りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

芸術文化創造センターをつくろう!

2016年04月21日 | *市*議*会*

 熊本地震は大きな被害をもたらしてしまいました。お亡くなりになられた方、多くのけが人、家の倒壊等被害は拡大しているように思います。心からの哀悼の意を表しますとともに、お見舞いを申し上げたいと思います。駅頭で募金活動を行いました。引き続き行っていきたいと思います。

 さて、4月15日に厚生文教常任委員会があり傍聴しました。芸術文化創造センター整備については、この間民間事業者に行った意見聴取について、その結果の報告がありました。早く言えば、市は事業提案でしかもデザインビルドでホールをつくるとしていますが、それでできるのかどうか、どこまでどういう風にできるのか、打診していたということになります。そう思っています。

 1社が途中辞退で、2社からの意見聴取となったとのことですが、A社B社とも建設業。いずれも整備は可能との表明をしています。ただ、規模を小さくするダウンサイジングやグレードに差をつけるなどの意見提案が示されているので、これまで積み上げてきた「市民ホール基本計画」に対してどうなってしまうのか、疑問や懸念があります。本当に事業提案で基本計画に沿ったものができるのかさらにチェックが必要です。

 吉田福治議員は、A社について①ダウンサイジングの程度②小ホールの客席をロールバック(移動式)にし、大スタジオと兼用するというが、それでよいのか③小ホールの機能・スペックをどの程度絞るのか④インフレスライドについて、利益幅をどのくらいと考えているのかなどと質問。ダウンサイジングは公表以上のものは言えない。床揺れる等あるのは分かるが一般論でいえば・・・??。書面以上のもの言えない。インフレスライド条項制度にのっとりやっていくことになるなどと答弁がありました。

 堺市は、堺市民芸術文化ホール建設にあたり、過去入札不調となっていましたが、この4月に再入札となった。他の議員がそのことに触れ本市も早急な意思決定を希望すると要望がありました。吉田議員からは入札方式で行うよう意見が示されました。ホールをつくると決めたらつくる。芸術文化創造センターの拠点にするならする。何かそういう強いメッセージが感じられないのはなぜ?

 先の予算特別員会で、実施設計を生かすべきと質疑したところ、生かしてまいりたいとの答弁があった。生かしていくべきでしょう。 

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