りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

今、「命の山河」のとき

2010年01月19日 | どの子もかがやくように

 きょうはいいお天気。空は青いしポカポカ陽気だし言うことなし。

 ということで、神奈川土建西湘支部・主婦の会主催による学習会(市民会館)に、講師にということでお声がかかりましたので行ってまいりました。朝早い時間からのスタートなのにお部屋に入るともうみなさんきちんと座っていらしゃっていて・・・ややや土建の母ちゃんたちのパワーにはびっくり。終始たじたじぎみでした。

 「母ちゃん大学」と銘うった学習会は毎回テーマを変えて行っているようで、今回は「小児医療費助成」ということでした。私の他にも日本共産党の箱根町・山田和江議員も講師としてみえられていて、つまりダブル講師というこでしたがまず私からは①なぜ小児医療費助成が必要なのか②全国ではどのくらいの助成が行われているのか③国や県の考え方について④小田原市の実態について⑤これからの運動についてということでお話しをさせていただきました。

 山田議員からは①箱根町の制度内容と子育て世代の反応②小学6年生になるまでの取り組みについて③今後の課題と中学生までの医療費助成をめざしてということでお話しがありました。

 今回改めて思ったことは、小児医療費助成の生い立ちというか、その創設されたときの意義が大変重く深~いものがあるということです。1972年に県段階で初めてゼロ歳児の医療費無料化を創設したのが栃木県でしたが、乳幼児の死亡率が高く、何とかしなければならないということがその発端のようです。出生率が低い割りに死亡率が高いというのがいまだ日本の現実ではないかと思います。出産、子育て環境をよくしなければならないと痛感します。

 箱根町では現在小学6年生までの助成を行っていますが、定住人口の確保という点からもこの事業を捉えているとのことで、またその役割を果たしていることが分かりました。他の市町村から若い世帯が分かっているだけでも3世帯もリターンしてきたとかで、小児医療費助成の威力はあるなと感じました。今度は中井町と競い合うかのように・・・ということでしたが、中学生までの医療費助成を目指されていくとのことでした。


(講師・山田町議)

 
平成21年10月1日現在、小田原市、南足柄市、箱根町など2市8町において小学校卒業までの助成を行っているのが、箱根町、中井町、山北町の3町のみ。ぜひ小田原市でも小学校卒業までの小児医療費助成と所得制限の撤廃をめざして頑張っていきたいと思います。

 岩手県旧沢内村は日本で初めて乳幼児と高齢者の医療費の無料化を行ったところです。そして全国初の乳幼児死亡率「ゼロ」を達成。その模様を描いた映画、「命の山河~日本の青空Ⅱ~」が全国で上映されています。小田原でも3月17日に小田原市民会館大ホールにて上映されます。きっと命の尊さを教えてくれるにちがいないであろうこの映画、今まさに命の山河、小児医療費助成かもしれない、などと思いながら帰ってきました。。。。。。。

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