鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第774回】 導かれる感覚

2013年02月12日 | 住宅コンサルタントとして
もともと私は、大学を卒業して最初に就職した企業で
生涯サラリーマンとして働くものだと思っていました。

「この会社で数年間修行し、自分が成長したらまた別の会社に転職!」
というような気持ちは一切なく、とにかく会社の業績に貢献したいのと、
営業マンとして成長したいという想いで、日々仕事に取り組んでいました。

しかしながら、日々営業マンとして仕事をしていく中で、
住宅業界専門の経営コンサルタントになって、
より良い家づくりに真剣に取り組んでおられる企業様のお手伝いをしたいと思うようになり、
コンサルティング会社に転職をしました。

転職した会社でも、生涯働くつもりでした。
一心不乱に猛烈に働かせていただき、毎日が充実しておりました。

しかしながら、コンサルタントのお仕事をさせていただく中で、
自分が目指したい方向と会社が目指す方向性の違いを感じるようになり、
最終的に自分で操業するしかない、という結論に達し、2011年に起業しました。

過去2回の転職は、見えない何かに導かれている感覚がありました。

吉と出るか凶と出るかは分かりませんが、
自分自身、後悔の無い決断をしようと決め、行動しました。

そして今、自分の中でこれまた何かに導かれている感覚があります。

物理的に、自分の体一つで出来る仕事の限界を感じている感じです。

企業の際、「コンサルティング会社は黒子であり、規模の拡大を目指すべきではない」
という文言を経営計画書に入れたのです。

今もこの考えは変わりません。

しかしながら、いろんな企業様とのつながりやご紹介の中で、
いろんなご相談を頂戴したりしますが、時間の確保が無理な状況となりました。
更に、今のクライアント様にもっと良い施策提案をするためのアイデアが多々浮かんでくるのですが、
これらを形にする時間と人がいないのです・・・。

今回は、「それらを実現するために、新たなパートナーの力を借りるべき」というように
見えない何かに導かれている感覚があります。

この感覚を大切にしたいのです。

通常の日々のコンサルティング以外にも、これから忙しく精力的に動きたいと思っています。
コメント
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