京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

『佐藤太清展』京都文化博物館

2013-12-27 06:36:38 | 美術・博物館

京都出身(福知山市)で、文化勲章受賞者の日本画家・ 佐藤太清の生誕100年の展示会が京都文化博物館で開催されていましたので、行ってきました。
企画展は通常千円以上するのですが、今回は500円と通常展示料金でした。
作品は日展出展作品が多かったです。





「佐藤太清は1913年京都府福知山市に誕生します。出生直後に両親を失うという境 遇に遭いますが、故郷の自然に触れ、その 情景を描く体験に目覚め、絵の道を志しま す。18歳で上京し、児玉希望の内弟子とし て日本画の修業を始めました。
10年の研鑽を経て、新文展に「かすみ 網」で初入選。その後、嵐や炎などの自然 現象を崇高な視点であらわし、また太清の 代名詞ともいえる連作『旅シリーズ』で は、自然が持つ美しさに精神性を与え、花 鳥風景画という新分野を確立。1992年に文化勲章を受章。日本画壇を代 表する作家として、戦後の日展を支えまし た。」
以上、展示会の案内書より





画像が良くないですが、御覧ください。

新文展初入選「かすみ網」































「旅の夕暮れ」昭和56年




ポスターになった太清の代表作の一品