京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

京町屋 光泉洞寿み

2007-04-30 00:59:47 |  京都食べ歩き
4月28日(土)

今日のスクラップブッキングのメンバー4人で訪れた
光泉洞寿みさんは、姉小路堺町の角から2軒目にあります。



明治38年築の京町屋を使って、
生麩の他、京都の家庭料理を出されています。
お昼だけ(11:30~4:00)の営業なので、
お昼を食べ損なった時にも助かりますよね~。


奥の間の座卓席。
この奥は坪庭になっています。


京町屋独特の坪庭。ほっとする安らぎの空間。
美しく生けられた生け花に、店主のさりげない心遣いが感じられます。



今日のお昼は生麩ヘルシーセット。(1050円)
生麩田楽、さつま芋煮、なすとしし唐の炊き合わせ、
うどのきんぴら、それにお味噌汁、ごはん、お漬物がつきます。

すべて京都のやさしい味付けでおいしい。
それに、お味噌汁のおいしさが抜群!と思ったのですが
あれは何のお出しなんでしょう。。

実は今日のメンバー、ほとんど初対面でした。
はじめちょっとお互い遠慮ぎみの4人。
でも、おいしいお昼ご飯と、なんといっても共通の趣味
スクラップブッキングの話で大いに盛り上がり、
話はつきることがありません。
皆でスクラップブッキングの楽しさを再認識、
お互いこれからもがんばろう!
京都で同じ趣味のお仲間ができて嬉しいです。

でも、盛り上がりすぎてちょっとうるさかったですか。。?
ごめんなさいね、女将さん。



女将さんが、なんともかわいい茶器のセットを見せてくれました。
蘇州の中国茶も出されているからか、
お客さんからのプレゼントだそうです。

でも、どうして蘇州の中国茶をおいてられるんだろう。。。
今度行ったら聞いてみるつもりです。

今日はすてきなお店を紹介してくれた
○○さんにほんと感謝でした。ありがとう。







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スクラップブッキング

2007-04-29 09:22:34 | スクラップブッキング
4月28日(土)

今日は久しぶりのスクラップブッキングの講習会でした。
スクラップブッキングといっても、知らない人が多いだろうな。。

スクラップブッキングとは、
カラフルなペーパーや楽しいステッカー、リボンなどを使い、
写真を美しくレイアウトしてゆくクラフトの事です。

アメリカで大流行、日本でも爆発的な人気が~と思っていたのですが、
京都ではまだあんまり知られていないみたいで残念。

友達に言っても、
「何それ。。?」と言われる場合多いし、
母なんか最初、新聞の切り抜きを集める趣味を持ってると勘違いしてたし。。
でも、最近では
「あ。。知ってるよ。写真を使ってするやつでしょう?」という
正しい答えも時々聞けるようになって、反対に
「え?知ってるの?」
って、こっちがびっくりこっちが、びっくりしてちゃだめですけど。。

私は趣味が高じて、スクラップブッキングの講師の免許まで
取ってしまったのですが、今は月に1~2枚の作品を作る位で
特別人に教えるということはしていません。

楽しいクラフトなので、広げていきたいな~という思いは
大いにあるのですが。。。

今日は、スクラップブッキング大好き
免許も取っちゃった~という人の集りで、
2時間位の間に作品を一つ作り上げました。


今日作った作品の表紙。
これを広げると、こうなります。。。


これは猫ちゃんの写真にしていますが、
本来はここに楽しかった思い出の写真を張り、
右側にあるタグにその思い出に対するコメントを書きます。
右側にはポケットもついていて、写真を入れることもできるのです。

つまりこういうことがスクラップブッキングなのです。
これは結構パーツが多くって、皆おしゃべりもそこそこに頑張りました。
でも、もっと簡単にできるものももちろんあります
結構楽しそうでしょう

午前中からの講習も終わり、頑張ってお腹ペコペコの私達
いっしょにお昼ごはんを食べに行く事に

メンバーの方の紹介で、今日の昼ご飯は
中京区姉小路堺町の「京町屋光泉洞寿み」さんです。
京都らしい趣のある町屋のお昼どころです。

明日はこの「京町屋光泉洞寿み」さんを紹介します





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あれから2年。。携帯よ天国に繋がれ!

2007-04-26 10:24:04 | Weblog
尼崎脱線事故から丸2年が経った。
JR史上最悪107人もの尊い命を奪い去った大きな事故だった。

私は、あの日の事故を、テレビの番組途中で流れるテロップで知った。
その後すぐに番組は事故のニュースに変わり、
事故現場の悲惨な映像を映し出した。

アナウンサーが「負傷者や死者が数名でているもようです。。」
オロオロしながら言っていたのを覚えている。
電車の形も分からないほどの、こんなにひどい事故で、
本当に数名の負傷者や死者。。。?
そんなはずはない。。。きっと電車の中に
もっともっとたくさんの人が残されているんじゃ。。。
と寒気がしたが、その悪い予感は時間の経過とともに事実となっていった。

事故の様子が、だんだんと分かってくるにつれ
私は突然、息子の事が気になり始めた。
下の息子は大阪で一人暮らし。
この時間は普通なら大学で授業中のはず。
でも、このところ色々な大学に野球の試合で出かけているらしいし、
まさかとは思いつつ、でも、ひょっとして。。
と思うと、急に心配で心配でたまらなくなり
息子の携帯に電話をした。

ツゥルルルーン、ツゥルルルーン、ツゥルルルーン。。。
呼び出し音を聞くわずかの間にも、何か起こってたらどうしよう。。
と怖くて、電話を持つ手が震えるのが分かる。
何度かの呼び出し音の後、
「もしもし、どうしたん。。?」
と、ちょっと戸惑ったような息子の声が返ってきた。
声を聞いた途端、ほっとして、力が抜けた。
事情を説明する私に
「僕やったら、大丈夫やで。」と息子はその時言ってくれた。

あの時、同じように息子の携帯に、娘の携帯に、
ご主人、奥さん、友人の携帯に何人の人が
心配して電話をしただろうか。

そのほとんどは、無事であることを確認できた電話だったろう。

でも、何かあったのではという不安と恐怖、
なんとか無事でいてくれという祈りの中

何度も何度も携帯に電話をしてもかからず、
会えない家族の無事を信じ必死に病院を探し回り、
最終的に遺体安置所での再会を余儀なくされた方が
何人もおられたのだ。

疲れ果てた様子で呆然と立ち尽くす人。
抱き抱えられながらも泣き崩れる人。
いつもと同じ朝を迎え、そして、いつもと同じ夜を迎えるはずだった
多くの人のこれからの人生を奪い、
残された家族に限りない悲しみ、
いいようのない苦しみを与えた事故。

あれから2年、亡くなられた方の携帯電話は
あの時も、今も、そしてこれからもずっとかかることはない。
でも、その電話は天国で暮らす人々に繋がっているかもしれない

忘れる事はできないけれど、
悲しくて、苦しくて、寂しいのは変わらないけれど、
でも、ちょっとだけ前向いて歩いていく事にしたよ。。


携帯電話よ、天国に繋がれ!
そして、そう天国の人々に話しかけられる
遺族の方が少しでも増えたらいいなと思う。
悲しみ、苦しみ、憤りの中だけで生きていくのは辛すぎるから。


最後になりましたが、
107名の亡くなられた方々のご冥福と、
今もリハビリに励む方々の一日も早いご回復をお祈りいたします。




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エスカレーターでの転倒

2007-04-24 11:08:24 | Weblog
先日近くの大型スーパーに主人と買い物に行ったときのことだ。
買い物を終えて帰ろうと、下りのエスカレーターに向かった時、
杖をついたおじいさんと、おじいさんを支えるおばあさんが
ちょうどエスカレーターに乗ろうとされていた。

なんか。。危ない。。と思ったのだが、
その時にはもうすでに、二人ともエスカレーターの
階段の上に足を乗せてしまってられた。

おじいさんの靴が、
エスカレーターの黄色い線上にあるように見え、
だいじょうぶかな。。と思ったその時
おじいさんがバランスを崩して、転倒。
背中からころころとエスカレータをころげ落ちていかれたのだ。

おばあさんは、
「おじいさん~おじいさん~~」と叫びつつ、
おじいさんを追いかけていこうとされている。
びっくりした私達は、すぐにエスカレーターに飛び乗り
階段を駆け下りた。

その間もエスカレーターは動いていたため、
エスカレーターの降り口付近で
二人ともが倒れてしまってられる。

どういうようにして、倒れている二人を飛び越えたのか
覚えていないが、とにかく私達はエスカレーターを降り
まずおばあさんを起こした。

次におじいさんを助け起こそうとしたが、
おじいさんといっても結構背の高い方
しかも元々足が悪くて杖をついてられたので、
足に全然力が入らないようで、
二人で両脇からかかえても起こすことが出来なかった。

意識はしっかりあって、
「大丈夫ですか・・」という問いかけにも
「大丈夫です。」とはっきり答えられていたが
少し痛そうにされている。
転倒されているので、どこか打ってられるかもしれないし
無理なことはできない。

素人の私達は、
どこを、どういうふうに支えたら一番いいのかがわからないし、
主人も、腰痛が完治しているわけではないので、
主人自体無理もできないのだ。

どうしよう。。と思った時、がたいのいい男の人
おじいさんを後ろから羽交い締めのような形でかかえた。
私達も横から支えたが、ほとんど一人の力で
その人は、おじいさんをゆっくりと持ち上げ、
無事に助け起こした。
なんだか手馴れているという感じだった。

立ち上がったおじいさんは、杖があれば歩ける様子で、
おばあさんとともに何度も何度も
「ありがとうございます。皆様のおかげで。。」
とお礼を言われ、
そのあと二人は支えあうようにして去っていかれた。

今回の事で、私はお年寄りを支える事の難しさを改めて思い知った。
母も立ち上がる時一人では無理で、私が支える事がある。
正直その時もどうするのが一番いいのかよくわかっていなかった。
下手に抱え起こそうとすると、支えた場所が痛いと言うし、
難しいなと思っていたのだ。
介護のスキルが少しでもあれば、こういう時もうまくできるのだろう。

あわてて助けに行ったものの、たいして役に立たなかった私達
気持ちはあっても、実際に補助してあげる事の難しさを知った。
それに、私たち自身、そう若くはないのだ。
若者に比べれば、確実に体力や腕力も落ちてきている。

でも、だからこそ、
ほんの少しの介護のこつを知っているかいないかで
大きく状況は変わり、介護する方もされる方も楽になるのだろう。

資格を取るための介護講座ではなく、
家庭介護の為の市民講座のようなものもきっとあるはず
探し出してちょっと行ってみようかな~
などと少し思ってしまった。















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日曜日のモーニング

2007-04-22 18:20:36 |  京都食べ歩き
子供が二人とも家を出てしまってから
たま~に、主人と二人、お気に入りの喫茶店に
モーニングを食べに行く事があります。
コーヒーがとってもおいしいお店で、
お店のインテリアも洗練されていて素敵なのです。

朝9時ごろ、いつもよりゆっくりと朝寝して起きてきた私に
せっかくの日曜日だというのに、
いつもより早く起きて新聞を読み、車を洗い。。と
なぜかはりきっている主人が
「モーニング行く。。?」

久しぶりにあのお店のおいしいコーヒーが飲みたくて
車で出かける事にしました~。



北山通りをちょっと入ったところにある ちゃごころ「小花」さん。



リタイアしてからお店を出されたという素敵なマスターと
ご家族で経営されているお洒落な喫茶店です。



店内にも色々な小花や緑があって、上品な可愛さでいっぱい。



モーニングは、トースト、サラダ、スクランブルエッグ、コーヒー。
今日のトーストは主人が苺ジャム、私はシナモンシュガーです。

この小花さんにはコーヒー豆を煎る器械が置いてあって
煎りたて挽きたてのコーヒーを出してもらえるので
コーヒーの香りが本当に豊か。



コーヒーを煎る器械。
お持ち帰りのコーヒーを煎ってもらいました。



家に帰って、コーヒーの袋を開けると、煎りたての豆から
コーヒーのいい香りが部屋中に広がります。

どちらかというと、紅茶党の私なのですが、
コーヒーの芳醇な香りは大好き
朝からお気に入りのコーヒの香りに包まれ幸せです。

でも、今日は雨。。
久しぶりに本でもゆっくり読んでみようかな。。

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F1グランプリ

2007-04-19 10:40:19 | 美術館・観劇・映画・スポーツ
4月15日、2007年第3戦バーレーングランプリが終わり
フェラーリのマッサが優勝した。

どういう訳か、私はF1グランプリが好きだ。
この事を友人に言うと、友人は一様に
え~~っという顔つきをする。

どうも私からは、F1グランプリのイメージは
全く浮かんでこないみたい。。
確かにF1レースなんて、
私には全然似合わないな~と自分自身でも思うし、
どうしてF1が好きなのかもよくわからない。

素晴らしい身体能力と、卓越した運動神経、
すばやい判断力と俊敏性、
そのどれが欠けても大きな事故になるF1。
スピードに対する恐怖心など問題外だ。

たぶん、私に無いものばかりを
レーサー達は兼ね備えているので、
私は憧れてしまうのかもしれない。

19歳の時に車の免許を取って以来30年以上、
週に3回位は運転をしている私だが、未だに無事故。
すごい~

でもこれは、いかに私の運転が安全でかつゆっくり運転で
あるかということに他ならないのだ。

自信がないので、絶対に無理な運転はしない。
どちらかといえば、必要以上に他の車に道を譲ってしまうし、
信号も黄色で、足が勝手にブレーキを踏んでいる。
昔は高速を飛ばした事だってあったのだが、
今は高速を運転するのもなんだか怖い。

そんな私にとって、F1レーサーは同じ人間とは思えない
神の能力を持った人間なのだ。

マッサ・ハミルトン・ライコネン・ハイドフェルド
アロンソ・クビサ・トゥルーリ・フィジケラ・佐藤琢磨。。。


彼らが人々の前を、250キロを越えるスピードで
轟音と共に走リ去るF1グランプリ。
中でも市街の一般道路を車が駆け抜けるモナコグランプリ
私の憧れのグランプリだ。

幅が狭く曲がりくねったコースである上に、
一般道路の為路面も荒れている。
オーバーラン用のエスケープゾーンもなく、
コーナーは鉄のガードレールで囲まれているだけ。
その周りで多くの観戦客が固唾を呑んでレースを見守る。

そんな過酷な条件の中で、神の能力を持った人達が、
自分だけを信じて、臆することなくマシンを疾走させる。

あぁ、いつか、この目で実際のモナコグランプリを見て見たい。
これが、ちょっとどんくさいおばさんのただ今の夢。
とりあえず、今年の5月27日のモナコグランプリは
ワインでも飲みつつテレビ観戦といきますか~



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日本一の冷麺「中華のサカイ」

2007-04-18 08:50:47 |  京都食べ歩き
上賀茂神社の近くにある「中華のサカイ」は冷麺で有名。
本当にここの冷麺はおいしいのです



夏場だけでなく、一年を通して冷麺がメニューにあり、
この冷麺のおいしさを知っている人は、
寒い寒い冬だってとりあえず、冷麺をオーダー。

以前はメニューの下に
「日本一おいしい冷麺です!」と書かれていましたが、
先日見たら、ちょっと遠慮して
「日本一おいしい冷麺と言われる程。。」に変わってました。
遠慮しなくても、本当においしいですよ~。

私も何人かの友達や知り合いに紹介したのですが、
みなさん口をそろえて「おいしかった~すごい~」

サカイさんの回し者ではありませんが
とにかく、時々、私も主人も
どうにもこの冷麺が食べたくなって
車で出かけてしまいます。

。。というわけで、先日も主人と冷麺を食べに行ってきました。


冷麺とから揚げと春巻き。。
実は、冷麺を待つ間にちょっと食べてしまってますが。。


冷麺のこのスープが、信じられないおいしさで。。

内の息子達も大ファンで、
上の子は元々冷麺は余り好きではないのですが、
それでもここのは
「うまい~

下の子は、わざわざ京都まで
時々食べに帰って来る程の大ファン。

ひょっとして息子達が、このブログを見ていたら
きっと羨ましがっているはず
今まで無かった冷麺の大盛りも(麺2玉分)新登場~
食べたかったら、一度京都に帰っておいでね~





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美山町 かやぶきの里

2007-04-16 18:16:08 |  日帰り温泉
4月15日(日) 美山町
今日の天気予報は晴れのち曇りのち雨。。。
お昼からはちょっと天気がくずれるかも。。と思いながらも
母を連れ出し、主人と3人美山町のかやぶきの里まで出かけました。

最近、歩く事がすっかり減ってしまった母、
少しは歩かないと、本当に足腰が弱ってしまいそうで
ちょっと心配です。

今年の桜も見納めだし、
かやぶきの里の近くには日帰り温泉もあるみたいで
「薔薇風呂もあるみたいよ~」と言ったら、
「行くわ~。」と母も二つ返事でOK

周山街道を通って、高雄から京北町へ。
北山杉の緑と桜の花のピンクが入り混じって綺麗~



周山街道は、ライダーのメッカのようで、
皮のライダージャケットに身を包んだ人々の乗る
オートバイが連なって走っています。
たいていは、おじさん。。のようですが、
中には髪の毛の長い女性ライダーも。カッコイイ~



美山町かやぶきの里 北村

重要伝統的建造物保存地区に指定されている
ここ北村には、38棟のかやぶき屋根の家があります。
穏やかな陽だまりの中、
桜、菜の花、水仙。。。春の花々に囲まれた集落を、
ゆっくり歩いて散策。今日はとっても暖かくて気持ちいい~



のどかな田舎風景、うぐいすもホーホケキョ~と鳴き、
春を告げています。

ほんと、時間が何百年か昔にトリップしたよう。。



懐かしいオレンジ色の郵便ポストが、今も使われています。
母もゆっくりながら、坂道も歩けてよかった~。




山崎昌伸さん絵手紙展

かやぶき交流の間で、山崎昌伸さんの絵手紙展をやっていました。
ほんわかやさしい色使いの絵の横に、
温かくて、心をトントンと叩いて行く様な詩が、
味のある筆で書かれています。

いったいどんな人が描いてられるんだろう~と思っていたら
いらっしゃいました、ご本人が

「絵も詩も両方とも一人で描かれてるんですか。。」と聞くと
「そうですよ~。両方とも右手でですけどね。」と山崎さんの冗談。
「はぁ。。。」という私に
「絵は右手、詩は左手じゃなかったんですか。。。」と主人も応戦。

山崎さんは冗談好きの、楽しく、おもしろい人でした。




だけど、こんな優しい詩を書かれるんですよ~
  
「天国にいる大切な人へ
  今手紙を書いて、燃やしました。
  煙が届く頃、読んで下さい。
  いっぱいありがとう
  書いておいたから。」


市川明人さん布絵・洛詩舎

かやぶきの里を後にし、布絵の展示をしている洛詩舎に行こうと
地図で探していると、車に乗った地元の方が
「どうした~?どこへ行きたい?」と声をかけて下さり
しかも自分の車で洛詩舎まで私達の車を先導して下さいました。
なんという優しさ。。。
都会では考えられない親切さに、なんか忘れていた大事なものを
思い出したような気がふとしました。

本当におじさん、ありがとうございます~

市川明人さんは美山町在住の布絵作家。
京都の呉服屋で働いていた頃から布絵をはじめ
今は、美山町のかやぶき屋根の民家にこだわり
美山町の四季を中心に布絵で表現されています。



これらは、皆書いたものではなく、布を張った絵なのです。
囲炉裏端でお茶を頂きながら、布絵の色々な話をお聞きしました。
布絵の話をされる時の市川さんは、目がきらきらして、
なんか少年のようでした。
「僕、58歳なんですけど。。」とおっしゃってましたけどね。

河鹿荘  薔薇風呂

ちょっと遅くなってしまったけど、美山町自然文化村の河鹿荘で
お昼ごはんとお風呂です



お昼ご飯は、地鶏を使った焼き鳥丼。
これが、おいしかった~。さすが美山の自然が育んだ地鶏です。



由良川と桜の木々が見渡せる内風呂と、
薔薇の花が浮かんでいる露天風呂で、
汗も、歩いた疲れも流しました。
結局、お昼からもずっとお天気はよく、
ほんと楽しい休日でした~。



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北白川 淳平

2007-04-14 11:20:09 |  京都食べ歩き
4月11日(水)北白川 淳平

北白川の疎水沿いで、今回作品展を開催されているという
珈琲&くらふとのお店北白川淳平に着きました。

このお店は、7年前に民家を改造して、
奥さんが始められたお店だそうです。



木戸をくぐり、玄関で靴を脱いで中に入ると、
和風の温かい空間が、人々を向かい入れてくれます。



障子を開けると坪庭が見える、ほっこりしたい時にぴったりの席。



季節の移ろいをさりげなく演出してくれる坪庭。
今日は花梨の木に、かわいいピンクの花が咲いていました。

とりあえず、2階の作品展に
年に一度、桜の時季に開かれる作品展は、
ここのお客さんなら誰でも出品できるそうで
ちりめん細工、アクセサリー、刺繍、お習字、写真
パッチワーク。。色々な分野の、さまざまな作品が
素敵に並べられています。
みんな、手の込んだ素晴らしい作品ばかり。。
すごい、すごい~と感激する事しきりです。

その中に、友人の作品も
花の刺繍のクッションと、ちりめんで作った雛飾りや小物入れ。



友人のクッションを紹介。すっごく素敵な刺繍~。
聞くところによると、相当大変だったという話なのですが、
ほんと、苦労した甲斐がありますよね~。
汚さないように、大事に大事に使わなくっちゃ、ね。

2階からは、ちょうど満開の桜がガラス窓いっぱいに見え、
その美しさにも感激でした。



来年は私も何か作品を出品するぞ~と
一人密かな決意を持ち、一階へ下りて来ました。

ちょうどお昼時だったので、パンとコーヒーを。
このお店は、珈琲の他は甘党専門のお店だったようですが
最近は、とってもおいしいパンをお店に置かれいます。
玄米パンに、お野菜いっぱいのラタトゥーユや
なすとチーズのチリソースなど、色々な物をはさんだ
「きよし君のおかずパン」は昼食にぴったり
 


色々な種類のおかずパンが食べたかったので、
全部友人と半分分けに切ってもらいました。
どれもおいしかった~。
主人と母にもお土産に買ってしまいました。



食後のデザート、季節限定の桜チーズケーキも
濃厚で桜の香りがふんわり、とってもおいしかった~。
写真の横は、友人の頼んだみつまめです。

まん中の部屋には、大きな掘りごたつ式のテーブルがあり、
私達はこの席に座り、お食事をしたのですが、
この席に座ると、始めて会った物同士でもお互い話が弾みます。

奥さんや他のお客さんと楽しいおしゃべり。
「淳平」という店の名前は、二人の息子さんの名前から
それぞれ一字を貰ってつけたという話を聞いて、
同じ男の子二人の母である私は、
その気持ち分かるわ~と、大いに納得



店内では、味わいのある陶器や布物、紙製品などが
展示販売されています。

私も、素朴で温かみがあり、それでいておしゃれな湯飲みを
見つけ、欲しくてたまらなくなってしまいました。
でも、私の友達の息子さんが今度結婚されるのを思い出し、
そうだ~この湯飲みをプレゼンントしよう~と、
おそろいで二つ購入。
息子さんと彼女は喜んでくれるかな。。



今日は、本当に素敵な作品達や和みの空間に出会い、
元気をもらい、心も安らぎました。
さぁ、明日からもがんばろう~。




帰り道で見た白い桜。
春の風に花びらを少し散らせながら、
それでもせいいっぱい咲いている桜が、可憐でいじらしかったです。
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北白川疎水

2007-04-13 10:07:54 |  京都散策
4月11日(水)北白川疎水沿い・駒井邸

今日は友人が作品展に出品したというので、
その作品を見る為に北白川疎水近くのお店へ。

北白川疎水沿いは、銀閣寺から少し西、そして北へと
疎水に沿って続く道で、哲学の道の続きという感じ。
ここも桜並木で有名なところです。


「桜は、もう散ってしまってるかもね。。」と、
自転車に乗りながら話していたのですが、
少し散り始めているものの、
まだまだ満開の美しさに変わりありませんでした



散った桜の花びらが、
ほんの少しだけ道をピンクに染めています。



「ここの枝垂れ桜は、有名なんだよ~
と、友人が教えてくれたのは、
築70年というレトロな銀月アパートメントの枝垂桜。
満開は過ぎていても、まだ充分に綺麗でした



元京大教授駒井卓博士の私邸として建てられた、
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の昭和初期洋館、
駒井邸。



ヴォーリズは、改築問題で有名になった豊郷小学校(滋賀県)も
手がけた建築家。
ヴォーリズ建築のファンも多いようです。

レトロモダンな造りの家が、周りの風景に溶け込んで
なんか、おしゃれな雰囲気です。
京都市指定文化財になっていて、毎週金、土、には
一般公開されているようですが。。。
一度中も見てみたい気がします。



さぁ、白川疎水沿いの散策はこれくらいにして
いざ、作品展へ。



この遊歩道は、自転車に乗ってはいけないので、
自転車を押し、桜を見ながら向かいます。



いよいよ。近づいてきました~。
作品展は、珈琲&くらふとのお店淳平であります。
さて、どんな作品が見れるのかしら。。

       次は、珈琲&くらふとのお店淳平を紹介します!
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