現在、テレビ等のマスメディアでやたらに「SDGs」と喚いている。それもかなりしつこく鬱陶しいレベルで、である。
多くの人が思うのは、「そもそもSDGsって何だ?」であろう。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals」であって、「持続可能な開発目標」と訳されている。
形式的には国連が決めた17個の目標のことだが、内容を見てみると常識的で当たり前の話ばかりである。読んでいく内に「だから何なの?」と言いたくなるような話ばかりである。
ちなみにその17個の目標とは・・・
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
・・・どうだろうか。
確かに大事なテーマの数々ではあるが、普通に常識的な事柄であり、わざわざ特筆することでもない、と思われる人は少なくないだろう。
「SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。」、と外務省は説明している。
このSDGsを特にテレビ局は毎日のようにしつこく喧伝して止むことがない。当ブログでも以前から指摘しているように、テレビを中心としたマスメディアは報道機関と言うよりも左翼の情報工作機関と言った方がぴったりくるような組織である。
おかしいのは、番組出演者が居るスタジオはこうこうと輝く照明に照らされて(明るいだけでなく暑い)、寒いほどのエアコンが効いている。そんな場所で「節電」を呼び掛けて「気候温暖化」を嘆いてみせるのだ。凄まじいナンセンスであるが、これがTV屋のSDGsなのである。いかに胡散臭い事をやっているかがよく分かる。(蔑笑)
SDGsはそもそも社会主義的な色彩の濃いスローガン群だが、テレビ局がテレビ業界を挙げて毎日のように「SDGs」を喚き、国民に対して「これをやれ」、としつこく押し付けて回っているのだ。(*1) 何かの意図がある…と考えるのが普通であろう。
昨年、武漢コロナウィルスが感染拡大してから日本経済は停滞し続けているが、日本以外の世界各国はほぼ経済復興を成し遂げている。日本だけが未だに武漢コロナ脳のままであり、政府もマスコミも不安を煽り続けているおかげで日本経済は停滞したままだ。そこへSDGsである。企業も個人もこれを標榜しないと生きていけないかのような空気をマスコミ、なかんずくテレビ屋は煽っている。これが日本の経済を復興させる大きな妨げになっているのは厳然たる事実である。
日本人はお人好しで無知(*2)なので「国連」という組織が「国際社会をリードする高邁な志を持つ組織」のようなイメージを持っている人が多い。だが、それは全くの誤解であり完全なる読み違いである。
どういうことか。
本来、国連及び国連関連の組織は「高邁な志を持って各国を指導する」ような組織ではない。全く違う。実際に起きている事実は、各国が自国の利益のために国連とその関連組織を利用して自国に都合の良いように使いこなす…そういう極めて泥臭い機関なのである。(*3)
例えばWHO(世界保健機関)などは完全に中国に乗っ取られた状態にあり、昨年来の武漢コロナウィルス対策や原因調査活動に於いても中国に忖度しまくった活動しかしていない。今現在の状況で言えば、国連とその関連する組織の多くが既に中国に依る侵食を受けており、それは組織の中枢部にまで達している。これによって中国の都合の良いように活動しているのが実態なのだ。
中国が内部を侵食している国連組織・・・そこが提唱する「SDGs」。そして、日本のマスメディアが全力で国民に押し付けようとしている「SDGs」。何かおかしくないかい?…と疑って考える方が自然というものであろう。ただでさえ、SDGsは社会主義的な運動であって、あたかもマスコミが大好きな中国的な匂いがぷんぷんするものである。
国連のSDGsが胡散臭い運動であることは誰でも確認できる。例えば「SDGsの達成に於ける中心課題として『誰一人取り残さない(Leave No One Behind)』」を標語としている国連であるが、実際にはどうだろうか? 現実には中国でウイグル民族が中国共産党に迫害されて酷い目に遭わされている実態があるにも関わらず、今の国連はこれに対して何もしていない。つまり「ウイグル人を見捨てている(取り残している)」のである。これは厳然たる事実だ。元々は東トルキスタン共和国と呼ばれる国であったが中華人民共和国に侵略されて中国の一部とさせられたウイグル自治区。ここではナチスに依るユダヤ人迫害よりも酷いジェノサイド(民族虐殺)があると言われている。これを国連は見捨てているのである。ウイグルだけではない。そもそもチベットも南モンゴルも中華人民共和国に侵略されて中国に併合されてしまった国であり、そこの人々は元々中華民族とは関係ないのである。そうした地域では中華民族に依って昔から居住していた人々を根絶やしにして中華化する施策が取られており、それは今でも続いているのである。繰り返すが、国連はこうした「中国の暴力によって国土も文化も言語も民族も奪われた人々」を全く救おうとしていない。救う気もない。見捨てているのであって、国連自身がSDGsに背を向けている、ということだ。
国連を中心とした国際組織には既に中国がかなりの深部にまで侵食している。中国は自身の「中華思想」の実現(*4)の為に手段を問わず、なりふり構わず世界に対する黒い触手を伸ばしつつある。
環境問題に於いても例えばグレタ・トゥーンベリさんという18歳の少女の活動はやたらにマスメディアに登場する。マスコミは彼女が日本を含めた西側諸国を叩き放題に叩く様は報道しても、同じグレタさんが「中国を批判したことがない」事実は一切報道しないのである。グレタさんの後ろに誰が居るのか容易に想像がつくだろう。
環境問題で中国は何も対策らしいことをしていないのは事実である。(*5) そして今回のSDGsでも中国はこれについて何一つ動こうとはしていない。(*6) そもそもSDGsが掲げる目標の数々と中国の実態とは乖離しており、そもそも矛盾があるのだ。一方で、SDGsを唱え続けて経済復興ができないままの日本・・・。
これらの数々の事実を並べて考えた時に、「SDGs」の胡散臭さやいかがわしさを考えずにはいられないのである。
日本国内に目を向けた場合、SDGsは一流企業が自社のイメージアップの為に使うケースが多いようである。「我社は社会的貢献をしています」と喧伝して企業イメージを上げるのだ。これもイメージの問題であって企業の本当の実態がどうかはまた別問題なのである。
さらに言えば、このSDGsを怪しいファンドビジネス(財テク等々の商売)に利用している人や金融機関があり、「これがSDGsの投資です」と言って進めているようだが、結構怪しいのだ。政府機関なども「SDGsは良い事です」として一種のカモフラージュとして使われるケースもあるようで、思わず「本当かよ」と疑いたくなるほどいかがわしいのである。「SDGsですから」と言うことでファンド運用が綺麗なものだという印象にすり替えられているのである。
このように、日本国内に於いてもSDSGsを利用する人々や組織はどうにも胡散臭くいかがわしい匂いがついてまわる事は指摘せざるを得ないのが実情だ。
以上、SDGsの真実を知る一つのきっかけや手がかりになれば幸いに思う。
---------------------------
(*1)
社会主義・共産主義の専制国家では何をやるにも国家の指導の通りにしなければならず、最終的に「箸の上げ下げ」まで指図される。そういうシステムなのだ。日本の左翼勢力もマスコミもこぞってそのような国家にシンパシーを感じている気味の悪い連中なのである。
(*2)
無知と書いたのはマスメディアが国連の真の実態を全く報道しないので、一般国民はこれについて知りようがないからである。もちろんマスコミは故意に報道しないのである。その方がマスコミにとって都合が良いからである。付け加えるなら、マスコミは親中である。
(*3)
なので、本来は日本も国連組織を「日本の国益のためにどんどん利用する」という姿勢で使うくらいの意識を持たないと駄目なのである。それをしないお人好しの日本だからいつも世界各国にやり込められて損ばかりしているのだ。辟易する。
(*4)
簡単に言えば、「中国は世界の中心であり、世界は中国のものである」という狂気の思想である。これを実現する為に習近平政権はウイグルや南モンゴルの民族虐殺を行い、今また台湾や日本の尖閣諸島を奪う準備に余念がないのである。これは中国の「核心的利益」として既に明示されているので、恐らく北京五輪の後で中国の侵略行為が始まるものと推測されている。(*4a) 世界に影響力のある国連に対しても内側から浸透して中国に依る世界支配に向けた活動をステルス的に続けている。
(4a)
思い返せば、クリミア半島に侵攻してウクライナから領土を武力で奪い取ったロシアもソチ五輪の後で侵攻を開始したのである。中国もこの事例を参考にするであろうことは間違いないだろう。
[2022年5月6日:追記]
北京五輪後に動いたのは中国同様に全体主義国家であるロシアであった。ウクライナがロシアの標的になった。中国はと言えば、ウクライナを侵略したロシアに対する国際社会の毅然とした団結力に驚いて様子見の状態である。だが、中国もまたロシア同様自国の欲望しか念頭にない残虐国家である。どこかのタイミングで必ず台湾侵略を開始するだろう。国際社会はそれを許してはいけない。許せば中国もロシアも再現なく他国への侵略を継続するだろう。そして、その矛先は間違いなく日本にも向けられる。必ずだ。ウクライナの惨状が日本でも起こりうる事を我々は意識すると共にそれを防ぐ手立てを早急に考案する必要がある。
(*5)
世界で最も二酸化炭素を排出しているのは圧倒的に中国である。それはもう日本とは桁違いの多さなのだ。それなのに、国連の国際会議では日本が非難され、最もCO2対策にやる気のない中国は何も言われない。いつも叩かれてやられるばかりの日本。日本人はもっと事実や実態を主張するべきであろう。
海洋流出のプラスティックごみを減らす目的だった筈のレジ袋有料化だが、無意味な施策であることは論を待たない。2010年の推計値だが、中国の陸上から海洋に流出したプラスティックごみは年間353万トンでダントツの世界一位だ。ちなみに日本は6万トンで世界30位である。SDGsでの努力を中国はまるでやろうとせず、日本ばかりが苦痛を強要されているのが実情である。これが何を意味しているかと言えば、SDGsとは民主主義国経済の足を引っ張るために中国が国連を利用して押し付けた嫌がらせに他ならない、ということである。
(*6)
もしも国連が本気で「SDGs」の取り組みを理想的に実現させたいのならば、中国が動かなければどうにもならないのが本当のところである。(*6a)それをぜずに日本ばかりがせっせとSDGsに勤しんだとしても国際社会の中では焼け石に水程度でしかないのが実情だ。実に馬鹿らしいが、その馬鹿らしいことを執拗に国民に押し付けてくるのがマスコミである。
(*6a)
中国がSDGsに本気で取り組むとしたら、まずはウイグルやチベット・南モンゴルなどでのジェノサイドをやめることから始めなければならない。これこそSDGsの基本であり大前提である。
☆
多くの人が思うのは、「そもそもSDGsって何だ?」であろう。
「SDGs」とは「Sustainable Development Goals」であって、「持続可能な開発目標」と訳されている。
形式的には国連が決めた17個の目標のことだが、内容を見てみると常識的で当たり前の話ばかりである。読んでいく内に「だから何なの?」と言いたくなるような話ばかりである。
ちなみにその17個の目標とは・・・
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任 つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
・・・どうだろうか。
確かに大事なテーマの数々ではあるが、普通に常識的な事柄であり、わざわざ特筆することでもない、と思われる人は少なくないだろう。
「SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。」、と外務省は説明している。
このSDGsを特にテレビ局は毎日のようにしつこく喧伝して止むことがない。当ブログでも以前から指摘しているように、テレビを中心としたマスメディアは報道機関と言うよりも左翼の情報工作機関と言った方がぴったりくるような組織である。
おかしいのは、番組出演者が居るスタジオはこうこうと輝く照明に照らされて(明るいだけでなく暑い)、寒いほどのエアコンが効いている。そんな場所で「節電」を呼び掛けて「気候温暖化」を嘆いてみせるのだ。凄まじいナンセンスであるが、これがTV屋のSDGsなのである。いかに胡散臭い事をやっているかがよく分かる。(蔑笑)
SDGsはそもそも社会主義的な色彩の濃いスローガン群だが、テレビ局がテレビ業界を挙げて毎日のように「SDGs」を喚き、国民に対して「これをやれ」、としつこく押し付けて回っているのだ。(*1) 何かの意図がある…と考えるのが普通であろう。
昨年、武漢コロナウィルスが感染拡大してから日本経済は停滞し続けているが、日本以外の世界各国はほぼ経済復興を成し遂げている。日本だけが未だに武漢コロナ脳のままであり、政府もマスコミも不安を煽り続けているおかげで日本経済は停滞したままだ。そこへSDGsである。企業も個人もこれを標榜しないと生きていけないかのような空気をマスコミ、なかんずくテレビ屋は煽っている。これが日本の経済を復興させる大きな妨げになっているのは厳然たる事実である。
日本人はお人好しで無知(*2)なので「国連」という組織が「国際社会をリードする高邁な志を持つ組織」のようなイメージを持っている人が多い。だが、それは全くの誤解であり完全なる読み違いである。
どういうことか。
本来、国連及び国連関連の組織は「高邁な志を持って各国を指導する」ような組織ではない。全く違う。実際に起きている事実は、各国が自国の利益のために国連とその関連組織を利用して自国に都合の良いように使いこなす…そういう極めて泥臭い機関なのである。(*3)
例えばWHO(世界保健機関)などは完全に中国に乗っ取られた状態にあり、昨年来の武漢コロナウィルス対策や原因調査活動に於いても中国に忖度しまくった活動しかしていない。今現在の状況で言えば、国連とその関連する組織の多くが既に中国に依る侵食を受けており、それは組織の中枢部にまで達している。これによって中国の都合の良いように活動しているのが実態なのだ。
中国が内部を侵食している国連組織・・・そこが提唱する「SDGs」。そして、日本のマスメディアが全力で国民に押し付けようとしている「SDGs」。何かおかしくないかい?…と疑って考える方が自然というものであろう。ただでさえ、SDGsは社会主義的な運動であって、あたかもマスコミが大好きな中国的な匂いがぷんぷんするものである。
国連のSDGsが胡散臭い運動であることは誰でも確認できる。例えば「SDGsの達成に於ける中心課題として『誰一人取り残さない(Leave No One Behind)』」を標語としている国連であるが、実際にはどうだろうか? 現実には中国でウイグル民族が中国共産党に迫害されて酷い目に遭わされている実態があるにも関わらず、今の国連はこれに対して何もしていない。つまり「ウイグル人を見捨てている(取り残している)」のである。これは厳然たる事実だ。元々は東トルキスタン共和国と呼ばれる国であったが中華人民共和国に侵略されて中国の一部とさせられたウイグル自治区。ここではナチスに依るユダヤ人迫害よりも酷いジェノサイド(民族虐殺)があると言われている。これを国連は見捨てているのである。ウイグルだけではない。そもそもチベットも南モンゴルも中華人民共和国に侵略されて中国に併合されてしまった国であり、そこの人々は元々中華民族とは関係ないのである。そうした地域では中華民族に依って昔から居住していた人々を根絶やしにして中華化する施策が取られており、それは今でも続いているのである。繰り返すが、国連はこうした「中国の暴力によって国土も文化も言語も民族も奪われた人々」を全く救おうとしていない。救う気もない。見捨てているのであって、国連自身がSDGsに背を向けている、ということだ。
国連を中心とした国際組織には既に中国がかなりの深部にまで侵食している。中国は自身の「中華思想」の実現(*4)の為に手段を問わず、なりふり構わず世界に対する黒い触手を伸ばしつつある。
環境問題に於いても例えばグレタ・トゥーンベリさんという18歳の少女の活動はやたらにマスメディアに登場する。マスコミは彼女が日本を含めた西側諸国を叩き放題に叩く様は報道しても、同じグレタさんが「中国を批判したことがない」事実は一切報道しないのである。グレタさんの後ろに誰が居るのか容易に想像がつくだろう。
環境問題で中国は何も対策らしいことをしていないのは事実である。(*5) そして今回のSDGsでも中国はこれについて何一つ動こうとはしていない。(*6) そもそもSDGsが掲げる目標の数々と中国の実態とは乖離しており、そもそも矛盾があるのだ。一方で、SDGsを唱え続けて経済復興ができないままの日本・・・。
これらの数々の事実を並べて考えた時に、「SDGs」の胡散臭さやいかがわしさを考えずにはいられないのである。
日本国内に目を向けた場合、SDGsは一流企業が自社のイメージアップの為に使うケースが多いようである。「我社は社会的貢献をしています」と喧伝して企業イメージを上げるのだ。これもイメージの問題であって企業の本当の実態がどうかはまた別問題なのである。
さらに言えば、このSDGsを怪しいファンドビジネス(財テク等々の商売)に利用している人や金融機関があり、「これがSDGsの投資です」と言って進めているようだが、結構怪しいのだ。政府機関なども「SDGsは良い事です」として一種のカモフラージュとして使われるケースもあるようで、思わず「本当かよ」と疑いたくなるほどいかがわしいのである。「SDGsですから」と言うことでファンド運用が綺麗なものだという印象にすり替えられているのである。
このように、日本国内に於いてもSDSGsを利用する人々や組織はどうにも胡散臭くいかがわしい匂いがついてまわる事は指摘せざるを得ないのが実情だ。
以上、SDGsの真実を知る一つのきっかけや手がかりになれば幸いに思う。
---------------------------
(*1)
社会主義・共産主義の専制国家では何をやるにも国家の指導の通りにしなければならず、最終的に「箸の上げ下げ」まで指図される。そういうシステムなのだ。日本の左翼勢力もマスコミもこぞってそのような国家にシンパシーを感じている気味の悪い連中なのである。
(*2)
無知と書いたのはマスメディアが国連の真の実態を全く報道しないので、一般国民はこれについて知りようがないからである。もちろんマスコミは故意に報道しないのである。その方がマスコミにとって都合が良いからである。付け加えるなら、マスコミは親中である。
(*3)
なので、本来は日本も国連組織を「日本の国益のためにどんどん利用する」という姿勢で使うくらいの意識を持たないと駄目なのである。それをしないお人好しの日本だからいつも世界各国にやり込められて損ばかりしているのだ。辟易する。
(*4)
簡単に言えば、「中国は世界の中心であり、世界は中国のものである」という狂気の思想である。これを実現する為に習近平政権はウイグルや南モンゴルの民族虐殺を行い、今また台湾や日本の尖閣諸島を奪う準備に余念がないのである。これは中国の「核心的利益」として既に明示されているので、恐らく北京五輪の後で中国の侵略行為が始まるものと推測されている。(*4a) 世界に影響力のある国連に対しても内側から浸透して中国に依る世界支配に向けた活動をステルス的に続けている。
(4a)
思い返せば、クリミア半島に侵攻してウクライナから領土を武力で奪い取ったロシアもソチ五輪の後で侵攻を開始したのである。中国もこの事例を参考にするであろうことは間違いないだろう。
[2022年5月6日:追記]
北京五輪後に動いたのは中国同様に全体主義国家であるロシアであった。ウクライナがロシアの標的になった。中国はと言えば、ウクライナを侵略したロシアに対する国際社会の毅然とした団結力に驚いて様子見の状態である。だが、中国もまたロシア同様自国の欲望しか念頭にない残虐国家である。どこかのタイミングで必ず台湾侵略を開始するだろう。国際社会はそれを許してはいけない。許せば中国もロシアも再現なく他国への侵略を継続するだろう。そして、その矛先は間違いなく日本にも向けられる。必ずだ。ウクライナの惨状が日本でも起こりうる事を我々は意識すると共にそれを防ぐ手立てを早急に考案する必要がある。
(*5)
世界で最も二酸化炭素を排出しているのは圧倒的に中国である。それはもう日本とは桁違いの多さなのだ。それなのに、国連の国際会議では日本が非難され、最もCO2対策にやる気のない中国は何も言われない。いつも叩かれてやられるばかりの日本。日本人はもっと事実や実態を主張するべきであろう。
海洋流出のプラスティックごみを減らす目的だった筈のレジ袋有料化だが、無意味な施策であることは論を待たない。2010年の推計値だが、中国の陸上から海洋に流出したプラスティックごみは年間353万トンでダントツの世界一位だ。ちなみに日本は6万トンで世界30位である。SDGsでの努力を中国はまるでやろうとせず、日本ばかりが苦痛を強要されているのが実情である。これが何を意味しているかと言えば、SDGsとは民主主義国経済の足を引っ張るために中国が国連を利用して押し付けた嫌がらせに他ならない、ということである。
(*6)
もしも国連が本気で「SDGs」の取り組みを理想的に実現させたいのならば、中国が動かなければどうにもならないのが本当のところである。(*6a)それをぜずに日本ばかりがせっせとSDGsに勤しんだとしても国際社会の中では焼け石に水程度でしかないのが実情だ。実に馬鹿らしいが、その馬鹿らしいことを執拗に国民に押し付けてくるのがマスコミである。
(*6a)
中国がSDGsに本気で取り組むとしたら、まずはウイグルやチベット・南モンゴルなどでのジェノサイドをやめることから始めなければならない。これこそSDGsの基本であり大前提である。
☆