鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2904回】 はじめてお会いする方にとって・・・

2018年12月12日 | 住宅コンサルタントとして

先日、ある方のご紹介で、

とあるエリアの住宅会社さんにお伺いさせていただきました。

 

クライアント様のコンサルティング終了後、夜にお伺いしたので、

頭が既にかなり疲労しておりました。

 

その状況の中、その住宅会社さんの社長の質問に

精いっぱい答えさせていただいたのですが、

今から考えると、ちょっと話が飛び過ぎていたのでは、

と思って反省しております。

 

というか、ここ5年近くは、もう住宅業界をベンチマークしていなくて、

私自身はさまざまな業態を調査し、若い世代の行動パターンを分析し、

各クライアント様と新しい業態をつくっていっている段階です。

 

従来の住宅会社、工務店とは全く別の発想で

マーケティングやブランディング、接客を考えておりますので、

住宅会社の経営者で、ちょっと頭が固い方だと、

おそらく私の発想はちょっと頭がおかしい、と感じられるかもしれません。

 

そもそも、5年前から考え続け、調査しまくって出した結論を

この直近2年でクライアント様の協力を経てカタチにしてきた。

 

この一連の流れを1~2時間でお伝えし、

それらをいきなり理解していただくことは、

かなり難しいだろうな、と思います。

 

私が目指しているのは、何屋さんか分からない企業。

でも、例えば学生さんやその地域の20代、30代の方からすれば、

何か楽しそうでワクワクするよね、と思っていただけるような会社。

 

そしてお客様が住宅を建てようと思う、そのはるか前から

如何に自社を知っていただき、良好な関係を構築できるか?

ということが、究極の住宅会社のマーケティングだと思っていて、

その実現のためのあらゆるサポートが弊社の仕事なのです。

 

でも、はじめてお会いする経営者の方に

もっと分かりやすい伝え方をつくっておかなくてはダメだよな、

とちょっと反省しております。

 

と同時に、「なんでそんなことをするのか・・・?」と

簡単に理解できないくらいでちょうどいいのでは、とも思っております。

 

いずれにしてもこの新業態に2019年、

また本格的に参入して下さるクライアント様もいて、

それは更に進化した形になる予定。

 

この勝てるフォーマットづくりに磨きをかけ、

お客様の方を向いて良い家づくりに取り組んでいる

地場の住宅会社さんが成長するためのお手伝いを

2019年もやりまくっていきたいと思っています。

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