りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

学力・学習状況調査、ステップアップ調査とも呼ばれるが・・・問題あり。

2022年10月05日 | どの子もかがやくように
横田議員の総括質疑の続き↓

学力・学習状況調査について

質問 学力・学習状況調査ステップアップ調査とも呼ばれているが、まずこれは何時実施されたか、また、全国学力調査も行われたがその時期はいつか
答弁 ステップアップ調査は令和3年4月26日、全国学力・学習状況調査は5月27日

質問 ステップアップ調査の委託先はどこか、同様の調査を本市以外でも行っているのか
答弁 株式会社教育測定研究所。文部科学省で行っている全国学力・学習状況調査と実用英語技能検定他、ステップアップ調査と同様の学力調査を行っている

質問 2,021年度はモデル校で最初の調査が行われたことになるが、この調査の活用はいつ、どのように行われるのか、また、ステップアップ調査そのものの評価はいつ、どのように行われるのか
答弁 8月下旬から昨年度の「のび」などが記載された結果が各学校に送付されている。日々の授業等に活かしている等。

再質問 先生方や、児童、生徒からの声・意見・感想はどのようなものか、また、どのように声・意見・感想を聞いているのか
答弁 2021年末モデル校として実施したところにアンケート調査をしたが、ひとり一人の現状把握できた。次年度の「のび」見られた。小4、中3学力調査の負担大きい等答弁がありました。

 横田議員は現場の声を聴いていると述べ、端的に「現場としては本音でやめてほしい」とあった。テストのために授業時間が削られる。特にモデル校では同じような時期に全国学力・学習状況調査とステップアップ調査の二つが行われる。

 この二つとも調査であって通常のテストのように授業で得られた知識やその応用を確認し、しっかりと自分のものにするためのものになっていない。このことにも意義が感じられない要因となっているのではないか。

 ステップアップ調査の結果を生徒に渡しても何をどうすればこの教科のこの課題ができるようになるかわからない。児童・生徒に、結果の見方をおおざっぱに教えてあげるだけではないのか。

 テストの時間と労力と費用に見合った成果は上げられないのではないかと、厳しい感想を述べていた。ステップアップ調査ありきではなく、ステップアップ調査は本当に実施して意義があるものなのか、きちんと現場の声を聴き、評価すべきと求めました。
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2 コメント

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学力・学習状況調査 (久野仙人)
2022-10-12 10:51:45
はてな? 本件に限らず委託先業者に提供されるであろう膨大な個人情報は回収されるのでしょうか。あるいは個人情報名簿の目的外使用による、漏洩、拡散などの防止は担保されているのでしょうか? 
返信する
個人情報を守る (rieko)
2022-10-12 14:43:07
 今年の3月定例会における予算特別委員会の総括質疑で、実は私はこの件に関して個人情報保護についてどのように守り切れるのかなどと質しました。
 答弁は、委託先に引き渡す児童・生徒の調査用紙には個人番号のみが記載され委託先において児童・生徒のクラスや名前などを特定することはできない。委託先と取り交わした契約書にも個人情報の取り扱いについて取り決め、委託先の個人情報の管理体制をしっかり確認の上、業務を実施しているなどとありました。
今後も注視して行きたいと考えています。
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