YouTube動画を視聴すると、大抵の場合、映像に音楽(BGM)が付加されており、それはほとんどの場合、著作権フリーの曲である。しかもUP主に好んで使われる曲はほぼ決まっており、おおよそ「このようなシーンにはこの曲」「こんなケースにはこんな曲」という傾向が認められる場合がほとんどである。(*1)
その結果として何が生じてくるかと言えば、頻繁に聴かされる曲が自動的かつ強制的に記憶に刻み込まれて、普段の生活の中でも脳内でその音楽が鳴り続ける、という現象が生じる。音楽をやっている身としてはあまり好ましくはないが、まぁ仕方ないのだろう。
-----------------------------------
(*1)
映画音楽の世界にも似たような事象が認められる。例えば1958年の映画「死刑台のエレベーター」(ルイ・マル監督)で音楽を担当したマイルス・デイヴィスは映画音楽に於けるある種のパターンを作ってしまった、と言われている。山下洋輔氏が書いているのだが、「忍び足ではベースソロ」「追いかける場面ではラッパ(トランペット)ソロ」「追いつきゃ喧嘩でドラムソロ」「・・・この映画以後、このパターンが確立された」ということである。(笑)
△
その結果として何が生じてくるかと言えば、頻繁に聴かされる曲が自動的かつ強制的に記憶に刻み込まれて、普段の生活の中でも脳内でその音楽が鳴り続ける、という現象が生じる。音楽をやっている身としてはあまり好ましくはないが、まぁ仕方ないのだろう。
-----------------------------------
(*1)
映画音楽の世界にも似たような事象が認められる。例えば1958年の映画「死刑台のエレベーター」(ルイ・マル監督)で音楽を担当したマイルス・デイヴィスは映画音楽に於けるある種のパターンを作ってしまった、と言われている。山下洋輔氏が書いているのだが、「忍び足ではベースソロ」「追いかける場面ではラッパ(トランペット)ソロ」「追いつきゃ喧嘩でドラムソロ」「・・・この映画以後、このパターンが確立された」ということである。(笑)
△