鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第788回】 現場に出なければいけない理由

2013年02月26日 | 住宅コンサルタントとして
先週の土日は、クライアントのリフォームイベントに参加しておりました。

消費税増税前の影響でしょうか?
自分がイメージしているより、たくさんのお客様にご来場していただくことが出来ました。

土曜日にお伺いした、ある1社のクライアントは、リフォーム事業をつい半年前に立ち上げられました。
はじめてのイベント開催であるにも関わらず、初日の現調アポ率が約90%と、
信じられないくらい、素晴らしい結果を出していただくことが出来ました。

こうした結果が出たのは、クライアントが事前の提案どおり、
忠実に会場をつくりこんでいただいたこと、更には忠実に接客していただいたことの他に、
ある要素が非常に強いと思っています。

これは非常に重要なポイントで、私がここ半年で気付いた、
リフォーム事業成功のポイントのひとつですので、詳しくは書けませんが、
自分なりの仮説が合っていると感じることが出来ました。

また、日曜日にお伺いしたクライアントでは、来場数が非常に多かったのですが、
来場されるお客様の質が、前日のクライアントのエリアと大きく異なることに気付きました。

このエリアのイベントで来場されるお客様が求めていることと、
前日土曜日にお伺いしていたエリアのイベントに来場されたお客様が求めていることは、
全く異なるのです。

ですから、当然ながらイベントの前に準備する内容が違ってこなければなりません。

「こういう手順でこういうことをやっていくと、うまくいく」という基本のセオリーは、
当然ながら理解しています。

しかしながら、住宅ビジネスは、エリアによってお客様が求めていることはかなり異なります。

基本セオリーを押さえつつ、そのエリアエリアで、その地域のお客様の求めていることに合わせ、
カスタマイズしなければならないことが多々あるのです。

現場でお客様を接客させていただいたり、
クライアントのスタッフが接客されているのをチェックさせていただいたりして、
データだけでは見えてこないことを掴まなければなりません。

可能な限り時間をつくって、現場に足を運び、
お客様が求めていることと自分達がやっていることのズレが無いかを
常にチェックすることが大切なのです。
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