京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

自分の墓について

2013-09-01 06:27:47 | 定年後生活


先日放送のNHK団塊スタイル『終活 葬儀と墓』を見てから、自分の墓について少し踏み込んで考えてみることにしました。
放送では、どんなお墓に入りたいか(50歳以上3029人対象)のアンケートで、
代々の墓 37%
新しくつくった墓 16%
合葬墓・納骨堂など 17%
墓をもたない18% その他12% の結果でした。

地方から京都に出てきた私の選択は、新しく墓を作るか、合同墓・納骨堂だろうと思っています。墓をもたないという方が18%おられますが、それはちょっと寂しいと思います。

最近流行の樹木葬も選択肢にはあります。

それではと思い立ち、手始めに妙心寺をネットで調べてみると、涅槃堂・納骨堂がでていました。詳細は電話でということで、電話し、見学することにしました。

妙心寺は日本の臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,400か寺が妙心寺派という大本山です。広大な敷地には46の塔頭寺院が立ち並び、坐禅会、写経会なども熱心に行っています。私も塔頭寺院のひとつで坐禅でお世話になっています。

昨日午後、涅槃堂にお邪魔し、受付で見学希望を申し込みました。
たまたま法要がなかったこともあり、若いお坊様が丁寧に説明してくださいました。

○○家先祖代々の墓を考えている人は、合同墓は論外でしょうが、私には全くこだわりはありません。
私がお墓について考えるポイントは、家族の了解が得られること。
そして、お参りしやすい京都市内の近場であることです。
合同墓は墓の管理も不要ですし、法要は涅槃堂でお坊様にお願いすればいいのです。

この機会にと妻にお墓のことどう考えているか聞いてみました。
妻は、「お墓のことは考えたことがない。残された者に任せる」というのです。
そして、それ以上話は進みませんでした。
妻は、死や墓について考えたくないようでした。


ちなみに妙心寺涅槃堂の費用は
納骨料金
総骨 一霊位 30万円以上
分骨 一霊位 7万円以上

永代供養料
特別日牌 一霊位 130万円
日 牌 一霊位 100万円
月 牌 一霊位 30万円
年 牌 一霊位 10万円

この種の相場がいくらくらいかわかりません。


涅槃堂正面




お参りの方の休憩室


供養塔 この地下が納骨堂になっているそうです。




日牌、特別日牌の位牌安置室




本堂 ここで法要を行う。