きょう伺った先で、市立病院のことや介護保険について、消費税から違法献金問題に至るまで、いろんなことについて話が出されました。
中でも消費税の話で一番盛り上がりましたが、値上げがすでに言われてきているだけに、この増税問題は非常に納得できないと共感し合ったのでした。
消費税といえばこれが導入されたとき、消費するものに税金をかけるとはどういうことなのか、タダで頂いたのではなく、お金を払って買い求めたのに、何でまた余計にお金を払わなくてはいけないのか、などと素朴に疑問に思ったことを思い出します。
特に毎日の食料品、日用品などは、どれだけ消費をしているかです。 何でこのような激しく消費するものにまで税金をかけなくてはならないのかですが、とっても理解に苦しむのです。
まぁちょっと考えると消費税を集める方は、その方が膨大にお金が集まってくるので都合がいいでしょうが、支払う方は、廃止されない限り永遠に支払っていくのですからたまったものではないということなのです。
同じ5%を支払うにしても、収入に占める消費税はどうなのかといえば、高所得者でも低所得者でも一律5%なので、低所得者の方ほどその負担は重いということが分かります。これは逆進性ということを意味しますが、「税金は負担能力に応じて」という考え方からすれば根本的にまちがっているとしか思えないのです。
それに導入の理由が「社会保障のため」となっていたはずなのに、その社会保障が一向によくなっていく兆しが見えないことに大きな疑問を感じるのです。
経済危機の中、世界各国で税制の見直しが始まっています。アメリカは今後10年間に72兆円の中低所得層への所得減税、富裕層への60兆円の増税を行う計画を提案。イギリスを始めEU諸国も付加価値税(消費税)を減税し、所得税の最高税率引き上げの動きが進んでいます。
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