鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2920回】 仕事納め

2018年12月28日 | 住宅コンサルタントとして

弊社の今年度の業務は昨日まで。

 

今年もクライアント様、ビジネスパートナー様には

本当にお世話になりました。

 

ありがとうございました。

 

 

住宅業界専門の経営コンサルタントになって13年と5か月。

起業して8年。

 

10年前のトレンド、勝ちパターンが、今は全く通用しなくなりました。

 

このエンドユーザーの変化、社会の変化に適応できない住宅会社が

非常に苦戦しているのに対し、

この変化に適応できている会社は、

対応できないくらいお客様が殺到しています。

 

アパレル業界、飲食の業界で起こってきたことが、

まさに住宅業界で思いっきり起こっていて、

この流れは止められません。

 

総合展示場や見学会といったビジネスモデルが

ますます通用しなくなり、

お客様と接点を持てる業態の会社が勝つでしょう。

 

私が理想とし、数社のクライアント様と展開している新業態。

 

これは間違いなく時代に合っているのですが、

問題はこの業態を回していくオペレーションのクオリティーで、

サービス業の感性を持った会社でないとうまく回らない、

ということも分かってきました。

 

建設業をとっとと卒業し、

サービス業の意識で仕事をしなければ、

住宅会社として残っていけないでしょう。

 

そしてますます衣食住の業界の垣根は崩れていくでしょう。

 

また最大の問題は、スタッフの採用と育成です。

 

ここにコストと時間をかけられるよう、

しっかりと収益性を上げ、効率化により労働時間を短縮し、

魅力的な会社をつくっていかなくてはなりません。

 

クライアント様にそういう良い会社になっていただけるよう、

正しい提案、より具体的な提案ができるよう、

私自身、いろんなことを学び続け、自分を磨いていきたいと思います。

 

クライアント様、ビジネスパートナー様のおかげで、

そして仕事に全力で打ち込める環境をつくってくれている家内のおかげで

今年も充実した一年を過ごさせていただきました。

 

皆様も良いお年をお迎えくださいませ。

コメント
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