生活保護利用者の方から、「クーラーがないのでまいっている。このままだと死んじゃう」「クーラーがほしい、何とかしてほしい」とお二人の方から相談がありました。
聞けば、お一人はクーラーのある同じ生活保護利用者の方のところで、日中も夜も過ごしているとのこと。そのままその方のところで就寝とのことでしたが、翌日連絡すると、いささか申し訳なく夜はもうおじゃましていないということでした。でも暑くてたまらないので、今度は夜中の1時ごろに、近くのコンビニエンスストアに行き、事情を店員さんにお話して、3時近くまで過ごしていたとお聞きしました。
この方は80歳になる女性の方です。コンビニエンスストアでは、座るところがないので立ったままの状態だったということでしたが、厳しい状態ですね。お会いしたときは頭から体中汗がびっしょりでフーフーしていました。本当に何とかしなければどうにかなってしまうと思っています。
そこで、市役所の生活支援課にその旨を伝え、この7月1日から国は生活保護世帯の熱中症予防のために、エアコン購入費用(上限5万円)支給するとしましたので、ぜひそれを活用し対応してほしいとお願いいたしました。
今日あたりは涼しく感じますが、この夏の暑さは異常です。「命に危険がある暑さ」だとなっています。まだまだ暑さは続きますので緊張感をもって特にクーラー、エアコンのない生活保護利用者やお独り住まいの高齢者の方などを気遣っていくことが求められていると思っています。