Altered Notes

Something New.

山崎玲奈氏への素朴な疑問

2024-07-26 13:00:00 | 人物

元・乃木坂46の山崎怜奈氏は慶応大学卒の秀才として知られているが、その山崎氏は都知事選後のテレビ番組でのインタビューで石丸氏にインタビューしたところ、石丸氏から「質問の前提が間違っている」と指摘されてしまい困惑していた。後でSNSに「あー怖かった」と記したが、よほどショックを受けたようである。だが、自分の間違いを検証したり反省したりする気は一切ないような印象を受けた。インタビュー内容よりも自分の感情優先なのだ。

また、その後の雑誌HANAKOのコラムでも都知事選を振り返って思うところを秀才らしく小難しい文章で長々と書き綴っていたが、そこで彼女が記していた事を平易に書けば「あんな人(石丸氏)が都知事にならなくて良かった」「もっとやさしく接してくれれば良かったのに」という趣旨の文章であり、要するに石丸氏への恨みつらみが書き連ねてあるだけだったのである。少なくとも読者にはそのように受け取れる内容であった。要するに自分の感情が傷つけられた事が全てであり、終始自分の事しか言っていない。彼女の発言に一切の普遍妥当性は感じられなかったのである。自分側に問題(前提の間違い等々)があったなら、それを徹底して議論して確認すればいいのにそれも中途半端。その一方で彼女の頭の中には「自分を怖い目に合わせた石丸氏への恨み」しかなくなってしまったのだろう。事前の勉強はしっかりやっていたそうであるが、なにしろ政治の当事者の話である。単なる知識だけでなく、普段から実際の政治動向をどれだけウォッチしていたか、も重要な要素になるのだ。政治が属人性に左右されるからこそ、その姿勢は必要である。山崎氏はこのインタビュー以前に各候補者の公約等の資料を読み込んだ、と「私は頑張っている」アピールをしているのだが、結局付け焼き刃の知識で石丸氏にアタックして、否定されたからといってショックを受けすぎだと思うのは筆者だけではないだろう。甘すぎであり、打たれ弱い人物なのだろう。反論された時にくらいつくように山崎氏も丁寧に反論して納得ゆく地点まで突き詰めて進むことができれば新しい何かが見えてきたかもしれないのに・・・。

また、そもそも山崎氏の質問は無駄に長く、それは何が要点なのかよく分からないほどであったことも一因しているだろう。相手の石丸氏はイヤホンから聞こえてくる山崎氏の質問を真剣に聞いていたし、誠実に応えようとしていたのは明らかである。

山崎氏のSNSに綴られた中には「皆がやさしくやりとりできる社会を理想とする」という趣旨の事が記されていたが、まさに「左翼のお花畑脳」を表したものであろう。もちろん、議論でも何でも皆がやさしくやりとりできれば確かに良い。それは確かだ。しかし現実はそうではなく、古今東西、政治には剣先を付き合わせながらシビアな議論を重ねるケースが多いのが現実だ。外交で「笑顔で握手している各国首脳たち」の姿を見るが、実はあの後ろ側では剣を突きつけあっているのが実態である事を山崎氏のようなお嬢様は知らないのだろう。政治というのはそういうものなのである。さらに言うなら左翼が大好きな共産主義国などでは「共産党と考え方が違う」というだけで殺されてしまったりする例が無数にあるのだ。民族大量虐殺の事例は共産主義国・社会主義専制国家に多い。政治思想は(特に左翼にとっては)人をも殺すほどシビアで真剣勝負ごとなのである。かように政治とは過酷・苛烈な分野なのであり、お花畑脳のお嬢さんににとっては想像の埒外に相当するものであろう。

話を戻すが、山崎氏のSNSに記された内容を見ていると、若い女性であり、アイドルグループでチヤホヤされて、さらに有名大学卒である自分はもっとやさしくされるべきだ、という身勝手な願望すら感じさせる…そんな文章であった。(*1) これは一切自分を振り返れず、自分が不利だと思うと論点やテーマをすり替えてしまう左派系の人間に見られる特徴と合致する。山崎氏氏もまたその界隈の一人だった事が判る、というものだ。筆者は山崎怜奈氏が乃木坂に在籍していた時代から見ていたが、確かに頭の回転は速いし、知識も豊富に持っている…だが、その一方で、「人間としての矜持」というか、その「人間性」に深さや厚みを感じなかったのも事実である。(*2) 有り体に言えば「頭は良いが、人としての中味(心・志)があるようには見えなかった」のだ。何か、(他の乃木坂メンバーには無い)自分の頭の良さに愉悦を感じ、それに浸っているような印象すらあった。有り体に言えば、心の中でドヤ顔をしているような, そんなイメージである。現在、山崎氏は東京都の「歴史・文化を軸にした東京の魅力発信に係る懇談会」のメンバーにもなっており、将来は政治家になるかもしれない事を乃木坂の番組で匂わせた事もあるが、こうした「聞く耳のない」自己中心的な左派系政治家は不要である、と(日本国民として)断言しておこう。

もう一つ。マスコミは石丸氏の議論のスタイルを「石丸構文」と揶揄して貶めようと必死だが、それはマスコミ側が石丸氏と政治の議論をして正論(当たり前の議論)で勝つことができないから、仕返しのつもりでやっているのである。マスコミを構成する連中は限りなく幼稚で頭が悪い。また、政治を進めるスタイルにも色々ある。左翼の情報工作機関であるマスコミは常々「多様性が大切」と主張しているにも関わらず、石丸氏の個性やスタイルを認めず、「自分たちの考え方こそ正当であり、石丸氏のそれは間違い」とでも言いたげな報道を繰り返している。矛盾である。マスコミが通常の報道機関ではなく、(前述のように)左翼の情報工作機関だからである。マスコミは自分たちに都合が悪くなると「多様性を大事に」と言って左翼の主張を取り入れさせようとするが、その一方で石丸氏のようなケースでは頑ななまでに「多様性を認めない」姿勢を出してくるのである。マスコミ自身がこうしたダブルスタンダードや自己矛盾に気づいていないのは至極滑稽である。

山崎玲奈氏もこうした左翼マスコミと同じ匂いがプンプンするのである。

 

 

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(*1)

このインタビューの後、石丸氏は別のインタビューで聞き手から「山崎怜奈氏との件」を問われた時に、「やはり女子供には配慮しないといけないのか」という趣旨の発言をしていたが、石丸氏は相手(山崎氏)をアイドルではなく、きちんと「対等な質問者(議論の相手)」として尊重したからこそ、あのように発言したのに、山崎氏は「怖かった」として論点をすり替えてしまっている。(*1a) また、フェミニスト界隈では石丸氏の「女子供には」の部分に余計な反応をして「女性差別だ」「ワー」「ギャー」と騒いでいるのは滑稽でしかない。冷静に総合的な観点で見れば石丸氏は差別などしていないのは自ずと判ることだ。ここをきちんと記すにはジェンダーやその歴史も含めた実に面倒くさく長い話になるので割愛するが、フェミニスト界隈も含めて左派系の人々というのはこんなに面倒くさいのである。

 

(*1a)

山崎氏は若い女性である事でそもそも性的優位性を持っており、その上、乃木坂46に在籍していた事が彼女には一種の勲章のようなものである自覚があったのかもしれない。だから「自分に対しては何人も優しくなければならない」くらいの甘ったれた根性を持っていたのではないだろうか。無論、山崎氏はその事に無意識だ。無意識の前提条件となってしまっている。

また、山崎怜奈氏が石丸氏に番組でインタビューしたのは都知事選の結果が出た直後であり、敗北が決定したばかりの石丸氏も感情的に平穏ではなかったと思われる。山崎氏が「女性であり、元アイドルグループ在籍の才媛」の自分にもっとやさしく接するべきだと思っているのなら、山崎氏こそ、都知事選で2位とは言え敗北したばかりの石丸氏の胸中を少しは察するべきだったのではないだろうか。山崎氏に足りないのはそういうところである。いつも自分の事しか考えていないからSNSにあのような文章を載せてしまうのだろう。

 

(*2)

そのせいかどうかはともかく、乃木坂時代には一度も選抜メンバーには選ばれていない。これは乃木坂46を運営する会社の担当者もそのような趣旨で山崎氏を評していたので間違いないだろう。「アイドルには向いてない女性だった」「他のメンバーとのコミュニケーションが今ひとつ取れない人」「だから選抜には選ばなかった」と。これらの評価はそのまま(仮に)山崎氏が政治家になった時の言動・行動、そして説得力にそのまんま引き継がれる気がしてならない。だからこそ「恐ろしい」と今から宣言しておく。

 

 

 

 

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経済を基本から分かってない河野太郎デジタル相

2024-07-22 15:51:15 | 人物

トランプ氏の「円安はアメリカにとって悲劇」「ドル高是正を」といった発言を受けて、円相場が1ヶ月ぶりの高値水準となっている。時事通信の報道では、18日の東京外国為替市場の円相場は一時155円台前半に上昇した。

この一方、河野太郎デジタル担当大臣は7月17日にブルームバーグ・テレビジョンに出演して、次のように述べた。急激な円安がもたらす国内物価への影響などの問題を強調して・・・

 

「為替は日本にとって問題だ」

とした上で、

「円は安すぎる。価値を戻す必要がある」

と発言した。

 

↑この発言、本気で言ってるのなら、河野太郎氏は本物のポンコツである。今回はこれについて数量政策学者の高橋洋一氏の解説を基調に記してゆく。

この河野太郎氏の発言は河野氏が経済をぜーんぜん理解していない、分かってない事実を自ら明かしてしまっているのであり、「私は無知です」と告白しているようなものだ。日本政府の大臣職にある人物の経済理解があまりにも低い事を世界中に明かしてしまって実に恥ずかしいのである。

まず、トランプ氏の発言は経済理論から言って至極当然なものである。「自国の通貨安は近隣窮乏化になる」、つまり自国の通貨安は経済的に自国にとっては有利に働くが、他の国にとっては不利になる…そういうものであり、世界的に普遍的な理論である。

現在のアメリカはドル高状態なので、不利な立場に置かれていることになる。「アメリカ・ファースト」なトランプ氏にとってはそれはまずいと言える。経済理論通りの至極真っ当な意見である。

だが、河野太郎デジタル相は全く逆である。日本は近隣窮乏化によって、いわば「一人勝ち」状態、すなわち有利な状態にあるのだ。それを「(円安は)問題だ。円の価値を戻す必要が…」などと言ってしまう河野太郎氏は経済の基礎的な理論すら知らない事がその発言から如実に判る。「円安」が「円の弱さ」だと勘違いしているのだ。この人、経済のど素人である。分析も全然できていないし、経済を全く理解していないのだろう。何か含みをもたせた発言でもないので、単純に経済音痴がバレた、ということだ。まったく、何処に出しても恥ずかしい御仁だ。

ただでさえ、円安で最もその恩恵を受けているのは日本政府である。円安によって生じた為替差益は40兆円にものぼる。これは日本国民の一人一人に30万円配布できる金額である。それをやれば国民も「円安は良いことだ」と判るのだが、財務省・岸田政権はそれをやらない。円安のおおかげでエクセレントカンパニーは大きな利益を享受し、税収は史上最大になって財務省もウハウハ状態だ。

これはマクロ経済学という分野だが、河野太郎デジタル担当大臣は「円安のメリット」「近隣窮乏化」という知識がないこと、「国全体の話を掴んで見る」、という視点がない事がバレてしまったのだ。こんな無能な人物に「一国の宰相は任せられない」と高橋氏は言う。もちろん「自民党総裁の資格も無い」、と断言できるレベルの話だ。

「どこに出しても恥ずかしい人物」、それが河野太郎氏である。

 

 

円安については下記の記事も参照されたい。

 

 

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<参考資料>

円安 マスコミの悪意ある印象操作

 

 

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蓮舫氏・・・そもそも。

2024-07-18 09:27:09 | 人物

「2位じゃだめなんですか」でおなじみの蓮舫氏は都知事選3位の不満やら鬱憤やらを四方八方にぶちまけ噛み付いているようで、獰猛なカミツキガメのような状態と化している。その一つ一つは既にSNSや報道等で情報が世に出ており、各々批判されているので、ここでは「蓮舫氏についての”そもそも”」な話を記す。

 

筆者は、かつて蓮舫氏の配偶者(夫)だった男性を「ペット以下の存在」としてテレビで平然と紹介していた事実をどうしても忘れる事ができない。そこで映し出された映像は筆者にとってはかなり衝撃的なものであった。夫の存在は蓮舫一家の中で惨めな立場に追いやられており、何なら夫の存在事態が忘れられているかのような雰囲気もあった。言っても配偶者であり人生のパートナーである筈だ。しかし、妻である蓮舫氏は夫を人間扱いしない態度を当たり前の事として振る舞っていた。女尊男卑の究極の姿のような印象だ。元夫の男性は「自分はいじられキャラだったので」と元妻を擁護するのだが、あの時見た映像からはそんなほのぼのとした空気(ユーモアや洒落っ気)は全く感じられず、とても笑える空気ではなかったのである。

この蓮舫氏の夫に対する姿勢は当然夫妻の子供達にも影響し、夫以外の家族全員で夫を(冗談ではなく本気で)下等動物のように扱っている様は気持ち悪く吐き気がするほど気味が悪かった。ここで筆者は蓮舫氏という人はこういう人物なのだ、という認識を持ったのである。要するに、自分が少しでも気に入らなければ対象者をぞんざいに扱い、容赦なく見下して相手にもせず意見も聞かずに排除する・・・まるで中華民族のような冷血さである・・・そして、一事が万事、この調子なのだ。政治家になっても同じ事を蓮舫氏はやり続けてきた。自分の気に入らない人は事象は鬼のような形相で噛みつき、相手のすべてを批判し全否定しにかかる…そういう人物だ。そして蓮舫氏という人物はそれが全てと言っても過言ではない印象を持っている。何しろ、政治家になって以後のこの人は「自分が気に入るかが全て」であり、「批判・否定の罵詈雑言ばかり言い続けてきた」・・・そういう記憶しかないのだ。

そもそも「政治は政策である」。

国民の為を第一に考えて良い政策を立案するのが立法府に属する国会議員の役目である。しかし、蓮舫氏は上述の通り、与党の批判・否定の罵詈雑言、そして揚げ足取り(噛み付き)ばかりで、この人から政策が出てきた記憶がほとんど無い。

さらに、今でも筆者は蓮舫氏の顔を見ると、あの時見たテレビ番組で「弱い夫を虐待する悪妻」という印象が甦ってくるのだ。あの番組に映った蓮舫氏一家は見るに耐えなかった。繰り返すが、一時が万事、この人はこういう人なんだろうな、と思えるに十分な恐ろしさを感じたのである。今の蓮舫氏の目つき顔つきにもそうした内面が滲み出ているように思えるのは筆者だけではあるまい。念のために記しておくが、性別に関係なく、その人の内面は目つきや顔つきに反映されるものだからである。

現在でも都知事選に負けた腹いせにあちらこちらへ噛み付きまくっている蓮舫氏だが、反論されると、例えば主語を「自分」から「女性」という大きなカテゴリーに置き換えて、性差別の問題にすり替えて「蓮舫批判=女性差別」の図式に当てはめて(すり替えて)言論を抑え込もうとする動きは卑怯で醜悪としか言えない。また、他人には謝罪を求めても自分は一切謝罪しない、という専制国家の独裁者のような態度を見ていると、こんな人物が都知事にならなくて本当に本当に良かった、と思うところである。(*1) 全てはあの「配偶者をペット以下の扱いにする」精神的な異常性がベースと考えれば納得がいくものである。

感情に任せてあちこち噛み付くのは迷惑だが、こういう事をしているから皆から嫌われるのである。しかし本人は一向に気が付きそうにない。こうした「嫌われる努力」を惜しまないところに都知事選で3位に沈んだ本質的な原因があるのだろうが、こんな事を言ったところで本人に聞く耳がないのでは意味がない。左翼の人は概ね「聞く耳がない」のだが、まさにその典型を身を呈して示している、という事になろう。

 

最後に…共産党丸抱えの選挙であったが故に、仮に蓮舫氏が都知事になったら首都である東京が共産党に支配されてしまったことだろう。(*2) そうならなくて本当に良かった。

 

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(*1)

蓮舫氏は台湾にルーツがあるが、実は外省人(中国大陸出身)で北京大学に留学していたそうだ。この事実と親中の立憲民主党に在籍していた事実は偶然ではないように思えるが…。

 

(*2)

蓮舫氏を見ていると、かつて共産主義の総本山であったソビエト連邦(ロシア、ベラルーシなど複数の共産主義国で形成された)の傲慢かつ身勝手な姿勢が国際社会に大きな迷惑をかけていた事を思い出す。誰かが「ソビエト蓮舫」というネーミングをしていたが、言いえて妙、である。

 

 

 

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中西アルノの音楽センスに期待

2024-07-01 15:15:00 | 人物

乃木坂46・5期生の1人として活動している中西アルノだが、オーディション時の歌唱審査の時から、御大プロデューサーを含めた審査員達はその歌唱能力のずば抜けた高さに喫驚したようである。その証拠に当時作成中だったシングルの新曲に於いてセンターを任せる判断をしたのは御大プロデューサーであった。つまり音楽を良く知らない御大Pですら、思わず「この子をセンターにする」という決断をさせてしまう…つまり、誰でも(音楽をよく知らない人でも)判るほどの高い歌唱レベルがあったのであり、それほどの実力を持っていた、ということだ。御大をして、加入前から「センターを任せよう」と判断させるのはなかなかのことと言えよう。ちなみに、筆者も中西アルノの歌唱を1小節分聴いただけで、「この子は(音楽的に)凄い」事が判った。

中西アルノは単に技術以上に「どうすればよい音楽になるのか」「音楽をどう作るべきか」を知っているのだ。

一般的に現代のアイドルといえば、歌の旋律の音程さえ正確に取れないほど歌唱が素人レベルである場合が多い。もちろん中西アルノの場合は音程云々は正確であり、そんな事は前提でしかないのだが、中西の場合は技術的な部分はあって当たり前で、しかもその上に豊かな表現力(音楽的な色気)がプラスされていた、オーディションの時から、である。

話を戻そう。そのオーディションの頃に戻すが、その時期は中西自身の加入前のプライベート活動のあれこれが問題視された結果、その新曲でのセンター・ポジションの話はやや有耶無耶な形になってしまったが、その後の音楽活動に於ける圧倒的な音楽的センスは、中西がメイン出演者の1人である音楽番組で、もう一人のレギュラー出演者であるゴスペラーズの黒沢薫が尋常でないレベルで中西の音楽・歌唱能力に惚れ込んでいる事実からも明らかと言えよう。

また、同じグループのメンバーである井上和などが中西のソロ歌唱を聴いて涙を流すケースも多々あり、メンバー間でも中西の飛びぬけた音楽的才能は一目置かれているようだ。他人の歌唱を聴いて涙するというのは、その音楽的表現の中に人間の真実に触れるものがあるからであり、それを否応なく感知させる事は間違いなく稀有な才能と言えよう。こうしたことは単に音楽的な技術・技量だけではできない。言葉で表せない、理屈を超えた音楽センスや音楽する心・魂が備わっていないと不可能なのである。

一般的にアイドルという職掌に寄ってくる若い女性達はそれほど音楽の「音楽」たる側面に注目していない。普段のアイドルの会話でも「あの曲を”歌う”」とは言わずに「あの曲を”踊る”」という言い方をするケースが圧倒的に多く、踊りの方に意識は集中しているようだ。さらに言えば、曲の歌詞については語れても音楽面について語れるアイドルはほぼ皆無だ。そもそも音楽の「音楽的側面」に注目していない上に、そもそも「音楽を語る言葉」を持っていない(=知らない)のが実態である。アイドルグループにも、稀に生田絵梨花のような音楽的才能に満ちたメンバーも出現するが、これは極めてレアケースであり、その意味で中西アルノというn音楽的センスに優れたメンバーがグループに入ってきた事を寿ぎたい気持ちである。

また、運営会社は中西アルノの音楽的才能を生かした活動を最大級に支援してほしい、と考えている。この才能は生かさなければもったいないし、この才能は伸ばさなければならないし伸ばすべきだ、と強く感じさせるほどの訴求力を持っている。

中西アルノの歌唱・音楽に注目である。






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ひろゆき氏 の「円安」理解の浅さ

2024-06-25 17:35:53 | 人物
ひろゆき氏がXで数量政策学者(嘉悦大学教授)の高橋洋一氏に絡んでいたが、経済に対する知識レベルの違いを改めて認識するところだ。「アマチュアがプロ中のプロに喧嘩をふっかけた」という図式であり、滑稽で、しかも面倒くさい事例である。面倒くさい理由は、ひろゆき氏 は本気で経済を知りたい(学びたい)訳ではなく、自分が悶着を起こして世間をかき回して話題を作りたい、とか、またはゲーム感覚で他人に議論をふっかけて面白がる・・・そして彼お得意の「論破」「俺の勝ち」という状況に愉悦を感じる・・・という、それだけの目的でやっていたりするからだ。何かを本気で理解しようとしている訳ではない。論争・論破というゲームを面白がって(面白半分)、そして、自分が不利になると論点をずらして逃げる、といういつものあれである。こんな人物にまともに物事を教える事のナンセンス。(相手にするのが)面倒くさいったりゃありゃしない、ということだ。

そもそも ひろゆき氏 は「自分が何か疑問に思ったら、何でも答えて教えてもらえるのが当然」と思い込んでいるのが図々しく厚かましい。プロに対して非常識で無礼である。質問するならそれ相応の礼儀は必要だろう。だが、IYI(Intellectual Yet Idiot / インテリバカ)な彼にはそんな意識は微塵もないのであろう。相手は経済のプロ中のプロだ。桁違いに格上のプロに知識不足の素人がまさに素人レベルの疑問をふっかけて、しかも相手(プロ)を見下し貶める、という最も醜悪で不躾で滑稽な内容を発信したのである。

この手の一方的ないいがかりや喧嘩はマスコミ(左派系情報操作機関)の大好物である。そもそもマスコミは ひろゆき氏 のような面白半分な人間が大好きである。また、マスコミが取り上げたら何らかの対応をしないとメディアによって勝手に悪い印象操作をされてしまう、というさらに面倒な展開(被害)が待っている。実際、マスメディアも取り上げたので、最初は相手にしていなかった高橋氏も対応せざるを得なかったのだろう。YouTubeの番組(下記参照)で ひろゆき氏 の疑問にきちんと答えている。また、ひろゆき氏 の初歩的間違いも指摘している。本当にお疲れ様なことである。

ひろゆき氏の批判に高橋洋一氏が答える!円安は日本経済に「悪影響」ではない!?

ひろゆきも知らない近隣窮乏化を解説


大阪の番組「正義のミカタ」で高橋教授は「円安が日本に良い」という事の説明をきちんとしている。ひろゆき氏 が求めていた「数式」もそこで示されているのだ。(*1) その出典元も示している。そして、その数式から導かれた「数字」を根拠として「近隣窮乏化」などの概念で説明しているのだ。(*2) 普通に経済の基本的なところ(高校で習うレベル)を知っていればその説明で判る筈なのである。実際、森永卓郎氏、井川意高氏などの教養ある人は「円安」が「日本全体」と「個人・会社」レベルで受け止め方が異なる事をちゃんと理解しているし、「日本全体」にとっては大きなメリットのある状態であることをちゃんと認識しているのだ。(*3)

ひろゆき氏 のような一般人はこの「日本全体」と「個人・会社レベル」の話を混同してしまうので、それで頭が混乱してしまうのである。

円安で「個人」レベルで困っているという人は確かに居る。だから、日本としては政府が「外為特会(外国為替資金特別会計)」その他の含み益を日本国民全員に配布(一人当たり30万円以上可能)すれば「円安だから嫌だ」という人などいなくなる・・・にも関わらず、日本政府はそれをやらない。バックに財務省が居るので、財務省がそれをやらせないのだろう。岸田政権が「財務省のいいなり内閣」であることの証左とも言えよう。だから、ひろゆき氏 が本来批判すべき相手、責めを負うべきは日本政府であり岸田政権なのである。ひろゆき氏 が批判するべき対象は円安で出た含み益を国民に還元しない日本政府なのだ。なお、この件を当ブログでは以前に記事にしている。下記の記事を参照されたい。↓

円安のメリットを享受できる方法があるのにやらない政府・財務省




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(*1)
ひろゆき氏 はそれに気が付かなかったのか、理解できなかったかのどちらかで、数式は出ていたのにも関わらず「数式も出さずに」と高橋氏を貶めていたのである。ここに ひろゆき氏 の間抜けで、どんくさい正体が垣間見えてしまうのである。実にみっともない。

(*2)
高橋教授によれば、その数式(方程式)の本体は個数にして500個くらいある、ということだ。ひろゆき氏 があくまで「数式を」と言うなら、高橋氏が提示した The OECD's Global Model をまずはチェックしてみたらいかがであろうか。英語で書かれているが、優秀な ひろゆき氏 なら問題ないだろう。但し、数式事態は難しく、経済の専門家の優秀な人間でないと理解や説明は難しいであろう。繰り返すが、高橋氏は数式をきちんと提示しているし、数字やファクトでしか語らないのが高橋氏である。そこに気づかなかった ひろゆき氏 はまず高橋氏に自身の不明を詫びて謝罪するのが妥当であろう。

(*3)
実際、「円安の時にGDPは上がる」のであり、今回もそうだ。一般に「通貨安の時に、その国のGDPは上がり、他国のGDPは下がる(近隣窮乏化)」のである。国際的な常識である。



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★参考記事
円安 マスコミの悪意ある印象操作






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