鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第373回】 売り込み心ゼロの商談

2012年01月08日 | 住宅コンサルタントとして
仕事がはじまって、毎日がワクワク楽しい鬼山住宅コンサルティングの鬼山です。
仕事は楽しい。
もう、本当にこの仕事に出会えて、良かったです。
幸せです。

やっぱり、この仕事は、私にとって天職なんですね。

さて、昨日は2件の会社様との経営相談のお打合せでした。

いずれも経営相談という形です。

今年は本当に日程がタイトで、こうした経営相談も平日の夜遅くか、
もしくは土日でしか時間の確保が出来ない状態なので、
この日に日程を合わせていただいた状況でした。

昨日、ご相談をいただいた2社に言えることは、
どちらも業績は非常に良いのです。
ただ、数年先を見据えると、今のままやっていては、
好業績の保証はどこにもない・・・。
今、利益が出ているうちに、しっかりとした手を打っておきたい、ということなのです。

で、お会いさせていただき、いろんなお打合せをさせていただきました。

私が企業経営者とお話をさせていただくとき、
ヒアリングしたりお話をさせていただく内容で心がけていることは、下記のことです。

・将来、どのような会社にしたいとお考えなのか、を聴く
・そのために、何を強化し、何が現状自社に欠けているのか、を聴く
・「私自身はこの部分を強化すべきだと思います」ということをお話する
・自分に何が出来るのかをお伝えさせていただく

私は、こうした経営相談をいただくとき、
相談して下さっている会社さんが本当に良くなれば、という思いで、
中立の考え方でお話をさせていただきます。

自分のコンサルティングがどうとか、
コンサルティングの契約をいただきたとかの考えが、全くありません。
営業で言うと、「売りたい気持ちゼロ」の状態でお話をさせていただいている状態です。

「ご相談を頂戴した会社さんが本当に良い会社になってくれれば・・・」
という、その想いでコミュニケーションをさせていただいております。

ですが、結果として、コンサルティングの依頼をほぼ100%頂戴するのです。
(昨日も、私の方でお受けできる条件をお伝えし、「それでいいから頼みます」ということに・・・)

中立の立場で、目の前のお客様にベストな結果になるように、
アドバイスをさせていただくことこそが、最強の営業だと個人的に思っています。

こうした気持ちでお客様との商談に挑めるようになるためには、
どんなことを日頃から意識し、行動しなければならないのでしょう?
コメント
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