鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2895回】 過去の成功パターンを捨てる

2018年12月03日 | 住宅コンサルタントとして

人間の弱い部分の一つとして、

過去の成功体験が忘れられないということが挙げられます。

 

過去の成功体験は、その思い入れが強い人から言えば、

 

「我が社の伝統」

「我が社のやり方」

 

という類のものかもしれません。

 

個人的な考えですが、

基本的な商売哲学はコロコロ変えてはいけませんが

やり方・手法に関しては、柔軟に変えて行かなくては

市場の変化に適応することはできません。

 

総合展示場出店。

新聞折り込みチラシ。

完成現場見学会。

移動型モデルハウス。

リスティング広告。

フェイスブック。

キャンペーン。

 

過去、成功するために必要だった、これらの手法。

それらって、本当に今のお客様のニーズや行動パターンに合っているのでしょうか?

 

私、正直必要性をあまり感じません。

(もちろん、エリアにより多少、異なりますが・・・)

 

過去、うまくいっていたやり方が、ずっとお客様に支持される訳ではありません。

 

大切なのは、エンドユーザーの価値観や行動パターンに合わせ、

自社のやり方を変えて行くことです。

 

マーケティング手法。

セールス手法。

ビジネスモデル。

商品。

価格。

 

これらを柔軟に変えることができているか?

 

そこが商売のポイントです。

 

皆さんの会社は、過去の成功体験にしがみついてはいませんか?

コメント
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