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Something New.

ワクチンがコロナウィルスを変異種に追い込む

2021-12-01 01:02:00 | 健康・医学
中国の武漢病毒研究所から発生し、世界中に拡散蔓延した武漢コロナウィルスであるが、国際社会は未だにこれに手を焼いており、完全収束する目処は全く立っていない。これを作り拡散させた中国は知らん顔で責任を取らないばかりか、他国に責任転嫁する厚顔無恥さである。

最近は「オミクロン」という、あたかもコロナ分科会の尾身会長の名前にちなんだのかと思わせるようなネーミングの変異種が話題になっている。変異種名もXi(クサイ)が中国・習近平主席の名字を表す英語表記と同じであるため、これを避けてギリシャ文字のアルファベットからオミクロンと命名したのはWHO(世界保健機関)が中国に忖度してXiを避けた結果である。流石は中国に侵食されているWHOと言えよう。

それはさておき、変異種である。

武漢コロナウィルスも目的なくして変異したりはしない。わざわざ変異種に変わるのには理由がある。その理由とは、ワクチンの浸透である。

生物としての要件を満たしていないウィルスという存在ではあるが、それでも彼らは「生き延びたい」本能的欲望があるようで、人間側がワクチンで攻め込むならば、「俺たち(ウィルス)も形を変えてワクチンから逃げて生き延びる」、ということだろう。実際にワクチンの治験が行われた地域において極悪とされる変異種が発生しているのだ。

ワクチンで使われるmRNA(メッセンジャーRNA)は武漢コロナウィルスのスパイク部分の遺伝子をコードした人工の遺伝子を脂質粒子にくるみPEG(ポリエチレン・グリコール)でコーティングしたものであるが、変異種が出てくるとなると、この「スパイク部分の遺伝子のコーディング」を変えないといけないものと思われる。そのようにして変異種向けのワクチンを再度作らないといけないことになる。


この変異種だが、2021年の初頭段階でも南アフリカ、ブラジル、イギリスなどで悪性の変異種が発生していた。実はこれらの地域は2020年にアストラゼネカのワクチンの治験が行われているのだ。

その後、2021年になってファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンなどのワクチンが治験もそこそこに世界各地で急ピッチで接種が進められた。世界中でウィルスの追い込みが始まったようなもので、ウィルス側も生存競争に負けないように必死に変異を重ねているものと推測される。(*1)


変異種用のワクチンが作成されて接種したとしても、ウィルス側はさらに変異して逃げるだろう。イタチごっこである。我々は武漢コロナウィルスの脅威から当分の間は逃れられないようだ。





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(*1)
ワクチンはそれを接種した者がウィルスに感染しても発症しないようにすることはできるが、感染そのものを防止する訳ではない。ワクチンを打っても感染自体は防げないのである。ここを誤解している人が多いのでご注意いただきたいところだ。








コロナワクチンの真実 仕組みと問題点

2021-04-21 15:00:00 | 健康・医学
武漢コロナウィルスに対するワクチンが開発されて日本でも接種が始まっている。

ただ、本来はワクチン開発というのは数年かかるものである。

なぜか。

有効性や安全性の確認の為にはそれくらいの時間が必要だからである。理想を言えば10年くらい必要なのだ。

だがしかし…。

現実にはウィルス感染はなかなか収まらず、急ぎ開発されたワクチンを広く接種させる方向で国や社会は動いている。


4月12日には東京の世田谷区で高齢者向けのワクチン接種が始まったということで、成城の特別養護老人ホームでワクチンを接種する場面がNHKニュースで報道された。政府もマスコミも早く多くの国民が打つべきだ、という方向で喧伝している。

だが、ちょっと待ってほしい。(*1)

「早く全国民が打つべきだ」としながらも、一方ではワクチン接種の副反応に依って重大な症状に見舞われる人が続出しており、中には亡くなられた人もいる。

どう見ても開発され製品化されたワクチンは見切り発車だったのではないか、という疑念が拭えないのである。

そこで、そもそもワクチンの素性はどうなのか?具体的にどの程度信頼できるのか?問題点があるとしたらどういうことか?…といった気になる諸点を判りやすく知りたいところだ。

そこで、新潟大学医学部(元)教授・名誉教授である岡田正彦氏がこれらについて平易な言葉で解説しているので、今回はその内容を紹介したい。


粗悪な中国ワクチン(*2)はそもそも論外として、知られているワクチンとしては3つのメーカーから出されている。

ファイザー社
モデルナ社
アストラゼネカ社

の3社である。






1.ファイザー社とモデルナ社のワクチンについて

ウィルスの表面にはスパイク(トゲ)がある。このスパイクを人間の細胞に接着させて侵入するのが武漢コロナウィルスの手口である。世界中の研究者はこのスパイクを研究することで突破口が見つかると考えて研究しているのである。

スパイクの組成はタンパク質である。
このタンパク質を再現する遺伝子を人工的に試験管内で作って脂質の膜で包んで粒子状にするのだ。この脂質の膜は人間の細胞の表面の膜と似ているものであり、その周囲は界面活性剤でコーティングされている。

これを筋肉注射するのである。

なぜ筋肉注射なのか?

遺伝子を細胞まで届けるのに数々の方法が試行されたのだが、その中でも筋肉注射が最適であることが判明したからである。

注射の後で、腕が腫れたり痒くなったりするのを「副反応」と呼んでいるが、これは「本来の免疫反応」であって、実は副反応と呼ぶのは間違いである。

では、本来の副作用とはどのようなものだろうか?

本来の副作用はPEG(ポリエチレングリコール)によってもたらされるものだ。

PEGとは何か?

PEGとは上述したコーティング剤(界面活性剤)の成分であり、この化学物質が重大なアレルギーを引き起こすことが判ってきたのである。


副作用の実例を紹介する。

ノルウェーでは高齢者施設でワクチン接種後に33名が死亡している。但しPEGが原因かどうかは不明である。

アメリカでは36名が重い血小板減少症(出血止まらない)になった。医師1人が死亡し、66人がアナフィラキシーショックになって、32人が救急搬送されている。


注射した後で、PEGの脂質微粒子(運び屋ウィルス)は血流に乗って血管を流れてゆく。最初に接触する細胞は血管の内側を貼っている内皮細胞である。

血液中を流れてきた脂質微粒子は細胞の表面に接着して微粒子の中味だけが細胞の中に出てくるのである。これが本来目的とする人工コロナのスパイクのたんぱくを再現する遺伝子である。つまり、人工コロナ遺伝子だけが細胞内に入る、ということだ。これは具体的には「メッセンジャーRNA」(mRNA)と呼ばれるものである。これが細胞の中でたんぱく再生工場に到着し、情報が解読されてタンパク質が合成されるのだ。この場合はコロナウィルスのスパイクたんぱくができることになる。

これは異物なので自然の反応に従って細胞の外に出てくる事になる。そこで血流中の免疫細胞がこれを見つけて免疫反応を起こすのだ。その結果できるのが「抗体」なのである。


ファイザー社とモデルナ社のワクチンは「メッセンジャーRNA」が主役である。メッセンジャーとは「伝令役」の意味である。本来、「メッセンジャーRNA」はヒト細胞内の酵素により数分~10時間程度で分解されてしまうものだ。しかし、ワクチンのRNAは分解されないように改造されているのである。

一方、抗体はおよそ2ヶ月で半分になり、3ヶ月ほどで消滅することが判ってきている。従って、もしこの人工の遺伝子が短期間でで分解されてしまうのならば3ヶ月毎にワクチン接種が必要になる、ということになる。

だが、もしも人工遺伝子が半永久的に残るとしたらこれは大変なことである。不快な免疫反応がいつまでも続き、「自己免疫病」「自己免疫性コロナ病(?)」(関節リウマチのような病気)になってしまうと推測される。 



余談だが、一応知っておいた方が良いこのような情報もあるので記しておく。

この臨床試験を担当したアメリカの有名病院の理事長はモデルナ社の重役を兼務しており、8億円相当の株式を供与されていた事実がある。

ファイザー社には過去、数々の論文不正があって連邦裁判所より懲罰金の支払いを命じられている経歴がある。

つい最近では、原理を発明したアメリカの二人の研究者 D.Wiessman氏 と K.Kariko氏 は自ら接種を受けている写真を公開している(ペンシルベニア大学HPで見られる)が、両氏には莫大な特許料の支払いが2つの会社から約束されている。






2.アストラゼネカ社のワクチンについて

作り方の最初の段階は同じだが、試験管内で合成するものはメッセンジャーRNAではなくてDNAである。これを脂質微粒子ではなく、(なんと)ウィルスで包みこんで注射をするのだ。このウィルスはコロナウィルスではなくて比較的安全とされる「AAV」という特殊ウィルスの一種である。運び屋ウィルスであり、分裂能力は無いので身体の中に入っても感染症を起こす心配はない。

これを筋肉注射するのである。

通常、注射液には運び屋ウィルスと人工コロナDNAを安定化させる物質が色々と含まれているのだが、アストラゼネカ社の場合は仕様がほとんど公開されていない。なので、どのような添加物が含まれているのかが不明、という問題がある。

運び屋ウィルスが無事に血管に入った後、最初に接触するのが血管内の内皮細胞だ。血流に乗って細胞に接触するところはファイザー社の場合と同じである。

血液中を流れてきた運び屋ウィルス(AAV)は人間の細胞内に軽々と侵入する。これはウィルスの得意技であり、難なく細胞内に入る事ができるのだ。そして、細胞核の中に入って人間の細胞内にある酵素を使ってDNAの一部を切り取り、そこにコロナの遺伝子を組み込んでしまう、ということをやるのである。しかもこの運び屋ウィルスの中には「このタンパクを合成しろ」という信号も含まれているので、やがてメッセンジャーRNAが作られて先の例のようにコロナのスパイクたんぱくが作られるのだ。

ただ、メッセンジャーRNAと違うところは、DNAなので人間の細胞の遺伝子の中に組み込まれて「ずっと残る」ことになるところだ。なので、絶えずこのたんぱくが作り続けられる事になるのである。従って、この免疫反応も恐らく相当強いものになると予想されるのだ。つまり「過剰な抗体産生」ができる、ということなのあである。

ここで先ほどの細胞の中での遺伝子組み換えについてもう一度考える。

運び屋ウィルスは過去様々な遺伝子治療の実験に使われてきたものである。正体もよく判っているのだが、一つだけ欠点がある。運び屋ウィルスの行動は制御できないため、どこにコロナDNAが組み込まれるかはわからない。予測不能ということだ。

アメリカの研究者が同じ方法を使って犬で遺伝子治療の実験をやったレポートがある。それに依ると、人間の遺伝子にはガンを促進させる遺伝子、或いはガンを抑える遺伝子などがある。そのすぐ近くに人工DNAが組み込まれていることを発見したのだ。実験を繰り返せばがん遺伝子の中に組み込まれてしまう恐れもある。従ってこの研究者は「実験に使った動物をこれから10年くらいは継続的に観察しなければ安全性は確認できない」、と論文中で述べている。

つまり、いったん組み込まれたコロナのDNAは人間の体内にずっと残ることになるのだ。しかも発がんの心配があるので、潜伏期を考慮すると今後10年間は観察の必要がある。すなわち、心配な時期が続く、ということなのである。




3.変異種について

最近のニュースで「ブラジル・アメリカ・イギリスで変異ウィルスが相次いで見つかった」と報じられている。この3つの地域はアストラゼネカ社が昨年治験を行った場所である。これは岡田博士の考えだが、ワクチンがあまりに強すぎて、これに対抗するためにウィルスが過剰に変異を起こしたのではないか、と推測されているのだ。ウィルス自身も生き延びようとするので抗体が沢山出てくると、それに負けないように自らの遺伝子を組み替えてしまうという訳である。




以上、2つのタイプのワクチンについて概略を紹介した。


最後に記しておきたいのは・・・

ワクチンの有効性が95%という数字が独り歩きしているようだが、岡田博士が600ページ超の報告書を丹念に調べた結果として「有効性=95%」というのは軽症者・無症状者を無視した数字であり、通常の効果判定をした場合の数字は19%とのこと。
アメリカの感染者数は日本の20倍はあるが、そのアメリカで感染者数が2割下がったという。だが、それでも日本の16倍である。この差は非常に大きく、この状況でもワクチンを打たなければ駄目ということはないと思われる。マスコミの言い方が途中でひっそりと変わった(「感染しない」→「重症化しない」)のはこうした背景がある為ではないか、と推察される。姑息なマスコミである。

また、感染者に対して新しい治療薬を用いるのは、ある程度リスクがあっても仕方ない面もあるが、健常者に対して安全性が不確かなワクチンを投与するのは犯罪に近いものがある、ということである。行政や医療従事者にはよくよくお考えいただきたい、と岡田博士は結んでいる。






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(*1)
「だが、ちょっと待ってほしい」
朝日新聞が社説等で多用した論法である。対立する意見を紹介するフリをしながら「だが、ちょっと待ってほしい」と一旦止めて、その後に対立意見を完全否定する手法。既にパターンがマンネリ化しており、心ある人々からは大いに笑われている。

(*2)
中国が途上国に対して恩を売る(*2a)為の手段として急ぎ開発されたものであり、製品としての有効性や安全性には大いに疑問があるものだ。その証拠に中国共産党の幹部や一般党員にはこのワクチンは接種されていない。接種しているのは一般の中国国民と在中の外国人などである。共産党幹部や一般の共産党員は外国から輸入したワクチン(当該記事で紹介したもの)を打っている。これだけでも中国製ワクチンの信頼度が如実に判るというものである。

(*2a)
「国際社会で中国を支持してもらう代わりにワクチンを供給してやる」という政治目的で開発されたので、内容の確実さよりも短期間で製品化するところに意味があったものである。案の定、ほとんど効果が無いので、中国では他のワクチンと混合して使う事を模索しているようである。「効果が無ければ他製品と混ぜてしまえ」というのは中国らしい雑で乱暴な発想だが、これは「まぜるな危険」にはならないのだろうか?(蔑笑)




宮本亜門氏の前立腺がん公表に思う

2019-04-12 21:21:00 | 健康・医学
宮本亜門氏の前立腺がん公表が話題になっている。

がん公表の宮本亜門さんが会見

この件から改めてがんとその治療について思うところを記してみたい。


フジテレビ「グッディ」(12日放送分)に依れば、宮本氏は普段から演劇へのストイックな姿勢を自分は当然として参加する全てのキャストにも求めていたという。「病気になるのは自己管理がなってないからだ」という趣旨で考えていたそうだ。

こうした発言からも判ることは、がんについて一般社会の知識は本当に貧弱であり皆無に等しい状況にある、ということだ。もちろん筆者だってがん知識が万全な訳ではなく、専門的な深い知見は持たない。だが、一般社会のがん知識の無さはとんでもなく酷いレベルである。

基礎知識すらないから妙な非科学的治療法に引っかかったりもするし、大病院での治療だから安心と思っていたら西洋医学的アプローチの限界に阻まれて悪い結果に導かれたりもする。また、自分は全部判っているという態度の知ったかぶりコメンテーターもマスメディアで間違った情報を平然と垂れ流しているので、人々はがんに対して「何が正解なのか」が非常に判りにくい状態に置かれているのが実態である。

さて、宮本氏の話に戻る。
キャストやスタッフにも健康の自己管理を徹底することを求めた宮本亜門氏は己の身体に前立腺がんの可能性が出てきた段階(*1)で悩んだそうである。周囲にストイックな姿勢を求めた自分ががんという病気になってしまったことをどう説明すればいいのか、と。

ここが宮本氏のがん知識のなさ故の苦悶なのである。がんは基本的には加齢によって免疫力が下がってくることで発症確率が上がる病気である。健康の自己管理も関係なくはないが、それだけを責めればいいものでもない。

どういうことか。

人間の体内の免疫力は18~20歳頃がピークで、それ以降は徐々に下がっていく。70~80代になると20代の頃の1/10程度にまで下がってしまう。がんでなくても大きな疾患になりやすい状態になっているのだ。宮本氏のような60代だと免疫力は既に相当下がっているものである。だから健康へのケアを意識的に行っていても免疫力の低下まで担保できないのが普通である。

がんとはそもそも何なのか?

がんは細菌でもないしウィルスでもない。自分自身の細胞そのものである。自分の細胞がある日突然変異を起こしてがん細胞に変身するのだ。そしてこれを放置すると循環器(血液)を伝って身体中に広がっていく。これを転移と呼んでいる。

もう一つショッキングな話がある。

がん細胞は毎日発生している、という事実である。人間なら誰でもその体内においてがん細胞は毎日発生しているのだ。それではすべての人ががんと判定されそうなものだが、どうなっているのか。

ここで免疫力が出てくる。通常は体内のNK細胞に代表されるような免疫力が働いて がん細胞 を駆逐してくれるのだ。免疫力に十分なパワーがあれば大丈夫である。しかし加齢によって免疫力が下がってくるとそうもいかなくなってくる。免疫力が取りこぼした がん細胞 が幅を利かせてくると、それがわいゆる「がん」として判断・認知されることになる。

前立腺がんの場合はPSA(*1)の値が上がってきて不審に思えるようなら生検(生体検査)で確実な判断を求めることになる。がん細胞は通常細胞に比べて組成・配列が明らかに異常なので生検を行えば確実な判定ができるのだ。

通常は がん が発見されてから病院で対症療法による治療が始まる。患者は がん の恐怖を感じつつ医師が執行する西洋医学の療法で治療されることになるのだが・・・どうだろうか。がん になってから治療するよりも、そもそも がん にならない身体作りをした方が良いのではないか?

先述したように がん に負けない身体とはすなわち充分な免疫力がある状態を言う。ならば免疫力を強化する手立てを考えたらよろしい、ということになる。まずは食事だ。免疫力を高める食材となると自ずと限定されるが、できる限り有害な添加物が入っていない生成りの食材を求めるのが理想である。しかし、現代ではこれはほとんど難しいことかもしれない。

ならば、食事にも留意は必要だが、それ以外の方法で免疫力を強化する、という方向に進むしか無い。そこで出てくるのがいわゆる健康食品・サプリメントの類である。ここで知ったかぶりコメンテーターは訳知り顔で健康食品の怪しさとその商法への警戒を説く。確かに世の中に出回っているほとんど(恐らく9割以上)の健康食品は偽物かそれに近いものである。だからコメンテーターの言説は完全に間違いではないのだが、半分当たりで半分ハズレといったところか。

健康食品の中にも本物は厳然として存在している。特定の樹木から取れるある種の物質はロシアではチャーガと呼ばれて昔からがん治療薬(*2)として使われているし、海藻に起源を持つとある物質はがん細胞を直接攻撃してがん細胞自身を自殺に追い込む(*3)という劇的な効果がある。しかしこれも偽物が多く、本当に困っている人がなかなか本物にたどり着けない、という実情がある。(*4)

筆者の父は前立腺がんと診断されたが、筆者が用意した健康食品を毎日服用したことで翌月の血液検査・尿検査でPSAの数値が一気に1/10に下がった。そして服用を続けた結果として見事に前立腺がんの危機を乗り切ったのだ。家族である私は本当に嬉しかった。これは魔法でもなんでもなく厳然たる事実であり西洋医学が知るところではない科学的治療法なのである。健康食品の効果について「信じるか信じないか」といった問いをよく見かけるが、信じるかどうかの問題ではなく現実に起きた事実なのだから否定しようがないし否定される筋合いもないのである。

西洋医学が知らない、と書いたが、実は彼らは知っているのだ。知っていながらこの療法を採用しないし啓蒙もしない。

なぜか。

病院・製薬会社・官僚 のトライアングルによって利益を上げるシステムが構築されているからである。だから病院はほとんど効かない治療法(*5)を続けることで利益を確保し、前述のトライアングル全てが利益で潤う仕組みを維持する事を最優先にしているのである。(*6) 人間を助ける事は彼らにとって二の次なのである。



話を戻すが、宮本亜門氏はステージ2の比較的初期の段階で骨や臓器への転移も認められないということでまずは一安心であろう。がんは決して楽観はできない疾患であるので充分な治療で本当の安心を得てほしい、と心から願うものである。








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(*1)
前立腺がんの場合はPSAというマーカーの値が判断の基準になる。これは前立腺から分泌される たんぱく質 の度合いを示すもので、がん細胞が発生するとこの数値が増える。概ね4.0以上の数値が出たら前立腺がんを疑ったほうが良いとされている。ただし、これはあくまでたんぱく質の度合いを示すもので がん そのものの度合いを示している訳ではない事は覚えておくべきである。

(*2)
ロシアのノーベル文学賞受賞の作家ソルジェニーツィンの著作にも登場する。

(*3)
がん細胞の特徴の一つとして「なかなか死なない」というのがある。生半可な事では死んでくれないのだ。しかし海藻のもずくに含まれるフコース(フコイダン)という成分はがん細胞に対して「もう寿命なんだから死になさい」という自殺命令を与えることができるのである。そしてその通りにがん細胞は自滅するのだ。

(*4)
ドイツなどでもがん治療には西洋医学的療法の他に普通に健康食品・サプリメントを使用した療法がなされている。化学的に作られた医療薬から健康食品までシームレスにチョイスできるそうである。

(*5)
よく知られた治療法で抗がん剤というのがあるが、まず抗がん剤の素性は過去の拙稿に記してあるので参照されたい。

抗がん剤が「駄目」である理由


(*6)
がん治療の他にも問題はある。
スギ花粉に悩む人は多い。この問題は国が杉を植林し続ける事がそもそもの原因なのだが、一向に改めようとしない。官僚が製薬会社と組んで花粉症薬で儲けて官民仲良く懐を肥やす仕組みが成立しているのでこれを失いたくないから、と言われている。







抗がん剤が「駄目」である理由

2018-10-03 23:10:49 | 健康・医学
現在の日本医学界に於ける「がん治療」の代表的な方法のひとつとして「抗がん剤療法」が有名である。ただ、抗がん剤治療をした全ての人が生還できる訳ではない上に生還率も言うほど高くはない(というより「低い」)のが偽らざる実態だ。

さらに、現在の世界に於いても抗がん剤を積極的に使っているのは日本ぐらいらしい。欧米では既にほとんど使われなくなっているのだ。

なぜだろうか。

その前に、そもそも「抗がん剤」とはどのようなものなのか説明しておこう。
結論をごく簡単に言うなら「抗がん剤とはとても強力な酸化剤である」と言える。ものを酸化する力を数値で表す「酸化還元電位」で記すと2000mv以上である。その非常に強い酸化力に依って抗がん剤は細胞自体を殺すことができる。これが抗がん剤を使用する目的である。但し殺す相手(細胞の種類)を選択することはできない。つまりがん細胞だけを狙って殺すことは不可能であり、他の正常細胞も道連れにしてしまうのである。これが困ったところである。

抗がん剤を打ってそれが体内にまんべんなく行き渡っていればその酸化力によってがんの転移を抑えることができる。だがしかし、抗がん剤を使うということは「細胞全体・体液全体が酸化している」状態になってしまう事を意味するが、この重要な事実をほとんどの人が理解していないのが実態である。

米国の「国立癌研究所」が実施した「先進国に於ける抗がん剤使用後の追跡調査」に依れば「ごく一部の2~3種類のがんを除けば、『抗がん剤はむしろ増がん剤である』という結論を出している。

上で抗がん剤の酸化還元電位の事を書いたが、元々人間にとってがんなどの病気にならない為に必要な酸化還元電位は-250mv(マイナス250ミリボルト)前後を維持することが必要である。ところが抗がん剤はマイナスどころかプラス2000mvの酸化還元電位を持っていて、それを体内に注入するのである。
細胞ががん化するのは抗がん剤の強力な酸化力によって体内の還元電位が元の値に戻らない為に身体が酸化状態のままになり、むしろがんが転移しやすい環境になってしまうからである。
中高年者でもがんにならない人は体内が酸化していないから元気でいられるのだ。若い人なら体内に持つ「体内の酸化状態を酸化還元する力」が強いので、がんになる人が少ないのだ。

がん細胞は「酸化した細胞」に対して増殖・転移することができるのである。

医学界に於いてはがん細胞のことを「悪性新生物」と呼称することがあるが、がん細胞は決して「正体不明の新生物」ではなく、全ての人間の体内に普通にある正常細胞が変質(突然変異)したものであり、いわば普通の細菌・常在菌との共生関係と同じと言える。

人間の身体が酸化した状態では、活性酸素によって正常細胞が酸化され、さらに遺伝子までも傷付けてしまう。がん細胞はそうした酸化した細胞にとりついて変質させて転移・増殖を繰り返していくのだ。
詳細に説明するなら、がん細胞は乳酸を大量に生成しては乳酸アシドーシス(*1)を生み出して、その乳酸が周囲を酸化させて増殖・転移していくものである。逆に言うなら、がん細胞は乳酸アシドーシスと酸化した細胞や組織じゃないと増殖も転移もできないのだ。

いかがだろうか。
抗がん剤はその強力な酸化力によってがん細胞の増殖を防止する事を目的としている一方で、がん細胞は酸化した細胞にしか増殖できない。すなわち抗がん剤によって身体全体が酸化した環境になることでがん細胞の増殖と転移が促進されるのである。抗がん剤が”増がん剤”と呼ばれる理由がこれである。これを避ける為に身体の酸化還元電位をマイナスの状態にもっていくことで正常細胞のがん化を防止するのであり、これが重要なのだ。

冒頭にも記したように欧米では既に抗がん剤はほとんど使われなくなっているのだが、その理由はこうしたところにあったのである。

ちなみにがん治療において抗がん剤を使用する医師は、医師自身が癌になった時には抗がん剤は絶対に使わない。”効かない”ことを知っているからである。




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(*1)
乳酸アシドーシスは種々の原因によって血中に乳酸が増加して血液が酸性に傾く状態のことを言う。



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<2020年10月25日:追記>
医療界から「抗がん剤は効果があり、西欧でも使われている」と言って「抗がん剤の効果に疑問を投げかける」言論を「デマ」と断じるヘイトに近い記事が出ているようだ。実際に抗がん剤に依る治療が頼りにならないのは本文に記した通りである。言論に誹謗中傷する暇があるなら西洋医学で確実に治療できる方策を確立する努力をするべきであろう。



「お肉しか食べたくない」は「病気一直線」

2018-09-04 23:28:08 | 健康・医学
人間にはその生命を維持する為に必要な栄養素が多々あるのだが、中でも重要なものが「酵素」である。酵素は我々が食したものを消化吸収するだけでなく、呼吸や筋肉を動かす等の数多の生命活動に関与している。酵素の働きが無いと生きていくことは不可能であり、生命活動の源とも言える存在である。

酵素の種類は細かく分類すると数千種類あると言われている。しかしこれをざっくり大別すれば二種類に分けられる。
「動物性酵素」と「植物性酵素」である。

動物性酵素は植物性酵素によって活性化されるので、動物性酵素ばかり摂取してもそれでは栄養の吸収・排泄・分解・合成などの役割が果たせない。植物性酵素がなければ酵素としての働きは不十分なのである。

ここで肝心な事実を述べる。

植物性酵素は体内で作ることができないのである。だから体外から摂取するしかない。

どうやって摂取するのか?

野菜や果物などで摂取するのである。それで大丈夫。

もしも、野菜を食べずにお肉ばかりを食べていると、体内の免疫力が下がっていき、やがて消滅する。その結果としてガンや感染症等に対して抵抗力が失われることになる。そしてその行く末は病気になって死に至る、という悲惨な結末が待っている。

若い女性の中には「あたしお肉しか食べたくないの」と、肉ばかり摂取する事を自慢気に話す人も散見される(*1)が、前述の通り、植物性酵素(野菜、果物)を摂らないと、その結果として病気一直線となっていく訳で、つくづく「無知は罪」だ、と思うところである。



なお、植物性酵素をきちんと摂るには野菜も果物も生で食べる必要がある。熱を加えると酵素が死んでしまうからだ。
具体的には熱を加えて46度以上になると酵素は死んでしまうので、生野菜や生の果物を食べることが肝心なのである。




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(*1)
芸人のヒロシも同様だ。彼は「肉しか食わない」と明言し、野菜を避けているらしい。得意のキャンプ時にもそうしているようだ。それでは自ら病気に向かって走って近づいているようなものだ。無知は罪である。可哀想に。