京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

今年もありがとうございました。

2011-12-31 08:53:00 | Weblog

今年もいよいよ最後の日になってしまいました。

家の、水道工事やガス工事などが長引いて
最終全部が終わったのが、12月29日。

いや。。まいってしまいました。

それでもなんとか年賀状もパソコンで作って出したし、
大掃除もそれなりにしたし。。。で、頑張りました。

今日は、長男夫婦達も帰ってくるので
京都駅まで、主人とお出迎えに行ってきます。

次男夫婦は、二人とも忙しいみたいで、
31日に帰ってくるのは無理かも。。
でも、1日の夜には次男夫婦も、弟一家も来て、
総勢12名の賑やかなお正月になりそうです。

さて、11月、12月に行った美味しいお店やイベントを
御紹介しますなんて言いながら、

それもできずにきてしまいましたが、
せめて、美味しいお店だけでも、少しだけご紹介しますね。


11.9 全日空ホテル花梨 蟹チャーハン


友達が、新聞広告ですごく美味しそうな蟹チャーハンを見つけ、
その蟹チャーハン目指して出かけた、
全日空ホテルの花梨さんです。

蟹チャーハンモード満載で、
一人一つ蟹チャーハンにしようと思ったのですが
ホテルの方から、それはちょっと食べきれないと思います。。

と、教えてもらい、ランチセットなどと組み合わせてオーダー。
このオーダーの仕方正解でした。

蟹チャーハンはさすがに絶品。もう一度食べに行きたいです。

 

12月は忘年会をした3つをご紹介しますね。 

12.7北白川 西洋膳所おくむら 

一つ目は、仕事仲間と行った北白川のフランス料理のお店、
比叡山を背景に佇む西洋膳所おくむらです。

いつも近くに行くたびに、入ってみたいな~って指をくわえていた
お店、忘年会なので思い切って行ってみました。

平日なのに、御客様は満員。。さすがです。

ちょうど紅葉の頃で、お店の木々も色づいて綺麗。
お料理にも、真っ赤な紅葉の葉っぱが、蓋代わりに乗っていました。

上質の物が少量ずつ出てきて、どれも美味しい~。

さすが、憧れのおくむらだね~って

1年間、お仕事を頑張った御褒美に、
本格的なフランス料理のコースを味わってきました。

ほんと、ここは、何かに記念日に行くと素敵なお店ですね。

 

12.11 スペイン料理 フラメンコショー

二つ目は、主人との忘年会。
今年行ったスペイン旅行を思い出して、スペイン料理のラ・ガジェガさん。

前回のラ・ガジェガは     こちら

フラメンコショーのある日に予約を入れていました。

バイキングのスペイン料理は、どれも美味しくて、
あれこれと食べて、お腹いっぱい。

その後、フラメンコショーが始まりました。
心を揺さぶるような歌声と激しい踊り。。
アンダルシアが懐かしい~。


もう一度、スペインに行きたくなってしまいます。

この日は、長男の30歳の誕生日だったので、本人は不在でしたが、
サングリアでおめでとう~の乾杯もしましたよ。

このお店のある京阪三乗駅のライトアップも素敵でした。

12,12 北山 サリュ

最後は、母と姪っ子を誘って、3人で忘年会に行った北山のサリュさん。

何が食べたい?って姪っ子に聞いたら、フランス料理かな。。

とうことで、北山ノーザンチャーチ横のサリュさんへ行ってきました。
店内の雰囲気も明るくお洒落で、スタッフさんの笑顔も最高です。

コース料理なので、量的に母が食べれるかな。。と心配しましたが、
どれも美味しい~と喜んで食べてくれました。


特にお魚料理のヒラメは美味しい美味しいと完食。
お肉料理のステーキは、姪っ子にだいぶ助けてもらっていたようですが。。

ハーブティーを目の前で、葉っぱから入れて下さる素敵なパフォーマンス
もあって、3人とも優雅で素敵な時間にちょっと酔いしれてしまいました。

親子3代ではないけれど、80代の母、大学に入ったばかりの姪っ子、
そして私の3人の女子会でワイワイ、楽しい時間でした。

 


 

さて、これで、今年のブログも終わりです。

もうちょっと、ちゃんと挨拶したいな~なんて思ってたのですが、
これから、まだまだ残っている所の掃除や、買い物や。。

主人が、まだか~。。。と呼んでいますので、とりあえず、この辺で。

 

いつも訪問して下さって、ブログを読んで下さる方々、一年間
本当にありがとうございました。

来年も、どうかよろしくお願い致します。

 

 

 

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九州旅行1 鹿児島お墓参り

2011-12-25 00:35:00 |  国内旅行

鹿児島の祖父母のお墓については  こちら

九州旅行1 鹿児島お墓参り  九州旅行2 指宿温泉  九州旅行3 長崎鼻・知覧
九州旅行4 鹿児島桜島・霧島温泉    九州旅行5 宮崎・青島・鵜戸神社
九州旅行6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
九州旅行7 黒川温泉・里の湯和らく   九州旅行8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

11月2日

九州は鹿児島への旅行の朝を迎えました。

11月にしては、暑い位の日。
京都駅から、旅は始まります~。

九州新幹線は、今年の年3月12日(土)鹿児島ルート
博多~鹿児島中央が全線開業しましたが、この日は東日本大震災の
明くる日でした。大変な時の出発だったんですね。


九州新幹線みずほ


私達が乗るのは、新大阪発(京都発でないのが残念。。)鹿児島中央行きの
九州新幹線 みずほ603です。

みずほは、3時間45分で、大阪と鹿児島を結ぶ最速列車です。
 

 
ホームに、みずほがやってきましたよ~。

ホームの人達、みんなみずほの写真を撮っています。
もちろん私も。。

車内は、通路を挟んで2人、2人の4人がけで、広いです~。
これって、グリン車じゃないですよ。

普通車でも、充分にゆったりと乗ることができました。 

途中、駅で買った朝御飯を食べたり、九州のガイドブックを見たり、
主人と、九州のお墓の話をしたり。。

山口県下関と福岡県小倉とを海の下で結ぶ関門トンネルを通り、
今、海面から66メートルも下なんや。。と、わくわくしているうちに、九州へ上陸。


でも、この辺りから、窓の外に見える景色がどんよりし始め。。
あれ。。今日って、九州も晴れマークだったのに。。と、ちょっと心配に。

 

鹿児島中央駅

そして、あっという間に、3時間45分が経ち、新幹線は鹿児島中央駅に着きました。

う~ん、やっぱり曇っていますね。。
 

駅の近くには、さすが鹿児島、さつまあげやかるかんのお店が並んでいます。

かるかんのお店で、母に頼まれていたかるかんと、
祖父母にお供えするかるかんを買いました。


甘いものが大好きだったおじいちゃん、京都のお菓子と九州のお菓子
食べ比べてもらわんとね。。

庄や

さて、ここからはレンタカーを予約してあるのですが、

その前にまず、お昼ごはんです。

 駅とレンタカーやさんの間にあるお店、庄やさんへ入っていきました。

 
せっかく鹿児島まで来たんだからと、鹿児島名物さつまあげや
豚の角煮などがついているさつま桜御膳。

 鹿児島では、お刺身は甘い醤油で頂くそうなのです。
へぇ~っていいながら食べてみると、これがなかなかいけるんです。


何でも頼むと、「ハイ、よろこんで^~」と、返事が返ってきて
元気のある、気持ちのいいお店でした。


お墓参りへ

レンタカーを借り、鹿児島市内をお墓へ向って走ります。

鹿児島市内は、今でも電車が走っているんですね。
京都市内も、京都市電が走っていましたが、33年前に全廃されています。

なんか、懐かしい風景。。

そして、いよいよお墓に到着しました。

まずは管理事務所に行って、管理人さんに挨拶です。

。。と、ここで、びっくりするような話を聞かされてしまいました。

 

 

鹿児島では、今、お墓の整備が行われていて、身元のはっきりしないお墓や
明らかに何年もお参りのないお墓の撤去が行われているそうなのです。

今年の2月に撤去するお墓のリストが作られたそうなのですが、
なんと、そのリストに、祖父のお墓も入っているとのことだったのです。

2年間ほど、お墓の名義人(祖父の兄だそうで、もちろん亡くなっています。)に
連絡を取られたそうなのですが、何の音沙汰もなく、

誰もお参りに来られている様子もなかったので、リスト入りしてしまったんですよ。。

と管理人さんは話されていました。

 


リストに入ったお墓は、順次、撤去されていっているようでしたが、
なんとか、祖父のお墓は無事残っていました。

目の前に桜島がいつも見えるお墓。。
残っていて、あ~あ、よかったとほっとです。

そして、最後に、5年前の母達がお参りして以来、こちらのお墓には
だれもお参りする人がなかったのかな。。なんて、ちょっと哀しくなってしまいました。

きっと、祖父が、大変なことになっているぞ~、早く鹿児島へ来ておくれと
私を呼んでくれたのかもしれないと思いました。

だって、私は、祖父と同じ京都に住んでいて、祖父の事が大好きで
すごくすごく可愛がってもらっていたのです。

 


ごめんね。。ほっといて、ごめんねと言いながら
お墓をお掃除して、立派なお花もあげて、

 

祖父の大好きだった京都のお菓子やかるかんもお墓に供えました。

そしたらど~~ん、大きな地響きが。。

始め、雷が落ちたのかと思ったら、管理人さんがこともなげに

あ、桜島、噴火しましたね。           

お~~って、私も主人も、黙々と黒い煙をあげる噴火にびっくりです。

2回も、ど~~ん、ど~んって噴火した桜島。


おじいちゃん、喜んでくれたんかな。。
って、私が言うと、

きっとそうやで、と主人。

 

お花屋さんに、これからは毎月のお掃除とお花をお願いしておきました。

これで、もう撤去される事もないでしょう。

本当によかった。。とほっとです。
 

 管理事務所の隣のお花屋さん

九州新幹線が鹿児島まで通って、とっても楽に鹿児島まで行くことが
できるようになりました。

今度は、母も連れてお墓参りがしたいなと思っています。

 

その時は、青い空にくっきりとそびえる桜島が見えますように。

 

   (九州旅行2 指宿温泉へ続きます。) 

 

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九州旅行2 鹿児島指宿温泉

2011-12-22 00:00:00 |  国内旅行

      九州旅行の始まりは     こちら

九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

 11月2日

 

お墓参りも無事終わり、ほっと。 今日のお宿は指宿温泉。

でも、まだ時間があるので、仙厳園方面に行ってみました。

仙巌園の磯工芸館

仙巌園は、江戸時代初期の島津光久(19代当主)によって築庭された大名庭園。

桜島を借景に雄大な風景が楽しめるお庭らしいのですが、
どんより曇り空と噴火で、桜島はほとんど見えないし。。

しかも庭園を歩くだけでも1時間はかかると言われ、
中に入るのをやめました。
 

それよりも、島津薩摩切子を見ようと、隣の磯工芸館へ。

赤・青・黄。。さまざまな切子が綺麗に並んでいます。
でもでも、かなり高価です。。


私達は、とりあえず記念にと、地元若手作家さんの作品、
金色の硝子に赤のラインが入ったグラスを。

ワインを飲む時に、小さなチーズやチョコレートなんかを
入れてもいいかな~と、1個だけね。

 

 

 薩摩切子の工房も見せてもらい、

いよいよ、今日のお宿指宿に向って出発です。

 

でも、なんだかね~。。。

雨はぽつぽつ降ってくるし、←お天気予報、大外れです。

噴火の火山灰でフロントガラスは、ほら、この通り。。

お天気だったら気持ちのいいドライブなのにな~なんてぼやきながらの
ドライブとなってしまいました。


指宿白水館

でも、5時前には、本日のお宿、指宿温泉白水館に到着です。

旅行社の方から連絡が入っていたみたいで、フロントの方が
御結婚30年おめでとうございます~と言って迎えて下さいました。

こちらへどうぞ~と言われて、記念ボードの前で写真を撮ってもらったり
なんだかこっちの方が恐縮してしまいます。

薩摩芋を使ったお菓子とお抹茶でほっこりした後は、お部屋に。

お部屋は離宮和洋室。

このお部屋にも、御祝の日本酒が置いてあって、
この旅館の、温かい心配りに感激です。
 

二人だけで使うのはもったいない位の大きなお部屋。

広い窓からは、錦江湾をバックに豊松庭園が見渡せます。

すっごく素敵なお部屋で、眺めもばっちりなのですが、
お天気が悪くて、すっきり見えない景色が、ちょっと残念。。

 

砂蒸し風呂

しばらくして、夕食前に指宿名物砂蒸し風呂に行くことにしました。
一度、この砂風呂という物に入ってみたくって。。


この頃は、結構雨が降っていたのですが、ここの砂風呂は
館内にあるとのことで、無事砂ふろを体験することができました。

 


砂風呂は、砂が本当に暖かくて、いい気持ち~。

風邪気味の私も、←なんで、旅行の時に限って風邪引くねん。。
この砂風呂の熱さで、風邪のウィルスがどんどんやっつけられている感じ。 

 

砂風呂記念の写真も撮ってもらって。

砂風呂からでる時は、もう、汗だくだくでした。
これで、風邪も治った~と期待したのですが。。。

 

お食事羽衣

お風呂の後は、お食事どころで夕御飯です。

食事処羽衣からも、ライトアップされた松の庭園が見えてます。
 

お料理は、先付け、前菜から始まって、新鮮なお造り、
鱧・海老・甘鯛・松茸も入った土瓶蒸し。。
 

松茸の柚子庵焼きや、伊勢海老の炊き合わせもあって、
秋の味を満喫。

途中、幻の焼酎森伊蔵があるとのことで頼んでみました。

森伊蔵と極上森伊蔵のセットです。

ふわっと~広がる感じは、焼酎というより、極上の日本酒、
いや。。どちらかとうと、ウィスキーに近い様に感じました。 


二人で、森伊蔵と極上森伊蔵を飲み比べ。
初めは当たっていたけれど、最後は、どちらがどちらか。。

私の様なお酒の味の分からないものには、もったいない
焼酎の様です。。


その後も、梨を使ったお料理や、鹿児島黒豚のしゃぶしゃぶ。。
と、お料理は続きます。

メニューにはありませんが、鹿児島名物さつま揚げやさつま芋も
ありますが。。と、言われ、

もちろん、お願いします。


そして、最後に出てきた御飯は、結婚30周年を祝っての、お赤飯。

え。。そうなんですか。。。とびっくり。

もう、お腹いっぱいでしたが、折角の御好意、
頑張ってお赤飯も頂きました。

本当に色々な心遣いが嬉しい、白水館の御もてなしでした。

 

11月3日

朝の光

あくる朝、錦江湾に降り注ぐ朝の光。
静かに夜が明け始めています。

 二人で、朝の散歩に出かけました。

海の向こうから昇った朝日が、海面をきらきらと輝かせています。


30年間色々な事があったね~。。

。。。。なんて、ドラマの様な事は言わないけれど、

でも、心の中に、なんかそんなことが浮かんでくるような、
温かく包み込むような朝の光でした。

 

朝風呂・朝食 

そして、私達は、昨日とは別の、本館にあるお風呂へ。

 

その後は朝御飯。

フルーツがパイナップルというのが、やっぱり南国らしい~。

後で、ばたばた、お土産を買うのは大変だからと、
お土産コーナーで、早めのお土産を買って、
 

森伊蔵のお酒も宿泊客限定で売られていましたよ。

このお酒が買いたくて、ここに泊まりに来られる方もおられるとか。。

ま、私達には、もったいないと。。買いませんでしたが。

 

さて、これから今日は、池田湖・長崎鼻まで行って、その後知覧へ行き、

今日のお宿がある霧島温泉へと向います。

新たに出たお天気予報によると、今日だけがお天気で、
明日から九州は、大雨模様とか。。。。うそやろ。。

お天気予報が、外れてくれることを願いつつ、

唯一お天気のいいこの日を楽しまないと。。と

早めに旅館を出発することにしました。 

 

九州旅行3 2日目 長崎鼻・知覧へ続きます。)

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九州旅行3 鹿児島長崎鼻・知覧

2011-12-20 00:23:00 |  国内旅行

        九州旅行の始まりは     こちら

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黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

11月3日

指宿白水館を出て、まず最初に行ったところがガソリンスタンド。

レンタカーは、ハイブリッドのホンダフィットなので、
旅行途中ガソリンを入れる必要はないのですが。。

 

あの火山灰でよごれ、真黒になったフロントガラスやボディーを
綺麗にしてあげないと。。と、思ったわけです。

洗車機と、ガソリンスタンドのお兄さんが頑張ってくれています。

ピカピカになった車で、さ、ドライブです。

青い空が広がる下、軽快なサザンのCDをかけて走る国道

気分も爽快です~。 やっぱりドライブはこうでなくっちゃ~。

 池田湖

初めに着いたところは池田湖。

池田湖には、巨大水棲生物が存在しているという噂があるそう。

ネス湖のネッシーになぞらえて、その名も池田湖のイッシーだそうです。
お目にかかることはできませんでしたが、いるって信じたいな~。
 

池田湖は大うなぎでも有名で、2メートル位の大うなぎもいるとか。。

遥か向こうには開聞岳がそびえ、静かにさざめく湖面を見下ろしています。

風邪もどこかへ飛んでいったみたいで、なんだかとってもいい気分。

やっぱり昨日の砂蒸し風呂の効果があった??と密かに喜んでいた私でした。

 

 青い空に向かって伸びる椰子の木。これぞ、南国の風景です。

いいな~いいな~、この青い空。

でも....次の日から九州で、この青空にお目にかかる事は
2度となかったのです。。
 

枚聞神社(ひらききじんじゃ)

薩摩半島の南東にそびえる開聞岳のふもとにある枚聞神社(ひらききじんじゃ)。

一宮(ある地域の中で最も社格が高いとされる神社)だそうで、びっくり。

一宮やったんか。。と、御朱印を貰った主人も、とても嬉しそう。 

ここは、車の神様でもあるとのことで、主人と私と一つずつ
交通安全のお守りを。

ほぼ毎日運転している主人と、週に3~4回は運転する私。
大事に、それぞれ車の中に置いておきたいと思います。

開聞岳(かいもんだけ)

こちらが、開聞岳です。枚聞大神の神霊が宿る御神体山だそうですよ。 

開聞山麓ふれあい公園から撮った写真です。

この公園は、開聞岳への登山入口。

大きな登山リュックを背負い、開聞岳に登られる方がおられました。
頂上まで2~3時間かかるそう。

私達は、もちろん下から開聞岳を眺めるだけで、いってらっしゃい~。

長崎鼻

薩摩半島最南端にある長崎鼻へ向いました。


                     椰子の木と開聞岳

 竜宮神社

長崎鼻は、浦島太郎が竜宮へ旅立ったと言い伝えられている岬。
ここには、浦島太郎伝説で有名な竜宮神社もあるんですよ。

竜宮神社には、乙姫様が祭られているそうで、
夏になると、近くの砂場では、海亀が産卵するそうです。

だから、トイレの表示も乙姫様なのね。。

薩摩富士

長崎鼻の写真ポイント。向こうに見えるのは開聞岳。
開聞岳は、富士山に似たその美しいシルエットで、薩摩富士と呼ばれています。

 本当。。高さは富士山の3分の一以下だけど、形はそっくりです。

錦江湾(鹿児島湾)の出入口にあたる長崎鼻、
サスペンスドラマで、人が海に落ちるシーンに使われそうな崖。

 危ないな。。と思ってたら、転落注意の看板が。やっぱり。。

 ここで、海に落ちたら。。。。と、足がすくむような崖でした。

薩摩長崎鼻灯台

実は私、高校の修学旅行が九州で、長崎鼻には来たことがあるんです。
主人の高校も、修学旅行は九州だったよう。

私達は同じ年なので、高校2年の同じ年に、
それぞれこの九州の地を踏んでいるのですが、

ルートが微妙に違っていて、主人は長崎鼻は初めて。

この白亜の灯台は昭和52年に建てられたものということなので、
私も、修学旅行の時には、お目にかかっていませんね。。
覚えてないはずです。

ちなみに、初代の灯台は太平洋戦争で攻撃目標となり
壊滅したそうです。

この海に突き出ているごつごつした岩磯。

この上を、学生服を着た私が、友達とキャッキャッ言いながら
走り回っていたのを思い出しました。 

今は、そ~っと、足もとに気をつけながら歩く岩の上。

40年前の私を思いだして、ちょっと懐かしいような、眩しいような。。

 

知覧・特攻平和会館

その後行った知覧では、特攻平和会館へ。 

太平洋戦争の沖縄戦で、爆弾搭載の飛行機もろとも敵艦に体当たりした
特攻隊員の方の写真や遺品、資料が展されています。

息子たちよりも若い、前途有望な若者が、悲壮な覚悟と日本の未来を信じて
自ら爆弾となって、敵に体当たりしていったなんて。

若者たちの、明るい顔、優しそうな顔、まじめな顔、笑った顔。。
色々な顔写真を見ながら、彼らの母親の思いを考えると、
胸が苦しくなってきました。

庭には、本物のゼロ戦や、「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの
体験をもとに撮影された映画、「俺は君のためにこそ死にに行く」で
使われたゼロ戦隼(ハヤブサ)のレプリカも。

こんなに辛い悲劇が二度と繰り返されないよう願うとともに、
今、戦争のない平和な国に生きることに感謝し、
命を大切にしないとと、改めて思いました。

知覧 武家屋敷

薩摩は島津藩のお膝元であり、西郷隆盛や篤姫ゆかりの地としても
知られている所。

武士が多かったという薩摩、知覧に武家屋敷跡がありました。

「薩摩の小京都」とも言われる美しい武家町、

私も主人も、この風景どこかで見たことが。。

そうそう、萩や。。萩の城下町とよく似ているね。。と、二人納得。

              広島・萩旅行

こちらは薩摩藩士、萩は長州藩士で、それぞれ敵対していても、
その武家屋敷の感じはどちらも同じなんやね~。

 

高城庵(たきあん)

武家屋敷町の中に、薩摩郷土料理が頂けるお店がありました。

武家屋敷がそのままお店になっていて、庭園を見ながら
食事することができます。

せっかくだからと、一の膳(芋こんにゃく・鶏のさしみなど)
二の膳(田舎にしめ・さつま揚げ・粟入り御飯など)と、
二つも御膳のある高城庵セットと、

薩摩名物酒すし定食を。

主人は、鶏のおさしみがすっごくおいしい~と感激して食べていました。

ちょっと疲れ気味だった主人、鶏の刺身のおかげで元気復活のようです。

武家屋敷を使った、お洒落なカフェもありました。
が、ここは、ちょっとお庭を覗きこんだだけ。。
 

さて、今日は、これから本日のお宿がある霧島まで行くのですが

時間に余裕があるので、高速道路を通っていく予定を変更して、
桜島を通って行くことにしました。

昨日、あんまり桜島が見えなかったので、今日はちょっとリベンジ。

さ、今から、桜島へのフェリー乗り場へ向かいますよ~。

 

    ( 九州旅行4 鹿児島桜島・霧島温泉に続きます。)

 

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九州旅行4 鹿児島桜島・霧島温泉

2011-12-15 01:05:00 |  国内旅行

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黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

11月3日

知覧から霧島温泉まで高速を走っていったら、3時過ぎには霧島に着くと
カーナビが教えてくれました。

それはちょっと早いね。。桜島を通って行こうかと、二人で相談。
このルートだと、霧島温泉着予定は5時前です。

ちょうどいいじゃない。。と、桜島経由に決定~。
まずは、桜島へのフェリー乗り場まで高速を飛ばしました。 

桜島フェリー

桜島フェリー乗り場に到着。

なんだか、お天気が少し怪しくなってきましたよ。。
明日から、九州は大雨とのことですが、その前兆かも。。。 

桜島まで、車ごとフェリーに乗って15分位。

車を降りてデッキに立ち、風を受けながら、近づいてくる桜島を見ていると、
あっという間に桜島に到着。

お。。っと、早く車に戻らないと。

桜島

桜島は、鹿児島県錦江湾にある火山島。
今現在ももちろん活火山です。昨日、噴火しましたもんね。

1914年の噴火によって、大隅半島とは陸続きになって、
霧島方面へ行くことができます。


有村溶岩展望所

途中、有村溶岩展望所で休憩しました。

ここは、1946年の噴火によって流れ出た溶岩の中にある展望台です。

ずいぶん曇ってきましたが、少しだけ展望台へ昇ってみました。

 流れ出した溶岩が固まった奇異な形の岩々。なんだか、すごいです~。

 現在活動中の桜島南岳の火口に一番近い場所にある展望所。

まじかに桜島の全貌が。。と思いきや、
雲と噴火煙で頂上が隠れていますね。

 桜島から見た錦江湾。のどかな風景の中、右端の溶岩が桜島らしいでしょう。

そろそろ、夕暮れが迫ってきています。

 さぁ、霧島温泉目指して、また、出発です。


霧島温泉 竹千代霧島別邸


ほぼ、カーナビの予想通り5時過ぎ霧島温泉竹千代に到着。

運転お疲れさんです。
結局、運転は主人ばっかりで、私は全然。。。

代わるよって言っても、いいよ、いいよって全然代わってくれないんですよ。
ま。。その方が、私としては、らくちんでええんやけどね。

それに私が運転すると、到着時刻がずっと遅れてしまいそう。。かな 

 
ライトアップされ始めたお庭が見える席に通してもらいました。

甘いお菓子と抹茶でほっこり。

 

仲居さんが、石造りの廊下を通って、お部屋へ案内して下さいました。


 落ちついた感じのお部屋。ゆっくりくつろげそうです。

 お食事の前に、さっとひと風呂浴びて、
 

いよいよ、本日の夕食です。


夕食

この旅館は料亭旅館なので、お料理の美味しさには定評があるとか。。
楽しみです。

料亭の個室で、絵画のように美しい前菜から始まったお料理。 

黒糖酒カクテルで乾杯した後は、お造り、黒豚の角煮ポテト餡、
薩摩赤鶏ときのこの土瓶蒸し、伊勢海老のみそ焼き。。

器も素敵だし、美味しいです。
 

梨の揚げ出し、黒和牛の豆乳しゃぶしゃぶ、蛸酢味噌と続き。。

でも、だんだんお腹がいっぱいになってきて、

しゃぶしゃぶは、ほとんど食べれません。。
主人も自分の分がせいいっぱい。。

息子達と一緒の旅を思い出して、
こんな時二人がいたら、競い合うようにして食べてくれたな。。
なんて、思ってしまいます。 

でもでも、デザートは別腹で、残さず頂きました。

 

ゆっくりと美味しいお料理を堪能して、帰ってきたお部屋。

部屋の窓から見える中庭には温かい灯りがともり、
ゆったりとした時間が流れていました。


ところが。。


いつもなら、この後、もう一度お風呂に入って。。というところなのですが、
この辺りから私の体調が怪しくなってきました。


砂風呂で退治したはずの風邪のウィルスは、まだ体の中に潜んでいて
その出幕を、じっと待っていたようです。

突然、体がだるくなって、熱っぽくなって。。お風呂どころではありません。

これは、やばい。。と、お薬を飲んで(ここで例のお薬が大活躍
ホッカロンを貼って、喉ヌールスプレーをして、アンメルツをぬって。。

考え付くありとあらゆる事をして、そのまま布団の中へ。

なんとか、体が持ってくれないと、まだ旅行は半分残っているのです。。

どうしよう。。。

11月4日

薄曇りのはっきりしない空の朝を迎えました。
山間にある旅館の部屋からは、のどかな風景が見渡せます。 

昨夜、しっかり薬を飲んで、しっかりと寝たおかげで、
今朝は、ずいぶん体が楽になっていました。よかった~。

かまどで炊く御飯の匂いが漂ってきます。いい匂い。。
食欲もあるみたいだし、これなら大丈夫かな。

さっと朝風呂にも入って、

 

美味しい朝食です。

 釜ど炊きのご飯もしっかり食べれたし、

風邪薬もきちんと飲んだし、なんとかこのままの状態が続いてくれれば
と願うばかり。。


談笑室でコーヒーも頂いて。 

 

霧島温泉の竹千代さんを後にしました。

 

でも、やっぱり、ぼ~っとしていたのか、後で気づいたのですが
この旅館に忘れものをして出発してしまっていました。

いつもならちゃんとチェックするのにね~。。

 

でも、そんな事とは露知らず、雨がしとしと降ってきた中、
霧島神社目指して車は走り始めました。

 

九州旅行5 宮崎・青島・鵜戸神社へ続きます。)

 

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九州旅行5 宮崎日南・青島神社・鵜戸神社

2011-12-12 00:12:12 |  国内旅行

浅田真央ちゃんのお母様の訃報、本当に残念で
本当にびっくりしました。

グランプリファイナルを楽しみにしていた母も、
真央ちゃんが出られないのを知って、とても残念がると同時に
真央ちゃんの事をとても心配していました。

今は、ただ辛く悔しく寂しい思いでいっぱいの真央ちゃんでしょうが、
それを乗り越えて、もう一度フィギアスケートに挑戦してほしい。

そして、いつの日か、真央ちゃんの笑顔がまた見れますように。

お母様のご冥福をお祈り致します。

 

11月4日

      九州旅行の始まりは     こちら

九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

霧島神宮

車で10分くらいで、霧島神宮へやってきました。

体調回復~と喜んだのもつかの間、やっぱりなんだかしんどいです。。

濃い緑の参道を車で走り、できるだけ社殿に近い駐車場に
車を停めてもらいました。
歩くのはできるだけ少なくしたいし。。しかも寒雨まで降っているし。。

傘をさしながら階段を昇り、朱塗りの鳥居をくぐって境内へ。

樹齢800年と言われる御神木「霧島杉」は霧島神宮の大きな
パワースポットでもあるようです。

こんな事にパワーを使ってしまうのはもったいないなと思いつつも
とにかく、パワーをもらって、体調を回復しないと。。

この霧島神社は、建国神話の主人公である瓊々杵尊(ニニギノミコト)
を祀った歴史を誇る神社だそうですよ。

元々高千穂の近くにあったですが、霧島火山の噴火による
たび重なる焼失で、約500年前に、この地に再建されたそうです。


坂本龍馬の新婚旅行地

坂本龍馬とおりょうさんの新婚旅行地としても有名な霧島神宮。

二人は、日本でのハネムーンの先駆者ですが、
その二人の行き先が、この霧島だったのです。

龍馬さんとおりょうさんが、二人の生涯で最も楽しい時間を持ったのが
ここ霧島だったんだと思うと、私まで嬉しくなってきました。

龍馬が寺田屋事件で負った傷を癒したのは、霧島市の塩浸温泉だったそう。
お天気がよくて、元気だったら、

塩浸温泉に寄ってみる?なんて言っていたと思うのですが、

今日の所は、とにかく温かいく車へ早く戻りたいと思う私でした。


都城焼き窯元霧島工房

えびの高原へも行く予定でしたが、この雨では行っても仕方ないと
予定変更して、今日の宿泊ホテルのある宮崎の日南を目指すことにしました。

途中寄った器のお店。

都城盆地の土から造 られる都城焼きのお店です。

素朴で温かい雰囲気の器がいっぱい。

可愛いワンちゃんがお出迎えしてくれました。

主人は、記念に一つ一輪ざしを買っていましたよ。

道の駅・都城

道の駅・都城に着いた頃は、結構なじゃじゃぶりです。

今日のおやつにラングドシャ・宮崎マンゴーを買って。。
車の中でも、1個、2個。。これは、美味しかった~。

 宮崎県庁

そして、宮崎県庁へやってきました。

宮崎県の有名人、東国原前知事(そのまんま東さん)は
今は、宮崎県の特命大使さんだそうで、
今でも、県庁の中に等身大のパネルがあります。

観光客が行くと、県庁の職員さんが、いっしょに写真をどうぞって
シャッターを押して下さるんですよ。

県庁の中にも入ってみましたが、職員の皆さん、観光客にとっても優しい。

笑顔で、こんにちは~なんて言ってもらって、こちらが恐縮してしまいました。

お堅いイメージの県庁が、親しみやすいアットホームなイメージに変わりました。
やっぱり、東国原前知事の影響は大きかったんですね~。

野菜市

県庁前では、シルバーセンター主催の野菜市をやっていて
色々なお野菜が安い。

さつまいもに、柚子に、レモン。。と、色々買ってしまいました。
さて、どうして、京都まで持って帰ろうか。。

 

 みやざき物産店にも、お土産にもあの人の顔が。。

そのまんま東さん、今も頑張ってますね~。

主人は、この読売巨人軍の旗が気になる様子。

そろそろ宮崎キャンプが始まるな~って、
追っかけ少年のような顔をして、話していました。


青島亜熱帯植物園

次の目的地は青島神社だったのですが、車を停めてから
駐車場のおばさんに教えてもらい、

抜け道で通ったのが、青島亜熱帯植物園でした。

雨で煙る青島亜熱帯植物園

 

バックが青い空なら、どんなに綺麗だろう。。と思いつつ
眺めていました。

フェニックスに合うのは、やっぱり真っ青な空ですよね~。。

すっごく素敵な公園なんやけど、う~~ん、この空ではねぇ。。

 

青島神社へ

雨も降っているし、風も吹いてきたし。。で
私は、正直どちらでもいいかな~と思っていたのですが、

大丈夫?行ける?と主人に聞かれ、

うん。大丈夫。。と、言ってしまった私。

海の中にある橋を越えた先に、青島神社があります。

大丈夫と言ったものの、これって結構遠そう。。ではありませんか
え。。これを歩くんや。。っていう感じで、傘をさしながら歩き始めました。

橋の上にも結構波しぶきもあがって来て、

台風が来たら、この橋は絶対歩けへんね。。。なんて話す内容も
なんかマイナス思考ぎみ。。

 

でも、面白い景色にも出会いましたよ。鬼の洗濯岩と呼ばれる風景。

規則的に重なった地層が緩やかに傾斜しているため、
階段状に侵食されてできた地形だそうです。

 

青島神社

やっと青島神社へ着きました。青島のほぼまん中にある神社。

四方を海で囲まれ、亜熱帯植物が茂り。。
南国雰囲気満載の青島神社のはずが、

私達の青島神社の思い出は、雨風で寒くて、
なんだかせつない思い出となってしまいました。 

お昼ごはんは、近くの青島屋レストランで。
お店おすすめの、主人はあさりうどん、
私は海老のかき揚げぶっかけです。

お店の中が暖かく、あったかいお昼ご飯にほっとでした。

日南海岸・道の駅フェニックス

日南海岸を車で走りますが、いまいち気分がのりません。。

だって。。この空模様ではね。

流れるCDも、軽快なサザンから韓国のバラードに変わっています。
バラードは、確かに、車の窓につたう雨にぴったりの曲だけど。。

これって、よけいに落ち込むかも。。

道の駅の観光客の方々も、皆、なんかため息交じりで空を見上げています。

こりゃ~、あかんで。。という、関西訛りのおじさんの大きな声。。

みんな、その通りや。。と、納得顔で聞いていました。

 

ちょっと楽しみにしていたサンメッセ日南のモアイ像。

見に行く?と主人が聞いてくれましたが、
いや~、いいわ。。と私。

また、今度のお楽しみにとっておきましょう。

鵜戸神社駐車場

ホテルへ行く前に、もう一つ鵜戸神社へ行ってみました。

始め車を停めた駐車場は鵜戸神社から少し離れていて、
(観光バスの為の駐車場だったようです。)
歩き始めたものの、

ここから鵜戸神社まで、徒歩15分の標識を見かけ。。
私は足を止めてしまいました。

いつもなら、15分位と思う距離ですが、
今の体調では、往復30分。。と思うととても足が進みません。

近くの茶店のおばさんに聞いてみたら、もっと先に、
鵜戸神社近くの別の駐車場があるとのこと。。

詳しい道順や、鵜戸神社の色々な参道の話しも親切にして下さいました。

おばさんに話が聞けなかったら、鵜戸神社への参拝は諦めていたかも
しれないな~。。

おばさん、ありがとうございます。
おばさんのおかげで、いよいよ鵜戸神社へ参拝です。


鵜戸神社

鵜戸神社は、日向灘(ひゅうがなだ)に面した断崖の中腹の岩窟内にある神社で、

 

参拝する為、崖にそって作られた石段を降りていきます。
波しぶきがあがる階段を降りてお参りなんて、珍しいですよね~。

本当に、洞窟の中にある神社にびっくり。

 鵜戸神宮は日本神話の「山幸彦・海幸彦の伝説」の舞台と言われているそうで、

縁結び・夫婦和合・子授け・安産などの御利益があるそう。

私達も、息子達夫婦にいつか子授けがありますようにと願かけ。

そのかいあってか、この旅行から帰って数日後、
長男夫婦に赤ちゃんができたグッドニュースを聞きました。

鵜戸神社の御利益すごいかも。。です。

主人は、岩の上の桝形めがけて投げる「運玉」にチャレンジ。

男の人は左手で投げるのですが、なんと、5個中3個までが縄の中に
入ってしまいました。 これって結構、難しいらしいのですが。。

この投げて桝形に入った運玉は、回収されて「幸の玉御守」と名付け、
一願成就の御守りとして販売されているそう。

主人の投げた運玉もいつか誰かの手に渡るのかな~なんて
ちょっと不思議な気がします。


鵜戸神社、やっぱり諦めずに来れてよかった~。

そして、いよいよ本日のホテル、青島パームビーチホテルへ向いました。

 

 

 (九州旅行6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂へ続きます。)

 

 

 

 

 

 

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九州旅行6 宮崎 パームビーチホテル・高千穂峡

2011-12-10 08:37:37 |  国内旅行

11月4日

      九州旅行の始まりは     こちら

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4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
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黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

宮崎青島パームビーチホテル

日南海岸、青島神社のすぐそばにある、宮崎青島パームビーチホテル
やってきました。
椰子の木に囲まれた南国ムード満点のホテルですが、
この空模様では。。。

 お部屋は9階のフロントオーシャンビュー。

目の前に真っ青な海が。。。見えませんね~。
右手に見えているのが、青島神社ですよ。

なんか、点々と黒い粒が。。が思ったら、

なんと、サーフィンをしている若者たちでした。
この灰色の海の中で。。なんだか寒そう。。 

でも、波はいいのか、結構上手にサーフィンしている人がいて、
すごい上手~と、思わず拍手。

そして、とりあえずは、ベッドに横になって休憩。。

しばらくして夕日が沈み始めましたよ。

綺麗。。。明日は晴れるのかな~。 

さっとお風呂に入って、汗を流した後は、夕食です。

月の雫 伊勢海老懐石

お食事処 月の雫にて、本日は伊勢海老懐石。

海老の大好きな私にとって、すっごく楽しみな夕御飯です。

このホテルでも、私達の結婚30周年の情報が届いていたようで、
お祝いでシャンパンを持ってきて下さいました。

でも、この時は、お酒を飲む気にはなれなくて。。

主人も、今日はお酒はいいわ。。というので、
このシャンパンは持って帰らせて頂きました。

今考えると、飲みたかったな~。。
なんで、このくらいのシャンパンが飲めなかったんだろう
。。って思うのですが、

やっぱり体調が悪いと、お酒って飲めないものなんですね。

伊勢海老懐石の伊勢海老ちゃんは、お刺身になったり、

 グラタン風の焼き物になったり、

 伊勢海老仕立てのお味噌汁になったり、大活躍。

嬉しい事に、体調がいまいちでも伊勢海老は完食です。

やっぱり、海老は美味しいね~。
伊勢海老のおかげで、なんだかちょっと元気が出てきたような
気がします。

ライトアップされた日南海岸、
明日はお天気になりますように。

 11月5日

朝、やっぱり雨です。。

昨日の夕焼け、結構綺麗だったのにな。。

朝食のバイキングを食べて、

 青島パームビーチホテルとさよなら。

今日は、これから日南海岸を走って、高千穂へと向います。

日南海岸

青い海、青い空、颯爽と風を切って走る海岸通り。

明るい太陽を受けて輝く、どこまでも続く緑の椰子の木。
きらきらきらめく、海原の光る波。

 

と、予想していた日南海岸は。。。

こんな感じでした。

今にも、ごろごろと雷が落ちそうな雲ゆき。。
雨もだんだん強くなってきました。

ま・・・仕方ないよな。。また、今度リベンジしようや。。

その時は、前はひどいお天気やったな~って、きっと思い出すよね。。

と、宮崎日南リベンジを二人で約束。

鹿児島へお墓参りに来た時、もう一度来たいな。。
今度は、スカッと晴れた青空の下をドライブしたいです。

 

高千穂峡

そして、次にやってきたのが高千穂峡です。

ここは、宮崎県五ヶ瀬川にある峡谷、高さ80~100メートルの断崖が
7キロにも渡って続いているそう。。

 雨に洗われた緑がとても綺麗です。

高千穂峡で有名なのは、貸しボート。

私達も、もちろんボートに乗る気満々だったのですが、
雨はまだ小降りながら降っているし。。どうしよう。。

ボート1艘30分1500円。。。
この雨の中、絶対30分も乗れないなとは思いましたが、

せっかく楽しみにしてたんやし、乗ろうやと主人。

この階段を降りて、ボート乗り場へと行きます。

 

ボートに乗れるのは嬉しいのですが、
雨にぬれてしまうしな。。と思っていたら、

受付で、レインコートをちゃんと売っていました。

ボートを漕ぐ方は、買われた方がいいですよ。と、受付の人。
乗せてもらう人は傘がさせても、漕ぐ人はさせないもんね。。

皆さんも、傘をさしたり、レインコートを着たり。。頑張ってます。


私達も、主人はレインコートで武装していざ出発です。 

二人とも、ちゃんとライフジャケットをつけて。。

よ~し漕ぐぞ~と主人が気合いを入れたとたん、
雨足が急に強くなってきました。

う。。うそ。。

それでも、せかっく借りたんだからと主人は一所懸命
漕いでいきます。

どんどん滝の近くに行ってしまい、あ、あぶないよ。。
それこそ、ずぶぬれになってしまいます。

雨音がザーザー、湖面に水玉模様がいっぱいできる中のボート漕ぎ。
でもね、実はこれって案外楽しかったんです。

なんだか、子供の頃の泥んこ遊びや水遊びの様な気持になって
二人とも、不思議な事に大笑い。

でもでも、大雨には勝てず、10分も乗らないで、ボートを返して
しまいました。

もちろん、お金の返却はなし。。もったいないけどね。。

乗っている人が、次々にボートを返却して

 

ボートで有名な高千穂峡が、とうとうボート無しに。。

最後の1艘も、大急ぎで戻っていってますよ。

ボートから降りたら、私はびしょびしょ。
傘は、あんまり役には立たなかったみたい。。。

トイレに駆け込んで、大急ぎで着替えました。
旅行中なので、着替えはいっぱいあります。

主人にも、着替えたら。。と何回も進めたのに、

いや。。俺はそんなにぬれてへんし大丈夫。。

と言って、なかなか着替えません。。

仕方ないので、主人の服をトランクから引っ張り出して、
車の中で強制的に着替えてもらいました。

お。。やっぱり、温かいわ。。やって。

ほらな、そうやろ~。。

寒くて、濡れて、大変だった高千穂峡のボート漕ぎ、

でも、きっとこういう思い出は一生忘れないよね。

 

真名井(まない)の滝

その後、橋の上から、ボートに乗った峡谷を眺めます。

この真名井の滝(まないのたき)は、高千穂峡で有名な滝。
日本の滝百選の一つだそうです。

ボートで近くまで行くことができます。
私達も、近くまで行った、あの滝ですよ。

お。。。1艘だけ、ボートが頑張っていますね~。


高千穂神社

そのあと 高千穂神社へ。

杉の巨木に囲まれた中にある本殿が創建されたのは
およそ1800年前とか。

日向三代の神々と神武天皇の御兄一族が祀られているそうです。

しんしんと降り続く雨の中の神社は、静かで、
神宿る神聖な場所という感じがします。

この二本の杉は夫婦杉といって、根元が一つになっているんですよ。

この廻りを手をつないで3回廻ると、夫婦円満、家内安全、
子孫繁昌の三つの願いが叶うとか。

そういえば、次男夫婦がここに来た時は、ぐるぐるって3回
手を繋いで、夫婦杉の周りをまわったとか言っていたな。。

私達は、とりあえず、夫婦杉の前で記念写真だけを。

 

本当は、この後、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の天岩戸開きで
有名な天岩戸(あまのいわと)神社

百万(やおよろず)の神々が集まって相談したと言われている
天安河原(あまのやすがわら)へ行ってみたかったのですが、

雨がきつくなってきたので、諦めました。
スピリチュアルなパワースポットということで、行ってみたかったのですが。。
こちらも、いつの日かリベンジですね~。


道の駅 高千穂

お昼ご飯は、道の駅高千穂で。

木造の大きなテーブルとベンチ席が並ぶアットホームなお店。

高千穂牛丼           チキン南蛮丼

私は、宮崎に来たら、やっぱりチキン南蛮でしょう。。と、
本日のお薦めのチキン南蛮丼。

主人は、高千穂に来たら高千穂牛やろう。。と、高千穂牛丼です。

両方とも、美味しかったですよ。

 

さて、神話と伝説の神聖な町「高千穂」を後にして、
これから、今回の旅最後のお宿、黒川温泉目指して走ります。 

 

   (九州旅行7 黒川温泉・里の湯和らく へ続きます。)

 

 

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九州旅行7 熊本黒川温泉・里の湯和らく

2011-12-07 01:01:00 |  国内旅行

いよいよ年末も押し迫ってきました。
我が家では、この忙しい年末に、2階が水漏れ。
さらに、給湯器も寿命で故障し買い替え工事、
それに加え、3階のプチリフォームも加わって、もう大変。

毎日、毎日、あわただしく時間が過ぎ去っています。

次男からの誕生祝い

そんな中、昨日、1年越しの約束で、次男が
私の仕事部屋に、持ち運びできる、
小さなテレビをプレゼントしてくれました。

去年の私の誕生日に、買ってあげるよ~と言っていたのが
お互いに忙しくて叶わなかったのですが、

念願の仕事部屋のテレビ、今日、つきました。
これで、仕事の合間などにテレビがみれるぞ~って
かなり嬉しい~。

  

次男夫婦に感謝、ありがとうね~。

さて、なかなか進まない九州旅行、次は、黒川温泉です。
でも、その前に、高千穂の道の駅で、忘れ物をしたことに
気づきました。

11月5日

九州旅行の始まりは     こちら

九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

充電器を忘れた。。

道の駅高千穂でお昼ご飯を食べた後、

カメラのバッテリーが減っているのに気づき、
バッテリー交換をしようとして。。
あれ?交換するバッテリーがない。。

そうや。。あの時霧島の旅館で充電してたなぁ。。
そういえば、なんか取り忘れている気がする。。。

と、充電器とバッテリーを、霧島の竹千代旅館に忘れてきた事に
気がつきました。

旅行の時私は、いつも替えのバッテーリーを持っていって、
旅館で交替に充電します。

でも、昨日の青島ホテルでは、充電する事も忘れて寝てしまっていました。
だから、今まで忘れたことに気づかなかったのです。

いつも忘れ物がないように、最後はちゃんとチェックするのに、
やっぱりしんどいと、チェックもおろそかになってしまうんですね。。

すぐに竹千代旅館に電話したら、やっぱりありました。

着払いで結構ですので、京都まで送って頂けますかとお願いして
一件落着、ほっとです。あ~あ、よかった。

でも、充電器がなかったらこの先の写真が撮れへんやん。。

と、一瞬思ったのですが、

今回、たまたま主人が自分のカメラを持参していたんですよね。

主人のカメラを借りれたおかげで、最後まで写真を取ることができて、
これだけは、ラッキだったかな~。

やまなみハイウェー

高校生の頃、修学旅行で走ったやまなみハイウェー。

あああ~ 遥かな やまなみハイウェイ~♪

の歌のフレーズを今でも、私は覚えています。

10年前主人と由布院やハウステンボスへ来た時も、
7年前、次男の野球の応援で博多へ来た時も、

このやまなみハイウェーを通っていますが、
でも、こんな雨のハイウェーは初めて。。 

秋色に染まり始めている山々を見ながら走るハイウェー。

軽快なドライブではないけれど、

しっとりと落ちついた風景も、なかなかよかったです。
 

 黒川温泉

4時前には黒川温泉に到着。今回で3度目の黒川温泉。
今日のお宿は、奥黒川の里の湯和らくさんです。

以前来た時は、二回とも道に迷ってしまった黒川温泉ですが
さすが三度目となると、なんとなく覚えていて、

旅館にも、さっと無事に着けました。

里の湯和らく

山沿いの細いくねくね道をしばらく走った奥黒川にある旅館
里の湯和らくさん、

かやぶきの山門をくぐると、母屋まで、緑と紅葉の道が続いています。

 ここは、大人限定の隠れ宿ということで、確かに、山里に佇む宿は
ひっそりと静か。

それでいて、温かい雰囲気に包まれていました。

和菓子とお抹茶で、迎え入れられたあと、
お部屋へと案内して下さいます。

お部屋は一つ一つ離れ風になっています。


温かい雰囲気のリビングがあって、リビングの向こうは和室。

間にあるテレビは、くるっと回ってどちらの部屋からも見えるように
なっているんですよ~。 面白い~。 

主人が感激したのが、このお宿の部屋着。

アース色の部屋着は、本当に柔らかくて肌触り最高。
着ているだけで、ほっこりゆっくりした気分になります。
上着も、お好みに応じて、色々と選べるんですよ。

お部屋には、源泉掛け流しの半露天風呂がついていました。
私は、これが一番嬉しかった~。
 

黒川温泉街

お食事まで二時間半。

黒川温泉には、今まで二度来て、七つの旅館のお風呂巡りも
しているので、

今回は、このお部屋でゆったりとした時間を過ごすというのが
体調も余りすぐれない時の大人の選択なのでしょうが。。。

それが、どうも、私達、駄目なんです。。

二時間半あったら、やっぱり、黒川温泉街へ行って、
温泉巡りがしてみたい。。と、思ってしまいます。

温泉手形(3か所の好きな旅館のお風呂に入れます。)を買って、
黒川温泉街へ車で出かけました。
黒川温泉で温泉旅館巡りするのも、一つの楽しみだったんですよ。。

黒川沿いの紅葉がとても綺麗~。 秋の黒川も素敵です。

 山間の温泉町、黒川。一度来て以来、大ファンになった温泉街です。

こちらのおみやげ屋さんも、見覚えがあります。 

家族や友人にお土産を買って、

次は、いよいよ温泉巡り。雨も降っているので、
駐車場の近くの旅館を選んでみました。

旅館わかば・化粧の湯

お土産屋さんで勧められた美肌の湯のわかば湯さん。

化粧の湯と呼ばれる美肌効果のおかげで、
二人とも、お肌つるつる 。

田舎の自分の家に帰ったような温かい雰囲気の
旅館でした。

御客屋旅館

創業、享保七年(1722年)、黒川温泉で一番の老舗宿だそうです。

明治以前は御用宿をとしての歴史を持つそう。

温かい灯りと、宿の方々の温かいお人柄、
楽しく話をしながら、ほっこりのんびりできました。

後もう一つ、手形で温泉に入れるけれど、それは明日にまわして
旅館に戻ることに。

こちらが、温泉手形の拡大版ですよ。

 今までの黒川温泉巡りは   こちら

夕御飯 

さて、和らく旅館では、夕食の始まりです。

ちょっと暗めの照明に、キャンドルが灯されています。
なんだか、お洒落~。 

お料理一つ一つの演出が華やかで、
お料理が出るたびに、うわ~と歓声が。

地元野菜を使ったイタリアのバーニャカウダーならぬ味噌カウダー。
新鮮なお野菜が、すっごく美味しかったです。

体が元気になっていくようなお料理、嬉しかったです。

こちらの旅館でも30周年を記念して、メッセージカードと、


 祝い膳を頂きました。ありがとうございます~。

 

私たちのペースに合わせて、お料理が重なることなく
ゆっくりと運んで下さるので、

お食事時間を、心ゆくまで楽しむ事ができました。
結婚30周年旅行の、いい思い出となる素敵なお食事でした。

夜の露天風呂とラウンジ

ゆっくりと夕御飯を食べた後は、旅館の露天風呂へ行ってみました。
ライトアップされて雰囲気はありますが、女風呂は一人きり。
ちょっと寂しい。。というか、ちょっとおっかないかな。

男風呂も、主人一人っきりだったらしいです。

 時間を合わせて露天風呂を出て、歩いていたら、
お部屋までの間に、ラウンジがありました。

ラウンジSUN MOONだそうです。

ちょっと入ってみようか。。と、ぶらりと中へ入ってみました。

中にはバーテンさんが一人だけ。
私はカシスオレンジ、主人がソルティードッグで乾杯。
明日で、この旅行も、いよいよお終いなのです。

しばらくすると、外国人の旦那様と日本人の奥様のカップルが
来られました。

こんばんわと挨拶した後は、また、それぞれが静かに
自分たちの世界へ。。
大人の雰囲気のラウンジバー、素敵でした。

11月6日

いよいよ九州旅行の最終日になってしまいました。

私の体調は、ずっ~とお薬を飲みつづけている御蔭もあって
この辺りになって、ずいぶん楽になってきました。

でも。。今日って、最終日ですよ、最終日。。

 

今度は主人が。。

朝食の前に、温泉手形のお湯めぐりも一つ残っているし。。と
お隣の旅館の帆山亭へ行ってみることに。

お隣といっても、山道をくねくね車で3~5分ほどだそう。。 

ところが、この帆山亭への途中で、突然、今度は主人が

なんか、おかしい。。。

運転しながら、しんどくなったといい始めました。

え。。。。どうしたん。。 風邪が移ったんかな。。
やっぱり、高千穂で雨に打たれながらボートを
漕いだのがあかんかった。。

でも、一台車が通るのがせいいっぱいの山道。
私、こんな時とは言え、いくらなんでもこんな道は運転できません。。

大丈夫。。運転はできるし。。

なんとか広い道でUターンして、和らくさんへ戻ってきました。

戻ってきた私達を見て、わらくさんの御主人は、

あれ。。帆山亭さんのお風呂、もう行ってこられたんですか。。。

いや。。。実は、ちょっと体調が悪くなって。。

しばらく休憩した後、朝食を。

朝食は、地元のお野菜や食品を使った健康食。
美味しいし、食べるだけで元気になれそうな朝食です。

少し残したものの、朝食をしっかり食べれた主人。

しっかりお薬も飲んで、その後、チェックアウトの11時ぎりぎりまで
寝てもらいました。
私は、その間に荷造り。

私がせっかく元気になってきたのに、今度は主人。。
いや。。この旅は、なんか、うまく事が運びません。。

でも、記念にこんな素敵な旅館に泊まれたのだから、
それだけでも、有難いと思わないとね。。

 

 (九州旅行8 熊本城・水前寺公園へと続きます。 )

 

 

 

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九州旅行8 熊本 熊本城・水前寺温泉

2011-12-04 01:00:10 |  国内旅行

   九州旅行の始まりは     こちら

 

九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

 

11月6日

いよいよ九州旅行も最終日となりました。

本当は、この日の予定はやまなみハイウェーを少し戻って
九重夢(ここのえゆめ)大吊り橋から、鳴子川渓谷の
雄大な紅葉をみるつもりでした。

行けなかった九重夢大吊り橋

11月6日頃、鳴子川渓谷は紅葉の真っ最中、
こんな風景が見られたはずなのですが。。

この写真は、別のサイトからお借りしてきたものです。

でも、やっぱり雨、雨。。

こんな雨の中、吊り橋に行く気にはなれないし、
第一、主人がしんどくなってしまったので、

九重夢大吊り橋に行くのは諦めました。

本日はチェックアウトまで旅館でゆっくりし、
その後、帰りの新幹線の出発地である熊本まで向う事に。 

残念だけど、温泉手形も一つ残したまま黒川温泉を出発です。

のどかな田舎の風景が続いています。
ちょっとだけ、空が明るくなってきたかな~。

 いなか飯屋

お昼ご飯は、阿蘇の田園に中にあるいなか飯屋で。
阿蘇名物の、高菜めしが食べてみたかったのです。

高菜めし定食や、肥後六花御膳という阿蘇名物
だご汁・からし蓮根・馬刺などもついた豪華メニューもあります。

元気な時の二人なら、せっかくやし。。と、きっとこれを頼んだと
思うのですが。。

二人とも頼んだのは、単品の高菜めしだけ。
なんだか、そんなにたくさん食べれない気がして。。

でも、この高菜めし、美味しかったです。
量もしっかりあって、これだけで充分。
ちょっと二人とも元気になりました。

熊本へ

ここで、運転を私が代わろうと、運転席に座ろうとしたのですが、
主人は、いいよ、いいよ。。と言って代わろうとしません。

今は、きっと主人の方がしんどいと思うので、
私が頑張って運転しようと思ったのに。。。

大丈夫~と言って、結局は主人がずっと運転してしまいました。

私の運転歴は38年、その間、週に2~3回は運転しているけど
今まで無事故なんですよ。
ま、京都市内限定の運転ですが。。
でも、やろうと思えば、他府県だって全然大丈夫なのにね。

大丈夫なん。。?と、私。

大丈夫やで。と、主人。

とうとう熊本に着いてしまいました。

向こうに熊本城が見えてきましたよ。 

熊本城

熊本城へ行ってみることにしました。

二の丸広場の緑が雨で洗われて綺麗です。

熊本城は、私は初めてですが、主人は修学旅行で来たことがあるとか。。

この石垣や階段の風景も覚えているそうです。


なんだか懐かしそうに熊本の町を見つめる主人。
40年前の何を思い出しているのでしょうね。。

入場券は買ったけど。。

日本三名城のひとつと言われる熊本城。

名将加藤清正(かとうきよまさ)が、慶長6年(1601年)から7年の歳月をかけ
築城したものです。

入場券を払って中へ入ったものの、主人、やっぱりしんどくなったみたいで

お城の中に入るの。。?と、自信なさそうな声。

え。。入場券買うたのに、中に入らへんの。。とは思ったけど、

しんどそうな主人の様子を見て、

いや。。あの~、じゃあ、やめとく?と私。

結局、外からこの熊本城の姿を見上げただけでお終いとなりました。 

熊本城は、中が素晴らしいと後で知って、これまた残念。

熊本城は、中が素晴らしいんやってよ。。と、後日主人に言ったら、
わかった。。今度、また行こな。と、頭を掻いていました。

 

熊本城を後にする頃になって、ようやく青空が見え始めました。 

今頃になって、もう遅いよ。。
もう少し早かったらよかったのに。。ね。


この地点で3時頃。新幹線は5時発なのです。

最初、熊本3時発の新幹線を予定していたのですが、
九重夢大吊橋に行くなら遅めの新幹線の方が安心だろうという事で、
代えてしまっていました。

初めの3時発なら、今頃新幹線に乗れたのにな~。。
まだ、2時間もあるしな~。。。ということで、

水前寺公園に行ってみることにしました。

水前寺公園

水前寺公園も、主人は修学旅行で来たことがあるとのことですが、
私は、初めての水前寺公園です。
だから、ちょっと嬉しい~。

公園前の、参道にはおみやげ屋さんが並んでいますが、
人出は、そう多くなさそう。。 

 
うわ~、綺麗。

予想以上に綺麗な公園の景色に私は感動。やっぱり来てよかった~。

向こうに見えているのは、富士山なんやでって、主人が教えてくれました。

この水前寺公園は、築山や浮石、芝生、松などで
東海道五十三次の景勝を模しているそうです。


京都の稲荷神社、千本鳥居を模したものもありました。

ほんまや。。京都のお稲荷さんや。。

と、二人で千本鳥居へ行った時の事を思い出しました。

       稲荷神社 千本鳥居

 

重要文化財の古今伝授の間は、大正元年に京都(御所)
から移築されたものだそうですよ。

ちょうど、七五三参りの頃、
着物姿の女の子。可愛いですね~。


細川家歴代の藩主14柱とガラシャ夫人が奉祀されているという
出水神社もありました。

ぐるっと富士山から、流鏑馬の馬場、能楽堂と、
池の周りを周れるようですが、本日歩いたのはこの辺りだけ。
やっぱり、ちょっと疲れてしまいました。

いきなり団子

熊本で有名ないきなり団子。
特に、この水前寺公園参道の、はやしのいきなり団子は、
テレビでも取り上げられ、行列ができ、すぐに売り切れるとか。。

でも、この日は、並ばずにすぐに買えました。 

蒸したてのほかほかを二つ。
中にサツマイモがたっぷり入っていて、餡との相性がばっちりです。

車の中で食べたいきなり団子、美味しかった~。

余りにも美味しかったので、今度は、母の分もいっしょに
熊本駅でまた買いました。

熊本駅

レンタカーを返して、熊本駅までやってきました。

構内のミスドで休憩、こんどはドーナツです。

 こんな新幹線のバームクーヘンも売っていましたよ。

帰りは、熊本発新大阪行きの新幹線さくら。

お弁当も、新幹線のパッケージの肥後彩り弁当。
九州の味が詰まっています。美味しいね~。

この美味しいお弁当を食べて、お薬を飲んで、
温かくして、3時間ほどゆっくり寝たら。。。

京都に着いた頃は、主人のしんどさも
ずいぶんましになっていた様子。
とりあえず、よかった、よかったです。

 

美味しいお土産

かるかん、マンゴー、デコポン。。
美味しいお土産も、ダンボールにいっぱい詰め込んで
家に送りました。 

 30周年の記念に貰った日本酒とシャンパンもお持ち帰りです。

思い出グッズ

今回の旅行での思い出グッズ。

黒川温泉で買ったこのお地蔵さまの人形達は、
私達と母、長男夫婦、次男夫婦でお揃いですよ。

 御朱印

最後に、主人が各神社で貰ってきた御朱印です。

 

 今回6枚も溜まりましたよ。

 

さて、結婚30年目の記念九州旅行は、お天気は最悪で、
二人の体の調子もいまいちな旅行となってしまいましたが、

こうしてブログを書いていると、なんだかんだいっても
結構、色々と面白かったな~って思い出します。

やっぱり、旅はいいもんですね。
これにめげずに、また行こうっと。


九州旅行、最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。 

 

       黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

コメント

九州旅行番外編 黒川温泉巡り

2011-12-02 14:52:46 |  国内旅行

 MERRY CHRISTMAS 

昨日は、皆さん、どんなクリスマスイブを過ごされましたか。
うちは、主人と母との3人で、おうちクリスマスイブでした。

今年のクリスマス、うちの玄関には可愛いお仲間が
登場しています。

花壇のお花達もちょっとだけクリスマスバージョンに飾りつけ。

でも、もう明日にはお正月バージョンに変えないといけないんですけどね。。  


九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

 

さて、九州旅行のアップが終わったばかりですが、
黒川温泉についての番外編をちょっと。

実は、黒川温泉は今回で3回目。

一度目は、10年前、結婚20周年の時、由布院の旅館で
仲居さんに黒川温泉を勧められて、
日帰りで黒川温泉に行き、温泉巡りを。

二度目は、7年ほど前、次男の大学野球決勝戦の応援で
博多に行った時、今度は念願の黒川温泉に宿泊して
温泉巡りをしました。

そして、今回は3度目なのです。

黒川温泉では、温泉手形(三ヵ所お宿を選んで温泉に入れます。)
を買って、温泉巡りをします。

ちょっと思い出して紹介してみると。。。

一度目は、日帰りで3か所巡りました。

山の宿新明館
宿の御主人が手彫りで造ったという黒川沿いの「洞窟風呂」です。
薄暗く、浅い洞窟風呂、お湯につかりながら、子供みたいに
洞窟の中をうろうろして、とても面白かったのを覚えています。

いこい旅館
黒川温泉でも黒川沿いの最も黒川らしい場所にある
黒川温泉で唯一の日本の名湯秘湯百選の宿です。    
女性専用露天風呂「美人湯」「立湯」などでも有名で
よくテレビでも紹介されています。立ち湯には、本当にびっくりでした。

旅館山河
緑白色のにごり湯の黒川荘に行きたかったのが、
たどりつけず入ったお宿でしたが、雑木林に囲まれた静寂のお宿で、
素敵でした。行ったのは3月だったのに、露天風呂に入っている時に
はらはらと雪が降ってきて、最高の思い出になりました。

2度目は、黒川温泉の野の花さんに宿泊して、あと3か所巡りました。

野の花(宿泊)
今回泊まった和らくのお隣のお宿。やはり奥黒川の静寂の宿です。
こちらのお宿も、お部屋に露天風呂のある隠れ家風で素敵なお宿でした。

山みず木
野の花さんのお向かいのお宿。
こちらも奥黒川渓流沿い、風になびく木々のざわめきと
川のせせらぎだけが聞こえる静寂のお湯でした。
             
のし湯
黒川温泉街の中心地に近い場所にある、古民家風の佇まいのお宿。
木洩れ日が心地いい野天風呂でした。

黒川荘
前回行けなかった、黒川温泉でも珍しい乳白緑色の黒川荘の湯に
やっと入ることができました。露天風呂を囲む緑の木々と、
乳白緑色のお湯の色が同じ。憧れの黒川荘、素敵でした。

そして、今回3度目は、和らくさんに宿泊して、あと2カ所巡りました。

里の湯和らく
今回宿泊した奥黒川のお宿。大人のお宿って感じで
とっても素敵でした。露天風呂も広く、雰囲気がありました。

旅館わかば
いこい旅館のそばにある、旅館わかば。
アットホームで、家族的なぬくもりのある旅館。
美肌の湯があるという事で行ってみました。

御客屋
創業、享保七年(1722年)黒川温泉で一番の老舗宿
明治以前は御用宿をとしての歴史を持つそうですが、
懐かしい田舎の家の様な雰囲気。歴史を感じるお宿でした。

もう一つ巡れたので、和らくのお隣の帆山亭を。。と思ったのですが、
今回は、途中断念。

手形には、こんな風に行った旅館のはんこを押してもらえます。
              

周辺の旅館には結構行っているのに、まん中辺りの旅館に全然
行けていません。

やまびこ館や、ふもと旅館、それにこうの湯など、
行ってみたい旅館のお湯も、まだまだいっぱい。

今度は、鹿児島のお墓参りも兼ねて、母も一度いっしょに来たいと
思っています。

九州新幹線のおかげで、九州も近くなったしね。

そして、2013年9月母と一緒に行った4回目の黒川温泉です。

 九州旅行② 黒川温泉
(憧れの黒川荘に泊まって、やまびこ旅館のお風呂に入りましたよ。)


 

さて、いよいよ今年も終わりなのに、

まだまだ書けていない事がいっぱい残っています。
追いつくつもりが、全然追いつけませんでした。

とりあえず、11月12月の事は、
次の2回で、お食事編とイベント編に分けて
まとめて残しておこうかな、なんて思っています。

結局、やっぱり。。こうなってしまいましたね。。。

 

 

 

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