先の21日(金)の議会運営委員会では①代表質問について、②3月定例会における新型コロナウイルス感染症対策について審議がされました。
施政方針が2022年度から、基本構想や重点施策の取組みを中心にコンパクトかつメリハリのある構成となる。これまでの施政方針にあった「分野別の取組み」について施策ごとの個別事項は組み込まない。こうなります。
それを受けてか、小田原市議会運営委員会申し合わせ事項の見直しについて(案)ということで、改定案が提出されました。代表質問について、代表質問については施政方針に則り、大局的に行うこととする。こうなっていました。
そこで私は、「大局的に行うこととする」と決定づけることになっていることに疑問を感じ、意見、提案も含め質疑しました。これまで(本市議会)代表質問において施政方針から踏み外すなど大きな問題はなかたっと記憶する。
大局的に捉えることは大事なこと、しかし市民の暮らしなどを良くするためには局所的に深く捉えて質問することも場合によっては効果的である。なので、大局的に行うこととするということではなく、緩やかにすべきなどと述べました。
他の委員(議員)からは、会派ごと大局的に質問している等と出されたらどうなるのか・・・?などという意見がありましたが、それについては同じように受け止めた次第です。なので、大局的に質問している、していない、などとなりそうなので、基準を設けなければならなくなる。基準を設けておくべき等求めました。
ちなみに従来までの代表質問の取り扱いは、代表質問の内容は施政方針に則ったものとする。こうなっています。
さて、次からの施政方針は分野別の部分がそっくり無となっています。これまでは、地域福祉の取組みについて、高齢者福祉の取組みについて、障がい者福祉の取組みについてなど、ある程度具体性があるので、方向性がイメージできたというもの。なおさらそこを加味すると想像するに具体性のない質問・答弁になりはしないか、市民に分かりにくいものとなるのではないか等考えるのです。
代表質問は市政のこれからの方向性を示すもの。市長の施政方針を受けて、市民の暮らし等の向上のために質問を行っていくと考えるので、とにかく施政方針にある方向性でより良い市政となるのかどうか、しっかり対峙し全力を尽くして代表質問に臨んでいきたいと考えています。
小田原駅東口図書館にて
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