京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

朝の坐禅会に行ってきました。

2013-09-03 06:22:57 | 坐禅会

妙心寺霊雲院の朝の坐禅会に行ってきました。
霊雲院の坐禅会に参加しはじめてもう8年になりますが、全て夜の坐禅会でした。
その頃は、仕事勤めでしたので、夜しか参加できなかったのです。
今年、3月末60歳で定年退職したのをきっかけに、しばらく体調不良で休んでいた坐禅会への参加を再開しようと決めていました。
退職から半年近く経って、昨日参加したしだいです。

入り口に毎月、坐禅会の日程が掲示されています。




玄関から入ります。


控え室に置かれている参加者名簿に名前を記帳します。
荷物は控え室に置きます。
私が方丈に入った時点で10数名の方が先に座っていました。

開始時間の10時半前に老師住職が入室し、参加者全員で般若心経と三帰依文を読経します。住職が参加者の名前を呼び、参加者は応えます。

坐禅開始です。約30分しっかり坐禅します。
休憩は1分ほどで、すぐ2回目の坐禅に入ります。
2回目の坐禅中、住職が驚策に参加者を一巡します。
2回目の坐禅も約30分です。
休憩後すぐに経行(きんひん)です。これは、足の疲れをとるために行います。
住職の後をついて、しばらく歩きます。
経行後また、坐禅です。
しばらくして、茶礼です。
参加者20名ほどにお饅頭と薄茶が出され、住職のお話を聞きながらいただきます。
12時前に終了し、参加者一同、方丈前の廊下に座り、雨の庭を観賞しました。



雨で杉苔が元気になっています。


時々強い雨が降ります。


私は庭園観賞が好きなのですが、観光寺院の庭園に行っていつも思います。
一番美しく見えるのは、やはり方丈内部からです。
観光寺院は方丈にはいれず、廊下から見ることがほとんどです。残念です。

方丈から見た庭園です。
一幅の絵のようです。





来月の坐禅会の日程です。