鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第780回】 自分の想像をはるかに超える存在

2013年02月18日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、素晴らしい経営をされている住宅会社にお伺いし、
その経営者の方にいろいろとヒアリングをさせていただいておりました。

もうかれこれ、5回以上お会いしているのですが、
会ってお話を訊かせていただけばいただくほど、ますます分からなくなってくる感覚です。

一人あたりの生産性に関しては日本トップクラス。
でも、スタッフの皆様は朝の9時から遅くても夜の7時までしか働いていない。
切羽詰まったような、殺伐とした雰囲気で働いていない。
お客様満足度は非常に高い。

これで、利益を非常に出されているのです。

昨日、私たちがお伺いしている時に、今建築中のお客様がお越しになられていたのですが、
手土産を持って来られていました。

これって、家づくりや工事に対して満足していないとあり得ないことですよね。

もう何から何まで、不思議なのです。

結構前から、リフォーム会社や住宅会社で、大して成功していないのに、

「俺ってこんなに成功している経営者ですよ!」

と、自称カリスマ経営者っぽく振る舞っている人たちがいます。

ゴーストライター&自費出版で本を出し、「注目されています!」などという、
小手先の手法を使っている、ちょっと痛い経営者もたくさんいます。

そういう次元の経営者とは、全く異なる次元で経営されているのです。

真の一流の経営者は、目立たぬように経営されていますが、出されている結果はすごい!
そして、お客様満足度も社員さんの満足度も高い!

どうすれば、そういう会社になれるのか、ずーっと考えているのですが、
考えれば考えるほどもやもやしてきます。

そんな会社に各クライアント様がなられるために何をどうすればいいのか、
半年でも一年でも、いろいろと考え続けるのと同時に、
素晴らしい経営者にたくさんお会いして、いろいろと教えていただく必要があるなぁ、と思います。

とにかく、どこを目指せば良いのかは、分かっています。
そうなるために、何をすれば良いのかを半年でも一年でも考え続けたいと思っています。
コメント
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