京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

北欧旅行14 オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯

2015-09-29 11:16:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

昨日は、私の61歳の誕生日でした。

近くのイタリアンのお店で主人がごちそうしてくれました。
いつもよく行くお店なのですが、

ちゃんとバースデー予約をしてくれていて
キャンドル付きのデザートが届けられ、
皆さんにおめでとう~の拍手をしてもらってびっくり。

え~~こんなんしてくれてたんや。。というと、
そうやで~と、ちょっと得意顔の主人。
嬉しいサプライズでした。

 私の61歳誕生日


 

さて、北欧旅行13 ノルウェー・オスロ・王宮・国立美術館の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月9日(木)

エドヴァルド・ムンクルーム

そして、いよいよムンクの作品が並んだムンクルームへ。

ムンクが描いた絵画作品「叫び」は、実は5点以上あるそうなのですが、
その中でも、このオスロ国立美術館所蔵の油彩画は一番有名なのだそう。

ただ。。

オスロ国立美術館で、このムンクルームだけが写真撮影禁止なのです。

1994年のリレハンメルオリンピックの時、
ムンク「叫び」油彩画が盗難にあったり、

その10年後の2004年にも、ムンク「叫び」テンペラ画と、
ムンク「マドンナ」が強盗団に強奪されてしまったりで
この部屋の警戒はちょっと厳しい様です。

といっても、特別ピリピリした感じはありませんでしたが。。

ムンクの叫び(1893 油彩 91cm × 73.5cm )

そして、これがムンクの叫びです。

。。といっても、写真が撮れないので、これはネットから
貰ってきたものです。 

 

私、今まで、叫びというタイトルから、
この人物が何かを叫んでいるのだとばかり思っていましたが、

実は、そうではなく、
夕暮れ時に突然の幻聴・幻覚に遭遇したこの人物が、
恐怖の為耳に手を当て、懸命に不安と戦い、
果てしない叫びを聴いている様子を描いているのだと聞いて
びっくりでした。

しかも、この人物の幻覚・幻聴は、
実際にムンクが体験したものだそうで、

ムンクの日記には、この時の様子が、
次の様に記されているそうです。

「私は2人の友人と歩道を歩いていた。
 太陽は沈みかけていた。
 突然、空が血の赤色に変わった。
 私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。
 それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと
 町並みに被さるようであった。
 友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま
 不安に震え、戦っていた。
 そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。」

なるほど、この絵の状況そのものですよね。。
ムンク自身の心の苦しさ葛藤をこの絵は表していたのですね。。


 「マドンナ(Madonna)」 1893-94年

ムンクルームには、ムンクの叫び以外に、
彼が心血を注いだ連作「生命のフリーズ」の
何点かが飾られています。

オスロ国立美術館は、ムンクの作品に関しては、
世界屈指のコレクションを誇っているそうですよ。

「生命のフリーズ」の中の一つ、別名「受胎」とも呼ばれる
マドンナ。

2004年強盗団に盗まれたこの絵は、
2006年オスロ警察によって回収され、
修復後また、展示されるようになったようです。


「病室での死(Death in the Sickroom)」1893年

5歳で母を、14歳で姉をともに結核でなくしたムンクは、
ムンク自身体が弱く、
小さなころから常に死を意識して生きてきました。

この絵は、死の直前にあるムンクの姉に対する
家族のさまざまな思いと表情を描いています。

無表情に正面を向く女性は、その後長い間精神病院に入院した妹ラウラ。
背をまるめて悲しみをこらえているのは、一番下の妹インゲル。
戸に手をかけ、うなだれているのは、結婚後わずか6ヵ月後
30歳で死亡した弟。

祈っている老人が父親で、その横の女性が母代わりの叔母。
そして、真中の白い顔の青年がムンクだそうです。 

ムンクの生涯

ムンクの生涯についてもう少しお話すると。。

医師であった父親もムンクが29歳の時に死に、
唯一健康な家族は、一番下の妹インゲルだけだったといいます。

ムンクは日記に

「病と狂気と死が、私の揺りかごを見守る黒い天使たちだった」
と書いています。

本来、一番温かくて頼りになり、
そこにいるだけで安心してほっとするはずの家族が

病気と死と狂気に蝕まれてしまっていたムンクの家族。。

誰でも、この様な状況の中で心の平衡を保てる訳が
ありませんよね。。

ムンクも心の安定を欠き、その不安や恐怖の心を
落ち着ける方法として絵画に没頭していったようです。

若いころのムンクは、端正な顔立で長身、
町を行けば女性が振り返るほどの美青年であり、
数多くの浮名を流したとも言われています。

でも、39歳の時、婚約者の富豪の娘が
なかなか結婚してくれないムンクに対して起こした
銃の暴発事件で、ムンクは左中指の第一関節から
先をなくしてしまいます。

元々、病弱で精神不安であったムンクは、
この銃暴発事件以後、女性を恐れ
ますます神経を病んでいったようです。

こんなに辛い生い立ちや心の冷える出来事の続くムンクの人生、
絵を描く時だけが唯一自分の心をさらけ出し、
救いを求める事の出来る時間だったのでしょう。

 

ただ、多くの画家がその感受性の鋭い心故自ら死を選んだ中、
ムンクは生きて、しかも、後世のムンクの作品は、
自分の病や悩みを乗り越えようとするかのように
だんだん作品に明るさを取り戻したと聞きます。
オスロ郊外に自宅を買い、名声も上がっていったと。

でも、そんな中でも、やはり心を閉ざし続けたムンクは、
人の中に入っていけず、80歳の孤独な生涯を閉じるのです。

正直言って、ムンクと言えば「叫び」としか知らなかった私は、
オスロ国立美術館に行かなかったら、
おそらく一生画家ムンクの生涯を知らなかっただろうし、
知ろうともしなかったと思います。

一枚の絵から、一人の画家の一生を垣間見ることができ、
絵画は絵そのものだけでなく、その絵が描かれた背景や
画家の思いを知ることが大切なんだと感じた
オスロ国立美術館でした。 

カール・ヨハン通り

さて、オスロ国立美術館を出ると、そこは、
青空に昼の光がまぶしい表通り。

オスロ中央駅から王宮まで約2キロ続く歩行者天国、
オスロのメイン通り、カール・ヨハン通りです。 

たくさんのレストランやショップがあって、
いつも人でにぎわっている通り。

国会議事堂やオスロ大学などのオスロの観光スポットも
カール・ヨハン通り沿いに並んでいるんですよ。

 国会議事堂

バスに乗って移動中見た、カール・ヨハン通り沿いの
国会議事堂。

ネオ·ロマネスク様式円形デザインの素敵な国会議事堂です。

国会前の広場は市民にも開放されていて、
時には、ミニコンサートのようなイベントも行われるようです。

ノルウェー国章のデザインでもあるライオン像がしっかりと
国会議事堂を守っていますね。

地下鉄とレストラン

オスロの地下鉄はT-Beneと呼ばれており
オスロの全部で6路線あります。

地下鉄と言っても、多くが地上を走っているのだとか。。

レストランのテラス席で食事をする人達です。
スーツ姿でも、こういうテラス席でお食事を楽しむんですね~。

それだけ、太陽の光は大事ということなのでしょうね。

 こんな素敵なテラスレストランも。。

これから、始まるのでしょうか。。
こんなところで食事してみたいな~。

 オスロ市庁舎

そして、最後に、これがノーベル賞平和賞の授賞式が行われる
オスロ市庁舎です。

ノーベルの遺言によって、ノーベル平和賞だけがここで授与されるんですよね。

中に入ると、天気が良い日には、大きな窓から入り込む光がとても綺麗で
そこから眺めるオスロフィヨルドも素敵だと聞きます。 

また、絵画や調度品の数々、カーテン刺繍など、
専門家達により厳選された物が集まり、まるで美術館のようだとも。

私達は、車窓から建物を見ただけで、中に入れなかったのが残念でした。

大型船でデンマークへ

さて、本日この後、私達は、オスロ港から大型客船DFDSシーウェイズに乗って
デンマークまで行く予定なのです。

ノルウェーからデンマークということで、出国手続きや乗船手続きなど
色々と手続きが大変なことや、 

 

ほんの1分でも乗船が遅れたら大型船に乗れない事などを、
添乗員さんから何度も聞かされていました。

でも、ちゃんと港には現地のガイドさんが待っていてくれて
用意してくれていますから。。と、言われていたのですが。。

いざ、港に行ってみたら大変な事に。。

 北欧旅行15 大型客船DFDSシーウェイズ1へ続きます。

 

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北欧旅行13 ノルウェー・オスロ・王宮・国立美術館

2015-09-27 01:00:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行12 ノルウェー・オスロ・フログネル公園の続きです。 

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月9日(木)

オスロ市内

フログネル公園を出て、バスはまた、オスロ市内を走っています。

 こちらは、美容院かな~。

 幼児連れの3人、なんだかセレブっぽいお洒落な家族連れですよね。

 この三角の建物はアメリカン大使館だそうです。
アメリカの国旗が、電柱の後ろに隠れてしまいましたけど。。

 ビルの谷間の憩いの花壇を見て、

 異国情緒たっぷりな建物を通り過ぎたら、

ノルウェー王宮が見えてきました。

ノルウェー王宮

中央駅から始まるオスロのメインストリート、カールヨハンガーテ通り。
その突き当りの高台に、ノルウェー王宮はあります。

クリーム色の綺麗な建物、
現ノルウェー国王ハラール5世の住居なので中を見ることはできませんが、
外から見ようと、観光客は多いようですね。

サヴォイホテルを通り過ぎ、もうすぐオスロ国立美術館ですよ。

 オスロ国立美術館

オスロ国立美術館へやってきました。

この美術館で一番有名なのは、
ノルウェーの国民的画家エドヴァルド・ムンクの叫びですが、
他にも素晴らしいムンクの作品があるみたいです。

入場時、少し大きめのバックだと無料ロッカーに
預けなければならないとガイドさんに言われ、

皆バスの中で、あらかじめ、貴重品だけをごそごそと
小さな鞄に入れ替えました。

入り口から入ると、検問のお兄さんが二人
私達の方を見ています。
大丈夫だろうか。。と私達はちょっとドキドキでしたが

特別チェックするそぶりもなく、
全然何事もなく全員スルーでした。

 

美術館内部正面玄関

さて、いよいよ美術館の見学です。

美術館の正面玄関には、ノルウェー生まれの
写実主義の画家クリスチャン・クローグの作品が3枚
飾られています。

1枚目の作品は、ヴァイキングのレイフ・エリクソンが
ヨーロッパ大陸から海を渡り、アメリカ大陸を発見した時を
描いた作品だそうです。 

 その前にある像は、オーギュスト・ルノアール作の彫像
「勝利のヴィーナス」です。

 

1枚目の作品の横には、パンを求める飢えた民衆を表す「生存競争」。 
ノルウェーの貧しく辛い苦難の歴史を物語っています。

そして、3枚目の作品は、売春婦をテーマにした作品。

真ん中左寄りのグレーのスカーフの女性が、
貧困生活から家族を救うため売春婦になる事を決め、 
検査を受けようとしているのだそうです。。

これもノルウェー貧困時代を象徴する絵なのだそうですが、
淡々と説明するガイドさんの言葉に、
私たち女性は皆、言葉もなくただ黙ってこの絵を見ているだけでした。

ロダンの考える人

たくさんの写真が飾られている中に、 ロダンの考える人の
彫刻があってびっくり。
学生の頃、美術の本で見たことがあります。

ツァーの新婚さんと、写真の撮り合いを。
私達は、普通に横に立って写真を撮ってもらいましたが、


若い新婚さんは、二人ともロダンと同じポーズ。
さすが~若者、素敵な写真が撮れましたよ。

 セザンヌ・ピカソ

この美術館の目玉はなんといってもムンクの《叫び》なのですが
ルノワール、モネ、セザンヌ、モディリアーニ、ピカソ、
など西洋近代の巨匠たちの作品も飾られています。

何枚か、ご紹介すると・・

ポール・セザンヌの静物

こちらは、ポール・セザンヌの静物。

セザンヌは、リンゴなどの果物やティーポットなどを
描いた絵で有名ですが、

この絵の果物もみずみずしく、優しい色合いが素敵でした。
 

パブロ・ピカソの男と女(1903)

ピカソの作品がここで見られるとは。。

この作品は、ピカソの青の時代(1901~1904年
困窮するピカソが青い色彩で社会的弱者の姿を描いていた時代)
に描かれたものです。

バルセロナのピカソ美術館で話を聞いた時には、
全然興味のなかったピカソの青の時代なのに、

スペイン旅行20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園

なぜか、この作品を見たとたんに、
ピカソ青の時代の作品だ。。と、思ってしまいました。

悲しみと苦悩の色と言われる暗い青色を
心のどこかで覚えていたことにちょっとびっくりでした。


パブロ・ピカソ:"Nature morte" 1927

これって、いわゆるピカソらしい絵ですよね。
この絵は、美術の本で見たことがあるかな。

こんなところで本物が見られるとは。。感激の一瞬でした。

さて、これからいよいよこの美術館のメインルーム
エドヴァルドムンクの部屋へ向かいます。

 

 北欧旅行14 オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯へ続きます。

 

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北欧旅行12 ノルウェー・オスロ・フログネル公園

2015-09-24 10:03:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

シルバーウィークも終わってしまいましたね。
皆さま、いかがお過ごしでしたか。

私は、主人と長崎方面へ行ってきました。
佐賀の有田焼・長崎の平戸・ハウステンボス(夜景)
九十九島・長崎市内観光・雲仙地獄めぐり
そして熊本天草と周ってきました。

いいお天気でしたが、すごい人出で、
長崎では駐車場に入れなかったり、
天草では、大渋滞にあったり大変でした。

でも、楽しかったですよ~。
また、この旅の事も書いていきたいのですが、
その前に、まずは北欧旅行を終わらせないと。。

 北欧旅行11 ノルウェー・スターブ教会・オスロへの続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
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9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
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13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
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19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
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31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月9日(木) 

オスロの町並み

ノーベル賞平和賞授与式が行われるオスロへやってきました。
オスロは、ノルウェーの首都です。

首都と言っても、超高速ビルが立ち並ぶ大都会ではなく、
落ち着いた街並みの穏やかで静かな都会という感じです。

 市内を東西南北に走るブルーのトラム。
市民や観光客の便利な足になっているそうですよ。

こちらはパン屋さんかな。。
紫陽花の花が綺麗~。
ノルウェーにも紫陽花ってあるんですね。

そして、こちらは世界中どこにでもあるマクドナルドです。
でも、色合いがしっくで落ち着いた感じのマックですね。

 昼食チャイナタウン

オスロに着いて、まずは本日のお昼ご飯です。

 
チャイナタウンという名前そのままの中華料理のお店です。 

ノルウェーに来て、なんで中華なんだろうね。。
皆で言いながら店内へ。

確かに中華料理のお店ですね。

 

大皿に乗ってお料理が出てきますが、
丸テーブルではないので、順番にまわしていきます。

酸辣湯のようなちょっと酸っぱめのスープは美味しかったです。
あと、キャベツのソティーも美味しかったかな。

でも、せっかくオスロに来たのだから、
やっぱり、中華でなく、
地元の郷土料理を食べたかったかな~と思います。


フログネル公園(ヴィーゲラン公園)

お昼ご飯の後は、 ヴィーゲランの彫刻が展示された公園
フログネル公園へ行きました。

 彫刻家グスタフ・ヴィーゲランが、オスロ市から依頼されて、
造ったというこの公園には、ヴィーゲランの彫刻が
200点以上展示されています。

こちらが、彫刻家グスタフ・ヴィーゲラン
公園の入り口の像ですよ。

 

 ヴィーゲランは、ノーベル平和賞のメダルをデザインした
ことでも知られています。

緑の芝生が美しい公園です。

行ってみてびっくり。 本当に彫刻がいっぱい。
公園というよりは、野外美術館っていう感じ。。

しかも、彫刻はすべて裸体。
老若男女の裸体像がずら~っと飾られているんです。

橋の上の像

彫刻庭園への入り口には、長さ100メートルの橋が架かっていますが、
その欄干の上にも58点が展示されています。

橋の上でクラリネットを吹く人の後ろにも男性像が。。

 女性の裸体像も自然な感じでいくつも並んでいます。

でも、全然変な感じがしないのは、
余りにもすべての像が開放的だからかな~。

こんな風にハグしている姿も
あったかい感じがします。

おこりんぼう

金髪の女の子が手を取って、
泣かないで~となだめている像がありました。

 

これは、地団太を踏んで駄々をこねている幼児の様子が可愛いと、
このフログネル公園で、一番有名な「おこりんぼう」
という名の像です。

皆が泣かないで~と、手を取ってあげるので、
特に左の手首から下がピカピカに光っていますね。

 

毎日毎日、観光客に囲まれ、
もう、いやだ。。。って泣いているのでしょうか。。
そんな感じも、ちょっとしてしまいました。。

子供の遊び場

 橋の先の、 8つのブロンズ彫刻からなる「子供の遊び場」には、

こんな不思議な像もあります。

これって、お父さんが子供と遊んでいるの?
どうみても、子供と楽し気に遊んでいるようには見えないのですが。。

ヴィーゲランは、作品の一つ一つが何を意味し表現しているのかを
一切言わなかったそうで、
すべての作品の意味は、見る人の感性と解釈に委ねられるようです。 

これは、獅子の子落としを言おうとしているのか。。
それにしては、子供が小さすぎるし。。
難しいな~。。ちょっとわかりませんね~。

 薔薇園

 公園内には薔薇の花がちょうど満開。

 赤、ピンク、白。。色々な薔薇がかぐわしく咲いていました。


薔薇園の向こうには、噴水があり、その向こうには、
鉛筆のような塔が見えていますよ。

噴水

噴水も多くの裸体のブロンズ像でできいます。
若者や樹木の像が抱え上げている塊の中には、子供たちや骸骨がいます。

作品の意味は、見る人の感性と解釈に委ねられているのですが。。

 

ガイドさんは、
この噴水は、死から新しい生命が生まれることを暗示し
人生の喜怒哀楽の縮図と、誕生から死に至る輪廻(りんね)
表現したものだと教えてくれました。

モノリッテン

その先にある、先ほどの鉛筆のような塔は、
よく見ると、人間が絡み合ってできています。

モノリッテン(Monolitten人間の塔)と呼ばれるこの塔は、
なんと、14年もの歳月をかけて造られた大作だそうです。

121人の老若男女の裸体が絡み合って
塔を形成しています。


モノリッテンは、ヴィーゲランの思想の集大成だそうですが、

下の方は弱肉強食世界、
中ほどは強者が弱者を助け持ち上げ、
上には、未来を託す子供たちや赤ん坊がいるのだとか。。。

なんだか不思議だけど、希望の持てる像ですよね~。

地面も人生の迷路

噴水の周りからモノリッテンに続く地面は、
モノトーンの幾何学的なモザイク模様。
なんと、この模様は迷路になっているそうです。

曲がりくねっていて、行き止まりもある迷路。。
これも人生の迷路を表しているのだとか。。

帰り道

また、元来た薔薇園を通って帰ります。

薔薇の花を楽しみに来られている地元の方も
きっと居られるんでしょうね~。
仲良さそうな親子連れさん。

 

 そして、最後にもう一度、ブロンズ像の橋を渡って出口へと向かいます。

 こちらは、ブロンズ像ではありませんよ。

コインをチャリンと入れると動いてくれる、人間のおじさんです。

少年がお金を入れたら、一緒に写真を撮ろうと
おいでおいでしたブロンズ風のおじさん。

少年の嬉しいような恥ずかしいような笑顔が
とっても可愛いですね~。

さて、橋を渡り切るとフログネル公園にもさよならです。

人間の誕生から、幼児期、子供時代、
たくましく生き生きとした青年期と
やせ細って老いていく老年期をすべてを裸体で表し、

誰しもが避けられない老いと死、未来を託す子供や赤ん坊たち、
そんな色々なことを暗示してくれるブロンズ像の数々。

ヴィーゲランの遺言により、
この彫刻庭園にはヴィーゲラン以外の作家の作品は置かれず、
しかも24時間無休で開放されているのだとか。。

また、ヴィーゲランは、公園から自分の作品が持ち出されないよう
遺書に残しているため、ここに来ない限り、
これらの作品を見ることはできないのだそうですよ。

 可愛い遊具公園が。。

公園の出入り口付近には、子供が遊ぶための
小さな可愛い遊具公園がありました。
なんか、この感じは。。見たことがあるような。。

そうそう、京都の植物園を、ちょっと思い出してしまいました。
植物園の出入り口にも、こんな感じの子供用の公園があるんですよ。

 フログネル公園に別れを告げて、

さぁ、次は、叫びで有名なムンクの絵を見に
国立美術館へ行きます。

 

北欧旅行13 ノルウェー・オスロ・王宮・国立美術館
続きます。

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コメント (4)

貴船 貴船茶屋

2015-09-20 00:00:00 |  京都食べ歩き

北欧旅行記中ですが、今年のお盆に行った
貴船の川床のお話をちょっと入れたいと思います。

   今年のお盆と大文字

もうすぐ秋も本番、寒くなる前に書いておかないとね。。

8月15日(土)

鴨川の床と貴船の川床

この日は、帰省していた長男家族といっしょに
貴船の川床(かわどこ)へ行ってきました。

京都の5月~9月には、
鴨川沿いに料亭やレストランが出す床(ゆか)と
貴船・高雄に料亭が出す川床(かわどこ)の納涼床が出ます。

鴨川の床は有名ですが、お昼間は暑くてとてもとても。。
だから、昼の床は、期間中5月と9月だけ開いています。

鴨川の夜の床は、赤い提灯が灯り、風情があって素敵。
でも、京都に住んでいても、床に行くなんて。。
めったにありません。

貴船の川床

貴船の川床(かわどこ)もいつか行きたいなと思いつつ、
毎年先送りにしていたのですが、

今回は、思い切って、長男たちと貴船に行ってみることにしました。
 

初め13日に予約を入れていましたが、
13日は、あいにく雨の天気予報、
直前に15日への変更をお願いしたのですが、

大丈夫ですよ~と、気持ちよく変更して下さいました。

15日も大丈夫かな。。なんて心配していましたが、
15日はいいお天気でほっとです。

貴船の川床は、当日が雨だったらもちろんできませんが、
川から床が近いので、川が増水していてもできないのです。

貴船茶屋

貴船に到着して、狭い道を走っていたら、
私達の前を行く車は。。

なんと、ちょうど私達が今日お世話になる貴船茶屋の車でした。
だったら、この車の後をついていこう。。

人がいっぱいの狭い道を車で入っていくので、
観光客の方にもほんと、申し訳ないし、

車と車がすれ違う時などは、ほんと大変。
絶対に運転したくない道ですね。。

貴船神社の前は、写真を撮る観光客でいっぱいですよ~。

 貴船茶屋到着

貴船神社から少し行った所に貴船茶屋がありました。

貴船茶屋は、貴船川の上流の方にあるんですね。

今回、川床に行くにあたって、貴船のどこのお店にしようかな。。
と悩んだのですが、

貴船茶屋は、団体客を取らないお店だということで、
落ち着いた感じで静かに床を味わえるかなと思ったこと、

それに、すべての席が貴船川に面していて、
川床も低いので、足をつけて楽しむこともできること、

そして、雨の場合、無料でキャンセルできること。

これらの理由で、貴船茶屋さんを選びました。

貴船茶屋の川床

貴船茶屋の川床はこんな感じ。

長男が、思い描いていた川床と同じや~と言ってました。よかった~。

京都の街中はこの日も暑かったですが、
さすがに貴船まで来るとひんやりしています。

川床会席料理

お料理は、川床会席料理。
お盆ということで、日ごろよりもちょっと値は張りましたが
それは、仕方ないかな。。

 

鱧の酢の物、小海老、穴子鮨、堀川牛蒡、枝豆など
彩の綺麗な八寸。

 

里芋やかぼちゃ、麩、などの炊き合わせ。
お造りは、鯛ですね。

仲居さんが、お店と川床を行ったり来たりして
運んでくださいます。

ここの仲居さんは、みなさん明るくて気さくで、
とっても感じのいい方ばかりでしたよ。


お料理が運ばれてくる合間に、
長男がまず足を貴船川につけました。

川床は、水面に近い高さで組まれているので、
足を冷たい水につける事が出来るのです。

冷たくて、気持ちいい~と、長男。

そのあと、なーちゃんもちょっとだけ、
恐る恐る足をつけていましたよ。

 

鱧のお吸い物の後に出てきたのは、鮎の塩焼き。
小ぶりの鮎ですが、川床で食べるあつあつの鮎は美味しい~。


そのあと、あまご、茄子、大葉、しし唐などの天ぷらも
アツアツで出てきました。



今度は主人が足を水につけていますよ。

ほんまに冷たいわ。。と、ご満悦な様子。 

天然のクーラーの中、足をつける水も冷たくて。。

暑い暑い街中に帰りたくない。。と思ってしまいます。

 

次に出てきたそうめん。
なーちゃんは、このそうめんが気に入って、
いっぱい食べていました。

ご飯に、赤出汁、お漬物、そして、最後に
西瓜、キウイ、杏仁豆腐のデザートが出てお終いです。

一般的に川床の会席は、作り置きが多いから
あんまり期待したらだめだと聞いていましたが
そんなことないですよ~、美味しかったです。

団体さんが来られないためか、熱いものは熱く
冷たいものは冷たく出して頂けるのも嬉しかったです。

でも、京都の暑い暑い夏、京の奥座敷の貴船で過ごす
静かで涼しい時間、

日常を忘れさせてくれる、この贅沢な空間。

やっぱり、これが最高のごちそうなのでしょうね~。

 

私も初めての体験でしたが、貴船の川床、いいものですね。

 貴船茶屋のお店

こちらは、川床から道を隔てた、貴船茶屋のお店です。

 

こちらのお店でお手洗いもお借りできますよ。

床几にかけた赤い毛氈が素敵。

 

雨の日キャンセルしなかったら、
こちらで頂くことになるのかな。。


ありがとうございました。素敵な体験をさせて頂きました。

お会計が終わると(カードは使えませんのでご注意
貴船茶屋のうちわを下さいます。

貴船神社

車を貴船茶屋に預けたまま、
頂いたうちわでぱたぱた扇ぎながら
貴船神社までやってきました。 

 お参りしようか。。と言っていたのですが、

なんと、階段の下まで、参拝の人の行列ができています。

これは、小さい子には無理だと、即、諦めて帰ることに。
やっぱり、お盆はすごいことになっていますね。。

また、いつか来れたらいいねと言いながら走る帰り道。

青い空がまぶしいです。

 一乗寺の中谷

一乗寺の中谷に寄って、羊羹を買って帰りました。 

 

 家でブドウや買ってきた羊羹でおやつタイム。

クーラーの効いた部屋で頂く羊羹も美味しかったけど、
やっぱり、天然のクーラーの下で頂くアユの塩焼きは
最高だったかな~。

 

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          海外旅行目次 2014~

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北欧旅行11 ノルウェー・スターブ教会・オスロへ

2015-09-17 11:10:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行10 ノルウェー・ソグネフィヨルドスタルハイムホテル の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月9日(木)

スタルハイムホテルを後にして、今日は、この後
255キロの道のりを、バスで約5時間かけて、
ノルウェーの首都オスロまで向かいます。

 

ノルウェーの自然

 それにしても、ノルウェーの自然は本当に素晴らしいです。

どこまでも続く壮大な景色、同じような風景ではあるけれど、
でも、全然見飽きないんです。

カーブの道を走っていると、なんだか日が差してくるように感じましたが。。 

 やっぱり。。ほら。

突然、目の前に青空が開けました。

やっぱり、青空はいいですね~。

今回の旅行では、今までは、雨は降らないものの、
うす曇りの日が多くて、真っ青な空に憧れていました。 

山の緑も、氷河の白も、光を浴びると、輝いて見えますね。
嬉しいな~。
 

 

 スターブ教会

オスロへの途中、木造のスターブ教会に立ち寄りました。
ノルウェーには、スターブ教会と呼ばれる独特な木造教会があります。

スターブ教会は、1100年代から1300年代の、
約200年の間に1000棟以上建てられたそうですが、
今、残っているのは、わずか30棟ほどだそうです。

ボルグンスターブ教会

その中でも、最も保存状態の良い教会であると言われる
ローダールという山岳地方にあるボルグンスターブ教会へやってきました。

こちらは売店、右端に見えているのがボルグンスターヴ教会ですよ。

 

 

今まで、見てきたヨーロッパの教会とは全然違う。。
ちょっと異様な雰囲気です。周りをお墓に囲まれています。

尖った教会の屋根は、魚のうろこのように黒い板で覆われていて、
屋根には龍頭がついています。

龍頭はヴァイキング船についていたものと同じく魔よけを意味しているそうです。

ヴァイキング時代の名残も感じさせるスターブ教会。

釘やねじをいっさい使わず、支柱や厚板を組み合わせて作る
ノルウェー独特の建築方式で作られた教会なのだそうです。

売店へ

一通りスターブ教会を見た後は、売店へと戻ります。
青い空が広がって嬉しい~。 

青い空、日の光を受けた山の白い氷河。

陽の光が嬉しい~、待ち遠しい~という北欧の人の気持ちが
よくわかるような気がします。

 

カフェとショップとを併設している売店。 

 ヴァイキンング映画に出てきても、よく似合いそうな
店員のお兄さん。

私も小物を一つだけ買いました。

オスロへ

さて、バスは、またオスロ目指して走り続けます。

青空があると、ドライブも楽しくなりますね~。 

 のどかな川べりの村。。

でも、ふと、バスの下の方を見ると。。
お~っと、こんな山道を走っていたんですね。。

昨日、スタルハイムホテルへ向かう途中も
山道怖かったね~。。という人がいましたが、

なるほど。。確かに怖いです。。

下は、まさに崖。。
でも、ここは、バスの運転手さんを信じる以外ありません。

 紺碧の水をたたえた湖、氷河の残る山々、

 日差しを浴びて木々の緑が美しく光り、
そのそばを雪溶け水がごうごうと流れています。 

 

 かと思ったら、広い牧草地の静かでのどかな風景。

こんな自然の景色を見ることが、ノルウェーを訪れる魅力の一つですよね~。

こんな小さくて可愛いホテルもありました。

車がいっぱい停まっていたので、
地元の方に人気のホテルなのかな。。

ドライバーさんの休憩

途中ドライブインで休憩がありました。

これは、現地の交通法規に従い、
ドライバーさんが、休憩時間をとることが義務付けられているもので、



その間45分ほど、私達は、ドライブインをうろうろ。。

広いスーパーのようなドライブインで、

 お菓子屋さんや衣料品店など、いわゆる地元のお店がずらり。。

お土産屋さんがあればいいのにね~なんて言いながら、
   (見つけられなかっただけかもしれませんが。。) 
スーパーでお菓子を買いました。

ドライブインの敷地の中には、小さな幼児さん用の
公園もあって、子供たちが楽しそうに遊んでいます。

どこの国も、子供って本当に可愛いですよね~。

ノルウェーの歴史

さて、ドライバーさんの休憩も終わり
再びオスロに向かって出発です。

ここから、オスローまではバスの車窓からの景色を楽しみます。 

ノルウェーの景色を見ながら、
少しノルウェーの歴史のついてお話をすると。。

8世紀から12世紀にスカンジナビア地方に住んでいた民族を
ヴァイキングといいます。
現在はその民族が、ノルウェー、スウェーデン、
デンマークの3つに別れているそうです。


 9世紀~10世紀ごろまで、「ヴァイキング時代」と呼ばれた時代、
ヴァイキングはヴァイキング船を使って海外へ出かけ、
奇襲で物資を獲得する海賊として周りの諸国から恐れられていました。

でも、造船技術や航海術は素晴らしく、ルーン文字もあり、
彼らなりの信仰心や芸術性も高かったらしいです。

その頃が、ノルウェー史上、一番活気のあった時代だったと
言われているそう。。

ノルウェーが統一国家となったのは1030年ごろ。
でも、1350年ごろ、黒死病によりノルウェーの人口が半分以下になったり、

デンマークと連合を結び、属領のようにみなされたり、
デンマークとの連合解消後も、今度はスウェーデンと連合を結ぶことになったり。。
辛く不遇の時代が多かったノルウェーのようです。

でも、スウェーデンとの連合は、1905年に平和的に解消され、
1905年にノルウェーは独立して、ホーコン7世が即位します。

でも、また、1940年にはドイツに占領されてしまい、
1945年やっとドイツの占領から解放されるのです。


こうした辛い時期を乗り越えてきた1960年代の終わり、
ノルウェー沖で大規模な海底油田と天然ガス田が発見されます。

 この発見は、ノルウェー経済を大きく発展させ、
ノルウェーを、近代福祉国家、先進工業国、
別荘やクルージング船を持つ人が多くいる裕福な国に変えました。

ノーベル賞平和賞

ところで、毎年ノーベル賞の授賞式が、
スウェーデンのストックホルムで開かれますが、
平和賞だけは、ノルウェーのオスロで行われるのを知ってましたか?

どうして、平和賞だけがオスロなんだろう。。と思いましたが、
これは、ノーベルの遺言だったそうなのです。

ノーベルはスウェーデン人なのですが、
スウェーデンとノルウェー、両国の和解と平和を祈念して、
平和賞だけは、ノルウェーのオスロで行うよう遺言したのだとか。。

スウェーデンとノルウェーの連合を、
戦いでなく話し合いにより終わらせたノルウェーに
ノーベルが敬意を払ったのかもしれませんね~。

 

 さぁ、その、ノーベル賞平和賞が行われる
ノルウェーのオスロにもうすぐ着きますよ~。 

 北欧旅行12 ノルウェー・オスロ・フログネル公園へ続きます。

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北欧旅行10 ノルウェー・ソグネフィヨルドスタルハイムホテル

2015-09-15 09:20:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行9 ノルウェーソグネフィヨルドクルーズからの続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産

7月8日(水)

山道をスタルハイムへ

グドヴァンゲンを出発したバスは、ネーロイフィヨルドの奥に続く
スタルハイム渓谷目指して走ります。

本日泊まるホテルは、スタルハイム渓谷が見下ろせる
山の上に建つホテルなんです。

 断崖絶壁の山、轟々と流れる川の豪快で迫力ある風景。

そうかと思えば、牛がのんびりと歩く穏やかな牧場風景。

バスの窓の外に流れる風景の一つ一つを楽しみながら15分程。。

狭いつづら折りの山道を登ったので、

怖かったね~

という人もいましたが、
私は、景色ばっかり見ていて、下の道を見なかったせいか
あんまり感じませんでした。見ないでよかった。。

さて、もうすぐスタルハイムホテルのようですよ。 

スタルハイム・ホテル

緑の山々の中に、赤色が美しい スタルハイム・ホテルが
現れました。

スタルハイムホテルは、美しい渓谷を見下ろすスタルハイム村、
海抜370mの崖の上に一軒だけ建つ山頂ホテルです。

スタルハイム民俗博物館?

ホテルに入ってすぐ、ロビー横の部屋に、
様々な骨董品や槍などの武器が飾られています。
どれも、年代を感じる古いものです。

このホテルにはスタルハイム民俗博物館が併設されているということですが
これが、そうなのかな~。

私と主人は、ホテルの部屋割ができる間、
この博物館?を見て周っていました。

ヴァイキング時代のものなのかな。。。

中世欧州映画の小道具がずらっと並んでいるみたいで
面白かったですよ。

裏庭の景観が素晴らしい

このホテルは、旅の本などにもよく紹介されているホテルで、
たまたま同じツアーの方が持ってらした本にも
このホテルが載っていました。

このアングルやね~とか言いながら撮った写真、
レストランの大きな窓からも、スタルハイム渓谷の
美しい景色が見渡せます。 

部屋割りも決まったのですが、
あまりもの美しい景色に、部屋へ行く前に
まずはホテル裏庭のテラスへ出てみることにしました。

 

このホテルは、宿泊しない観光客にも裏庭を開放しているので
色々なツァーや個人旅行の方も、この景観を楽しむことができますよ。


この展望台からスタルハイム渓谷を望むと、
氷河が大地を削り取って生まれた氷河谷が眼下に広がっています。

うわ~、すごいね~。
壮大な景色に絶句、

こういう景色を見ていると、
心も大きく広くなるような気がしますね。

このスタルハイム峡谷の先に、
あの雄大なネーロイフィヨルドが続くのですね。。

先ほど行ってきた壮大なネーロイフィヨルドを思い出すと、
また、違った感動が心に広がりました。

展望台から振り返ると、スタルハイムの村が見えたり、

 3階建てのホテルの裏手が見えたり。。

私達の部屋は、ピンクの可愛い花が咲いているラインの2階の部屋でしたよ。


でも、正直このテラスもとっても寒かったです。。

本当はもうちょっと散策したいけど。。

寒くて、体が冷えてきてしまいました。
そろそろ、お部屋に入りましょうか。

 部屋

部屋に入ってびっくり。

なんとメルヘンチックなお部屋なんでしょう。。 
なんだか、お城の中のお部屋みたいですよ。

窓のカーテンを開けると、先ほどの景色が目の前に広がっています。

 

 優しいブルーのソファーに真っ白の調度類。

お風呂のタイルの花柄も可愛いです。

そして。。

窓からの眺めは。。絶景。。

二人で窓際からしばし、この景色を眺めていました。

と、ちょうどテラスの散策から帰ってこられた同じツァーのご夫婦と目が合い
お互い手を振って。。

ご主人が窓際の私達の写真を撮って下さいました。
どんな写真か見ることはありませんが、
きっと、幸せそうな顔をして写っているんだろうな~と思います。

ノルウェーの旗がひらめくテラス、風も結構吹いていますね。

 買い物

ロビーで、少し両替をして、

 

そのあと、売店に買い物に行きました。

北欧は物価が高く、税金も高いので、
物の値段がとても高く感じてしまい購買意欲がわきません。

今回、買い物が少なかったのは、やっぱりそういう理由なのですが
でも、お孫ちゃんグッズだけは、ちゃんと買ってきましたよ。

真中に見えている、ピンクのお帽子、ノルウェーのマークが入り
可愛い耳あてもついています。

まーちゃんとれーちゃんに、サイズ違いをお揃いで。。 

今年の冬が楽しみ~。
二人お揃いでかぶってくれるかな。 

この売店で他のツァーの方とお話しする機会がありました。
このホテルに2泊するのだそうです。

いいですね~、こんな素敵な景色のホテルに2泊なんて。。
と言うと、

全行程10泊12日のツァーだと教えて下さいました。

うわ~。。それは、二人ともが完全にリタイアしてからでないと。。
今の私達にはとても無理な行程ですね。

でも、いつか、2週間くらいかけてヨーロッパを
周れたら素敵だろうな~なんて思ってしまいます。

夕食

 さて、夕ご飯は、ビュッフェ形式。
またか。。という感じですが、ま、食べたいものだけを食べれるので
いいかもしれませんね。

結構色々な種類があって、果物もいっぱいありました。

私達はセブンアップで乾杯。

今回の旅行では、最初に主人が体調を崩したのと、
私も風邪気味だったので、ほとんどアルコールを飲んでいません。

りんごジュースやセブンアップなどのソフトドリンクばっかりです。
でも、体調を考えると、今回はちょっと我慢かな~。。

 

さて、夜も更けて、だんだん暗くなってきたスタルハイム。 

本日は、バス、電車、フェリー、バスと乗り継いで疲れました。

 さぁ、もう、早めに寝ましょう~。

 

7月9日(木)

 朝、静かに明けるスタルハイム。

 窓から見えるのは、誰もいないテラスです。 
今日も、寒そうですね。。

 Nさんから頂いた写真に、多分この日の早朝に撮られたんだろう。。
と思う、朝焼けの素敵な写真がありましたので、ご紹介しますね。

 

うすいピンク色の朝やけがとっても綺麗。
寝坊している私達には、見られなかった景色です。

朝食

こんな山奥なのに、ブッフェの種類は結構そろってます。 

しっかり朝ご飯も食べて、本日も頑張らないと!

朝食後、最後にもう一度この景色を見て。。

 
レトロ感漂うホテルこのスタルハイムホテルにもさよならです。 

テラスのこの景色にもさよなら。
また来て、見てみたい景色です。 でも、そんな日が来るかしらね。。

 

 さて、今日は、これからバスでの強行軍。

バスに揺られること5時間ほどかけて、
255キロ離れたノルウェーの首都、オスロへと向かいます。

 

北欧旅行11 ノルウェー・スターブ教会・オスロへと、続きます。


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北欧旅行9 ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ

2015-09-12 00:30:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

北欧旅行8  ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
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9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月8日(水)

色々なことがあったフロム山岳鉄道、
終着駅のフロム駅に着きました。

ここから、フェリーに乗って、ソグネフィヨルドの遊覧に出かけます。

え。。あれなの??フェリーって。。
まさかぁ~。。

なんて大型船にびっくりしながら、まずは昼食をとるために
レストランに向かって歩きます。
残念ながら、この大型船は私達の乗る船ではありませんでした。

  

それにしても、こんな山奥に大型船があるので、
皆、これって船のホテルなの?

なんて言ってましたが、いえいえ、
この大型船もソグネフィヨルドを走る大型高速船なのです。

つまり、フィヨルドは、この大型船が通れるほど
深いということなのです。

深い所では海底まで1000m以上もあるとのことで
これが普通の川との違いなんだ。。
すご~いと感心してしまいました。


ネーロイフィヨルド

ここで、ちょっと、クルージングについて
地図で説明すると。。

世界最大のスケールを誇るソグネフィヨルドの全長は204kmもありますが、
私達がフェリーで遊覧するのは、フロムからグドヴァンゲンの
ネーロイフィヨルドだけ。(オレンジ色の点々

 

でも、ソグネフィヨルドの支流にあるネーロイフィヨルドは、
世界で最も狭く、世界遺産にも登録されているフィヨルドなのです。

今回、私達はフロムからフェリーに乗って
アウリランフィヨルド、ネーロイフィヨルドを周り
グドヴァンゲンでフェリーを降ります。
そして、その後、バスでスタルハイムのホテルへと向かいますよ。

昼食までの待ち時間

 まずは、昼食の為レストランへ行きました。

予約時間に少し早かったので、ちょっと休憩。 

 

 お花が綺麗に咲いていて、のどかな雰囲気です。

私、いつも思うんですけど、
外国の方って、綺麗な色の服を着られるんですよね。

オレンジのセーター、ブルーのコートのご夫婦、
真っ赤なセーターと、パープルのカーディガンのご夫婦。

どちらとも、結構お年かなとは思いますが、
素敵に明るい色を着こなしておられます。

主人の服はというと。。黒。

でも、中のシャツのスカイブルーは、綺麗でしょう。

カフェレストラン

さて、いよいよお昼ご飯。

レストランの中は、石のカウンターがあったりしてお洒落。

落ち着いた、温かな感じのお店です。

ちょっと酸味のあるスープ。
食欲をそそってくれて美味しかったです。
ガーリックの効いたパンも。

チキンとサラダのメイン料理の後は
パウンドケーキのスイーツ、生クリームが添えてあります。

スイーツとコーヒーでほっこりしたあとは、
さぁ、いよいよフィヨルドクルーズですよ。

 

フィヨルドクルーズ

北欧ノルウェーと言えば、自然を味わうというのが旅の醍醐味の一つ。

本当は、真っ青な空の下、クルージングしたかったけど、
本日は曇り空、しかもすっごくすっごく寒いのです。

今は真夏なのに、長袖のシャツの上に薄手のカーディガン、
その上にもう一枚カーディガンを着て、長袖のコートを着て、
ぶ厚いスカーフを巻いています。

それでも、寒くて寒くて。。

何年か前、ドイツのライン川下りをしましたが、
その時も曇り空で、すっごく寒くって。。

   2 ドイツ ライン河クルーズ

あの時は、寒かったけど覚悟してデッキに上がり、
震えながら、ライン川から古城を見ましたが、

今回は、迷うことなく、まずは温かい席を確保することにしました。

 

同じツアーのご夫婦と一緒にあったかい席をキープして
時々、交代でデッキまで上がることにしました。

オッテエルネス村

フェリーは、いよいよフロムを出航です~。

フロムを出港して間もなく、右手にオッテエルネス村が。
この写真からではよくわかりませんが、
斜面にカラフルな家々が立ち並ぶ、可愛い村なのです。

 デッキからの眺め

デッキまで登ると、やはりデッキからの眺めはすごい。

フィヨルドならではの氷河を残す山、
突き刺すような断崖絶壁、
これが、氷河によって削られたU字谷なんですね~。

 湖面は静かで、幻想的な世界にいざなってくれます。

滑るようにフロム港をでたフェリーは、アウルランフィヨルドに進みます。

ウンドレダールの村

左手に美しいウンドレダールの村が見えてきました。

ネーロイフィヨルドのユネスコ世界遺産の景色の中にある
小さな絵のような村です。
農家が多く、主に山羊を飼い、チーズを生産しているのだそうですよ。

 

村の中央に、とんがり帽子の赤い屋根の白壁の教会。

アンドレダルというこの教会は、
1147年に建造された北欧で最も小さな木造教会で、
教会の内部には、中世当時の姿が描かれた絵画が残っているそうです。

 

フロムの黒壁の教会と共に絵葉書にも登場する有名な教会だそうですよ。

可愛いおもちゃ箱のようなウンドレダールの村にさよなら、

 フェリーは、アウルランフィヨルドを進んでいきます。


斜面草原に白い点々

温かい座席で、4人で談笑しながら外をみていると。。

フィヨルドに注ぎ込む滝の角度からして、
かなりの斜面の草原なのでしょうが、
何か、白い点々が見えています。

 一緒に座っていたご夫婦の奥さんに、

ね。。あれ、動いてないと言われ、
え。。ひょっとして羊

まっさか、あんな斜面にいる~と、思いつつ皆で見ていると、
確かに白い小さな点々が動いています。
へぇ~、やっぱり羊なんやね。。と皆びっくり。

こんな斜面でふんばっている山羊たち。。

普通の牧場で育てたら、却って平衡感覚が
おかしくなってしまうかもしれませんよね。

望遠で写真を撮り、家で拡大してみると。。山羊君たちがいっぱい、
思っていた以上にたくさんの羊にびっくりでした。

ネーロイフィヨルド

さて、フェリーは、アウルランフィヨルドを抜け、
世界一狭いと言われるネーロイフィヨルドにやってきました。

私達は、温かい部屋とデッキを
行ったり来たりしていたのですが、

写真の師匠のNさんは、ず~っとデッキの一番前で写真を撮ってられました。
Nさんの奥さまも、寒い寒いデッキに、
ず~っと傍でいっしょにいられて。。優しい奥様ですよね。

小さい小さいホッカロンしかなかったけど、
お二人にあげたら喜んでもらえました。
 

私が写真を撮りにデッキに行くと、

いいところでやってくるわね~と、奥様はにっこり。

そう、ここは、 ソグネフィヨルドの枝分かれのネーロイフィヨルド。
世界遺産(自然遺産)にもなっていて、
最も狭いところは250mの幅しかない世界で最も狭いフィヨルドなのです。

 

 真っ青な夏空のフィヨルドもいいだろうけど、
大自然の神秘を感じる、こんな幻想的なフィヨルドも素敵ですよね。

サーグ滝

狭いフィヨルドを意味する全長17kmのネーロイフィヨルドで
最大の滝がサーグ滝です。

サーグとはノコギリという意味で、
大量の雪水が山頂からノコギリの歯のように
ジグザグになって一気に流れ、

フェリーから見ても、その迫力に思わず感動します。 

 デッキから室内に戻る途中、最後部へ寄ってみました。

フェリーの出す水しぶきがネーロイフィルドに線を描き、
また、違った趣、素敵でしたよ。

スティヴィ村

ネーロイフィヨルド、もうすぐ最終地点のグドヴァンゲンという手前に
スティヴィという村が見えました。

1996年まではノルウェー最小の郵便局があったというスティヴィ村。
かつて、人口3人だったと聞きましたが、今はどうなんでしょうね。。
もう少し、家がありそうな気もしますが。。

どちらにしても、本当に小さな村のようですね。

 この滝はスティヴィ滝だそうです。

 グドヴァンゲン

ネーロイフィヨルド、最終地点のグドヴァンゲンに到着です。

グドヴァンゲンには、1800年代から観光客が訪れていたらしく
当時は、観光客を迎える馬車が、
多いときには350台も待っていたそうですが、 

 

 私達の乗るバスも、ちゃんと先回りをして待ってくれていました。

ありがたいんですけど。。
でも、待ち時間がないと、お土産屋さんに寄る時間もありませんよね。。

ということで、そそくさとバスに乗り込んで。。

幾筋もの滝の流れる美しいグドヴァンゲンにさよなら。

 

今から、バスで、本日のホテルのあるスタルハイムまで行きます。

 

北欧旅行10 ノルウェー・ソグネフィヨルドスタルハイムホテルに続きます。

 

 

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北欧旅行8  ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅

2015-09-06 11:56:00 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

 北欧旅行7ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝の続きです。

素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ  10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ  12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館  14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿   20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園    24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


7月8日(水)

ヴォス駅かフロム駅か

ツヴィンデの滝を出て20分ほど、
バスは自然の風景の中を快適に走り続けていました。

と、その時、突然、バスの運転手さんと添乗員さんが、
なんだか言い争っているような感じが。。

私達は、バスの前の方の席に座っていたのですが、

フロムじゃないです!ヴォスです!と添乗員さん。

いいや、俺はフロムと聞いている。。と運転手さん。

違う違う!ヴォス駅です!と、添乗員さん。。
みたいな会話が聞こえてきます。

何々。。どうしたのと思っていたら、
突然バスがUターンして、元来た道を戻り始めました。

添乗員さんによると、運転手さんはこのままフロム駅まで
バスでいくつもりでいたみたいなのです。

私達は、ヴォス駅から山岳鉄道に乗ってフロム駅まで行く
はずなんです。。

山岳鉄道に乗るというのが、このツァーの売りの一つでもあるのに
このままフロム駅までバスで行ってしまったら大変です。

ツヴィンデの滝を出た時にバスは反対方向に行ってしまっていた
みたいなんですけど、そんなことは知る由もなく。。

添乗員さんが、どうもおかしいと気付いた時には、
すでに20分ほど進んでしまっていて、
。。。ということは、ツヴィンデの滝に戻るのに20分かかるし、

それからヴォス駅へ行って、電車に間に合うのでしょうか。。

 

ヴォス駅

運転手さんが、ガンガンに飛ばしてくれたのと、
添乗員さんが、あらかじめかなり余裕を持ってスケジュールを
組んでいてくれたので、

なんとかヴォス駅の山岳鉄道に間に合う事ができました。

 

 よかった、よかった。。

とにかく間に合ってよかったですが、
時間がぎりぎりなので、駅でお土産屋さんをのぞいたり
買ったりする余裕はありません。

本当なら、ヴォスの街も少し見れたかもしれないのに、
仕方ありませんね。。

さて、これから、ベルゲン鉄道に乗って、
フロム山岳鉄道の玄関口ミュルダールに向かいます。

 ヴォス駅からベルゲン鉄道

ヴォス駅のホームで待っていると、
あっという間に、ベルゲン電車がやってきました。

実は、私、事前にベルゲン電車をネットで調べて、
進行方向のどっち側に座ったらいいのかチェックしていました。

えらいでしょう~

主人と一緒に情報通りに席を取ったのですが。。

ところが。。

あれ。。おかしいな。。

進行方向左側が綺麗と書いてあったのに、左側は山ばっかりで
美しい景色が広がるのは右側ではありませんか。。

こういう景色が広がるのは進行方向右ばかり。。

うそ。。なぜ。。

主人には、え~。。左側じゃなかったの?って言われるし、
私も楽しみにしていた写真が撮れないしで、がっくり。

ご、ごめんね。。。

でも。。

ずっと左側に座っていたのでは全然写真が撮れないので、
右側の席の方の所にお邪魔して、
写真を撮らせてもらうことにしました。

皆、優しい~。

写真撮らせてもらってもいいですか~と、
右側の席の方にいうと、

おいでおいで~とか、
写真撮るならこっちに座っていいよ~とか、

皆、とっても親切。

皆の優しさで、進行方向右側に広がる景観を無事、
撮ることができました。

 

 氷河の残る山、緑の山間を流れる冷たそうな川。 

私は、席を行ったり来たりして写真を撮り、
主人も連結部分の右側の窓から車窓を楽しんでいます。

でもね、左側の席でも綺麗に撮れた写真があるんですよ。

それが、これ。青空と氷河、山の緑と川のエメラルドグリーン

でも、左側がば~っと開けたのはこの時くらいだったっけな。。

そして、また、右側の車窓に氷河が見え始めました。

 ハダンゲル氷河

ベルゲン鉄道は、フロム駅に向かってどんどんと登っています。
標高が高くなると、こんな素敵な風景が現れるんですね。

おいでおいで、綺麗な景色がみえるよ~と呼んでもらって、
またまたお邪魔して写真を。

これは、ハダンゲル氷河だそうですよ~。すご~い。

この時、たまたま前に座ってられたのがNさんで、

もうすぐ綺麗な景色がみえるから。。はい、今~。
と、教えてもらって撮った写真がこれです。

鏡のような川に、氷河を讃えた山が写りこみ上下対称になっています。
すごい綺麗~でしょう。

ちなみに、師匠の作品はこれ。(Nさん、いつのまにか師匠になっています。

山々だけでなく空もきちんと対称になっていて、山の稜線にも動きがあります。
さすがですよね~。


ほらほら、また、すごい景色がくるよと言われ、撮った写真。

氷河の山のふもとにわずかに開けた平原。
うわ~、綺麗。。と、見るのと、シャッターを切るのとにあたふたな私。

それでも、素敵な写真が撮れた~と思ったのですが。。

こちらが、その時の師匠の写真。

この広がりのある構図。すごい。。とか言いようがありませんね。
同じ電車に乗っているのにね。。


せっかく事前に調べていたにも関わらず、
間違って、景色が見えるのと反対側に座ってしまったのはショックでしたが、

おかげで、周りの人と仲良くなれて、
しかも、写真撮影タイミングを教えてもらえたことは、
せめてものラッキーだったかな。


でも、これからベルゲン鉄道に乗られる方、
ヴォス駅からフロム方面(ミュールダール駅)へのベルゲン鉄道は
進行方向右側に座ったほうが、いい景色が見れますよ~。
(フロム方面(ミュールダール駅)からヴォス駅は進行方向左側ということですね。)
これから行かれる方、お間違えなく。

ミュルダール駅でフロム山岳鉄道

さて、ミュルダール駅でフロム山岳鉄道に乗り換え。

ミュルダール駅の標高は897m、
ハダンゲル氷河の山々が近くに見えています。

これから、標高2mのフロム駅まで、
全長20kmの急勾配を約60分かけて下っていきます。

ベルゲン鉄道で失敗したので、主人が今度は席を取ってあげるよと、
一番に列車に乗って右側の席を取ってくれたのですが。。

突然その席が、別のツァー席になってしまい
追い出されてしまった私達はうろうろ。。

結局、窓際には座れず、空いている真中の通路側に
向かい合って座ることになってしまいました。
またまた、なんでこんなことに。。??

ま、でも、こんなこともありますよね。

これが、フロム山岳鉄道、深緑色のお洒落な電車です。

山間の可愛い家々や、

 轟々と流れ落ちる数々の滝、

フロム鉄道は、左側にも右側にも、どちらにも綺麗な景色が広がっていたので、

真中に座った私は、左右どちらにも写真を撮りに行くことができて、
それはそれで正解だったかもしれません。 
物は考えようかもしれませんよね。

 ショスの滝

途中、5分間程停車して見れる滝があります。
轟々と音を立てて流れるショスの滝。 

皆、電車を降りて、滝を見に行きます。

水しぶきは顔にかかるし、水の音が大きくて声は聞こえないし。。
でも、間近で滝を見れるので、すご~く迫力があります。

添乗員さんが、ラッキーだったら妖精に会えるかも。。
と、言ってられましたが、

ほらほら。。と主人に言われて見てみると
白い水しぶきの中に、赤い服を着た妖精が。。

どこからか音楽が流れ、妖精は身をくねらせて踊っています。

 

これが、ショスの滝の妖精だったんですね。

この妖精は、この辺りの民話にでてくる「山の妖精フレドル」だそうで、
しばしば旅人に声をかけ、たぶらかして岩陰に誘い込んだのだとか。。

なるほど。。それで、妖艶な踊りだったんですね~。

私のカメラでは、この望遠でせいいっぱいでしたが、

Nさんが送って下さった写真の中にも、妖精が
こんなに大きくはっきりと写っていましたよ。 

 わずか5分ほどですが、ショスの滝を楽しんだ後は、
皆電車に戻り、またまたフロム鉄道に乗り込みます。

べーレクヴァム駅

左右に素晴らしい景色が広がるフロム鉄道。
電車の中はこんな感じ。

 車内には景色の映像や、地図、それに説明文まで
出てきます。日本語での説明もあるなんて、嬉しいです~。

説明によると、只今、ほぼ中間地点のべーレクヴァム駅です。

べーレクヴァム駅は、ここだけが複線になっていて、
上下線がすれ違えるようになっているみたいですね。

その後も、氷河を残す緑の山々、流れる滝、
絵画にしたいような、素晴らしい景色が左右に広がります。

標高が下がるにつれて、見える景色も変わってきます。

川べりに建つ家々、別荘なのかな~。。
夜には、星もいっぱい見えるんでしょうね。

 

 ゆっくりとしたスピードで走るフロム鉄道。
この鉄道に乗らずしてノルウェーは語れないと聞いたことがありますが、

 なるほど、窓の外に流れる景色は素晴らしい~。

 

そして、電車は、ルンデンへ。
終点の一つ手前の駅まできましたよ。

左手に人口450人ほどの、可愛いフロムの村が見えてきました。

こちらは、フロムで有名な黒壁のフロム教会、
周りには墓地があります。

 

さぁ、いよいよ、もうすぐ終点フロム駅です。

 

 北欧旅行9 ノルウェーソグネフィヨルドクルーズに続きます。

 

 

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9月になって

2015-09-03 10:10:00 | 家族

9月3日(木)

9月になって、もう3日目。

1年の3分の2が終わってしまったなんて、
本当に月日の経つのは早いです。

この週末我が家は、色々と大変でした。

ゲリラ豪雨で

まず、このところのゲリラ豪雨のせいで、
リビングに雨漏りが。。

朝、朝食を食べようと椅子に座ると
足元のカーペットがぬれていて。。
何々。。と訳が分からずびっくり。

夜中に、1か所、ポトッポトッと水が落ちていたみたいで、
カーペットがその水を吸りとり、
じわじわと広がっていたみたいなのです。

築25年ほどの我が家、鉄骨ヘーベル造りなので
10~15年に一度は外壁を塗り替えないといけない
らしいのですが、

表面は今まで2回ほど塗り替えたものの、
両横と裏面はまだ一度も塗り替えていませんでした。

今回は、もう限界かな~ということで、
全面外装塗り替えを決行することにしました。

でも。。

外装の塗り替えって足場を作らないといけないので
びっくりするほど高いんですね。。もうショックです。

おかあさんといっしょのコンサート

そんな時、次男達に誘ってもらっていた
おかあさんといっしょの大阪城コンサート。

席も1階席の前の方、
まーちゃんやれーちゃんといっしょに行けると
楽しみにしていました。

最新のDVDを借りてきて、歌のお兄さんやお姉さんの名前や、
メイコブ・ミーニャ・ムテ吉。。
キャラクターたちの名前を覚えたり、

歌を聴いて、踊りを見て、二人でコンサートの
予習をしていました。

主人なんか、職場の宴会の時に、

大きな声で返事したり、率先して踊ったりしたら
お孫さんが喜んで尊敬してくれますよ~と、

若い人からアドバイスまで受けてきました。

尊敬してもらえるんやってよ。。
とその気満々の主人。

いや~、私は別に尊敬してもらわんでもいいかな。。

なんて。


そして、いよいよ明日がコンサートという土曜の夜。

突然、主人がお腹痛を起こしてしまったんです。
下痢がひどくて、顔色も真っ青で、出血も少しあって。。

とてもじゃないけど、コンサートに行けるような状態で
なくなってしまいました。

残念だけど、コンサートはキャンセルして、
それからは、病院で診察を受けたり、
大腸ファイバー検査をしたり。。

しかも、頼んでいた外装工事の足場作りは始まるしで、
もう、ばたばたです。

主人の検査結果は、
おかげさまで、大きなポリープもなく、
入院することもありませんでしたが、
虚血性の大腸炎ということで、
3日間ほどは、おかゆさんだけの生活でした。

今は、体調もだいぶ戻り、少しずつ食べるものも増え
仕事にも、今週中は午前中だけということで行っていますが、

なんだか、本当に大変な週末から9月の月初め、
何事もおこらない事や、
健康でいることのありがたさを改めて感じた日々でした。

やっぱり年のせいかな~。。。なんて、主人は言ってますが
まだまだ、これから、二人で行きたい所も、やりたい事もあるし

体力をつけて、頑張ってほしいと思っています。


 次は、主人の体調も回復し、
9月のシルバー連休に二人で出かけた長崎旅行です。

 長崎旅行1 有田焼祭り


 

 

 

 


 

 

 

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北欧旅行7 ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝

2015-09-01 00:33:33 | 海外旅行2015 12月北欧4か国

北欧旅行6 ノルウェー・ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテルの続きです。

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31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー  32 帰国・お土産


2015年7月7日(火)

夕食前にスーパーへ

ウルヴィックのブラカネスホテルのすぐそばに
スーパーがあると聞いたので、
夕食が始まるまでの少しの間に行ってみることにしました。

ホテルのすぐそばのお家。
ベランダにお花が綺麗に飾ってあります。可愛い~。

ほんの、2~3分の所にジョーカーというスーパーがありました。

地元のスーパーなので、野菜や肉などの食品から
お菓子や雑貨品などがずらり。

私達の目的はやぎのチーズでした。

ガイドさんに、ヤギのチーズは美味しいですよ~。
ぜひぜひ食べてみてくださいと言われて買いに来たのです。

鳴き声は万国共通?

夕食が迫っていて、時間があまりないので、
店員さんに、ヤギのチーズはどこですかって
聞こうと思ったのですが。。

あれ。。やぎって英語でなんて言うんだっけ。。
シープでもないし、う~~んと、なんだった

私も主人も、やぎの単語をど忘れ。。浮かんできません。

チーズは分かってもらったけど、
牛のチーズじゃなくて。。え~~と。。どういったらいい。。

ここで、主人が

めぇ~~めぇ~~と鳴き声を。。

すると店員さん、オ~ゴウトチーズと分かってくれました。

そうそう!Goat ゴウトです~。
お勧めを教えてもらって、ヤギのチーズ無事に購入できました。

でも、動物の鳴き声って、万国共通なんですね~。


ブラカネスホテルバイキング

ホテルのレストランで夕食です。

木の温かみのあるレストラン。
小ぶりのシャンデリアも可愛いです。

私達が行ったときは、まだまだ空いていて静かなレストラン。

夕食はバイキング料理でしたが、種類は豊富で、
クラブの爪やムール貝も。。
特にサーモン料理は色々とあって、さすがノルウェーという感じです。

デザートも、何種類ものケーキにアイスクリームと充実していて、
あとで、また取りに来ようと思っていたのですが。。 

中国の団体さんが来られたら、状況は一変。
お皿何枚もに、お料理やデザートを盛れるだけ盛ってしまうので、
私達が取りに行った時には、ケーキもアイスクリームもありません。。

。。。

一緒にデザートを取りに行ったツァーの女性陣でびっくり。

でも、びっくりしたのは、私達だけではなくて、
ホテルのスタッフの人もだったよう。

もうすぐ持ってきますから待ってくださいと
言いながら、あたふたあたふた。。

私達は、そりゃ~粘って、ちゃんとケーキもアイスも
貰ってきましたよ~。
別腹は、ちゃんとお腹の中にいれないとね~。
でも、一人がちゃんと食べれる分だけですよ。

ホテル近辺の散策

夕ご飯の後、ホテルの近くを二人で散策してみました。

もう、この時は夜の8時ごろ。
でも、まだまだ明るい北欧の夜です。 

丘の上の家々に白い教会。静かなウルヴィックの村。

夕方としか思えない明るさの中、

氷河の残る山を背景に広がる湖畔べりを歩いていきます。

 白と緑の船の向こう側に咲いているのはルピナスの花々です。

ルピナスの花

ピンクや紫のルピナスの花がとっても綺麗に咲いていました。

さて、ここで、Nさんから送って頂いた写真をお見せしますね~。
Nさんが、一人で湖畔べりを散策されていた時のお写真だそうです。

すごい。。綺麗。。

そうそう、こんな風に一面にルピナスが咲いていたんです。
 

 
フィヨルドに咲くルピナスの花。
どの位置からこんな風に撮られたんだろう。。って思ってしまいます。 

 


素敵な写真を頂いて、ウルヴィックの美しさを
改めて心に残すことができました。

Nさんご夫婦は、ニュージーランドに行った時に、
このルピナスの広大な花畑を見られたそうです。

それまでのしんどかったことなどをすべて忘れるほど、
素晴らしい感動の景色だったのよ~と話される奥様の話に

いつか、私達もルピナスの花畑を見に、ニュージーランドへ
行ってみたいと、その時を楽しみにしています。


さて、私のそれなりのルピナスの花も撮り、
ルピナスの花を背景に私達のピースショットも撮って、
ホテルに戻ることにしました。

ロビーでコーヒーを

フロントロビーには、生のピアノ演奏を聴きながら
お酒の飲めるバーカウンターもあります。 

私達は、フリーサービスのコーヒーを飲んでちょっと休憩。

その後、ホテルの売店にも行ってみましたが、
北欧はとにかく物価が高くて、高くて、
なかなか購買意欲がわきません。。

これだったら日本の方がずっと安い。。なんて思うと
なかなか手が伸びないのですが、
でも、今思うと、やっぱり、もっと買っておけばよかったかな~。。

ホテルの部屋に戻ってからは、明日の用意です。
今回のツァーは、連泊のホテルがないので、
毎回荷物のパッキングをしなければなりません。

主人も復活できたし、私の体調も良くなってきましたが
でも、明日もバスに電車に船に。。と忙しいのです。

ブラカネスホテル窓からの眺め

ところが。。なかなか寝つかれなかった私は、
夜のフィヨルドの景色を、しばらく眺めていました。

これは、夜10時半ごろかな~まだ、空が白んでいます。 

 

 11時も過ぎたころ。この時間でも真っ黒にはならない北欧の夜。 

 

そろそろ眠くなってきたので、寝ようっかな~。おやすみなさい。。

7月8日(水)

Nさんから頂いた写真の中にも、ブラカネスホテルの部屋の窓から見た
明け方の景色がありました。

朝の5時ごろのフィヨルド。朝もやの中、湖面に鏡のように映る山々。
すっごく、幻想的ですよね~。

 

 

 私も朝の6時ごろ、部屋からの景色を撮っていました。

だいぶ明るくなってきていますが、朝もやが立ち込めています。。
なかなか、すっきりと晴れてくれないお天気に、ちょっとがっかりですが
こういう幻想的な景色も素敵ですよね。

朝からお散歩されている方も、おられますよ。 


フィヨルドのたんぽぽの花

実は写真を送って頂いたNさんに、写真を頂いた後、私のブログの事をお伝えしました。
写真を載せてもいいですか~とお聞きしていたのです。

いいですよ~と、快諾して頂いた上に、
ちょうどホテルの前で撮った写真にたんぽぽの花が写っていたから。。と、
こんな写真も送って下さいました。

 フィヨルドに咲くたんぽぽの花です。素敵~

旅をしていると、世界の色々な所でたんぽぽの花にお目にかかります。

スイスのたんぽぽ、ベルギーのたんぽぽ。。。

   スイス グリンデルワルド

   ベルギーキンデルダイク風車

たいていは、地面にへばりつくように咲くたんぽぽなのですが、

このたんぽぽは、太陽に向かって伸びようと精一杯頑張っている
ように見えますね。

元々、ブログにたんぽぽと名付けたのは、

打たれ弱いというか。。すぐに落ち込んでしまう私、
たんぽぽの花のように、踏まれても踏まれても平気で強く咲く
そんな花に憧れたからなのです。

最近は年のせいもあってか、ま。。いいっか。。って
私、だいぶたくましくなってきたみたいですけど、

寒く日光の少ないフィヨルドの地で、なんとか頑張って咲こうと
しているたんぽぽの花を見ていると
私ももっと強くならないとと思いますね。 

 Nさん、素敵な写真をありがとうございました。

 

朝食

さて、この日の朝食は、ホテルでバイキング。
朝のバイキングも結構色々な種類がありましたよ。

 

果物やお野菜がたっぷりあるのは嬉しいです。

 

ホテルにさよなら

 朝食の後は、ホテルの裏庭に出て、この景色にさよなら。

 少し陽が差し始めて明るくなってきましたよ~。

なんにも考えずに、こんなところで一日中ぼ~っとしてみたい。。
もう1泊したいな~せっかくの素敵な景色なのに、と思ってしまいます。

でも。。もう、そろそろ出発の時間。

温かくお洒落なロビーにもさよなら、

 

また、いつか、ゆっくりと来ることができればいいな~。

 

そして。。バスへ乗り込みます。

。。って、このバスではありませんよ。

ホッケーの描かれた素敵なバスだったので思わず写真を撮ってしまいました。

 私達のバスに乗り込んで、いよいよウルビックにさよならです。

さぁ、次に向かうのは、ツヴィンデの滝だそうですよ。

 ツヴィンデの滝へ

淡い青空の下、ツヴィンデの滝へ向かいます。

 

 牧歌的なハダンゲルフィヨルドの景色が広がっています。

フィヨルドの景色を見ながら走ること30分くらい。。

 ツヴィンデの滝へ着いたみたいです。

 ツヴィンデの滝

ツヴィンデの滝は、ヴォスの村はずれにあります。
落差150メートルもあるというツヴィンデの滝。

白い水しぶきをあげ、怒涛と流れていく滝は
迫力がありますね~。

アナ雪とツヴィンデの滝

この滝は、人気ディズニー映画『アナと雪の女王』の中に
出てきた滝のモデルにもなっているのだそうです。

そういえば、「アナと雪の女王」の舞台はノルウェーだそうですよ。
ノルウェーのフィヨルドの世界を元に作られたのだそうです。
アナの住むアレンデール王国は、なんとベルゲンをイメージしているのだとか。。

予告編や劇中に出てくる幻想的な滝は、

確かにツヴィンデの滝に似ている気がしますよね。

 

この滝は若返りの滝とも言われていて、一口飲むと
10年も若返るそうですよ~。

 ヨーロッパトイレ事情

こちらは、ツヴィンデの滝のお土産屋さん。 

 

 このお店の横にトイレがありますが、ヨーロッパのトイレはほとんど有料です。

ノルウェーでは10クローネ、日本円でいうと140円位だったでしょうか。。
結構高いですよね。

でも、それよりも決まったコインがないと、
観光地で、トイレが使えないということが問題なのです。

お皿にチヤリンとお金を入れるだけなら、小さなコインも使えますが、

トイレルームに入るドアを開けるためにコインが必要だったり、
(この場合どうしても持ち合わせがなかったら一緒に二人。。とか
 入ってしまう事も可なんですが、もちろんこれはマナー違反ですよね。
もっと大変なのは、一人1コインずつ入れて、バーを通らないといけない時
この時は、絶対に持ち合わせがないとトイレに入れません。
(ホテルやレストランは、無料ですよ~。

だから、皆、おつりでもらったコインを大切に残します。

 私も、それぞれの国で
フィンランド   1ユーロ(136円位)
ノルウェー    10クローネ(140円位)
デンマーク    10デンマーククローネ(180円位)
スウェーデン   10クローナ(140円位)

を、お守りのようにしっかり持っていましたよ。
しかも、このコイン、財布の中に入れておくのではなく、
さっと出せる所に、入れておくのがいいのです。

なんて、旅のワンポイントアドバイス?が終わったところで、
ツヴィンデの滝を出発。

次は、ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅となります。

 

ここで、色々とどじをやってしまった私達なのですが。。
それは、また、今度お話しますね。

北欧旅行8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅へ続きます。

 

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