京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

オランダ・ベルギーの旅13 ベルギーノートルダム大聖堂

2014-07-30 09:25:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

昨日は土用の丑の日でした。

たくさんのご家庭の食卓にうなぎが上ったことでしょうね。

我が家も、昨日はうな重。

年に1回のことだからと、
いつもより、ちょっと奮発して上等のうなぎを買いました。

分厚くて中がふわふわのうなぎは美味しい~。

ワサビ・ネギ・青葉の薬味で食べるのも好評でしたよ。

お料理ではなく、うなぎが美味しかっただけなのですが、

でも、主人や、母の美味しい~という笑顔、
やっぱり主婦としては嬉しいものですね。(7・30)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

さて、オランダ・ベルギー旅行は、いよいよ
アントワープのノートルダム大聖堂、

 オランダ・ベルギーの旅12 ベルギーアントワープ市内観光の続きです。  

 さて、いよいよノートルダム大聖堂へ向かいます。

この鐘楼のある建物が、ノートルダム寺院ですよ。

 

フランダースの犬の石碑

ノートルダム大聖堂の前に、こんな石碑がありました。

これが、ネロとパトラッシュ

なんだか、私達が抱いているネロやパトラッシュのイメージとは違いますよね。

しかも、ベルギーなのに、説明文は日本語です。

え~~なんで日本語なん

フランダースの犬の物語は、日本ではとっても有名ですが
ベルギーでは、初め翻訳もされていなかったみたいで、
ベルギーの人にとっては全然知らない物語だったそうです。

それが、日本で人気が出て、日本の観光客が次から次から
来るものだから、(私もその一人ですが。。)

急きょ、アントワープ観光局が、そんな日本人観光客に
喜んでもらおうと、石碑や銅像を作ったというのです。

日本人のイメージまでは考えなかったのでしょうね。

日本語も親切だけど。。でも、この親切はちょっと。。って感じかな~。

 

日本人観光客がこの石碑を取り囲んでいない時は、ほとんどベンチ状態のようです。

 

アントワープノートルダム寺院

そして、その石碑の前に、ど~んとそびえるノートルダム寺院。

ノートルダム寺院は、ベルギー最高のゴシック建築物。

123メートルという高い優雅な塔を持つ大聖堂は、
1352年から170年もの歳月をかけて建造されたそうです。

ノートルダム寺院の鐘楼は、「ベルギーとフランスの鐘楼群」の一つとして
世界遺産にも登録されているんですよ。

 

ノートルダム大聖堂を下から見上げるとこんな感じです。。

 これではよく大きさがわからないけど。。

人を入れて撮ったら。。

ほら、このノートルダム大聖堂の大きさがわかりますよね。

正面ファザード彫刻が、細やかでとっても綺麗。

 さて、いよいよ中へ入っていきますよ。

聖堂入口

まず、私達を迎えれくれたのは十字架のキリストと
オレンジ色の温かいろうそくの炎。

シーンと静まった神聖な雰囲気の中、
ろうそくの炎だけが、ゆらゆら揺らめいています。

 

リユニオン

今、アントワープのノートルダム寺院では、「リユニオン」と称して、
フランス革命の前に、ノートルダム寺院が所有していた作品を
里帰りさせ、展示しているのだとか。。

赤い特設台に展示された作品群。

聖堂内部には、ルーベンスの秀作4点がありますが、

ルーベンス以外にもたくさんの素晴らしい宗教画が
展示されていました。

 

まるで美術館に来たみたいで、ラッキー。

尚、この、「リユニオン」は2017年までだそうですよ。

 

聖堂内部

聖堂の内部は白い壁や天井に金色の星。
天井から吊り下げられた十字架やシャンデリア。

明るくて、美しくて、煌めいていて。。ほんと素敵。

これぞ、洗練された美の結集という感じです。

 

パイプオルガン

とってもすっきりとした美しさの聖堂内。
入り口近くのパイプオルガンが、一番奥に映っています。

 


主祭壇近くにも、パイフオルガンがありました。 

ミサの時には、どんな音が、この教会に響き渡るのでしょうね。
聞いてみたいな~と思いますよね。

マリア礼拝堂

 聖堂左手にあるマリア礼拝堂です。

祭壇には、アントワープの聖母と呼ばれる聖母子像の彫像が
立っています。

仕切られた礼拝堂には、「ONLY FOR PRAYER」と書かれてあり、
祈りを捧げる方のみの神聖な場所になっているようです。

 

聖ヨセフ礼拝堂とステンドグラス

 堂内右手側には、聖ヨセフ礼拝堂。

聖ヨセフ祭壇装飾衝立の上にある丸いステンドグラス・バラ窓と
その横のステンドグラスもとっても綺麗です。

その他にも、堂内には素晴らしいステンドグラスがいっぱい。
ちょっとステンドグラスを集めてみました。

どのステンドグラスも細工が細やかで、色彩が鮮やか。
とっても綺麗でした~。

 主祭壇「聖母被昇天」

さて、ここからが、ノートルダム聖堂内の
ルーベンスの四大絵画「キリスト昇架」「キリスト降架」、「キリスト復活」、
「聖母被昇天」の観賞となります。

十字架とシャンデリアの奥にある主祭壇。         

 

 主祭壇には、その一つ「聖母被昇天」が飾られています。 

本物のルーベンスの「聖母被昇天」ですよ。
昇天するマリア様の美しさ、神々しさ。

 

クリスチャンではない私にも、静かな感動が伝わってきました。

工事中の為か、修復中なのか。。
残念ながら「キリスト復活」は見つけられなかったのですが、
後の2枚はしっかり見る事ができましたよ。

 

ルーベンス・キリストの昇架

こちらが、ルーベンスの「キリストの昇架」
ネロがどうしても見たかったルーベンスの2枚の絵の内の一枚です。

 

今は、カーテンで隠されることもなく誰でも見れますが、

かつてこの聖堂では、この「キリスト昇架」と、「キリストの降架」両作品が
厚いカーテンで覆われていたそうです。

銀貨を払った人だけが見る事のできた絵画。。
貧しい人達は、見たくてもみる事のできなかった絵。

フランダースの犬の原作者、英国の女性作家ウィーダは、
実際に行われていたこの悪しき習慣を、
物語の中でネロを昇天させることによって、
さりげなく抗議したのではないかとも言われているそうです。

 「キリストの昇架」は、3連祭壇画。高さは4m程。

キリストを持ちあげる渾身の力を入れた人々の筋肉の盛り上がりから、
いかに偉大な人を、昇架させようとしているのか、
そのドラマの重大性が伝わってくるような気がしました。

 

ルーベンスの「聖母被昇天」 

そして、これがネロ少年が一番見たかったルーベンスの「キリスト降架」です。
こちらも3連祭壇画、やはり高さは4m程です。

処刑の終わったキリストを降ろしている様子を描いている絵画。

キリストの体に付いた血の赤色と、ヨハネがまとっている衣服の赤色が印象的。
 

絵画コンクールに落ち、悲嘆にくれたネロが放浪の末、
クリスマスの日に辿り着いたのが聖母大聖堂でした。

いつもは厚いカーテンでおわれていた2枚のルーベンスの絵画。
クリスマスの日は、カーテンがかけられていなかったのです。

憧れのルーベンスの「キリストの昇架」と「キリスト降架」を
月明かりで見る事ができたネロ。

 

 ネロの最後の言葉は。。

パトラッシュ。。 お前ここを探してきてくれたんだね。分かったよ。
お前はいつまでも僕と一緒だって、そう言ってくれてるんだね。。ありがとう。
パトラッシュ。。僕は見たんだよ。一番見たかった、ルーベンスの2枚の絵を。
だから、だから僕は今凄~く幸せなんだよ。
パトラッシュ 疲れたろ。。僕も疲れたんだ。なんだかとても眠いんだ。
パトラッシュ。。

そう言いながら、ネロとパトラッシュが体を寄せ合い、
天に召されていった場所が、このキリスト降架の絵の前だったのです。

 

じーんとくる感動の場所を最後に、ノートルダム大聖堂の見学は
終わりました。

 

教会の売店で

こちらは、教会の売店で買った絵画や十字架。

 ショットグラスは、どこか別のお店で買ったものだったかな。。

 

ステーン城へ

さて、次は、バス乗り場に向かって歩いていきます。
途中の街並みも、素敵ですよね。

バス乗り場の広場からは、ステーン城が見えています。

ステーン城は、スヘルデ川岸に建つ13世紀初頭の要塞で
アントワープ最古の建築だそうですよ。


カール5世時代に改築、その後、1823年まで約300年間は牢獄として使用され、

1952年にステーン海洋博物館として一般公開されたそうです。
帆船や汽船の模型、航海用具、海図などを展示していたのだそうですが、

 

残念ながら、現在は閉鎖されてしまっています。

でも、このお城らしいお城の形をみるだけでも、素敵だな~って思ってしまいますよね。

 

さて、広場で、しばらくバスが来るのを待って、

 

 いよいよアントワープともお別れ。

 感動のアントワープを後にして、今度はブルージュの街へ行きます。

 

私、実は、ブルージュってあんまり知らなくて、あんまり期待してなかったのですが、

それが、もう、今回の旅の中で一番好きかも。。って思うほど素敵な町だったんですよ。
皆さまも、どうかお楽しみにして下さいね。

 

 オランダ・ベルギーの旅14 ベルギーブルージュホワイトアスパラへ続きます。

 

 

 

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オランダ・ベルギーの旅12 ベルギーアントワープ市内観光

2014-07-27 13:10:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

昨日は本当に暑かったですね。

ちょっと出かけていたのですが、
車の温度計が示す京都の町の外気温は39度でした。

熱中症で倒れた方も多かったよう。。皆様は大丈夫でしたか?

これからも、まだまだ続く真夏日、
私も倒れないよう気をつけて過ごしたいと思っています。

皆様も、どうか気をつけてお過ごしくださいね。(7・27)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
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       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

オランダ・ベルギーの旅、いよいよ今回からベルギーです。

 オランダ・ベルギーの旅11 オランダキンデルダイク風車の続きです。

 

 オランダ最後の風景

キンデルダイクを出て、バスでハイウェーを走ります。

途中のこういう景色をみても、オランダがいかに低い土地の上にあるのかという事が

分かりますよね~。

マロニエの白い花が咲いていて、雰囲気があってとっても素敵~。

でも、洪水がおこったら、きっと大変でしょうね。。

フランダースの犬物語

さて、これから、ベルギーのアントワープへ行くのですが、
車中では、添乗員さんが「フランダースの犬」の本を読んで下さっています。

久しぶりに聞くお話になるほどなるほどと聞きいっている人
ちょうどいい子守唄になっていい気持ちで寝てしまっている人、

私は、これから行くアントワープの街を思いながら、
真剣に聞いていましたよ。

フランダースの犬は、イギリスの作家ウィーダーが
19世紀に書いた児童文学。

NHK朝ドラの主役である村岡花子さんが訳された
フランダースの犬の裏表紙には、

フランダースの貧しい少年ネロは、

村人たちから迫害を受けながらもルーベンスの絵に憧れ、

老犬パトラシエを友として一心に絵を描きつづける。

しかし、クリスマスの朝アントワープの大伽藍に見いだされたものは、

この不幸な天才少年と愛犬との相いだいた亡骸だった。

虐げられた者への同情を率直素朴な表現でつづった少年文学の傑作。


と、書いてあります。

もうすぐベルギーとなって、添乗員さんの物語を読むスピードも
上がってきます。

物語をこぴっと読みたい方はこちら。

 http://fermat.sakura.ne.jp/meisaku/nello/nello_hanako.htm

ただ。。この物語、ベルギーを始め欧米ではあまり受け入れられて
いないのだそうで。。

その理由としては、

1欧米では子供を早い時期から一人前扱いし
  自立をさせるのに、ネロは15歳になっても
  (ネロが15歳だなんて知りませんでしたが。。)
  運命に翻弄されるだけで、自らの強い意志で自分の
  運命を切り開こうとはしなかった。
  その生き方に共感できないということだそうです。

2地元ベルギーの方たちの間では、村人たちが子供を迫害をしたという
  設定に納得いかない。 
 ”子供一人を空腹で亡くすような残酷なことを私たちは決してしない” 
 といった批判的な意見もあるそうです。

3物語が悲劇のまま終わってしまう事に欧米の人々は共感できなかった。
  私だって、目の前に希望の道が開かれようとしているのに
  どうして、死ななきゃいけなかったんだろう。。と思いますが、
  欧米の人々には、それが負け犬の死というようにさえ映ってしまうようです。

日本人も、悲劇のまま終わってしまうのは悔しいと感じるけど、
それを負け犬とは捉えないですよね。。

日本では可愛い絵でアニメ化された事や、
悲劇的な最後であっても、ネロとパトラッシュが
きっとあの世で幸せになってくれているに違いないと。。

人々が信じ、そうあってほしいと祈ることで人気が出たのかもしれませんね。

 

ベルギー

さて、ベルギーまであと1km。



。。と思ったら、もうベルギーです。

特別何もなく、あっという間の国境越え。

これって、こんなんでいいの。。って感じです。。
 

 

ハイウェーレストランと不動産屋さん?

ベルギーは、四国の1.5倍ほどの大きさの国土に約1000万人が暮らす小さな国です。


国境越えをしてから、ベルギーのハイウェーレストランで休憩。

 さすが、ベルギ-。

ワッフルがいっぱい、チョコレートもいっぱい。
どれを買おうか迷ってしまいます。

 こちらは、ハイウェーから見かけた、ベルギーの面白い看板。

何のお店かな~。。家のレンタル、不動産や。。?

 

アントワープ

添乗員さんが読んでくれていた「フランダースの犬」の物語がラストを迎え、
バスの中に大きな拍手が起こってから少しして、

いよいよアントワープの街に到着です。

 うわ~、ここがアントワープや~と、感激。

オランダ・ベルギー旅行を決めた時、
アントワープの街の観光が入っている事を一つの条件として
私達は、ツァーを探していました。

直行便のツァーで、いいのがあったけど、
アントワープが入っていなかったので辞めた程、
アントワープにはこだわりを持っていたんです。

それは、やっぱり「フランダースの犬」の舞台に行ってみたかったから。

 

そのアントワープへやってきました。。

向こうに見えているのは、あのノートルダム大聖堂ですよ。 

ノートルダム大聖堂

ネロとパトラッシュが、最後にルーベンスの素晴らしい絵を見て、
その絵の前で天に召されたという教会です。

 

 いよいよノートルダム大聖堂にやって来たんだ。。という思いが
溢れてきます。

市庁舎前の花嫁さん

 こちらの国旗がいっぱいの建物は市庁舎です。

市庁舎前を歩いていると、結婚式でしょうね。

花嫁さんが歩いてこられました。 

カメラを向けると、にこっと笑って下さった花嫁さん。

周りを家族や親戚、友人に囲まれて幸せそうな花嫁さんと新郎さん。

 お二人ともどうかお幸せに~。

 

お昼ご飯へ

アントワープの観光の前に、お昼ご飯です。

可愛くて素敵なレースのお店を横目で見ながら歩き、

 ノートルダム大聖堂のすぐそばを通り抜け、

ピザレストランの前を通り過ぎたら。。

レストラン Hof van Eden

本日のレストランHof van Edenに到着しました。

 

テラス席は明るくてカジュアルな雰囲気。

やっぱり外国の人は、テラス席がお好きなようですね。
それに、テラス席が似合っています。

私達日本人は店内へ。

店内は、しっくな落ち着いた感じですよ。

ベルギービール

お食事の前に飲み物を。 ここは、やっぱりビールでしょう~ということで
みんなが色々なベルギービールを頼んでいます。

ビール王国と言われるベルギー。

国民一人のビール消費量は、チェコやオーストリア・ドイツの方が
ずっと多いそうなのですが、

140の醸造所で800種類以上もの銘柄のビールが造られるという
その種類の多さで、ベルギーは「ビール王国」と言われるそうです。

ベルギービールは、銘柄ごとに形の違うオリジナルグラスで飲むんですよ~。
こういうのって楽しいですよね。

 
主人は、ヒューガルテンホワイト。
ほのかに甘酸っぱい、のど越しの軽い飲みやすいビール。

私は、ベルビュー・クリーク。
地元でとれたチェリーを漬けこんだルビー色のビール。ジュースみたいで美味しかったです。

 

小エビのクロケット・チキンのワーテルゾーイ

本日のお料理は、小エビのクロケット(クリームコロッケ)と、
チキンのワーテルゾーイ(鶏肉と野菜を煮込んだフランドル風クリームシチュー)

両方とも、ベルギーの郷土料理です。

 スイーツは、ストロベリークリームとワッフルのミルフィーユ風。

ベルギーの郷土料理が食べれて嬉しい~。

やっぱり旅行の時は、本場で、その土地独自の郷土料理が食べたいですよね。

お食事も終わって、レストランの前の風景。

 明るく元気な女の子3人組。可愛いね~。

 

マルクト広場

ノートルダム寺院前のマルクト広場です。

 マルクト広場には、かつての町の繁栄を表すギルドハウスがずらりと並んでいます。

 

 

 オランダ特有の可愛い屋根が面白いですよね。

マルクト広場は、世界中からの観光客でいっぱいですよ。

 市庁舎・ブラボーの像

先ほども紹介しましたが、この国旗がいっぱいの建物は市庁舎。

真中の像は、英雄シルヴィウス•ブラボーの像です。
何かを投げているように見えますよね。

ちょっと「ブラボー伝説」をご紹介すると。。

昔、アントワープにはスへルデ川を支配していたアンティゴーンという巨人がいました。
巨人は、船乗りたちに高額な河川の通行料を押しつけ、
払わない船乗りの手を切り落としては川に投げ込んでいたのです。

そんな時、勇敢にも一人の男が巨人に立ち向かい、巨人の手首を切って川に投げ込み
巨人を退治したのです。それが、英雄シルヴィウス•ブラボー!

ということで、彼が投げているのは巨人の手首なのですよ。

 

観光馬車もいっぱい通っています。
カメラを向けていたら、お兄さん、手を振ってくれました。

俳優の成宮寛貴さんが、ベルギーの街角で「それは伝統か革新か」と語る
ビール大国ベルギーに学んだ「ホワイトベルグ」のCM。

 

成宮寛貴さんの後ろに見えている街はアントワープですよ。
マルクト広場とギルドハウス・ノートルダム寺院に
ほら、巨人の手首を持ったブラボーの像も見えていますね。

イヤリングを置き土産に。。

ただ。。ここで一つ残念なことが。。

 

私、マルクト広場の市庁舎前辺りでイヤリングを片方なくしてしまったんです。

旅行中、イヤリングを落としてしまうことはよくあるのですが。。
お気に入りの赤いイヤリングだったので、ちょっショック。

もちろん、探してはみましたが、

マルクト広場は広いし、第一、マルクト広場で落としたのかさえわからないし。。

ということで、アントワープに私の赤いイヤリング一個、
お土産に置いてきてしまいました。

今も、この広場のどこかにあるのかな~。
ゴミとしてほかされていないで、石畳のどこかで頑張っていてほしいです。

 

ノートルダム寺院へ

 さて、話は市庁舎に戻りますが、

市庁舎は、「フランダースの犬」の中で
ネロ少年が最後の望みをかけた絵画コンクールの発表があった場所です。

結果は落選。

ネロの最後の望みが断たれた場所となってしまった市庁舎。

ネロは、その後、失意の中ノートルダム大聖堂へ向かうのでした。

 

さて、それでは、ネロがどうしても見たかったルーベンスの絵がある
ノートルダム大聖堂に、私達も行ってみることにします。

 

 オランダ・ベルギーの旅13  ベルギーノートルダム大聖堂へ続きます。

 

 

 

 

 

 

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オランダ・ベルギーの旅11 オランダキンデルダイク風車

2014-07-24 13:38:38 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

2年ほど前から、我が家の屋上で主人が家庭菜園をしています。

1年前は、きゅうりだけ。去年は茄子ときゅうり。

そして、3年目の今年、家庭菜園はどんどん広がり、
きゅうりにしし唐、ピーマン、それに黄色いプチトマト。。

もちろん収穫は、我が家の食卓に並びます。
採れたてのお野菜は、新鮮で甘くて美味しい~。

でも、レシピが。。

乏しい私の料理レパートリーでは、
さて、今日は、このしし唐やピーマンどう使おうかと。。

 どなたか、美味しいしし唐、ピーマン料理御存じの方、教えて下さいな。(7・24)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

さて、オランダベルギーの旅は、

オランダ・ベルギーの旅10 オランダハーグからの続きです。 

4月26日(土)

ハーグの朝

一夜明けて、ホテルの部屋の窓を開けると。。
眩しいくらいの真っ青な空。 
気持ちのいい朝です。

こういうお天気の日は、 なんだか心も軽く、嬉しくなりますね~。

パンにチーズに、卵にベーコン、サラダ、フルーツ、ヨーグルト。。と、

たくさん取った朝食も、美味しい~。

本日は、オランダの最終日。

国境を越えてベルギーへと向かう日なのです。

私達のトランクも、今日はベルギー入りです。

 

オランダの運河

ところで、オランダと言えば水車が思い浮かびますが、

本日はベルギーへ行く前、その水車の町へ向かいます。

 大都会ハーグを離れて、途中、可愛い田舎町の小さな運河や、

 大きな貨物船が行きかう広い運河、

そして、網の目の様に草原を流れる小さな水路など、
オランダの色々な運河を見ながら、

 そして、なんだかここは。。。

水の町へやってきた雰囲気ですよ。

 

キンデルダイク

水郷地帯キンデルダイクは、小さな集落ですが、
19基の風車が立ち並ぶ、オランダの有名な観光スポットです。

全盛期にはオランダに1万基あったといわれる風車ですが、
今ではオランダ全土に1000基程だそう。。

それも、各地に1基、2基。。とぽつぽつ生き残っているのだそうです。

 

観光バスから降りると、こんな可愛い風車と木靴が
私達を迎えてくれました。

 

ここキンデルダイクにも、最盛期には1000基もあったと言われる風車ですが、
今では、19基だけ。。

それでも、現代、19基もまとまって風車があるのはキンデルダイクだけ。


風車の国オランダの昔ながらの景色は、
ここ、キンデルダルクだけで見られるのだそうです。

 


運河沿いに並ぶ風車

蒼い運河沿いに建て並ぶ風車。

19基中17基は今も、風車守がいて、風車を回しておられるのだとか。。

 

風車って、私は風力発電に使っているのかな。。って思ってました。

でも、風車の本当の意味は違ってたんですよね。

オランダは国土の4分の1が海抜0メートル以下という低地帯。
そのせいで、絶えず洪水の被害に遭ってきました。

 

風車は、水路沿いに並んで建てられ、低地から高所の川へと
水を汲み出す排水の為に作られたものだったのです。 知らなかったな~。。

オランダの風車は洪水で苦しんでいた湿地帯を緑豊かな土地に変え、
オランダを、農業大国へと発展させていったのですね。 

でも、産業革命という時代の波が押し寄せ、
風車は電力ポンプに取って代わられ、
どんどんその姿を消していくことになってしまったのです。。

 

 風車に登る

キンデルダイクでは、風車守が風車小屋の中で暮らしながら
風車の保存に努めているそうですが、

私達も、チケットを買って、その風車の中に入ってみることにしました。

私達が行った時は、まだ誰も並んでいませんでしたが、
帰るときは、この道に、風車に入るのを待つ長い人の行列が。。

 

風車の中は、ダイニングやリビングがあったり、
ベッドルームもありました。

 風車を回す機械ももちろんありますよ。

風車の窓から見るキンデルダイクも広々として気持ちいい~。

風車の上を飛ぶ鳥達、
君たちも、こんな素敵な所を自由に飛べて幸せだね。。

風車の裏手の水路。
静かでのどかな景色が広がっています。


世界遺産キンデルダイク

 キンデルダイクの風車群は、
「キンデルダイク=エルスハウトの風車網」として

1997年、ユネスコ世界遺産に登録されました。

ベンチに座って風車を眺めていると、昔、昔のオランダの原風景が
目の前に現れてくるみたいです。 

 風車博物館へ

風車の中に入るチケットには、風車博物館で
風車の歴史を伝えるビデオを見ることのできる券も付いています。

 

お土産屋さんに行こうか、どうしようかな。。と思いつつ、

とりあえずは、風車博物館に行ってみることにしました。

 

土手には黄色いたんぽぽが咲いていましたよ。
光を浴びて元気よく咲くたんぽぽの花。

やっぱり、ここは一枚写真を撮っておかないと。。とパチリ。

 お土産屋さんには、可愛い風車グッズがいっぱい。 

 でも、ここは後で覗くことにして、風車博物館の方へ。 

 

風車博物館

風車博物館は、こんな遊覧船乗り場の前にあります。

運河をこんな船で周ることもできるんですね~。 

風車博物館では、風車の歴史やかつて最盛期の様子、
そこで生活していた人々の暮らしぶりなどを
ビデオの中の人々が説明してくれます。

その時に集まった人の国の字幕が付くので
ちゃんと内容がわかりますよ。

でも、あんまり時間がなかったので、途中退席。。ごめんなさい。

風車博物館の売店で小物を少し買いました。  

風車美術館の方々。

真ん中のおばさんに、あなたのお写真を撮ってもいいですか~?
と、声をかけたのですが、
それなら。。と、皆を呼んで、一緒に写真を撮らせて下さいました。
ありがとうございます~。

キンデルダイク、作りものでない、本物の風車群達。

テーマパークの様な華やかさはないけれど、のどかな田舎町は
心に静かな感動を残してくれました。

 

キンデルダイクにさよなら

結局お土産屋さんを覗く時間はなく。。

集合時間が来て、待っていてくれたバスに乗り込みます。

周りには何もない素朴な田舎の小さな世界遺産。

でも、風車を見ずしてオランダを旅したとは言えない。。と
どこかで聞いた事があります。

オランダの象徴といえる風車に出会い、
昔のオランダの原風景に少し触れたようなキンデルダイク。。素敵な町でした。

 

さて、のどかな牧草地沿いをバスは走り、ベルギーへと向かいます。

 
オランダ・ベルギー旅行、オランダはこのキンデルダイクでお終いなんです。

 

次からはベルギー。 ベルギー最初の訪問都市は、アントワープです。

フランダースの犬で、ネロがパトラッシュと一緒に、
思い続けていた絵を見ながら亡くなったという
ノートルダム寺院のあるアントワープ。

ここも、私がとても楽しみにしていた街なんですよ。

 

 オランダ・ベルギーの旅12 ベルギーアントワープ市内観光へ続きます。

 

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オランダ・ベルギーの旅10 オランダハーグ

2014-07-21 15:01:15 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

夏休み前の3連休。皆さま、いかがお過ごしですか。

私達は、昨日主人の両親のお墓参りに滋賀県まで行ってきました。

実は8月末に、親戚の結婚式がハワイであり、
私達も、長男次男家族も、皆がハワイまで行く事になっているのですが、

ところが、あのマレーシア航空の爆破墜落事故。

先日行ったスキポール空港から飛び立った飛行機で
しかも、オランダの方がたくさん乗ってられたと聞き、
とてもショックで辛い思いでいっぱいです。


それに、もしも、長男家族、次男家族が、あんな事故に巻き込まれたら。。
と考えただけでぞ~っとして、寒気が走ります。

いつも海外旅行前にはちゃんとお墓参りする私達ですが
今回は、いつも以上に、なんとか皆が、
無事に行って帰って来れますようにと一生懸命祈ってきました。

 

お墓参りの後は、賤ヶ岳(しずがたけ)リフトに乗って、
奥琵琶湖随一の景勝地へ。

織田信長が本能寺の変で死んだ後、
羽柴秀吉と柴田勝家とが主導権をめぐって合戦をしたという
賤ヶ岳古戦場・七本の槍へ行ってきました。

リフトを降りてから、少し山道を歩かなければなりませんが、
頂上には、爽やかな風が吹き、見晴らしも最高~。

頂上から見た余呉湖と琵琶湖の美しさは素晴らしく
平和な時代に生きる事の有難さをつくづく感じました。(7・21)

詳しくはこちらです。

 お墓参りと賤ヶ岳リフト


     オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

さて、オランベルギー旅行の続きは、

オランダ・ベルギーの旅9 オランダデルフト市内観光からの続きです。

デルフトの街からバスで走る事20分程、
今夜泊まるホテルのあるハーグの街へやってきました。

 

政治の中心ハーグ

ハーグは北海に面したオランダ第3の都市。

ちなみに、第一の都市は、アムステルダム。
オランダの憲法上の首都で商業の中心です。
第二の都市は、EU最大の貿易港を持つロッテルダム。

そして、ここ第3の都市ハーグは、 王宮や中央省庁が置かれた事実上の首都。
国際司法裁判所など国際機関も多数置かれていて
オランダ政治の中枢になっています。

レイン通りとハーグ中央駅

 バスから見たレイン通りと、

ハーグ中央駅です。

 先程行ったデルフトの町とは全く違う大都会ですね~。

夕方の4時ごろですが、道は渋滞中。
これもやっぱり大都会ならではのことかな。。

 

マウリッツハウス美術館は工事中

ハーグにはマウリッツハウス美術館があって
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」や「デルフトの眺望」が
展示されていたのですが、

2012年半ばより、大規模改修工事に入っていて、
私達が行った時はちょうど工事中。

フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も、その間、
日本、アメリカ、イタリアと巡回していたそうです。

でも、この6月27日のマウリッツハウス美術館リニュアルオープンに合わせ、
故郷オランダへと戻ってきたそうで、

これからハーグに行かれる方は、新しいマウリッツハウス美術館で
「真珠の耳飾りの少女」を見る事ができますね。いいな~。

 

国際色豊か

ハーグには、国会議事堂や政府官庁、各国大使館があって、国際色豊か。

オランダ国際会議場や花壇の続くヨハンデウィットラーン通りを通って。。 

 いよいよ、本日のホテル、ベル・エアーホテルハーグへ到着です。

 

ベル・エアーホテルハーグ

ベル・エアーホテルハーグは、白くて近代的なデザインの4つ星ホテル。

BELAIRの赤い看板も、すっきりとお洒落。

 

でも、ホテルの中は温かみのある雰囲気。
広いロビーには お花もいっぱいです。

ソファーに座ってみんなとおしゃべりしている間に
部屋が決まって、それぞれ自分の部屋へ。 

 

ドアが開かない。。

私達もカードキーをもらって部屋へ入ろうとしたのですが、
主人が何回やってもドアがあきません。。

カードの入れ方が反対だったり、抜くタイミングが悪くて
ドアが開きにくかったことは、今までにもありましたが、

今回はそういう問題ではなさそう。。

 

たまたまホテルマンが二人おられたので、
試して貰ったのですが、やっぱりカードキーは反応ません。

大急ぎで一人の方が、フロントに新しいカードキーを取りに行き、
一人の方がドアの前で、申し訳なさそうに
私達と一緒に待っていてくれました。

時々、にこにこ笑いながら待っていてくれたホテルマンさん。

無事に新しいカードキーでドアが開き、
ホテルマンのお二人も、私達もほっと、ほっと。

 

お部屋は、木目調の家具やしっくな絵画、

優しいえんじ色のファブリックを使い温かみのある雰囲気。

 疲れたね~。。と言いながら、ベッドにゴロン。

ふと、窓の外を見ると、窓の外には市立ハーグ美術館が。。

 

 市立ハーグ美術館

私達のホテルの裏手には、な、なんと市立ハーグ美術館が見えました。 
こんな近くに、市立ハーグ美術館があるなんて全然知りませんでした。

マウリッツハウス美術館が閉館中なので、
「デルフトの眺望」が、この時市立ハーグ美術館に来ていたのですが、

市立ハーグ美術館は5時で閉館。今は、もう5時15分前です。

うわ~。。残念。。もう少し早いハーグ到着なら、
「デルフトの眺望」が見れたかもしれないのに。。

5分ほどの鍵騒動がなかったら、行けたかな。。とも思ったけど、

いやいや、市立ハーグ美術館の裏手が見えているとしても
実際表ゲートに行くのに10分、
チケットを買って中に入ったとしても、たった10分では

どこに「デルフトの眺望」があるのかさえわからなかったでしょうし、
それに、そこまでばたばたする気力もありませんしね。。

 

ホテル周辺の散歩

それで、市立ハーグ美術館は諦めて、ホテル周辺の散歩に行くことに。

ソルフヴリート(Zorgvliet)公園の緑が綺麗。お花も綺麗です。

ホテル横のこの丸屋根の建物は、Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons
化学兵器の禁止機関OPCW本部。

化学兵器の禁止と拡散防止のため世界的な活動をしています。

化学兵器廃棄に向けた活動が評価され、2013年10月
ノーベル平和賞を受賞したそうですよ。

 

各国の旗が並び、ハーグがオランダの政治の中心であることを忍ばせます。
緑いっぱいのこんな可愛い道を歩くのだけでも、なんか癒されますよね~。


オランダの信号機は、白黒のジブラ模様。可愛い~。

さて、少し散歩をした後は、ホテルでの夕食です。

 

 ホテルで夕食

ハーグホテルのレストラン。
オレンジ色の灯りが優しく、とっても温かい雰囲気のレストランです。

 

 飲み物は。。。

私は、例のスパークリングアイスティー。
主人はセブンアップです。

本日は、ちょっと疲れたのでノンアルコールデーですよ。

本日の夕食は鮭のソティー。このソティー美味しかったです。

スープの上には、薄くパリパリに焼いたサブレの様な蓋が。。

面白いですよね。これも、美味しかったな~。

デザートを食べながら、皆でおしゃべり。

この頃になると、ツアーの面々も、すでに仲良くなっていて
それぞれの旅の思い出話や、お気に入りの場所、失敗談。。

楽しい旅話で盛り上がってます。

今回のツァーは19名と、今まで行った旅行の中では
人数が多いツァーでしたが皆さん、楽しくて優しい人ばっかりでした。

でも、19名中なんと14名が女性で賑やか賑やか。

男性は、夫婦で来ている5組の5人だけ。
女性14名の内わけは、夫婦の5人、女性姉妹が2組4人、
女性友人同士が2組4人、それに一人旅の女性でした。

 

部屋に戻って

 部屋に戻ると、市立ハーグ美術館はライトアップされています。

 

テレビをつけてみたら、なんとNHKテレビが。
日本のテレビが映るなんてすご~いと思いましたが、流れる言葉はオランダ語。
字幕も付いていないので、何をいっているのかさっぱり。

日本語は無理でも、せめて英語の字幕くらい付いていればいいのに。。

と思いながら、チャンネルを変えていくと、韓国も、中国も、どこも字幕なしでした。

 

ところがところが、本国の字幕がついている放送が一つだけ。

それは。。。

サウジアラビアの放送でした。

やっぱり、今、ホテルの一番のお客様はアラブ諸国なのかな~。。
アラブの人は、お金持ちの度合いが全然違うと言いますもんね。

 

さて、ハーグの夜も更けてきました。

こちらのホテルもWIFIが使えたので、息子たちのラインに
キューケンホフの写真を送ってみましたよ。

 

 

明日は、風車のキンデルダイクへ行って、

その後は、オランダからベルギーへと入ります。

では、お休みなさ~い。

 

  オランダ・ベルギーの旅11オランダキンデルダイク風車に続きます。

 

 

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オランダ・ベルギーの旅9 オランダデルフト市内観光

2014-07-18 00:55:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

オランダキューケンホフのチューリップに感化されたせいか
急に色々な花が見たくなった私達。
百合の花や、桔梗の花を見に行ってきました。

6月29日は、丹波篠山玉水百合園へ。
百合は綺麗だったんだけど。。
でも、この帰り位から風邪症状で、
私。。熱がでてしまったんですよね。。

         玉水百合園

風邪も治まった7月6日には、こちらは花ではないけれど
花よりも素敵な大阪のまーちゃんに会いに行ってきました。

まーちゃんに、本や朝顔柄の甚平さんを買ってあげました。
甚平さん、もう、すっごく可愛くって、周りの大人の方が大騒ぎ。
後日、この甚平さんを着て、夏祭りに行ってきたよ~との
メールや写真も貰って嬉しさ倍増でした。 

      大阪 まーちゃんに会いに

そして、7月11日には、亀岡の桔梗の里へ。
明智光秀とゆかりのある谷性寺にも行ってきました。
涼しげにさく桔梗の花が、ほんの少しだけ暑さを忘れさせてくれたかな。

              亀岡 桔梗の里 

また、それぞれ、ブログに書いていこうと思っていますので、
その時にゆっくりと。
でも、完全に時期外れになってしまいますよね。。(7・18)

 


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 さて、オランダベルギーの旅は、デルフトの街散策、 

オランダ・ベルギーの旅8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場からの続きです。

 

フェルメールの家

フェルメールは、 オランダ絵画の巨匠、
17世紀後半にデルフトで活躍した画家です。

フェルメールが生涯で描いた絵は、37点だと言われていますが、
その中でも2点しか現存しない風景画の「小路」と「デルフトの眺望」は
両方ともデルフトの町の風景画。

どこをモデルに描いたのかな~なんて、楽しみです。

さて、マルクト広場のすぐそばに、ヤン・フェルメールの家がありました。
フェルメールの本名は、ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト、

ヤン・フェルメールとも呼ばれているんですよ。

 

ここは、フェルメールの生家とも言われていますが、
実際はフェルメールが9歳の時、一家で転居してきた家の様です。 

 

 とっても可愛いデルフトの街並みです。
それぞれの家の屋根の形が違うのが面白いですよね。

 

デルフトの小路

「デルフトの小路」は、デルフトのどこを描いたものなのか特定されていませんが
フォルデルスグラヒト19-20番地のこの辺りも、候補の一つだそうですよ。

 

  「デルフトの小路」 オランダ・ベルギーの旅2 アムステルダム市内観光・国立博物館

 

 フェルメール・センター

このちょっと変わった建物はフェルメールセンター。

フェルメールの作品37点が全部見られるとか。。、全部コピーだそうですが。。

時間もなかったので、入りませんでしたが、
ゆっくりと時間があるなら、寄ってみても面白いかもしれませんね。

 

運河沿いの家

オランダは、どの街もどの街も運河がいっぱい。

ここデルフトも運河が、街中を網の目の様に走っていました。

そして。。自転車。
自転車は、この国の一つの風物詩、オランダを感じる景色の一つです。

  

自転車と運河、なんか絵になりますよね~。

 

かつてはアムステルダムと肩を並べるほど栄えていたというデルフト、

時が流れ、アムステルダムは大都会になったけど、
デルフトは、時が過ぎても、昔の静かな佇まいのまま。

でも、だからこそ、この素敵な風景が残っているのでしょうね。

  

運河沿いの家々は可愛く、石畳や街灯もお洒落です~。

 

こちらは、デルフトのお巡りさん。お仕事ご苦労様です。

 こっちは、デルフトの魚屋さんですよ~。

 眺めるだけで買って帰れないのが残念ですけどね。

 

 

アウデ・デルフト運河沿いのお店


旧教会を目指してアウデ・デルフト運河沿いを歩いていきました。

運河沿いのお店、すっごく素敵。 画廊、骨董品屋。。

 レストラン、カフェ。。

カフェのテラス席に豪華な薔薇の花が。。

なんだか、すっごくお洒落ですよね。。

こんなカフェテラスも。

お天気のいい日には、テラス席が人気のようです。

赤い電話ボックスが可愛い~。

 

 さて、もうすぐ旧教会ですよ。

 

この橋の上で、振り向くと旧教会です。

 旧教会

旧教会は、13世紀に建てられたとても古い教会です。
新教会と比べると質素で素朴な感じの教会かな。
 
鐘楼の高さは75メートル。
でも、この鐘楼は少し傾いているんです。

だから、オランダのピサの斜塔とも呼ばれているそうですよ。

 旧教会は、フェルメールのお墓のある教会としても有名です。

 

マルクト広場で買い物

さて、マルクト広場近くに戻ってきました。

童話の中の一ページの様なデルフトの街。

可愛いカップを売っているお店を覗いたり。。 

 骨董品の店先で足を停めてみたり。。

お土産屋さんでも、ちょっと買い物。

デルフトのお店の方も、みんな優しい笑顔です。

マルクト広場で遊ぶ子供たち。
小さい頃から、やっぱり自転車の練習なんですね。

 チーズ屋さん

オランダのチーズを買いたくてお店に入ってみたのですが、

他の日本人ツァーの団体さんでお店はいっぱい、レジも行列です。

これじゃ、時間がなくてとても買えない。。と

試食だけして、諦めてお店を出たら、
添乗員さんとデルフトのガイドさんにばったり。

レジがいっぱいで、チーズ買えなかったんですよ。。なんて話したら、

じゃ、いいお店を知ってるからいっしょに行きましょう~と
チーズのお店に連れて行ってもらいました。ラッキ~。  

ガイドさんが連れて行ってくれたのは「Reypenaer」という
チーズのお店。

チーズコンテストで何回も賞を取ったことのあるチーズだそうです。

ガイドさんお薦めのゴーダチーズとスモークチーズ、
それに、デルフトブルーチューリップ柄のチーズカッターも。

このチーズカッター、とっても可愛いでしょう。
いい買い物ができて、とっても嬉しかったです。

チーズも美味しかったですよ~。

 デルフトにさよなら

さて、フリータイムも終わって、いよいよデルフトの街にさよなら。


私のお気に入りのこの景色ともお別れです。

 

 迎えのバスを待つ場所にも素敵なタイル画。

 

 デルフトの眺望

そして、帰りのバスの中からちらっとみたデルフト東門の辺りが。。

デルフトの名作「デルフトの眺望」で描かれた場所だったのです。

 確かに、右端のとんがり屋根が東門の屋根と同じですね。

 

さて、ヨーロッパの古い書物に出てくるようなデルフトの街を後にして、
今夜のホテルがあるハーグへとバスは向かいます。

 

 オランダ・ベルギーの旅10 オランダハーグへ続きます。

 

 

 

 

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オランダ・ベルギーの旅8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場

2014-07-15 00:51:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

祇園祭長刀鉾

7月も半ば、京都では祇園祭が始まっています。
四条界隈は、笛の音とコンコンチキチンの鐘の音の
お祭りムードで盛り上がっていますよ。

私も、昨日は四条に出かけたついでに長刀鉾を見てきました。

長刀鉾の上に、男の人なら誰でも、無料で登る事ができます。
でも、残念ながら、女性は2階のお座敷には上がれても
鉾には登れません。

これは、昔からの習わしなので、仕方ないんですよね。。

長刀鉾のちまきも買ってきました。

ちまきといっても食べるちまきではありませんよ。
来年の祇園祭まで、災いや病から守ってくれる、お家の御守りのちまきです。

京都はいつもなら、祇園祭が終わると、梅雨がぱ~っと明けて
本格的な夏が始まるのですが、

天気予報によると今週中はずっと曇りや雨の日が続くみたいで、
今年の京都の梅雨明けは来週になるかもしれませんね。(7・15)

 


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
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    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
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    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

 さて、オランダ・ベルギー旅行は、

 オランダ・ベルギーの旅7 オランダクレラーミュラー美術館からの続きです。

 

 デルフトへ

クレラーミュラー美術館のあるオランダ最大の国立公園、
デ・ホーヘ・フェーリュウェ国立公園を後にして、

次は、フェルメールの故郷でもあり、
デルフトブルーで知られる陶器の町でも有名なデルフトへ向かいます。 

快適なドライブ。

最近は日本でも綺麗な色の車が増えてきましたが、
オランダの車はカラフルだし可愛い。

 道端には菜の花も咲いていて、春を感じますね~。

 デルフト

さて、いよいよデルフトの街へやってきました。 

アムステルダムと比べると、のどかで静かな田舎町。

 

 

ロイヤルデルフト工房

デルフトの街は、デルフトブルーと呼ばれる焼き物で有名。

私達はまず、デルフト焼きの工房、ロイヤルデルフトへやってきました。

 

デルフト焼きは、東インド貿易会社から伝わった中国の磁器をベースに
デルフトで発展したものだそうです。 



確かにちょっと中国っぽい雰囲気も。
でも、 日本の伊万里焼の影響も受けているんだそうですよ。

 

 工房見学

見学の初めは、デルフト焼きの説明と絵付け見学。

デルフトの絵付けをするお姉さん、とっても素敵。

皆に日本語で可愛い~ねって言われてにっこり。
可愛い~の意味、きっと知ってられるんやろうね。



デルフト焼きも、機械化が進んでいるという事で、
手作業の伝統を守っている窯元は、このロイヤルデルフトと、
あと一つの工房だけだそうです。

 カフェのある中庭を通って。。

次はフェルメールのダイニングルームへ。

フェルメールの生まれた街だけあって、この工房にも、
フェルメールの家を再現したフェルメールのダイニングルームがあります。

テーブルの上には、デルフト焼き陶器が飾られ素敵な食卓を演出していますね。

そして、オランダ王室の部屋も。

王立御用達であるロイヤルデルフトが、
オランダ王室に献上したという品々も展示されていました。 

アムステルダムの国立博物館で見たレンブラントの「夜警」が
デルフト焼きのタイルで再現されていて、びっくり。

この夜警、原寸大だそうです。すごいな~。

そして。。。

こんなカラフルなデルフト焼きもあるんですね。。可愛い~。

陶器製作見学

 そして次は、実際に陶器を作る製作所の見学。

素敵なおじ様がろくろを回されています。

なんか、映画俳優さんみたいやね。。ほんと~って
ツアーの女性陣でひそひそ話。

みんな彼の手元ではなく、顔をじっと見ていました。

 

ショップ

さて、見学の後は、楽しみにしていたデルフト焼きのショップへ。

オランダに行ったらデルフト焼きを買おう~と主人と相談していたものの、
これだけいっぱいあると、何を買おうかな。。。って迷ってしまいます。

お土産ものは安いけど、本物のデルフト焼きは結構するんですよ。

25パーセントOFFのところから探して、どれにしよう。。

 

結局、デルフトの街並みを描いた貯金箱と、花柄の一輪ざし。

それから、ついでに私のブレスレットも買ってしまいました。

 

さて、デルフト焼き工房見学も終わり、
次はいよいよデルフトの街の観光ですよ。

 

デルフトの街

10分程バスに乗って着いたのはデルフトマルクト広場の観光バス乗り降り所。

中世の色濃く残る街に、こんなモダンな青いハートのオブジェが。。
ここが、フリータイムのあとの待ち合わせ場所になるみたいです。

ちょっとちぐはぐな気もするけど、これはこれで、可愛いかな。  

 デルフトマルクト広場

うわ~、可愛いね~

こちらがデルフトのマルクト広場。
皆がいっせいに立ち止まってカメラを取り出していますよ。

正面に見えているのは、デルフト市庁舎。
なんか、おとぎの国の中の建物みたいですよね。 

でも、この可愛い市庁舎の塔。

なんと、かつては牢獄だったそうで、
今でも、拷問道具とともに中世の牢獄として見学できるのだとか。。
見かけに寄らず、怖い所だったんですね。。

 

市庁舎の両サイドには、色々なお店がいっぱい並んでいます。

 カフェ、レストラン、お土産屋さん。。

 どれも、覗いてみたくなる可愛いお店ばかり。。

 

そして。。この景色に私は感動。
なんとも言えない不思議な気持ちに包まれてしまいました。。

マルクト広場のお店の奥にそびえるマリアジェシー教会の双塔。

洋書のおとぎ話に出てくる町の挿し絵みたいで、
思わずじ~っと見入ってしまった私でした。 

新教会

市庁舎のちょうど向かい側には背の高い新教会が建っています。

鐘楼の高さは、108.75メートル。
この鐘楼には登る事もできます。
ただし、螺旋階段を376段。

もちろんツァーの中には入っていないし、
時間もないし、体力もないしで登っていません。

今まで色々な塔には登ったけど、376段は未経験。。
最高でサクレクール寺院の300段程です。
あの時も、ふらふらで、はぁはぁだったっけ。。

     12 パリ モンマルトル・サクレクール寺院

でも、しんどい後の上から見る景色の素晴らしさを思うと
これくらいの塔は登れるほどの体力が欲しいな~と
つくづく思いました。

これからは、体力づくりをちょっと頑張らないとね。

 

新教会の前には、「戦争と平和の法」(1625)を書き、
国際法の父と呼ばれたデルフト生まれの法学者
フーゴー・グロティウスの銅像が立っています。 

フェルメールが洗礼を受けたのもこの新教会だそうですよ。

また、この新教会はオランダ王家ゆかりの教会で、
代々のオランダ王室の方々もこの教会に眠ってられるのだそうです。

 

さて、次はマルクト広場を離れて、デルフトの街を歩いてみます。

 

 オランダ・ベルギーの旅9 オランダデルフト市内観光へ続きます。

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オランダ・ベルギーの旅7 オランダクレラーミュラー美術館

2014-07-11 00:46:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
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    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 

オランダ・ベルギーの旅6 オランダキューケンホフ公園Ⅱからの続きです。

                      (7.11)

4月25日(金)

ラディソンBULホテル、2日目の朝食です。
お天気のいい、気持ちのいい朝。

パンとハムとチーズにフルーツ、それに。。

やっぱり、搾りたてのオレンジジュースは外せませんね。

お部屋の前に置いておいたトランクも集められて、
バスに乗るのを待っています。

さぁ、いよいよラディソンBULホテルを後にバスは出発。
お世話になりました。

 本日まず始めに目指すのは、オランダのクレラーミュラー美術館です。

 

 クレラーミュラー美術館

オランダ、デ・ホーヘ・フェーリュウェ国立公園の広大な自然の中に
クレラーミュラー美術館はあります。

クレラーミュラー美術館には、270点にのぼる世界最大規模のゴッホの作品が
あるのだとか。
アムステルダムのゴッホ美術館と並び二大ゴッホ美術館だそうですよ。

 


この美術館は、ヘレーネ・クレラー・ミュラーが
実業家の夫アントン・クレラー・ミュラーの資産で収集した
作品コレクションを基に開設されたそうです。

 緑一杯の中に佇む素敵なガラス張りの美術館。
 自然と芸術が共存しているかのような素敵な美術館です。


 

 館内は、白壁で統一されすっきりとしたモダンな感じ。

 

モネ・ルノワール・スーラ。。

ゴッホで有名な美術館ですが、ゴッホ以外にも、
モネ・ルノワール・スーラ。。有名な画家の名前がずらり。

 

クロード・モネ 「Le bateau-ateller」(The Boat Studio) 

 これが、モネ。。。

 ピエール・オーギュスト・ルノワール 「カフェにて」

 これが、ルノワール。。。

ジョルジュ・スーラ 「シャユ踊り」
                 1889~90 

そして、これが、スーラ。。。

って、美術の本に出てくる有名画家の本物の作品を、
目の前何十センチで見れて、感動です。

 

ジェームズ・アンソール「道化ホッブ・フロッグの報酬」
                               1896

 

こちらの女性は、クレラーミュラー美術館を案内して下さった方。
なんと、元京都にお住まいの方なんですよ。

 

 ゴッホの作品

そして、ゴッホの作品。

フィンセント・ファン・ゴッホ 「子守歌
              (1889年 36歳 アルル時代)

郵便配達夫ルーランの夫人です。

「郵便配達夫ルーラン」は、ただ今出張中とのことで残念。


この作品は、ゴーギャンの影響を強く受けている絵。

ゴッホは、この夫人の同じような絵を5点も描いていて、
後の4点はそれぞれ、

メトロポリタン、シカゴ、ボストン、アムステルダム美術館に
展示されているのだとか。
展示されている場所も超一流ですよね。
どんな違いがあるのか、ちょっと気になります。

 

 

 フィンセント・ファン・ゴッホ 「夜のカフェテラス
                            1888・9月

続いてのゴッホの作品は、この美術館の中でも最も有名な作品。
この絵は、私だってよく知っています。

ゴッホが、フランスアルルの町に来た時に描いた絵。
アルルの星空の下、人でにぎわうカフェテラスが描かれています。

晩年のゴッホもよく通っていたというこのカフェは、
アルルの町で、今でもこのままの姿で営業しているのだそうで。。

いつか、見に行ってお茶を飲んでみたいな~。

 

フィンセント・ファン・ゴッホ 「アルルの跳ね橋
                                1888

そして、もう一つすっごく有名なゴッホの作品、「アルルの跳ね橋」です。

アルルへきたゴッホは、運河に架かっていた跳ね橋にとても惹かれて、
何枚かの絵を残していますが、その内の一枚がこれ。

運河で洗濯する女性たちの姿が、生活感と躍動感に溢れていますよね。

 

初期のゴッホの作品

ヘレーネは、当時、まだ評価の定まっていなかった画家たちの
斬新な絵画も収集、無名の画家たちへの支援をしていたのだとか。。


四輪の枯れたひま
わり
(1887年)

ゴッホといえば、太陽に向かって燃えるように咲く黄色のひまわりが有名ですが、
この四輪の枯れたひまわりは、ひまわり初期の作品だそうです。

初期のひまわりは、このように暗い色遣いだったのですね。

これが、クレラー・ミュラー美術館、
ヘレーネが購入した最初のゴッホの絵だそうですよ。 


印象派に影響を受ける前のゴッホは、農夫やじゃがいもなどをテーマに
暗い色遣いの絵を描いていました。

 ジャガイモを植える農夫たち1884  ジャガイモを食べる人々の第1作 
 ミレーの影響をかなり受けていますね。                1885
         
                             


 ゴッホ日暮れのポプラ並木1884               

ヘレーネ婦人の目利きのおかげで、ゴッホの初期の作品を、
ここで見る事ができるんですよね。ヘレーネ婦人はすごい。

 

最後の二つは、ゴッホではなく

パブロピカソの「バイオリン」1911~12と、

パブロ・ピカソ 「ギター」です。

ピカソの絵もここで見られるなんて、なんだか得した気分です。

「郵便配達人」や、「糸杉と星の見える道」は、出張中で
見れませんでしたが、充分にゴッホを楽しむ事ができました。

 

 ゴッホの森

そして、この美術館には、緑に囲まれた広大な敷地に彫刻が散在する
屋外展示もあります。

ゴッホの森と呼ばれているそうですが、
ゴッホの作品が並んでいる訳ではない様ですね。 

ここからはフリータイムで自由に芸術の森を散策します。

 気持ちのいい、広い緑の芝生。

 

 ところどころに面白いオブジェが点在しています。

あ。。あそこにもある。。ここにも。。

なんて、探しながら歩いていくのも面白い。

 

ジャン・デュビュッフェ「電子メールの庭」

この庭に、ジャン・デュビュッフェの「電子メールの庭」という作品があると
聞いたのですが。。どこかな。と、探していると、

たまたま、向こうから同じツァーの若夫婦が戻って来られました。

「電子メールの庭は、この先ですか~。」と聞いたら

「そうですよ。入り口がちょっと面白いですよ。。。」と。

どういう意味かな~と、思っていたのですが、
確かに入口らしい入口がないのです。

ほんの小さなドアが一つついていて、開けていいのかな~と
いう感じでドアを押すと。。

奥の方に非常階段みたいな、これまた小さな階段が。。

これって上がってもいいの?と思いながら上がっていくと。。

お~~っ、

そこには、なんとも不思議な空間が広がっていました。

先程の階段は、この塔の下に続いています。

全く想像しなかった異次元の世界。

ちょっと、スペインバルセロナ・カサミラの屋上に登った時の
興奮に似ているかな。


  スペイン旅行21 バルセロナ・モンジュイックの丘・カサミラ

 

でも、さっき、若夫婦に会わなかったら、入口が分かりづらくて
諦めていたかも。。と、二人に感謝でした。

 

白い自転車 

もう一つ楽しい事に、この公園では無料で
公園内を乗り捨てできる自転車を借りれるのです。

手続きとか全くなし。
自分に合うサイズの自転車を見つけたら
誰でも自由に使う事ができるのです。

 さすが、自転車大国オランダですよね~。

ただし、この自転車ブレーキがなくて、ブレーキをかける時は
ペダルを反対に回すんだとか。。慣れるまでは結構怖いみたいですよ。

 

売店にて

さて、ゴッホの森から戻って、売店で少しお買い物。

重くて持って帰るのは大変だけど、
ゴッホの本を主人は買っていました。

日本でだったら3~4000円はするだろう本が、千何百円。 

安いのはいいんだけどね~。。重いのが難点。

帰りはベルギーでチョコをいっぱい買って、
トランクにう~んと詰め込まないといけないんだけどな。。

 

 お昼のお食事

さて、お昼ご飯の時間です。

可愛いコテージの様なレストラン。 

 店内もアットホームな温かい雰囲気です。 

 

本日の飲み物は、リプトンのスパークリングアイスティー。

甘いアイスティーに微炭酸が入っていて、これが美味しい~のです。

はまってしまって、私達はこれから何回も、このアイスティーを頼みました。

日本に帰ってからも飲みたくて、色々と探して見ましたが、
見つけられません。。
どなたかご存知の方がおられたら、教えて欲しいです。

 

小エビのサラダも美味しかったし、このオランダ名物パネクックも
美味しかったです。

パネクックは、オランダのパンケーキ。
でも、ふわっとしたパンケーキではなく、
オランダのパンケーキはとっても薄いんです。

薄く焼いたパンケーキでマッシュルームやハムを
くるくる巻いて食べるのです。

スイーツは、カラフルなチョコのかかったアイスクリームですよ。

 

テラス席

 私達はコテージ内でしたが、最高にいいお天気の本日。

海外の方は、こんな風にテラス席でお食事される方が、とっても多いです。

 本当に気持ちのいい青空と緑の森。

深呼吸して、体を伸ばしたら、体の中から元気になってきそう~。

 いつまでも、ここにいたいな~なんて気分になってきます。

が。。そうもいかず。。

 

次は、本日2番目の観光目的地、デルフトに向けて出発です。

のどかな牧場などを見ながら、デルフトへ。

デルフトは、デルフト焼きで有名。
記念にデルフト焼きを買いたいね~と楽しみにしていた町です。

それに、フェルメールの生まれた町としても有名なんですよ。

 

オランダ・ベルギーの旅8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場へ続きます。

 


さて、昨日は、なーちゃんの2歳の誕生日でした。

東京に住むなーちゃんとは、
遠いのでなかなか会えません。

時々来るラインやメールでなーちゃんの様子を知るだけかな。。

でも、なーちゃんは。
にこっと笑う笑顔が本当に優しいとっても可愛い子です。

じぃじとばぁばから、心ばかりですが、2歳の誕生祝を送りました。
パパとママに何か買ってもらってね。

そして、ご本も少し送りましたよ。



パパとママにいっぱい本を読んでもらって
本好きの子供に育ってくれたらな~なんて
思っています。

なーちゃん、

これからも、元気ですくすくと育ってね。

なーちゃんの可愛い笑顔、大好きです。

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オランダ・ベルギーの旅6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ

2014-07-08 10:36:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 オランダ・ベルギーの旅5 オランダキューケンホフ公園Ⅰからの続きです。 

 

 お花のブーケ

さて、蘭のパビリオンを出てから、また公園内を歩いてみます。

色々な花が混ざって咲いている花壇。

まるで、抱え込めないほどの花束をその場にふわっと置いたように
華やかでお洒落で素敵。

こちらの花束は、しっくで上品な大人の花束って感じですよね。

こんなに素敵な場所にいると、時間の経つのも忘れてしまいそう。

いつまでも見ていたいけど、でも、そうもいかなくて。。

木靴とボート

こんな木靴も色々な所に置いてあって、自由に撮影に使えます。

こちらも撮影用のボート。

実は、公園周辺のチューリップ畑を45分くらいかけて周るボートが
風車の裏から出ていて、時間があれば乗ってみたかったのですが、
集合時間ぎりぎりに帰ってくる感じだったので諦めました。

でも、後から考えてみれば、ボートに乗ってしまっていたら、
この綺麗な公園内のチューリップを思う存分楽しめなかっただろうし。。
ま、今回は乗らなくて正解かな。 

 でも、せめてボートの撮影だけでも。。

オランジェ・ナッソーパビリオン

次に行ったのは、オランジェ・ナッソーパビリオン。

キューケンホフ公園では、毎年テーマが決められて、
そのテーマを園内の色々な所で表現しています。

今年は、キューケンホフ公園が開園して65周年ということで、
テーマは「オランダ」だそう。 

オランジェ内には、テーマのオランダの町並みを青と白で再現したオブジェが
ありました。

オランジェの外には、チューリップの花で作ったオランダの街並み。

なるほど、なるほど、屋根の感じがオランダの街並みっぽいですね。

看板娘と看板牛

 こちらはソフトクリームを売っているお姉さん。

オランダカラーのオレンジ色で、帽子もエプロンも統一しています。

笑顔が可愛いくて、思わず買ってしまいたくなる看板娘さん。

このソフトクリーム、美味しかった~。
ちょっと歩き疲れぎみの私達を生き返らせてくれました。

 

こちらは園内にあるチーズやさんの看板牛さん。

時間があんまりないので、ここでは買いませんでしたが
美味しそうなチーズがいっぱい並んでいましたよ。

お写真スポット

さて、集合時間まであと40分ほどになりましたが、
もう一つ、見逃しているところがあります。

それは、添乗員さんが、キューケンホフ公園の地図に
丸をつけてくれたお写真スポット。 

今までだって、もう十分に綺麗だったけど、写真スポットと言われれば
やっぱり歩いてみないとね。

と、歩いて行くと。。

なるほど。。うわ~、やっぱり素敵です~。

ムスカリの紫ラインで囲まれた色とりどりのチューリップ。
もう、すっごく素敵で感動。

 可愛い女の子を見つけて、写真とってもいいですか~。

 写真スポットと言われるだけのことはありますね~。

パッチワーク風の花壇。

造園デザイナーというのでしょうか。。花のアレンジを考える方の
質の高さ、能力の高さを感じてしまいます。

  キューケンホフ公園は、今回の旅で一番楽しみにしていた所だけど、

 その期待を裏切らない、それ以上の素晴らしさに感動。

 もっと、もっと時間があれば。。と思いながら歩いていると。。

これって、日本の国旗?? ウエルカムJAPANかな。。なんて。

 

ムスカリと白いチューリップの川、清楚なんだけど華やかで。。
二人とも、すごい、すごい。。って言うだけで、なんか他に言葉が出てきません。

 忘れられないチューリップの数々。

いつまでも、いつまでもこの感動は、きっと心に残るだろうな~。

写真スポットの道のお終いは、ウェルヘルミナゲート。

また、ここから、集合場所目指して少し道を戻っていきます。
さぁ、急がなくっちゃー

メインゲートのオルゴール

方向音痴の私の、メインゲートはどっち??の問いかけに
オルゴールの音のする方。。と主人。

なるほど。。

集合場所のメインゲートには大きなオルゴールがあって、
いつも大きな音で音楽が鳴っています。

途中道がわからなくなっても、この音楽のする方に進んでいけば
メインゲートにたどりつけるんですね。

広~いキューケンホフ公園、迷わないための一つの工夫なんでしょうね。すごい。

 

お土産を大急ぎで

さて、集合時間のまたまた8分ほど前に帰ってきた私達。

みなさん、もう帰って来られていて、休憩されています。

8分間にちょっとだけお土産を。

ゆっくり選んでいる時間はありませんが、
それでも、ちょっとだけキューケンホフ公園のお土産を。

お土産の事を考えて、もう少し早めに帰ってこないと。。と反省です。

 

でも、キューケンホフ公園、本当に良かった~。

雨がぽつぽつ降り出した時は、どうしよう。。と思ったけど、
その後、さ~っと青空が広がって、まるで奇跡のようでした。

 

また、いつか来れる日があるでしょうか。

もしも、そんな日があったら、一日中でものんびりと、
時間を気にせず花々と遊んでみたい。。そんな気がしています。

 ホテルへ

キューケンホフ公園の感動を胸に、ホテルへと戻ってきます。

 

 今日まで、お世話になったバスの運転手さん。ありがとうございました。

 明日からは、別のバスがくるみたいです。

夕ご飯

本日の夕食はホテルにて。

シャンパンで、キューケンホフ公園の素晴らしさに乾杯した後は、
たっぷりのマッシュルームのスープを。


このマッシュルームのスープは、こくがあって美味しかったです。

このメインのお料理は、シェフの方が日本人に合わせて
すき焼き風に作って下さったとかなのですが、

なんだか甘すぎて。。みんなあまりお口に合わない様子。

地元料理の方が、いくら口に合わなくても
納得できるのでいいのにね~なんて、皆で話してました。

せっかく頑張って作ってくれたシェフの方、ごめんなさい。

 

さて、明日はクレラーミュラー美術館へ行って、
午後からは、デルフト焼きやフェルメールの生まれた町としても有名な
デルフトへ行きますよ。

 

 (オランダ・ベルギーの旅7 オランダクレラーミュラー美術館)へ続きます。

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オランダ・ベルギーの旅5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ

2014-07-05 00:46:00 | 海外旅行2014 4月オランダ・ベルギー

先週日曜日以来、すっかり風邪をひいてしまいました。
久しぶりに出した熱、熱があるとがたがた震えるんですね。

いや~、参ってしまいました。

でも、抗生物質を飲み出したら、がぜん良くなってきて
やっぱりお薬の効果は大きいです。

さて、ベルギー:オランダ旅行、キューケンホフ公園Ⅰを
風邪をひく前にほとんど書いていたので、ご紹介しますね。(7・5)


    オランダベルギー旅行行程   1 出発からアムステルダムホテル
    2 アムステルダム市内観光・国立博物館 3 アムステルダム運河めぐり
    4 昼食とオランダチューリップ畑   5 オランダキューケンホフ公園Ⅰ
    6 オランダキューケンホフ公園Ⅱ  7オランダクレラーミュラー美術館
    8 オランダデルフト焼き工房・マルクト広場    9オランダデルフト市内観光
       10オランダハーグ                     11 オランダキンデルダイク風車
       12 ベルギーアントワープ市内観光  13 ベルギーノートルダム大聖堂
    14 ベルギーブルージュホワイトアスパラ 15ベルギーブルージュ散歩・市内観光
    16 ベルギーブルージュ運河めぐり   17 ベルギーブルージュ愛の湖
    18 ベルギーゲント市内観光 19 ベルギーブリュッセルグランプラスライトアップ
       20 ベルギーブリュッセル市内観光  21 ベルギーブリュッセルフリータイム
    22 ベルギーブリュッセル~帰国・お土産

 オランダ・ベルギーの旅4 昼食とオランダチューリップ畑からの続きです。

 

特別貸し切り農園から、20分程。
キューケンホフ公園に到着しました。 

キューケンホフ公園

キューケンホフ公園は、一年の内、春の2カ月間だけ開かれる公園です。
残りの10か月は、この2カ月の為の準備期間なのだそう。

今年2014年は3月20日~5月18日が開園。
10か月間の集大成を、この2カ月間に見せてくれるんですね。

国内外からは、この2カ月間にいっぱいの観光客が。。

  

ところが。。。

楽しみにしていたキューケンホフ公園なのに、
いざ、入ろうとした時、ポツンポツンと雨が降ってきました。

わ~。。。ショック。。

主人は、仕方なさそうに傘をさし始めていますが。。。

私は、きっと止む。。と信じて、傘を使わず、とりあえずは主人の傘の中に。

でも、他の観光客の方も皆、傘をさし始めていますね。

雨の中、キューケンホフ公園のゲートをくぐって10分程。
まだ止まない雨に、仕方ない。。私も傘をさそうと思ったその時、

突然雨が止んだのです。。。

うそ。。って信じられない思い。

しかも明るい日差しがさ~っと見え始めて、
公園内は、どんどん明るくなっていきました。

よかった~、お天気の神様に感謝、感謝です。
  

キューケンホフ公園のチューリップ、とっても綺麗~。

世界的に有名なこの春の公園の広さは、32ヘクタール。
チューリップは、今まさに満開です。


初めだけ添乗員さんと一緒に周り、後の2時間程はフリータイム。

さぁ、頑張って歩きますよ~。

 チューリップの花のアレンジが、とってもお洒落で素敵~。

どちらを向いてもすべて絵になる感じで、写真も思わずぱちぱち撮ってしまいます。

赤・白・黄色と単純に並べただけの花壇ではなく、
どの花壇も、どの花壇も、センスの良さが光っています。



このカラフルな花壇も可愛い~。

遅咲きの桜が向こうに咲いていますよ。

オランダで、桜とこんなにも可愛いチューリップの競演を見れるなんて。。
もう、ほんと感動です。

でも、この満開のチューリップ、球根に栄養がいくようにと
どんどん花が切り取られていくのです。。

も、もったいない。。

でも、切り取られてもご心配なく。。

開園中は、いつもチューリップが咲き続けるよう、
時期をずらして球根が植えられているようです。

ムスカリの青紫色が、ピンクのチューリップを、より素敵に惹きたてています。

 
広い園内には、チューリップ、スイセン、ヒヤシンス、ムスカリ、ポピー。。
700万株の花々が咲き乱れていますが、

そのうち、450万株がチューリップなのだとか。。

配色、配置、咲いた後を思い描いて、一つ一つ球根を手植えされるんですね。

 チューリップの種類も100種類ほどあって、

カーネーションのようなチューリップや
黒いチューリップも。。

 

風車

風車が見えてきました。この風車には無料で登れます。

 登ってみると、裏手には、チューリップ畑が広がっています。

もう、刈り取られてしまった所もありますが、
チューリップのパッチワーク、とっても綺麗でした。

 風車から中庭を覗くと、温かい日差しの中ベンチで寛ぐ人もいっぱい。

キューケンホフ公園には、屋内のパビリオンもいくつかあり、
切り花や鉢植え、フラワーアレンジメントの展示などをしているということで、
屋内展示場にも行ってみることにしました。

 

ウィリアムアレクサンダーパビリオン

まずは、屋内展示場の中では一番大きなウィリアムアレクサンダーパビリオンへ。
中には紫陽花やカランコエ。。

最新トレンド最新デザインのフラワーアレンジも展示中。

ピンクのヒヤシンスや黄色いラッパ水仙も綺麗~。

こちらは、ちょっと日本庭園を思わせるつつじと白い水仙の花。

 パビリオン内にはお土産屋さんもありますよ。

 

さて、パビリオンを出て、また遊歩道を歩いていくことに。

キューケンホフ公園の遊歩道は全長15キロメートルもあるそうで、
とても、とても2時間位では周りきれません。

これは、キョウチクトウかな。。満開に咲いていますね~、綺麗。

 チューリップの公園をまた歩いていきます。

白いヒヤシンス、黄色の水仙、紫とオレンジのチューリップ。
ブルーの濃淡のオブジェもいい感じです。

 パッチワークのように植えられたチューリップ。

 チュリップとムスカリとのコラボも素敵~。

 お天気もよくなって、青空が広がっています。

 

こんなに素敵な公園を、青空の下で見られて、本当に感謝。

 

 心もわくわく、本当に幸せな気分になってきます。

 そして、次の屋内パビリオン、ベアトリクスにやってきました。

 

ベアトリクスパビリオン

ベアトリクスパビリオンには、蘭の花がいっぱい。
高級な蘭の花が、ずら~っと並んでいます。

見事に咲いた蘭の花々は豪華で素敵。

でも、このベアトリクスパビリオンは風車の近くにあったので、
周り方としてはちょっと失敗だったかも。

先にここを見てから、ウィリアムアレクサンダーパビリオンに行った方が
効率的だったみたいです。

でも、周り路をした分、色々な花壇をいっぱい見れたんですけどね。

 

さて、この続きはキューケンホフ公園Ⅱで。

  (オランダ・ベルギーの旅6 オランダキューケンホフ公園Ⅱに続きます。)

 

 

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