9月議会もきょうから一般質問に入っています。一般質問の前の議題となっている、一般会計補正予算や条例議案に対する採決のところで、日本共産党は補正予算には賛成。条例では辻村植物公園と子どもの森公園わんぱくらんどの「駐車場有料化」にだけは反対をしました。
二つの公園は一体という考えで、今後は指定管理者が導入されます。(施設の管理を民間の企業・NPOなどに委託すること)駐車場の有料化はそこで出されてきました。自家用車は500円、バスは1000円。この金額が条例に盛り込まれます。
なぜ反対かは、大きく3つあって、①受益者負担という考え方はおかしいのではないか②指定管理者の導入、それとのセットで行うとしているのではないか③市民の大切な場所ではないか、といったことです。
受益者負担とは特別の利益を受けるものに経費の一部を負担してもらうこと。二つの公園を利用している方たちの、どこが特別の利益を受けているということになるのか。まったくの疑問中の疑問です。公の施設・都市公園の整備は住民福祉の一環です。本当に納得がいかない。
指定管理者導入に関しては、議案関連質問のところで、原田敏司市議が質疑をしています。指定管理者が導入されると市は指定管理料を支払わなければなりません。やがて指定管理者の収入となる駐車場料金、それとの差し引きでバランスをとろうとしているのではないか。疑問です。
辻村植物公園は普段は静かな公園ですが、春ともなると桜も咲いて(けっこう穴場的存在)落ち着きのあるの公園。ご存知わんぱくらんどは子どもたちの大大大好きないっぱい遊べる公園。子どもたち、高齢者、障がい者の方など大勢の方が訪れています。市民のかけがえのない憩いの場です。子育て支援、高齢者福祉、障がい者福祉の観点からも大切にされるべき公園です。
ちょっと遠いけど車を利用すれば、駐車場料金の負担もなく、気軽に、子どもを乗っけて、お弁当ものっけて行ってこよーとなるわけです。駐車場が無料というのは実は大きい魅力となっているのです。
ということで、本日の本会議で以上のようなことで日本共産党小田原市議団を代表して田中が討論を行いました。
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