鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2770回】 誰に何を提供できるのか?

2018年07月31日 | 住宅コンサルタントとして
中小企業は、ヒト、モノ、カネが有限です。

でもお客様の要求は無限。

だから中小企業で全てのお客様の多様なニーズに対応することは不可能です。

したがって、中小企業はまず自社のお客様を絞るところから始めなくてはなりません。

そしてその絞ったお客様に何を提供できるのか?
提供できるものは、絞ったお客様が価値を感じて下さるものか?
ライバルと比較して、質的、価格的に優位性を維持できるものか?

これらを徹底的に考え検証していくことが重要です。

飲食店やスーパーなどでも、客層を絞れていないお店が苦戦しています。

お金が無い人も、食事に結構こだわりたい方も、
健康志向の方もガッツリ食べたい方も、
全ての人をターゲットにした店づくり、メニュー作りをすると、
中途半端で何が売りたいお店なのかが分かりにくくなるのです。

どういうお客様に、何が提供できる企業なのか?
皆さんの会社は、市場のまだ見ぬお客様にしっかりとお伝えできているでしょうか?
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