鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2899回】 社員さんの成長無くして、企業の成長無し

2018年12月07日 | 住宅コンサルタントとして

年間30棟~50棟くらいまでは、

勝てるビジネスフォーマット+優秀なスタッフ2~3名いれば、

到達できます。

 

ただ、ここから100棟の壁を超えるまでは、

結構壁があったりするのです。

 

100棟前後になると、スタッフの数が増えたために

同じ商品、同じノウハウを共有しているのにも関わらず、

スタッフ一人ひとりのバラつきが目立ち、

経営側の計算どおりに数字が伸びていかない、

ということが起きるのです。

 

ここでスタッフさんに育つ環境を与えられるか、

そして教育できるのか、ということが問題になります。

 

商品戦略やマーケティング戦略、営業戦略が市場にフィットしていても、

このスタッフさんを教育する力があるかないかで差がでます。

 

そして200棟を超えるようになると、

各拠点の店長の差が大きくなってくるのです。

 

店長自身が成長しないと、200棟を超えていくことが難しい。

 

そして店長が部下が育つ環境を用意できるか、ということもポイントです。

 

例えば営業マンを育てるのに最も重要なのは、

営業研修ではありません。

 

接客ロープレでもありません。

 

成長するための最大のポイントは、打席に立つ回数です。

 

その環境をつくるために、

会社、上司は知恵を出し、行動を変えていかなければなりません。

 

そして部下を成長させるという経験を通じて、

上司も成長していくのです。

 

社員さんの成長無くして、会社の成長は無いのです。

 

社員さんが成長する環境、皆さんの会社にはありますか?

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