鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第776回】 商売の王道を進みたい

2013年02月14日 | 住宅コンサルタントとして
ずっと思っていることですが、正しい商いを続けていけばいくほど、
自分達を応援して下さるお客様が増えていき、益々商売がやりやすくなる。

そして、新しいお客様を探す必要が無くなり、
今、自分達を支持して下さっているお客様のために時間やコストを使うことが出来、
益々お客様に喜んでいただける商いが出来る。

これこそが、商売の王道だと思っています。

自社が正しい商売が出来ているかどうかの一つのバロメーターに、
長年お付き合いをさせていただいているお客様がどれくらいいるか、ということが挙げられます。

お客様構成を分析した際、リピートや紹介が少ない会社は、
残念ながら、商売の王道を歩むことが出来ていないと思っています。

これは住宅会社さんでも経営コンサルタントの世界でも同じで、
長年同じ仕事をやっているのに、常に新規のお客様との出会いに苦労していたり、
お付き合いが長く続かず、常に新しいお客様を探している人や会社は、
王道を歩むことが出来ていないということでしょう。

そして商売の王道を歩み続けるためには、
お客様が満足されるような仕事をすることはもちろん、
お客様に対し、正しいPRを行い、お客様に何かあった際、
気軽に声を掛けていただけるような環境をつくっておく必要があります。

お客様と定期的にお会い出来るような企画や定期的に発信する情報発信など、
「何かあれば、お気軽におっしゃってくださいね」
「もしご都合がよろしければ、いつでも来て下さいね」
という情報をこちら側から常に発信しておくことが重要です。

更には、お客様同士が自然と仲良くなり、自然と良いコミュニティーが出来ていくことも欠かせません。

これらのことを言うことは簡単ですが、やり切ることはとても難しいです。
だから、ほとんどの企業は出来ていないのです。

逆にここをやりきっただけで、商いが圧倒的にやりやすくなるのです。

皆さんは、上記のことが十分に出来ていますか?
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