鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第383回】 師匠のブログ

2012年01月18日 | 住宅コンサルタントとして
私は5年近く前から、ほぼ毎日ブログを書いております。
(正式に言うと、2010年の12月まで1000回書き続け、前のブログを閉鎖し、
2011年1月1日の起業と同時に毎日書いております)

前職時代から、「よく毎日書けますね?」と同僚やクライアント、
それから師匠からも言われておりました。

当時、私の師匠はブログを書いていなかったのです。

「まあ、メチャクチャ忙しいから、師匠は書く時間が取れないのだろうなぁ・・・」

と思っていました。

しかし、先日あるクライアントの社長から、

「鬼山さんの師匠、ブログを毎日書かれてますよね?」

と教えてもらい、チェックしたところ、何と師匠が毎日ブログを書いているではありませんか!

もう、私は食い入るように一気に全部読ませていただきました。

私のブログとはやはり深さも味も全然違います。
さすが、師匠です。
感激です。

ブログを読みながら、涙が流れてしまいました。

で、そのブログを読んでいて、やはり自分の原点は師匠の教えにあり、
昨年の10月以降、師匠とお会いしていないことに気づいて、
すぐに師匠にお食事の申込みをしたのでありました。

当初、私が提示した日程は師匠と都合が合わず、
2カ月先まで日程の候補を6日間提示し、ようやくOKをもらいました。

更には、どれだけ忙しくても年間4回は師匠に会いに行かせていただき、
自分の考え方が本質から外れていないか、チェックをしていただこうと決めました。
(←いつもながら、メチャクチャ厚かましいのですが、
私の師匠は控えめで、逆に私が素の厚かましさを出した方が、どうも師匠も楽そうなので、
厚かましくさせていただいています)

そしてその師匠のブログの中で、私が思いっきり共感したのが、

「納得病に気をつけろ!」

ということでした。

納得病とは、自分が納得したことでないと行動できない病気のことで、
意固地な人、素直でない人がこれに該当します。

人間、自分が納得したことはもちろん進んでやる人が多いですが、
納得しないことはやらないと、どうなるでしょうか?

基本、人は過去の経験の中でしか、納得できない動物です。
納得したことしかやらない、ということは、過去の自分の常識を超えられないということです。

これでは、ドンドン退化します。
また、歳を取った頭の固いオッサンが、納得病にかかってしまうと、
前向きでやる気のある若いスタッフは新しいことにチャレンジしたくとも反対ばかりされ、
モチベーションが下がってしまうケースもあります。

素直な人は、理解出来ないことでも、

「効果があるかもしれない」
「お客様にとってはいいかもしれない」

と思えることは、まずやってみます。
納得しないことでも、まずは小さくやってみて、効果を測定するわけです。

そして、効果が自分のイメージと異なり、出た場合はもちろんそのまま継続するのです。
こうして、自分の器を広げていくからこそ、人は成長するのです。

納得したことしか出来ない自分になっていませんか?
やってもいないのに、人の提案を否定ばかりしていませんか?

一流のクライアントは、物理的に出来ることで継続出来そうなことは、
まず素直にされます。

だからこそ、常に進化していけるのだと思います。

納得病に気を付けましょう!
コメント
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