鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2750回】 つくった施設に手を入れ続ける

2018年07月11日 | 住宅コンサルタントとして
これまでにも何度か、このブログの中で発信していることかもしれませんが、
とても大切なことなのでもう一度。

商売には原理原則があります。

繁盛しているお店、業績が好調な企業には、共通するポイントがいくつかあります。

その一つが、「自分たちのお店、すなわち売り場に常に手を入れ続ける」ということです。

小売りの世界では当たり前だと思いますが、
我々の住宅業界に目を移すと、できている会社は非常に少ないのです。

個人的にちょっとまずいな、と思っている、ある企業の場合、
エンドユーザー対象に商売をする売り場に、もう何十年も手を入れていないので、
売り場はまるで昭和の古い商店のようになっています。

自分たちは毎日、そこを見ていますから何とも思わないのですが、
一見のお客様からすれば、また足を運びたいと思わない空気が流れているのです。

こういう売り場にしてしまうと、商品や接客を変えてもダメなのです。

住宅会社のモデルハウスやショールームも同じ。

つくったら、定期的にリニューアルの計画を立て、
強制的に手を入れるくらいでないといけないのです。

皆さんの会社のモデルハウスやお店、ショールームは
定期的に手を入れ続けることができているでしょうか?

完成した当初から5年間、
何も変わっていないようであれば、すぐに手を打ちましょう。
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