Altered Notes

Something New.

テレビ局カメラマンは無能

2016-03-09 15:16:06 | 放送
テレビ局カメラマンの低レベルな仕事ぶりは拙稿でも既報の通りなのだが、今現在に至るも全く改善の兆しすら見えず、ますますその無能ぶりが加速している実態を見るにつけ、改めてこの事実を記しておくことにする。


1.フォーカス(焦点)合わせもできない

被写体にレンズを向けてピントを合わせるのはカメラマンとして基本中の基本だが、テレビ局カメラマンはこれすらできない無能が多い。
実際に番組を見ていると特にロケ映像の中にフォーカスがずれたカットが多く見られる。背景は鮮明に見えているのに喋っている人物はピンぼけ状態なのである。
そもそも人物を撮影しているのだから画面中に映っている人物(被写体)にフォーカスが合っているべきなのは言わずもがなである。しかしテレビ局カメラマンにはこんなことすらできない。フォーカスが人物の背景(壁面や外の風景)に合っていて、肝心な被写体(人物)はピンぼけ状態でぼやけている、という信じがたい映像になっている・・・このケースは呆れるほどよく見かける。
もちろん被写体が人物ではなく物体だとしてもピントがズレているケースが多い。そもそもテレビ・ビデオ映像の中で「ここを見せたい」という部分にフォーカスが合ってないのは致命的。
フォーカスの一つも合わせられないのはプロのカメラマンとして有り得ない失態である。
また、こんな酷い映像にOKを出してしまう低能なディレクターも失格であるのは言うまでもない。

ロケ現場の場合、使用されるカメラはハンディタイプが多い。カメラマンは恐らくマニュアルでフォーカス合わせをせず、オートフォーカスまかせにしている可能性が高い。しかもろくに映像クォリティのチェックもしないのであろう。だからピンぼけ映像が頻繁に生産されることになる。

さらに呆れたことに最近はスタジオ映像においてもフォーカスが合ってない映像が見られるようになった。
スタジオカメラのビューファインダー(モニター画面)は焦点その他の要素が正確にチェックできるようになっている。従ってスタジオカメラを使っていてフォーカスが合っていないなどというのはおよそ信じられない事である。
一つだけ言えることはオペレーションしているテレビ局カメラマンの能力・技術レベル・センスが恐ろしいまでに低下している上に撮影をしっかりやろうという意志すら無い、ということ。これではプロと呼べないばかりかアマチュアレベルすら下回っている。

ざっくり言えば「馬鹿」がカメラを振りまわしている、としか思えない酷さなのである。
テレビ局カメラマンは「志」が欠如した無能のクズである。


2.とにかく足元を映したがる

どのテレビ局のどの番組でも人物が登場するとカメラマンは「それっ」とばかりに足元にズームインして下から身体を舐めるように顔までチルトアップしてゆく…いったい誰がこんなルールを決めて強制しているのか、という「馬鹿の一つ覚え」である。

多くの視聴者がこうしたカメラワークに対して無意識的にストレスを感じていると思う。

なぜストレスなのか?

不自然だからである。

普通に考えれば、人物が登場したらまずは表情を含めた全身像をゆっくりと見せてあげるのが常識であり自然なのである。いきなり足元がどうなっているかをチェックしたいとは誰も思わないのだ。しかしテレビ局カメラマンは何も考えてない馬鹿であるが故に無条件に足元へズームしてゆく。

足元を撮ってはいけないということではない。どうしても足元のカットが必要ならばそれはもっと後のタイミングで、しかも「わざわざ足元を映す必然性があるならば」という条件付きだ。
(*1)



3.まとめ

現状はテレビ局カメラマンがカメラマン自身の撮影技術やセンスを活かして撮影に従事しているとは到底考えられない。センスのない画一的な撮影方法を強制する力が影で働いているのである。撮影方法・手順・絵作りの一切を全てガチガチに決められてしまってはカメラマン自身の撮影スキルは全く向上しない。

テレビ局カメラマンのレベルの低さ・スキルの無さ・センス皆無な実状は既に末期的な酷さである。有り得ない酷い映像を今日も平然と撮り続けている彼らには恐怖すら感じる。プロとしての自覚以前に映像を創る人間としての矜持すら感じられない彼らは間違いなく馬鹿・無能と言える。





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(*1)
<2020年1月追記>
現在に至るもTV局カメラマンは人物登場時には変わらず足元に寄りにいっている。その馬鹿さ加減は全く変わっていない。本当に彼らは何も考えていない低能な連中である。
(蔑笑)