鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2741回】 営業マンならば、お客様として数多くの経験を積んでおく

2018年07月02日 | 住宅コンサルタントとして
先日、家内と長男と3人で、京都のあるレストランに行ってきました。

そのレストラン、2007年から定期的に通わせていただいております。

以前の会社で一年間、頑張った社員が表彰されるのですが、
私も入社一年目、三年目と表彰していただき、
そこでいただいた賞金を持ってチームメンバーやお世話になった方と
一年間の打ち上げをしたり、
プライベートで子どもたちを連れてきたり、
家内と普通に食事をしたり・・・。

で、先日、本当に久しぶり(おそらく8年ぶり)に長男も一緒に連れて行ったのですが、
そのお店のスタッフさんが、

「もう本当に大きくなられましたね!」
「前回は確か、弟さんと大人のコース一名分をお二人でシェアされていたのに、
まさかこんなに大きくなって・・・」

とかなり前のことをしっかりと覚えて下さっていたのです。

親の私たちは言われて思い出しましたが、
そのお店のスタッフさんはしっかりと記憶していて下さったのです。

ちょっとこれに私、感動してしまいました。
そしてこういうお店、こういうスタッフさんとご縁を頂戴できていることに
本当にありがたいなぁ、と改めて実感しました。

私たち夫婦は、子どもが大きくなっても、かわいくてしょうがないのですが、
そういう親にとって子どものことをちゃんと覚えてもらっていることが
こんなにも嬉しいことなのか、と実感できたのです。

もし自分がサービスの提供側だったとして、
お子さんのことで親御さんですら忘れてしまっていることを
記憶しているということは、
お客様の立場からすれば、自分たちのことを大切に思ってもらっている、
というお気持ちになると思うのです。

まさに私はそんな気分でした。

お客様が好きなこと、大切にされていることや大切にされている人のことを
サービス提供側としてしっかりと記憶する。

自分がお客様の立場で、いろんなところでいろんな接客を受ける。
さまざまな対応を経験する。

その中から学ぶことは、まさに生きた学習です。

そして自分がしてもらって嬉しかったことをお客様に対して実施していく。

サービス力が抜群で気が利く営業マンになるために、
自分自身がお客様の立場でさまざまなサービスを受けておきたいですね。
コメント
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