市の合併に関する市民説明会がありました。会場は市民会館の小ホール。市長も出席とあって、参加者はさぞかし多いだろうと思っていたけど、やや少なめでした。
市長から広域合併に臨む姿勢が語られ、その後担当課長から「県西地域市町の合併について考えてみませんか?」というパンフレット(市内全戸に配布)に沿って説明がされました。
説明の後はフロアーからの質問となり、いろいろと意見も交えて出されました。
市民提言会議のメンバーだった方が、ようやくここまで来たと言うことで、特例法が切れないうちに合併を早くやってほしい。
昭和の合併を経験した方から、合併で失ったものはいっぱいあった。地域のつながり薄くなって、田舎のコミュ二ティ性がみごとになくなった。利便性とか言うけど、合理化ばかり言っている。内容は合併が必要だと言っているようなものだ。過去の反省に立つべき。任意協議会なんてとんでもないと思うと、かなり手厳しい意見がありました。
さらに、国のねらいは何か?合併しなくても議員多すぎるので、減らすことはできるのではないか。
特例法を使った場合どういうメリットがあり、デメリットがあるのか・・・、分かりづらい。逆算すると最低いつまでに何をするのか、平成の大合併として成功しているのか教えてほしい。
2市8町にある県の行政機関は合併したらどうなるのか、市の財政どうなっているのかなどなど。
質問は次々に・・・、でも時間切れで、まだ手があがっていたけど終了となってしまいました。残念。
2回の説明会に出て、合併問題はまだ々これから。そう実感した。市内全域で市民の多くの方たちによって議論がされて行かなくては始まらないと思うのでした。
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ほんと、合併って国の都合だけで、住民にとっていいことなし!私は10万人位の市(ちょうど伊勢原くらい)が、役所の人間も市内全域を把握できて、適切な大きさかなと思っています。もちろん、面積にもよりますが。
西湘2市8町がひとつなんて、とんでもないですよね!
「合併していいことなし!」なんてことは本来あってはいけないことですが、今のところ調査した中では、成功したとか、よかった、という例は、おっしゃる通りないですね。
なぜ成功したなどという例がないのかというと、まだ合併して日が浅い。平成の合併は、合併してそう年月が経っていないので、成果はこれからだという考え方があるようです。
でも思うんです。合併したら住み慣れたわが町や市の暮らしから、大なり小なり、これまでと違う暮らしぶりが始まるわけですから、住民にとっては合併したらなおいっそう安心が得られなくてはならないと思うのです。住民自治とはそうでなくてはならないはずですから。
頼りにしたい役場がなくなって、区役所が遠いといったことでは、思っている以上に不安があると感じます。
ごみの分別など住民サービスの1つ々は各自治体でさまざまに違いがありますが、議会など、あらゆる場面での議論や住民の運動によって達成できてきたサービスが多くあります。
ですから合併によってのサービスの後退となると、将来にわたっての暮らしへの不安をいっそう感じさせることになると思います。
平成の大合併といっていますが、住民にとっては合併してよかったといえるところがないということほど不安なことはないと思うのです。
少子高齢化となっている今、大っきい都市より小回りの効くちょうどいい大きさの都市のほうが、子どもたちや高齢者にいいですよね。