に守られて傍若無人かつ傲岸不遜に振る舞える一方で、男性はその割りを食って虐げられ萎縮してしまっている…という現実があるのだ。(*2)

これが、男性一般が「女性」を忌避するようになった主因になっているのではないだろうか。そして、これこそが、実は最も大きな「少子化の原因」なのではないか、と推察しているところだ。





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(*1)
YouTubeのR25チャンネルでフィフィさんと統計学の専門家であるサトマイさんが対談しているが、二人共「女性に生まれてよかった」と発言しており、男性に生まれても何もメリットを感じられないのが現代社会であることも明言している。

(*2)
街なかで一般の無実の男性が女性から不審者扱いされる事例が多い。「男性だから」「不審者に違いないと思ったから」という己の思い込みだけで一般男性を勝手に不審者と決めつけ、不審者に仕立ててしまう…あまつさえ、それを既存事実のように思い込んでしまうところは、まさに「女尊男卑」という土壌があるからに他ならない。これは無実な男性にとっては人権侵害であり、女性は憲法に違反する行為をしている事になる。





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養老孟司氏自身の「バカの壁」 昭和天皇の真実

2023-11-20 06:00:00 | 人物
それまでも一種の「知の巨人」として知られていた東京大学名誉教授の養老孟司氏の著作である「バカの壁」(2003年4月発行)は当時の社会的話題になりベストセラーとなったことで知られている。
本書の帯に記されたキャッチコピーには「『話せば分かる』なんて大ウソ!」と書かれており、「バカの壁」は誰にでもある、と著者自身が語っている。後年のインタビューで養老氏は『「バカの壁」とは「人は知りたくないことに耳を貸さず情報を遮断すること」』と述べている。

「バカの壁」というタイトル自体は編集者が付けたものらしいが、養老氏自身がそれをかなり気に入っているのは、箱根にある養老氏の別荘の敷地内にある離れの壁に馬と鹿(=馬鹿)の漫画絵(描いたのは漫画家・南伸坊氏)が描かれていることからも分かる。


さて、この養老孟司氏だが、2022年08月19日にBS日テレの番組「深層NEWS」に出演した時に、「日本の壁」や「戦争」をテーマにキャスターや他の出演者と共に語った。この中で、養老氏は戦時下の天皇陛下(昭和天皇)について語った短い言葉に筆者は引っかかった。(*1)

養老孟司氏は昭和天皇についてこう言った。

「天皇の開戦の詔勅の次の文章なんか酷い。
「暗に朕の志ならんや」
俺のつもりじゃないんだけどそうするって言ってる。
そんなこと言うリーダーがいます?世界に。」

こうである。完全に上から目線で馬鹿にして下に見ているのである。

養老氏は昭和天皇を「無能で無責任な日本のリーダー」として捉えたが故にこのような発言になったものと考えられる。

昭和天皇がそう言ったのなら、そう言わざるを得ない事情と前後の流れがある筈であり、養老氏はそこを無視して言っているのである。誤解しているのだが、自分が誤解している事に気づいていない。要は「真実を知らない」からそんな間違った思い込みをしているのである。付け加えると、「真相を知ろうともしていない」事は、養老氏の表情や喋り方、つまり半笑いで人を小馬鹿にする時の表情をしながらそのように言った事でよく分かるのである。養老氏は前提が間違った状態で思考し判断しているのであり、前提が間違っている段階でその後の思考や判断が無意味であることは言うまでもない。


また、戦後、米軍が入ってきて、『WGIP:ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』を日本国民に施した結果として養老氏がそのような態度を取るようになった事は容易に推察できるものである。簡単に言えば、「戦争責任は全て日本にあり、日本が全て悪いんです」という思想を日本国民にあまねく広めた再教育計画なのである。若き養老氏もその陥穽に落っこちたということだ。いとも簡単に。

そこに加えて、日本を貶めて破壊したい左派勢力のプロパガンダに乗せられてしまったが故の養老発言と見る事ができるのである。

養老氏は天皇陛下という存在、役割等を実は何も知らないに等しい。無知なのだ。養老氏自身は「僕はその時代に生きていたので知っている」と自慢げだが、実は養老氏自身も知らない大きな真実があるのだ。当時のマスコミ(=左派系メディア)から発信される情報ばかり受け取っていたらますます真実を知っている筈がない。養老氏は本当の真実を知らずして昭和天皇を見下しているのである。そして、これはまさしく養老孟司氏自身の「バカの壁」に他ならないであろう。


なぜそう言えるのか、の理由を以下に記す。


以下、昭和天皇の真実について記す。これは知らない人の方が圧倒的に多いのだが、大東亜戦争時の昭和天皇の発言や姿勢は科学者の武田邦彦氏による解説や作家の百田尚樹氏の著作である日本国記にも記されている厳然たる事実である。


まずは養老孟司氏が発言した開戦時の御前会議(昭和天皇が臨席された会議)の模様だ。真実を知れば、養老発言が全く的外れであることが分かる。

そもそもの前提として、天皇陛下は
「君臨すれども親裁せず」
を貫いたのである。

親裁とは「君主自らが政治的な裁決を下すこと」であり、昭和天皇は国民が選んだ内閣の決定には口を挟まないという原則を自らに課していたのだ。親裁を行えばその瞬間に立憲君主ではなくなってしまい、専制君主になってしまうからである。かつての帝政ロシアのニコライ二世のような存在になってしまう、ということだ。養老氏はこの前提から理解できていない。

大東亜戦争が始まる時も昭和天皇は開戦にはずっと反対であった。なんとか開戦を阻止できないかと考えて、開戦を回避するために水面下で努力されていたのだ。アメリカとの戦争を回避しようとしていた昭和天皇。水面下で頑張っていたわけだが、御前会議で開戦が決まってしまった。この時、昭和天皇は一言も「反対」だとは言わなかったが、その代わりにこの開戦には反対だという意味の歌を詠まれたのである。明治天皇が詠んだ歌と同じ歌を昭和天皇は改めてそこで詠まれたのだ。

「君臨すれども親裁せず」を貫いたから政府や軍部の決定について何も言わなかった、というのが本当の真実なのである。養老孟司氏はこうした真実を知らない。知らないが故に上から目線で昭和天皇を「~そんなこと言うリーダーがいます?世界に。」と半笑いで見下すのだ。まさに左翼のプロパガンダに染まりきった情報弱者の姿である。客観的に見て情けないしみっともない事この上ない。さらに一種の選民意識すら感じる傲岸不遜な態度だ。




こうして昭和天皇の意に反して大東亜戦争は始まってしまったのだが、今度は終戦時の本当の実態を記す。


1945年8月9日。長崎原爆の日である。その夜の御前会議のことは歴史の教科書にも出てこない。知らない人の方が圧倒的に多いのである。

その8月9日の23:50から御前会議は開始された。これは百田尚樹著の日本国記にも書かれている。

大東亜戦争は3年8ヶ月戦って8月15日に終戦したというのが一般的な認識だが、終戦日がいつであるかは諸説ある。一般的には玉音放送があった8月15日が終戦の日とされている。

ポツダム宣言があって日本は無条件降伏を受諾した。

この時、日本政府はソ連に仲介を依頼して少しでも良い条件で終戦に至る事に望みをかけていた。日ソ中立条約があったからである。ところが、8月9日にソ連が日ソ中立条約を一方的に破棄して日本に攻め込んできたのである。


その8月9日の23:50に宮中御文庫附属の地下10mにある防空壕内の15坪の一室に主要閣僚が集まって御前会議が行われた。
内閣総理大臣、外務大臣、陸軍大臣、海軍大臣、陸軍参謀総長、海軍軍令部総長、枢密院議長ら重要閣僚7人が集まって天皇陛下の前でポツダム宣言の受諾について話し合ったのである。

ポツダム宣言受諾すれば無条件の敗北となり、その後の国や国民がどうなるかは分からない。皇室が解体させられて天皇陛下が処刑される可能性もあったのだ。

会議の司会は鈴木貫太郎首相。首相は出席メンバーに意見を聞いた。

「受諾すべき」という意見は3人(外務大臣、海軍大臣、枢密院議長)であり、陸軍大臣、陸軍参謀総長、海軍軍令部総長は「ポツダム宣言の受諾は認められない」、と徹底抗戦を主張し、3対3で分かれたのである。

受諾すれば天皇は戦犯として処刑される可能性もあったが、会議中に昭和天皇は一切発言しなかった、昭和天皇は生涯に渡って「君臨すれども親裁せず」を貫いたが故、である。(*2)

ポツダム宣言を巡っての会議は徹底抗戦派とポツダム宣言受諾派が共に譲らず、完全に膠着状態となり、両者は全く譲らなかった。徹底抗戦派は無条件降伏を回避してなんとか日本の国体を維持する形で戦争を終わらせたいと考えていた。

ポツダム宣言受諾派は「これ以上は戦えない 一刻も早く戦争を終わらせるべきだ」とした。

会議は2時間以上に渡ったが、両者は全く譲らず、会議は長引いた。日付も変わって10日午前2時を過ぎた頃、司会の鈴木貫太郎首相はこのように言った。

「時間的猶予はありません。誠に恐れ多いことですが、陛下のお考えをお伺いして意見をまとめたいと思います」

昭和天皇はずっと沈黙を守っていたが、2時間後に「それならば自分の意見を言おう」ということで初めて口を開いたのである。

「自分は外務大臣の意見に賛成である」

外務大臣はポツダム宣言受諾派だ。日本国の敗戦が決まった瞬間である。その部屋に居た全員が泣いた。

昭和天皇は続けて言った。

「大東亜戦争が始まってから陸海軍のしてきたことを見ると予想と結果が大いに違う。今も陸軍大臣、陸軍参謀総長と海軍軍令部総長は本土決戦で勝つ自信があると言っているが、自分は心配している。本土決戦を行えば、日本民族は滅びてしまうのではないか。そうなれば、どうしてこの日本という国家を子孫に伝えることができようか。自分の任務は祖先から受け継いだこの日本を子孫に伝えることである。今日となっては一人でも多くの日本人に生き残ってもらいたい。その人達が将来再び立ち上がる以外にこの日本を子孫に伝える方法はないと思う。そのためなら自分はどうなっても構わない」

このように述べたのである。養老孟司氏の傲岸不遜な態度とは大違いであり、人としての器の大きさが桁違いであることが分かるだろう。

この時の御前会議の様子は国立国会図書館に録音テープが残っている。この録音を文字起こしした文章を読めばこの夜の異様な緊迫感が伝わってくるのである。


終戦時、昭和天皇は44歳だった。普段、昭和天皇はオールバックだったが、少し髪の毛が乱れて眉のあたりに髪の毛が垂れていた。

ポツダム宣言を受諾すれば天皇の命が無くなる可能性がある。自分の命がかかっている会議であるにも関わらず、昭和天皇は一言も自分の意見を言わずにじっと2時間閣僚達の意見を聞いていたのだ。

日本政府は10日朝、連合国軍にポツダム宣言受諾を伝えるが、この時、国体護持を条件に付けている。つまり「天皇陛下を処刑しないでくれ。皇室を守ってくれ」という条件を付けたのである。ポツダム宣言は無条件降伏だが、敢えて条件を付加したのだ。


連合国から31日に回答が来たが、国体護持を保障する文言はなかった。つまり天皇陛下が処刑される可能性があるということだ。

政府は8月14日正午に再び御前会議を開いた。この時の列席者は、9日の7人に加えて全閣僚を含む23人が出席した。この席上、「陛下を守れないなら本土決戦やむなし」という声が上がった時に、昭和天皇は静かに立ち上がって言った。

「私の意見は変わらない。私自身はいかになろうとも国民の命を助けたい」

列席者は泣いた。

そして、昭和天皇は最後にこのように言った。

「これから日本は再建しなくてはならない。それは難しいことであり時間も長くかかるだろうが、国民が皆一つの家のものの心持ちになって努力すれば必ずできるであろう。自分も国民と一緒に努力する」

同日、ポツダム宣言受諾は閣議決定され、午後11時、連合国へ通達された。こうして大東亜戦争は終結したのである。


この歴史的な出来事の経緯と昭和天皇の言葉が文科省が選定したどの歴史教科書にも書かれていないのは不可解としか言いようがない。従って、このことを知っている日本人が殆んどいないのが実情である。(*3)

戦後、昭和天皇の戦争責任について色々な意見が出た。

昭和20年9月27日、昭和天皇がアメリカ大使館でマッカーサーと初めて会談した時、マッカーサーは「昭和天皇が命乞いしに来た」と思っていたのだが、ところがそうではなかった。

昭和天皇は次のようにマッカーサーに言った。

「私は戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行った全ての決定と行動に対する全責任を負う者として私自身をあなたの代表する諸国の採決に委ねるためにお尋ねした」

この言葉はマッカーサーの対戦回顧録に記されている。

「陸軍大臣であろうが文部大臣であろうが、あらゆる大臣は私の任命するところだから彼らに責任はない」

昭和天皇はこのように言ったのだ。

「私はどうなろうと構わない。私はあなたにお任せする。この上はどうか国民が生活に困らぬように連合国の援助をお願いしたい」

マッカーサーは昭和天皇のこの言葉に深い感銘を受けた。

マッカーサーは次のように言っている。

「死を伴うほどの責任、私の知り尽くしている諸事実に照らして、明らかに天皇に帰すべきものではない責任を引き受けようとしている。この勇気に満ちた態度は私の骨の髄まで揺り動かした。私はその瞬間、私の前にいる天皇が日本国の最上のジェントルマンであることを感じ取ったのである」


この時、車で訪問した昭和天皇をマッカーサーは出迎えなかった。天皇は戦犯候補に挙がっていたので当然だったと言えよう。しかし帰る時にはマッカーサーは玄関まで見送りに出ている。恐らく会談中に昭和天皇の人柄に感服したのだと思われるところだ。

「君臨すれども親裁せず」という存在でありながら、同時に日本国の統治権の総覧者であった昭和天皇の戦争責任というテーマはイデオロギーや政治的な立場によって見方が変わり、永久に結論が出ない問題である。


戦争中、天皇は一度も皇居から離れることがなかった。東京は何度もアメリカ軍の大空襲を受けて周囲の者は疎開を勧めたのだが、しかし天皇は

「目の前で君臣が次々と死んでいくのになぜ私だけが疎開などできようか」

と言って頑なに拒否したのである。



昭和天皇とはそのような人物だったのである。しかし、養老孟司氏はこうした本当の真実を全く知らないし知ろうともせず、左派系のプロパガンダに洗脳されている自分を自覚することもできず、常に他人を鼻で笑って見下すような人物である。選民意識が強いのだろう。(*4) 本当の真実を知れば、昭和天皇がいかに格の違う尊い人物だったかが分かるのだが、もう今の養老氏にはこれを認識することは無理だろう。まさにこれが養老孟司氏自身の「バカの壁」である。言わなければ分からない人間には「言っても無駄」なのだ。(*5)







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(*1)
番組自体が左派系の色合いを帯びており、司会を努めたアナウンサーも養老孟司氏発言に「本当にそうですよねー」などと無知丸出しで同意していたのである。

(*2)
昭和3年に張作霖爆殺事件が起きたが、その時に当時の内閣の報告書を見た昭和天皇は、かなり露骨にその報告書に不満を述べていた。陛下に不満を与えたということで内閣は総辞職した。その時に昭和天皇は「しまった、自分は政治に口出ししてはいけなかったのだ」と反省した。それ以後は拒否権も含めて親裁は行われなかった。

唯一の例外が軍事クーデターである2.26事件の際に「制圧せよ」と命じたことである。この時、陸軍は反乱軍を制圧することができなかった。同じ陸軍だから青年将校の気持ちも理解できたからである。だから「彼らを処刑することはできない」と言っていたのだ。
しかし昭和天皇は「自分の大事にしていた信頼すべき人間を殺害した反乱軍は許せない。陸軍が動かないなら自ら先頭に立って反乱軍を制圧する」とまで言ったのだ。それを聞いて陸軍は陛下にそんなことをさせることはできない、ということで2.26事件が制圧されたのである。この時が昭和天皇が政治に自ら口を出したたった一つの例外なのである。

(*3)
だから2019年に愛知県で開催された「あいちトリエンナーレ2019」の「表現の不自由展」で昭和天皇の写真を燃やして足で踏みつけるという映像を展示した極左活動家のような愚かな人々が湧いて出てくるのである。

(*4)
養老氏を呼んで講演会を開催した人の証言では、養老氏は聴衆を前に終始 上から目線 の態度で「無知なお前らには判らんだろうが」という姿勢が垣間見られた、という話もある。
養老氏は基本的に「自分」と「昆虫」にしか興味がない、悪い意味で内向的かつ排他的で無責任・無神経・傲岸不遜な人物という印象である。だから他に対しては常に壁を作ってコミュニケーションを遮断する方向に状況を持っていく。しかも知識は持っているので、それが上から目線や選民意識に繋がってゆく・・・そういう印象が強いのである。それにしてはマスコミ受けが良い理由は、養老氏は無自覚的な左派系であり、マスコミにとって都合が良い人物だからだろう。
以前、養老氏はジャズ音楽家の山下洋輔氏とTV番組で対談したことがあったが、見ていて直感的に思ったのは、「養老氏は山下氏や山下氏の音楽には全く関心が無く、関わる事さえ鬱陶しく思っているのだろう」、という事。そうした養老氏の本音が丸見え(平然と無礼な発言をする)であったことでも前述の内容を確信したのである。

(*5)
山下洋輔氏との対談中で、養老孟司氏は「自分への批判は単なる雑音としか思ってない」という趣旨の発言をしている。全く「バカの壁」をそのまんま体現しているのが養老孟司氏その人なのである。








バイデン降ろしの動きと戦争屋トリオ

2023-11-16 15:55:00 | 国際
国際政治学者の藤井厳喜氏がアメリカのカーター・クルーズ氏(トランプ氏支持の中核団体のCEO)(*1)と会談したということで、その内容の一部を抄録でお伝えする。

そのカーター氏の話として、

「今、バイデン政権には戦争トリオがいる」

という情報があった。アメリカの民主党内に居る「左翼の戦争屋」ということだ。これに気をつけるべきであり、彼らは「第三次世界大戦を狙っている」という尋常ではない情報である。

藤井氏は「第三次世界大戦を狙っているのはバイデン大統領自身であろう」と考えていた。2024年の大統領選挙にあたってアメリカの民主党はバイデン氏では勝てないと見ており、今になって引きずり下ろそうとしているようであり、そういう動きは民主党内で公然とした動きとして出てきているそうだ。

バイデン大統領としては権力を維持したい。そのためには「戦争をやる」事が一番なのである。第三次世界大戦を起こせば「WarTime President」つまり戦時大統領として強大な権力を振り回すことができるからだ。大きな戦争が進行中に大統領を変えることは非常に難しいからである。

かつて、フランクリン・ルーズベルト氏は大統領として4回も当選している。1940年、この時、ヨーロッパでは戦争が始まっていて、彼は大統領に三選された。そして1944年(昭和19年)という第二次世界大戦の末期の時も難なく大統領に当選しているのである。アメリカ史上、4回当選した大統領は初めてである。それからアメリカでは反省があって、長期は良くないということで、「大統領は二期まで」というルールが設定された。

それはさておき、上述の民主党内に巣食う「戦争屋トリオ」は下記の三名である。

・ブリンケン国務長官
・ヌーランド副国務代理
・サリバン大統領補佐官


第三次世界大戦を始めてしまえば、バイデン大統領はフランクリン・ルーズベルト氏のように長期政権が可能になる…そして自分も引きずり降ろされない…それらを狙っているのではないか、という推察を藤井氏はカーターに伝えたところ、全く同意見であった、ということだ。

上記の3人は「左翼の戦争屋」である。ヌーランド氏はそもそもウクライナで親ロシア政権をクーデターで潰して戦争のきっかけを作った人物である。ブリンケン氏は2020年の大統領選挙でハンター・バイデン(バイデン大統領の次男)スキャンダルが出てきた時に、「ハンターバイデン・スキャンダルはロシアが作った偽物だ」という嘘をメディアと諜報機関の人間を使って広めた挙げ句に(スキャンダルを)握り潰した人物である。なお、ハンター氏のスキャンダルは紛れもない事実である。サリバン氏はトランプ氏を苦しめた全く事実無根のロシアゲート事件を作り上げた人間達の一人である。

こうした謀略トリオ(戦争屋トリオ)が現在のバイデン政権の外交政策を動かしているのである。「非常に危険である」とカーター・クルーズ氏は警告していたとのことだ。


現在、アメリカは南部の国境も守れていない。そのおかげで今では1700万人の不法難民が入国しているのである。その中にはイスラム過激派の確信犯のテロリストもかなり含まれる模様だ。今後のアメリカの治安が相当憂慮されるところである。自国を守りきれない国がどうしてウクライナやイスラエルの為に兵器を送るのか、と。まずは自国の安全を守れよ…と、トランプ派の人々からするとそのような見方をせざるを得ないところだ。

藤井氏の考えでは、既にロシアに占拠されているウクライナ東武の奪還は非常に難しく、ウクライナの青年がこれ以上死んでいくのは忍びない、という立場である。だが、筆者の考えはやや違っていて、ウクライナへの協力を止めてロシアが勝利するような状況になれば、それが成功体験となって、ロシアはさらに他国への侵略を画策するであろう。専制国家・独裁国家の欲望には限りがない…そういうものである。(*2) その意味ではヨーロッパ各国、そしてNATO(北大西洋条約機構)がもっとウクライナ支援に力を入れるべきではないか、と考えるものである。ロシアに勝たせてはいけないのだ、絶対に。


それはともかく、そもそもバイデン大統領は認知症の疑いが濃く、大統領選挙の際の討論会でもまともな論陣も張れず、終いには「うるさい!黙れ!」などと怒鳴るしかなかったような人物である。また、マスコミでは報じられないが、ロリータコンプレックスの強い人間でもあり、公の場所でも幼女に対する醜悪なシーンが幾度も見られている。その他にも公の場での奇行は数しれず。

また、バイデン氏だけでなく民主党がらみで決定的なのは、大統領選挙の際に話題になった「バイデン・ジャンプ」である。票の不法操作によって明らかにトランプ氏有勢だった票数がいつの間にかバイデン有勢に書き換えられてしまい、バイデン氏が当選するというインチキ選挙で生まれた大統領なのである、バイデン氏は。インチキ選挙である証拠は数多存在したが、アメリカのメディアの殆どは日本同様左翼であって、インチキは隠蔽されてしまい、バイデン氏が当選ということになってしまったのである。選挙に関して公然と犯罪がまかり通ってしまったのであった。

世界は「トランプ-安倍時代」には比較的平穏だった。だが、バイデン政権になった途端に中東で紛争が発生し、その後はロシアによるウクライナ侵略の件も含めて世界中に戦争のリスクが発生しているのである。これだけ見てもバイデン氏の当選は国際社会にとって大きく不幸な事であった、と断言できるのだ。





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(*1)
保守系のジャーナリストでコミュニケーション・ディレクターとして実績のある人物である。

(*2)
その意味では日本の北方領土も永遠に返ってこない事になる。ただでさえロシアは返還する意思など1ミリも無いのだから。それがますます強固になっていく、ということだ。




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有害無益が実証されたLGBT法

2023-11-15 09:50:09 | 社会・政治
11月13日に三重県桑名市の温泉施設で女性用風呂に男性が侵入した。この男性は建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されたが、こいつの言い訳が

「心が女なので、なぜ女子風呂に入ってはいけないのか全く理解できない」

ということだ。言い草がチンピラのいいがかりに近く、筋の通らないナンセンスである。つまり自分の言い草が真っ赤な嘘であることも自ら証明している。つまり・・・

「心が女ならば、女性用風呂に男性が入ってきてほしくない女性の気持ちがなぜ理解できないのか?」

自分が矛盾を言っている事にも気づかない犯人である。LGBT法が成立したが故に発生したナンセンスな事件であって、LGBT法自体のナンセンスさも物語っている。


もうひとつ。


LGBT法推進派である自民党の稲田朋美衆院議員はSNSで

「心が女性で身体が男性の人が女湯に入るということは起きません」

と断言していたのである。これは大嘘だった事になる。稲田氏は今現在、この問題について何も発信・発言していない。そりゃそうだろう。都合が悪くて「説明できない」からである。


これらの事象が表しているものは

「LGBT法は完全に間違いだった」

ということだ。これに尽きるのである。


LGBT法が女性の権利を侵害し、安全を脅かす悪法であることは間違いなく、このままならば今後も同様の問題・事件は起きるであろう。(*1)




当ブログではLGBT問題で下記の記事を掲載している。参照されたい。

『LGBT法は日本に馴染まない』

『ジェンダーレストイレという地獄を招く左派界隈』

『LGBT問題への素朴な疑問』






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(*1)
数量政策学者の高橋洋一氏はこの問題について「公衆浴場では体で男女分けする厚労省通達を法律に格上げしないと不味いね」とSNSで発言している。






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玉川徹氏の無知・平和ボケ・お花畑、そして凶悪性

2023-11-06 08:02:18 | 放送
テレビ朝日「モーニングショー」に於いて、不祥事を起こし一時降板した玉川徹氏はシレッと復帰していて、相変わらずお花畑な左翼のプロパガンダを撒き散らしている。

玉川氏によれば「日本が敵基地攻撃能力を持たなければ中国は攻撃してこない」のだそうで、司会の羽鳥慎一氏も「本当にそうですね」と述べていた。下記のリンク先を参照されたい。

『Mitz氏のポスト』

ジャーナリストの門田隆将氏によれば「既に日本にだけは“核先制不使用”の原則を適用しないとの動画が中国で囃され、2年前にも人民解放軍系サイトでその動画がupされている事など、何も知らないのだろう。命と平和を守る抑止力が分らない恐ろしいまでの“平和ボケ”」とポストしている。実態は玉川氏の言説とは真逆である。「日本の軍備が足りていない(つまり弱い)から、だから中国は日本を攻撃する意志を持っている」のである。核兵器を放棄して弱くなったからウクライナはロシアの侵略を受けているのだ。世界の実態を全く知らない脳内お花畑の玉川氏には呆れるばかりである。

左翼のお花畑脳は相変わらずだ。もはや哀れなほどだが、これが国から借りている地上波電波で流されて間違ったものの見方が拡散されていることが大問題なのである。控えめに言って滅茶苦茶である。


まして、玉川徹氏は自身が引き起こした問題、つまり、ディレクター時代に「政治的意図を匂わせずに左翼のプロパガンダを仕込むような番組作り」をやってきた、という告白(自慢)について何一つ説明していない。説明責任から逃れ続けている図々しく無責任な人物である。これは明らかな放送法違反であり許されない犯罪行為であるが、それについて一言も説明していない。できないからだ。やましいからである。説明できない真実を得意気にポロッと口にしてしまったから、だから問われても何も答えられないのは間違いないところであろう。「説明できないようなこと(悪事)」をやり続けてきたのがこの人物なのである。この件について下記の記事も参照されたい。

『玉川発言問題は未だ解決していない』






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