京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

ニュージーランド13マウントフッカーバレー半日ハイキング2

2018-11-18 00:20:00 | 海外旅行2017 11月ニュージーランドの旅

16日の京都イズミヤでの刺傷事件。
うちの生活圏内での事件で、本当にどきっとしました。
報道のヘリコプターが、すごい音で6・7機飛んでいて、
初めは何事かと思ったんですけど、
その後ネットやニュースで事件を知ってびっくり。

実は、前日主人がお休みだったので、紅葉を見にいった後、
たまたま、久しぶりにあのスーパーの食品売り場に寄っていたのです。
それだけに余計ショックでした。

怪我をされた女性の方、どうなったのかな。。と心配です。
無事に早く回復してほしいですね。


さて、旅行記は、ニュージーランドゴールデンルート8日間旅程

1オークランドからクライストチャーチへ 2クライストチャーチ紙の大聖堂
3クライストチャーチカテドラルスクエア 4クライストチャーチボタニックガーデン
5クライストチャーチ ホテルとモナベール公園 
6クライストチャーチ シャートーオンザパークH
7クライストチャーチ~デカポ湖  8 デカポ湖・プカキ湖
9マウントクック ハーミテージホテル 10マウントクックケアポイントハイク
11マウントクックパノラマレストラン  12マウントフッカーバレー半日ハイキング1
13マウントフッカーバレー半日ハイキング2 14クイーンズタウンへ オマラマ
15クイーンズタウンへ ワイタキディストリクト  16クロムウェルフルーツ 
17 ワカティブ湖へ 18クイーンズタウンホテル・夕食 19クイーンズタウン散策
20ミルフォードサウンドへ テアナウ 21ミルフォードロード・エグリントンバレー
22ミラー湖    23キャズム 24ミルフォードサウンド遊覧クルーズ1 
25遊覧クルーズ2 26 ミルフォードサウンドセスナ遊覧飛行1  27セスナ遊覧飛行2
28 クイーンズタウンホテルでの夕食  29 クイーンズタウン~オークランド
30オークランド市内観光1  31オークランド市内観光2  32スタンフォードホテル
33 オークランド散策  34 オークランド夕食  35オークランド夜の散策
36 ワイトモ洞窟  37 ロトルア羊の毛刈りショー 38 ファームツァー
39 ロトルアマオリショー 40ロトルア ポフツ間欠泉
41ロトルアポフツ間欠泉~オークランド    42スカイタワークリスマスイベント
43スカイタワー回転展望レストラン 44 オークランド~帰国

12マウントフッカーバレー半日ハイキング1の続きです。

11月29日

マウントフッカーバレー半日ハイキング
ミューラ氷河湖支流

第一吊り橋から第2吊り橋に向かっています。

途中、ミューラ氷河湖からの支流が間近に見えるポイントで
記念写真を。

 

第一吊り橋から第二吊り橋までは30分くらいなんですって。 
頑張って歩かないと!

でも、気持ちのいいハイキングだから、1時間だって
全然大丈夫。。。だと思います。

高山植物

フッカーバレーでは、ニュージーランド固有の高山植物も
たくさん見る事ができます。

ニュージーランドブルーベルやイエロースノーマーガレット。

ワイルドスパ二ヤードに エバーラスティングデージー。
(ホリドスパニアド)    (永遠の名を持つデージー)

エバーラスティングデージーは、咲いている期間が長い事から
Everlasting(英語で「永遠の」の意味)の名前を持つ花
なのだそうです。

白いままに永遠に。。なんてロマンティックな花なんでしょうね。

ホリドスパニアド(ワイルドスパ二ヤード)

エバーラスティングデージーに対して、フッカーバレーの
どこにでも生えているトゲを持った潅木のホリドスパニアド。

ホリドスパニアドとは、野蛮なスペイン人という意味の
名前なのだそうですが、

ガイドさんの説明では、イギリス人とスペイン人がニュージーランド
を奪い合っていた時、スペイン人を嫌うイギリス人が、

葉が鋭く尖っていて触ると痛く、花にもトゲがあるこの植物を
ホリド(酷い・野蛮な)スパニアド(スペイン人)と名付けたのだそう。

そんないがみ合いで名付けられたなんてね。。
ちょっとこちらは可愛そうかな。。

グレシャーブルーの氷河

青い空の下、氷河の山々を仰ぎながら歩いていきます。
もう、最高の気分ですよ~。

長い年月をかけて作られた氷河の氷は、
グレシャーブルーと呼ばれる青い色をしているそうです。

ちょっと難しいけど、物理学的に説明すると。。

氷河は氷の中に含まれる空気の気泡が少なく透明度が高いのですが、
透明度の高い氷は、赤い太陽の光を吸収し、
波長の短い青い光だけを反射させます。
そのため、氷河の氷はグレシャーブルーと呼ばれる
青い色をしているのです。

ところどころ、そのグレシャーブルーの氷見えていますよね。
グレシャーブルー。。なんて素敵な言葉、なんて素敵な色なんでしょう。。

 第二つり橋

遠くに第二つり橋が見えてきましたよ。

 

結構ありそうだけど、頑張って歩きましょう。

マウントクックリリー

第二つり橋の近くに、マウントクックリリーの花が咲いていました。
ニュージーランドの山の花と言えば、一番有名なのがマウントクックリリー。

マウントクックリリーの花を見るのも、この旅の目的の一つだったんです。

そのマウントクックリリーの花、たくさん咲いていました。
嬉しい~です。

思わず皆立ち止まって、マウントクックリリーの鑑賞撮影会です。

マウントクックリリーは、キンポウゲ科キンポウゲ属の植物。
葉っぱがスイレン(ウォーター・リリー)に似ているから、
マウントクックリリーと呼ばれているようですよ。

アオラキマウントクック国立公園で最も有名な花で、
大きな花になると10cmもの花が咲くようです。

奥ゆかしい美しさとけがれのない可愛さを持った花。
ここで、逢えて本当によかったです。

 第二の吊り橋

さて、頑張って第二吊り橋までやって来ましたよ。

こちらが第二の吊り橋です。
やっぱり、橋の上は20名までですね。

目の前に見えているのはセフトン山。
すごい絶景です。

セフトン山の高さは3151メートル。
とっても雄大に見えた山ですが、
サザンアルプスの中では10番目に高い山なんですって。
2番目か3番目かと思いました。

この第二つり橋、結構長いです。。揺れないかな。。



これから、主人がつり橋を渡っていきますよ。
私もついて行こう~っと。

橋の下を流れるフッカー川です。
この先、フッカー湖に繋がっています。 

アオラキ・マウントクックが見えた!

第二の吊り橋を渡ると、今まで山影に隠れていた
マウント・クックが姿を現しました。

サザンアルプスで、言わずと知れた一番高い山です。

ガイドの方が、こんなにはっきり頂上までまで見えるのは
珍しいんですよと。 

この山の正式名称は、アオラキ・マウントクック。

イギリス人が、この山をマウントクックと名付けたそう。
イギリス人の探検家ジェームス・クック船長の名前に由来した
名前なのだそうです。

でも、先住民であるマオリ族は、
この山をアオラキ(雲を突き抜ける山という意味)と呼んでいました。

今ではマオリ族の名前も尊重し、両方の名を合わせた名前
アオラキ・マウントクックが正式名称となっています。

アオラキ・マウントクック、額の中に入れてみました。
 

マオリの伝説

ところで、話は少しそれますが、
アオラキという名前についてのマオリの伝説があります。
簡単にご紹介すると。。

天空の父「ラキ」には4人息子がいました。その長男が「アオラキ」でした。

「ラキ」は地上の母「ハワイキ」を創り、そこにマオリ(原住民)の祖先が
住んでいたそうです。

ある日、「アオラキ」とその兄弟たちは、母である大陸の周りをカヌーで
探検していました。

探検が終わり、空に向かって昇っている時、
途中で失敗、兄弟はカヌーごと海に落ちてしまったのです。

その時、カヌーは横向きに落ち、NZ南島になり、
兄弟は、それぞれサザンアルプスの山々になりました。

そして、一番背が高かった長男「アオラキ」が南島の一番高い山
アオラキになったと言われているのです。

 アオラキって、一番上のお兄ちゃんだったんですね。。

折り返し地点

フッカーバレー一日コースだと、ここから第三つり橋を越え
フッカー湖まで行くのですが、

私達は、午前中だけの半日コースなので、
ここでしばらく休憩した後、Uターンとなってしまいます。

もう少し先まで歩いてみたかったな~。。
こんなにいいお天気なのに。。

と思いつつ、最後に頑張って、
アオラキマントクックとマウントクックリリーの
両方が入った写真にチャレンジ。

アオラキマントクックが見える場所に、
なかなかマウントクックリリーが咲いていなくて。。

 

でも、なんとか撮れました。

マウントクックリリーにマウンテンデイジーも
一緒に咲いていましたよ。

帰り道

第一つり橋が見える辺りまで戻ってきました。

 第一つり橋を渡ったら、もうすぐキャンプ地ですね。

 つり橋の上から、フッカー川を。

 そして、いよいよキャンプ地に戻ってきました。 

気持ちのいい、最高のハイキングでした。
ニュージーランドが大好きになってしまいました。

いつか、フッカーバレーも最後まで歩きたいし、
違うコースを歩いてみたいな~。

 ハーミテージホテル カフェ&バー

バスに乗って、ハーミテージホテルまで戻ってきました。

今日は、これからバスに乗ってクイーンズタウンまで行くのですが
その前にお昼ご飯を。

ハーミテージホテルでは、アルパインレストランも
パノラマレストランも行ったので、
まだ行っていない、カフェ&バーで簡単にランチする事にしました。

 ニュージーランドの国民食であるパイとサラダと
サンドイッチ。

それに、スプライトとコーラーの飲物も。

 

カフェのテラス席からは、アオラキ・マウントクックが
綺麗に見えていますよ。

さっきまで、あの山目指してハイキングしていたんですよね~。

楽しくて素適なハイキングでした~
その余韻に浸りながらのランチ、お腹も空いて美味しかったです。

 さて、本日は、これからバスでクイーンズタウンへ向かいます。

バスは、また、外国の人や日本人の交じった観光バスですよ。

 ニュージーランド14クイーンズタウンへ オマラマ
に続きます。

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2018-11-19 08:30:40
京都イズミヤの事件、ほんとショックですね。
スーパーで刺傷事件だなんて。。
被害者の方、無事に早く元気になられたら いいですね。

ハイキング、空気を思いっきり 吸いたい気分になっています(^-^)
高山植物、たくさんですね(^-^)
エバーラスティングデージー、見た目も可愛くて 永遠の意味を持つ名前だなんて素敵。
白いまま永遠に。。私、乙女心が くすぐられます(^-^)
乙女心、まだ あったんやね、私(^_^;)

氷河の山々。。この景色を見ながらハイキング、見てるだけでも楽しいですもの、実際に歩かれた たんぽぽさん、最高のハイキングですね。

グレシャーブルー、言葉も見た目も素敵。
物理学苦手なのですが
たんぽぽさんの説明、わかりやすいです(^-^)

マウントクックリリー、可憐ですね。
見ている人を清らかな気分にしてくれるような。
お花パワーって すごいですね(*´∀`*)
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2018-11-21 00:18:06
スーパー、たまたま行った日の次の日に事件というのが。。なんかショックで
しばらく行けない感じです。。(-_-;)

ハイキング、お天気にも恵まれ、予想以上に素敵で、本当に楽しい気分でした。
高山植物も、ガイドの方が色々と説明して下さって面白かったです。(^-^)

エバーラスティングデージー、ほんと、私達の乙女心、 くすぐられますよね~。(^-^)vv

グレシャーブルーも、なんとも淡くて密やかな色、それでいて、長い年月を生きてきた強さも感じます。
物理学の説明、分かって頂けましたか~。(^^)v

マウントクックリリーには、ぜひとも会いたかったので、たくさん咲いているのを見た時は嬉しかったです。(*^^*)

ちょっとずつですが、また、続きも書いていきますので読んで下さいね。(^-^)
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