アメリカ大統領選挙も近づいてきたが、現職の副大統領であるカマラ・ハリス氏という人物はどのような人なのか? 当ブログでは以前にも書いたことのあるテーマではあるが、国際政治学者の藤井厳喜氏の新しい解説があるので、それを基調として改めて記してゆく。
カマラ・ハリス氏といえば、バイデン氏よりも左翼傾向が強い人物として知られるが、今回の説明では藤井氏はのっけから「無能な人です」と断言した。とにいかく「能力のない人」ということだ。これは既に広く知られた事実でもあるのだ。演説しても「言語明瞭意味不明」なところがあり、最後は笑ってごまかす…そういう人物なのである。
ハリス氏はカリフォルニア出身である。元々は大統領候補として出てきたのだが、あまり人気もなく支持者もいないので、いったんは消えたのだった。その後、バイデン氏が民主党の大統領候補になった時に、人気を獲得する為に有色人種でしかも女性の副大統領候補として選択した、というイメージ戦略に使われたのであった。
上述のようにハリス氏はカリフォルニア出身で、元々はサンフランシスコあたりに居たそうだが、そこで何をやっていたかと言えば、サンフランシスコ市の黒人市長の愛人をやっていた事で名前が広く知られる事になったようだ。これは元のサンフランシスコ市長が認めているので確実な情報であろう。
アメリカでは法曹関係、例えば検事も選挙で選ばれる形式が一般的である。だから検事であろうと一種の政治家として認識されるのだ。それに立候補して成ったのである。その後、カリフォルニア州選出の上院議員になり、それで中央政治の舞台に出てきた…そういう経歴である。
イベント等ではいつもニコニコ笑顔で手を振っているばかりで、検事の時も上院議員の時も仕事らしい仕事はしていない、と言って過言ではない。実際の仕事は全てスタッフ任せであり、自分は笑顔で手を振っているだけなのだ。だから、あまり能力のない人物である、と言えよう。
妙なブラックジョークがある。
「バイデンは悪いやつだから暗殺しちまおうか」「そんなことしたらカマラ・ハリスが大統領になってしまう。それは怖いから暗殺はできねぇ」・・・というものだ。話は物騒だが、カマラ・ハリス氏の無能が広く認識されている一つの証左と言えるだろう。
余談だが、この手のジョークは以前からあった。
「オバマ(当時大統領)は悪いやつだから殺してしまおうか」「…と思ったんだけど、副大統領がバイデンじゃ怖くて殺せない」「流石オバマは頭が良い。ああいう無能な男(バイデン氏)を副大統領にしとくと、オバマを殺すに殺せないじゃないか」といったジョークである。今回のカマラ・ハリス氏の場合と全く同じギャグである。ちなみにオバマ政権時代のバイデン副大統領の演説も言語明瞭意味不明だったのである。全部同じだ。(笑)政策的にも何も無いのも一緒である。
カマラ・ハリス氏の話に戻すが、アメリカのリベラル路線でチヤホヤされて調子良くやってきたハリス氏だが、インド人の血も入っているそうだ。何しろ上述の通り、仕事は出来ず能力もなく、ただ笑顔でいるだけなので「非常に軽い人」というイメージと言えよう。
一部で語られていた話では、バイデン大統領の認知症が酷くなってきているので、カマラ・ハリス氏が一部の大統領業務を代行しているのではないか、という事であった。だが、現実はそうではなく、大統領の業務はバイデン氏の側近達で作られたチーム・バイデンがこなしており、カマラ・ハリス氏はむしろ欲求不満を募らせているものと考えられる。やること無いので。(笑)彼女は恐らく「本当なら私にもっと大きな役割が来て然るべきだ」と思っているフシがあるが、実際には前述の通り、チーム・バイデンが全てこなしているので、カマラ・ハリス氏は言ってみれば「蚊帳の外」に置かれているようなものである。出番は無いのだ。そもそも大統領と副大統領は執務室も別であり、副大統領を頼る姿勢が無ければ日常的に交流は無い事になる。
大統領と副大統領の関係は政権によって全く異なるものになる。政権によっては副大統領が大事な役割を果たす事もあり得るのだ。例えばレーガン大統領の時代、副大統領はブッシュ・シニア(後に大統領になる人。ブッシュ・ジュニアの父)だったが、この時は州に一回は食事を共にして連絡を密にして情報交換をしていたものである。
・・・とは言え、副大統領というのは大統領が行けない所、例えば大統領の名代で葬式などの式典に参加したり、国として大事なセレモニーがある時に参加する役目もあるのだ。こんなケースは割と多いのが現実だ。しかし政権によってそのパターンは全く異なると言って間違いないのである。
こうして見ると、副大統領は名前は大きいが、仕事としてはあまり中味のないものに従事する場合が多いようだ。
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<2024年7月23日:追記>
本記事をUPしてすぐの7月21日にバイデン大統領が大統領選挙から撤退する事を発表した。後継に指名したのはカマラ・ハリス副大統領であった。ハリス氏の人物については本記事で記した通りで無能な人である。これは厳然たる事実だ。しかし、アメリカの大手マスコミや日本のマスコミは揃って左翼勢力であり、同じ左翼リベラルの民主党所属である、能力のないハリス氏を大統領にするべく日米の国民を洗脳する左翼プロパガンダ記事を出しまくるであろう。これには注意が必要である。
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