京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

奈良 吉野の桜下り 竹林院群芳園・ 芳雲館

2011-04-28 09:45:00 |  お出かけ

          奈良吉野桜上りは   こちら

吉野桜下り

見分神社(みくまりじんじゃ)をお参りした後、また花矢倉に戻ってきました。

最初に訪れた金峯山寺の大屋根が、ず~っと遠くに見えます。

あそこから、ここまで歩いてきたんや。。とそれもちょっと感激。

上千本の桜はまだ3分咲き、でも、下に見える中千本や下千本の桜はぱ~っと満開。

標高差でこんなにも桜の開花に違いが出るんですね~。

桜の木の下で、お弁当を広げる人もいっぱい。
いいな~って、横目でちらちらって見ながら、どんどん降りていきました。
 

帰り道は、やっぱりらくちんですね。でも、膝はちょっとがくがくくるかな~。

疲れたので、茶店でお茶を買って休憩です。
この頃になると、観光客の数もどんどん増えてきました。

 桜だけではなく、ミツバツツジの鮮やかなピンクや椿の赤い花も可愛い~。

 こちらの茶店も、なかなか雰囲気があっていいですよね~。

「ね。。休憩する?」って言ったけど、

「さっき休憩したばっかりやろ。。」って主人。

確かに。。

でも、しまったな。。さっき、休憩しなかったら、ここで休憩できたのにねえ。

途中、たくさんの人の流れが吸い込まれていく場所がありました。
なんだろう。。と思って付いていってみました。

竹林院群芳園

豊富秀吉が吉野で花見をした際、千利休が築造したというお庭が
見れる竹林院群芳園でした。

こちらは由緒あるお宿のようですが、お庭を見せてもらえます。(有料)

竹林院の庭園は、大和三名園の一つと聞いて入ってみることにしました。

なんというか、さすがに綺麗~と感動のお庭でした。

吉野山の桜が自然の中にそのままに咲く野生の桜とすれば、
こちらの桜は、美を計算され尽くしたお庭の中に咲く、
庭園を構成する見事なしだれ桜。


ベンチに腰掛けながら見る庭園のしだれ桜、いや、ほんと綺麗~。 

少し小高くなっている丘の上まで昇って、また、戻ってきました。

反対側から見るお庭も綺麗ですね~。

 

 千利休が考え抜いた作庭というのが、伝わってくるような素敵なお庭でした。

芳雲館

さて、お腹も空いてきて、いよいよお昼御飯です。
こちらも吉野のお宿なのですが、お昼御飯だけもOK。
 

なんと、ここでは、吉野の山々の桜を見ながらお食事ができました。

この景色を見ながらのビールは格別。。

いや~、頑張って歩いた甲斐があります。

こちらでは、日帰りの露天風呂にも入れるそう。
この桜を見ながらのお風呂なんて、すごいですよね。

お土産屋さん

 下千本の道中には、ずらっとお土産屋さんが並んでいます。

奈良漬に、葛饅頭、桜ようかん、それに今日の思い出のグッズやお土産を買って、
筍のてんぷらをかじりながら歩いていきます。 

七曲り

帰りのロープウェーはさすがに長い行列ができていました。

でも、帰りは元々歩いて帰るつもりだったので、七曲りを降りていきます。

 3つ目の絶景ポイント、くねくねと曲がる七曲り坂から見る桜もとっても綺麗です。

桜の花々は、本当に人の心を癒してくれますね~。

被災地の東北でも、いつもの年と同じように桜の花が咲き始めたよう。。

満開のピンク色の桜の花が、被災地の方々の心を癒し、
明日に繋がる元気と勇気を与えてくれたらいいな~と思いつつ、

最後の力を振り絞って、吉野駅まで歩いていきました。

吉野駅

朝、京都駅で、4時5分吉野発の帰りの特急切符を買っていました。
長すぎるかな~って思っていましたが、ゆっくりと散策できたし
ちょうどいい位でしたよ。

吉野駅では、特急券は売り切れましたのアナウンスが。。
前もって切符を買っておいたのは大正解でしたね。

電車の中で、お茶を飲みながら、さっき買った葛饅頭を早速。
美味しいね~。

京都駅 Berry cafe

そして、特急の中で寝ていたら、あっという間に、もう京都駅。

ちょっと疲れたね~と、ふと見るとベリーカフェが。。

以前から、このすっごく美味しそうなタルトのディスプレイが気になっていました。

頑張って歩いたご褒美にと、あまおうののタルトを
二人で半分わっこで食べることに。

このあまおうのタルト、いちごがとっても甘くて美味しかったけど、
1個950円とちょっとびっくりのお値段でした。。

お土産・御朱印

本日の記念のグッズと主人がもらってきた御朱印です。 

この、萬松堂の桜ようかん、塩漬けの桜の花びらが入っていて
ほのかな桜の香りと、優しい甘さ、とっても美味しかったです。
お薦めの桜ようかんですよ~。

 

さて、念願の桜の吉野、ちょっとした小旅行みたいで、とても楽しかった~。

吉野は、土、日は車で来ることはできませんが、
桜のシーズンでも平日なら車の乗り入れができると知り、

来年は、母も誘って車で来て、
あの露天風呂からのお花見がしたいな~なんて、ひそかに思っています。


明日から2泊3日で、母と3人 岡山の方へ旅行に行ってきます。
久しぶりの旅行、母も楽しみにしている様子。
では、行ってきます~。

 

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奈良 吉野の桜上り 下千本~上千本

2011-04-25 08:55:00 |  お出かけ

4月14日(木)

奈良 吉野

主人が、平日にお休みが取れたという事で「吉野の桜を見に行こう。」

去年、私が、吉野の桜見たいな~と、言っていたのを覚えていてくれたみたいです。

初めは、車で行く事を考えていた主人、でも。。
渋滞したらと考えて、近鉄特急で行くことになりました。

京都駅から、樫原神宮前で吉野に連絡です。

朝7時40分発の特急に乗って、9時20分ごろには吉野到着でした。

 下千本

千本桜で有名な奈良県の吉野山、4月上旬から下旬にかけて
下千本、中千本、上千本、奥千本へと、3万本ものシロヤマザクラが
下から順番に咲き上がり、山々をピンク色に染めていきます。

昨年、テレビで見て以来念願の吉野桜、
開花情報では、今は下千本、中千本が満開とか。。楽しみです。

 すごい人!かと思ったら、まだ時間が早かったせいか。。結構空いていました。

いつもいっぱいの人が並んでいてなかなか乗れないというロープウェーにも
さっと乗れましたよ。

下千本の桜を上から一望でき、うゎ~きれいと、まずはここで歓声です。
 3分ほどで、ロープウェーの吉野山駅到着。

吉野山というので、自然の中の山歩きかと思っていたのですが、

いやいや、色々なお店がずらっと並んでいて、すごい観光地でした。

金峯山寺(きんぷせんじ)蔵王堂

吉野山の尾根上にある世界遺産の金峯山寺は、吉野の桜の全てをご神木とするお寺。


まずは、ここにお参りして、御朱印も貰いました。
境内の桜も、満開ですよ~。

さて、次は、後醍醐天皇や豊富秀吉、源義経、弁慶、静御前などのゆかりの地
吉水神社へ行ってみます。


一目千本

吉水神社に入る手前に、「一目千本」があります。
ここからの眺めはとても有名で、かつて、豊臣秀吉も感動して、

「絶景じゃ~!絶景じゃ~!」と、子供のようにはしゃいだという
逸話の残る場所です。

満開に咲くピンクの シロヤマサクラと、緑の木々。。

確かに、絶景じゃ~と叫んだ豊富秀吉の気持ちもわかる気がします。

吉水神社(よしみずじんじゃ)

そして、吉水神社境内へ。
吉水神社は、後醍醐天皇を祭神とする神社、その昔追ってに追われた
源義経が弁慶や静御前と共に身を潜めていたとか。。

 後醍醐天皇玉座 秀吉花見の本陣  弁慶の力釘

。。などの重要文化財や、遺跡もあって、へぇ~。。

そして、次は、中千本へと歩いていきます。

中千本

青い空、暖かい春の日、歩いて汗ばんだ肌に吹く風も気持ちよく、
どんどん歩いて、中千本へ到着。

中千本へは、吉野駅からバスも出ているので、足腰の弱い方でも、
お花見ができるようですよ。

中千本の桜も満開。。 

 中千本公園

中千本には、中千本公園があり(といっても、芝生といくつかの木製のテーブルがあるだけですが)
みなさん、そこで、お茶を飲んだり、お弁当を広げたり、寝転がったり。。



 私達も桜を見ながら、テーブルに座って、飴ちゃんを。
飴しか持ってきてなかったんですよね。


ここで、おにぎりを食べたら、美味しかっただろうな~なんて思いつつ
見上げる桜です。

中千本からは、ロープウェーやバスで奥千本へも行けるようですが
奥千本は、まだまだ桜が咲いていないということで、

上千本目指して歩き続けることにしました。 

上千本

くねくね道をどんどん歩き続ける事、30分くらい。
いよいよ、上千本へやってきました。

疲れた~、とふと見ると、さくらソフトクリームの看板が。。
これは、絶対に食べないとね。

きれいなピンク色、ほのかに香るさくらの匂いのソフトクリーム。

美味しい~、疲れがすっと引いていく感じです。

花矢倉展望

吉野の桜で有名な眺望場所は、下千本の七曲り、吉水神社の一目千本、
上千本の花矢倉
だそうです。

その一つの花矢倉にやってきました。

 
花矢倉からの眺望は。。

深い緑色の山々のあいだの山肌を、シロヤマサクラがピンク色に染める素晴らしいものでした。

頑張って歩いてきた甲斐あり!

これで一目千本と花矢倉はクリアー、下千本の七曲りは帰り道で挑戦するつもりです。

上千本の桜は、まだまだ蕾でしたが、もう少ししたらここも満開になるのでしょうね。


水分神社(みくまりじんじゃ)

最後に行ったのは、吉野上千本の水分神社。

しだれ桜が満開で、とても綺麗~。


この神社は、子授けの神として信仰を集めていると聞き、

いつの日か、私達にも孫ができ、命のリレーが続いてくれればいいな~と、
二人で手を合わせてきました。 

さて、ここからは、中千本、下千本、吉野駅と歩いて下っていきます。

さぁ、頑張るぞ~。

 

  奈良吉野の桜下り 竹林院・芳雲館へ続きます。

 

 

 

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いかなごの釘煮

2011-04-22 09:15:00 | 家族

3月末、神戸の親戚からいかなごのくぎ煮が届きました。

瀬戸内海沿岸で、2月下旬頃から始まるイカナゴ漁。
イカナゴは春を呼ぶ魚で、イカナゴ漁は瀬戸内海の春の風物詩だそうです。

主人の兄のお嫁さんが炊いてくれたいかなごのくぎ煮は、
いかなごと同じくらいの細さに切った生姜がたっぷり入っていて
とっても美味しいのです。

初めはお姉さんのお母様が炊かれたいかなごのくぎ煮を、
おすそ分けです~と言って、送って下さっていたのですが
最近はお姉さんの手作りになりました。

お母様の味に良く似た、ふわっとした優しくやわらかいいかなごのくぎ煮。
今年は、結婚した娘さん(姪っ子)といっしょに作ったとか。。
こうして、その家その家の味が、代々伝わっていくんですね~。


あつあつのご飯の上にたっぷり載せて頂くと、ほんと美味しい~。
今、スーパーでいかなごくぎ煮はいっぱい売っているけれど
やっぱり手作りのくぎ煮は一味違うんですよね。

今年も春の味を届けて貰って、ほんと嬉しいです。

 

来年の春のいかなごの季節には、
福島の原発や震災の復興はどうなっているのでしょう。。
日本中が、穏やかで平和な春が迎えられていますように。

 

 

 

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桜の頃も終わり。。6人でお花見

2011-04-20 12:30:00 | 日常日記

長い間ご無沙汰してしまいました。気がつけば、2週間以上経っています。。

4月初めに、夫婦揃って風邪をひき、お互いに

「風邪薬飲んだ?」 「そやな。。」 なんて日が続いていました。

9日、10日の週末には、友人の結婚式の為、
長男夫婦が京都に帰ってくることになっていたので、
掃除もしないと。。と、思いつつなんとなくだらだら。

でも、おかげさまで風邪もなんとか治って、無事週末を迎える事ができました。

10日の日曜日には、次男夫婦も京都に帰ってきて6人3組の夫婦が揃って
初めてお花見。 京都の春を楽しんできました。


寺町今出川 よしくら

お昼過ぎ出町柳駅で、次男夫婦と合流した後、まずはお昼ご飯です。
出町柳駅から5分ほど歩いて、和食のよしくらさんでランチ。

豚天定食や天重、海老天定食、日替わり定食。。とみんな頼んだのは色々ですが、
食べ放題のお惣菜がいっぱいついてきます。

ひじき、白菜やかぼちゃ、里芋の煮物、おから、切干大根、冷ややっこ。。
どれも、美味しい味付けです。

息子達も、こんな大人のおかずを、美味しい美味しいと食べる年になったんやね。。
って、ぱくぱく食べる二人を見ながらそんな事を。。当たり前かな。

 

京都御苑のしだれ桜

その後は、6人で歩いて京都御苑の糸桜(しだれ桜)を見に行きました。

 

満開の桜と、春の暖かい日差し。。  

桜の御所と言われるだけあって、ここのしだれ桜は、本当に見事です。

 
賀茂川散策

御所の後は、出町に戻って賀茂川の散策。
満開の桜も見事だけれど、人出もみごと。。でした。

結婚して、まだ一月ちょっとの次男夫婦と、ちょうど半年ほどの長男夫婦。

どちらも、夫婦というより、まだまだカップルのようですね。

 

賀茂川べりには桜の他に、柳やぼけの花が植えてあり

青い空の下で、それぞれが優しい色の共演です。

私は、ピンク一色の桜も好きだけど、この色々な色が混じった
春色も大好き。。

 

カフェ・etw

少し疲れて、丸太町橋東側ビルの2階にあるカフェ・etwで休憩。

窓に面した席からは、満開の桜が一望できます。

冷たいビールやストロベリーソーダ。。
それぞれお好みのドリンクで休憩です。ほっ。。

疏水の桜

今日のこれからのお目当ては平安神宮のしだれ桜コンサートなのですが、
平安神宮への通り道、疏水の桜も満開でした。

今まで、それぞれのカップルといっしょにお花見に行った事はありますが
こうして二組の夫婦と歩く京都の町は初めて。。

新しい家族みんなで一緒に歩く、ピンクの桜の花の下、
なんだか心もピンク色、ほんわか嬉しい気分でした。

平安神宮

そして、平安神宮の紅しだれコンサート。

関西住民の私達や、次男カップルは行った事があるのですが、

初めての長男夫婦は、夜の平安神宮で、ライトアップされたしだれ桜を見ながら
音楽の生演奏を聞くのを楽しみにしていました。

この日はギターリスト村冶奏一さんのギター演奏。

夜の帳の中、静かに繊細なギターの音色が、
東神苑・栖鳳池のほとりに流れます。

月の光も優しく届く中、40分間ほどのコンサート。

最後の曲は、東日本震災で亡くなられた方や被災された方への
思いを込めた一曲でした。

それまでのざわめいていた会場が、し~んとなって、
ギターの美しく、悲しく、そして、時には強く激しい音色が池のほとりに響き渡りました。

 


ここに来ている皆が、震災で被災された方へ、祈りを込めた一瞬だったと思います。

この紅しだれコンサートの収益も、被災地復興の為の義援金として寄付されるそうです。

 

この後、家に帰って母も含めて7人ですき焼き。

二人のお嫁さんは、台所を手早く手伝ってくれました。
娘と一緒に台所って、こんな感じやねんね。。って、思うひとときでした。

 

 

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竹茂楼披露宴3 One Love と、ただありがとう

2011-04-03 00:00:01 | 家族

         2月26日(土)

           次男結婚式・竹茂楼衣装着替え 

           次男結婚式・下鴨神社 

           竹茂楼結婚披露宴1 色打ち掛け入場

           竹茂楼結婚披露宴2 ウェディングドレス入場

 

同僚さん達の歌と踊り

さて、心に沁み入るバイオリン演奏の後は、次男の職場同僚達による
歌と踊りの余興でしした。

4人の、同僚さん達が舞台に出てきて、

「せっかくだから、新郎新婦も前で見てくださ~い。」と、二人を前に呼びました。

近くまで寄ってきた二人ですが、あれあれ。。。

そのまま次男は、同僚さん達といっしょに舞台の上に登ってしまいました。

ええ。。。新郎も踊るんか~。。いや、新郎が歌うんやで。。

なんて、会場もざわざわ、ざわめいています。


実は、これ、次男の、新婦に対するサプライズだったのです。

同僚の研修医仲間に頼んで、仕事が終わった夜中の1時や2時に
病院の食堂で、踊りの振り付けの練習をしてもらっていたとか。。

 

結婚式当日の朝も、新婦が花嫁衣装を着ている待ち時間の間に、
次男は一人で歌と踊りの練習をしていたらしく、

その現場を主人と長男が見つけて、長男はその様子もビデオに収めていました。

さてさて、それほど気合いを入れて頑張った成果はいかに。。

新婦に送る歌のプレゼント、嵐の「ONE LOVE」の始まりです。 

 

 あんまりいっしょに練習する時間がなくて。。なんて言っていた次男ですが、

 

いやいや、どうしてどうして、
みんな、ぴたっと動きがあっていて、決まってますよ~。なかなかやるね~。

  
間奏の間の踊りも、みんな完璧に近い感じで覚えていてすごい

皆の大きな手拍子や歓声の中、会場は笑い声で包まれて、大盛り上がりです。

いっしょに聞いていた主人の兄も

いや~、これ、めちゃめちゃ面白いな~、やるな~、
と、涙を流しながら大うけ。

 

実は、最後の最後にちょっと間違ってしまった次男でしたが、
却ってそれが、みんなの笑いを誘って。。。これも御愛嬌かな。

そして、歌が終わったとは、

100年先とは言えませんが、一生よろしくお願いします。。

次男は、新婦に花束のプレゼント。

 会場全体が温かい拍手で包まれ、花束を受け取る新婦。

その後、新婦の目には、涙がいっぱい溢れていました。

 

新婦の手紙・二人からのプレゼント

MONKEY MAJIKのただ、ありがとうの音楽が鳴る中

新婦が、長い間お世話になったお母さんへ
手紙を読み始めました。

朝起きると温かい朝御飯があって、お昼ご飯用に美味しいお弁当が
当たり前のように用意されていました。。。 

お母さんへの心を込めた感謝の言葉が、涙でとぎれとぎれに。。

それでも、頑張って最後までちゃんと読めましたよ。えらかったね。


それぞれの母へ

そして、二人から、それぞれの母へ手渡された物は、
自分達が生まれた時と同じ体重のクマのぬいぐるみでした。

新郎は、3236グラムの元気な男の子。
双子として生まれた新婦は、2450グラムの可愛い女の子。

流れ出したMONKEY MAJIKの、ただ、ありがとうの曲に
熱い思いが溢れだしてきました。

ぬいぐるみは、思った以上に重くて。。
こんなに重たかったかな~なんて思いながら、抱いていた私。 


次男が小さかったころの頃の事や、
親子4人で暮らしていた昔昔の事が思い出されます。。


主人の挨拶

主人の挨拶は、中高大学の12年間、次男の野球の応援
続けてこれたことへの感謝の気持ちから始まりました。

親が試合を見に来る事を、一度も嫌がらず、恥ずかしがらず
受け入れてくれたおかげで、私達は、次男とともに
本当に楽しい時間を共有することができました。


 

 野球の応援を通して、私達も、もう一度、青春の時を
味わう事ができたのです。本当に素晴らしい時間と思い出をありがとう。


新郎の手紙・挨拶

最後の新郎の挨拶になりましたが、

その前にちょっと。。と、
次男は、なんと、私達宛の手紙を取り出して、読んでくれました。

新郎からの手紙があるなんて、私達は、まったく知らなくてびっくり。

そのぬいぐるみと同じ重さだった自分が、ここまで大きくなれたのは
あなたのおかげです。。。 

 

思いがけない展開に、私は大泣きするのをこらえるのに必死。
後で聞いたら、主人もそうだったんですって。。

本当は、もっともっと素敵な言葉がいっぱいあるのですが、
それは、私と主人の胸の中に、宝物としてしまっておこうかな。

本当に嬉しかったです。ありがとう、本当にありがとう~。 

 

そして、最後に、本日列席して下さった方々へ、次男から、感謝の言葉です。

 

列席者の温かく大きな拍手に包まれ、二人の結婚披露宴はお開きに。

 

会場を去られる人達を見送りながら、
これからも、この二人を温かく応援してやって下さいという思いでいっぱいの私でした。

 

披露宴が終わって

披露宴が終わり、竹茂楼の玄関で、友達や親戚の方々と写真を撮った後
ほっとする二人です。 

 
よかったね。すっごく素敵な結婚式と披露宴だったよ。


 二人も、大役が終わって、すっごく晴れやかな笑顔。
でも、まだ、これから二人には2次会が残っています。

 
2次会・リビングバー京都へ

2次会の会場は、京都大丸横のリビングバー京都さん。

こちらでは、たくさんの友達が二人の登場を待っています。
ウェディングドレスとタキシードの二人は車へ。

花嫁さんの頭には、可愛いティアラがきらきら輝いています。

 さぁ、いよいよ、2次会へ出発。



 おめでとう~。本当に今日はよかったね。二人で、幸せになるんだよ。

 

 

さて、2月26日の結婚式・披露宴の日の事を5回に分けてのせてきました。

こんなに大きな災害が起こっている時に。。という思いはいつもありました。
申し訳ない。。という思いも常に感じていました。

途中で、やっぱり辞めようかな。。と思ったことも何回もありました。

でも、次男達二人にとって、人生に一度の宝物の瞬間であり、
私にとっても大切な大切な思い出である、

二人の結婚式と、二人の思いのいっぱい詰まった披露宴。

忘れないうちにと記録に残す事にしたのです。
アップしようかどうしようかと、迷いながら書いているうちに
却って、どんどん記事が長くなってしまい。。

もしも、心ない。。と思われる方がおられたとしたら、本当にごめんなさい。

 

二人が新婚旅行から帰ってきた二日後に、大震災が起こりました。
二人には、こうしてみんなに集まって頂き、祝って頂いた以上、
どんな事も二人で乗り越え、いつまでも仲の良い夫婦であり続けてほしいと
願っています。

 そして。。

最後まで読んで頂いた方々、本当にありがとうございました。

 

まだまだ時間はかかるでしょうが、被災地が復興して
人々に笑顔が戻る日が、少しでも早く来ますように。

 

 

 

 

 

 

 

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