鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2898回】 受け身では成長しない

2018年12月06日 | 住宅コンサルタントとして

俗に言う御用聞き営業では、なかなか営業マンは成長しません。

 

お客様が言う通りのモノを手配し、

お客様が言う通りの時間に、

お客様が言う通りの場所に届ける。

 

会社が言う通りのことをやる。

 

そこに自分の意思が無く、全て受け身のスタンスだと、

もうこれがビックリするくらい、商品知識がつかないのです。

 

営業マン自身が「この商品を売りたい!」と自分の意思を持った時から

営業マンの成長が始まるのです。

 

まず自分が売りたいので、その商品のことを伝えようと勉強します。

 

そしてそれをお客様に伝えると、いろんな質問をお客様から頂戴します。

 

その質問に即答できないと同時に、

お客様は「そういうことを疑問に思うのか?」と

お客様の気持ちが分かってきます。

 

30人のお客様に商品を説明し、売り込めば、

30通りの受け取り方や質問のパターンをマスターできるということです。

 

だから自分の意思を持って、能動的に動くスタッフは

著しい成長を遂げるのだと思います。

 

私自身、営業マン時代は、自分が売りたい商品を

自分なりに分析し、売り方に工夫をして営業していましたが、

それが間違いなく自分の糧になったような気がします。

 

受け身では成長しない。

 

皆さんは受け身で仕事をしていませんか?

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