りえ子のブログ

前小田原市議会議員田中利恵子です。
今後も子どもたち、高齢者、障がい者が大切にされる市政めざして頑張ってまいります。

保育所の定員オーバー

2006年11月13日 | どの子もかがやくように

                                     (小田原城の菊花展にて)

保育所の定員は子どもたちをここまでの人数だったら受け入れることができるというもので、それは保育室などの面積から考え出されています。

しかし今、定員の枠を超えて受け入れることがけっこうできるようになってしまい、子どもたちはぎゅうぎゅうな保育室で保育されるという深刻な問題があります。

厚生労働省の調べ(05年)
によると全国の保育所の6割が定員以上の子どもの受け入れをしているとのこと。定員を超過してもよいとなった定員の弾力化は98年から国が認めているが、結果、保育室やトイレが足りないなど状況は悪化してきています。

本市でも若い世帯が増えている地域の保育所は入所を希望する人が多いと見えて定員いっぱいや、やはり定員よりも多く入所しているところもあります。

保育所の様子を見に行った際に以前よりも狭くなったことを実感したところがありましたが、子どもたちにとって狭い保育室というのはけしてよいことではありません。保育をする側(保育士など)にとっても同じことがいえます。

保育の弾力化は待機児童の解消を考えたもの??なんてことで、聞こえはいいですが、大人の身勝手な考え方にすぎません。格差社会が問題となっていますが、働く人が増え、保育所への入所を希望する人が今までより増えてくるのではないかと思います。

入所希望の多い地域では新たな保育室の増設、場合によっては保育所の建設が必要だと思っています。子育て支援の柱となる保育所の充実は働く父母からの強い要望となっています。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おだわらみかんの丘マラソン | トップ | 再開発事業・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

どの子もかがやくように」カテゴリの最新記事