先月視察で訪れた山口県周南市では周南市における見守り活動を調査しましたが、地域住民、関係機関等で、全市的な地域支え合い見守り活動を行っているとのことでした。
周南市のもやいと名付けたもやいネット周南と相談支援体制は、見守りを必要とする・要援護者を中心に、①もやいネットセンター(福祉総合相談窓口)②地域包括支援センター及びブランチ・サテライト(地域の身近な総合窓口)③31地区の「もやいネット地区ステーション」(地域の見守り支え合い拠点)となっていました。
その他に、もやいネット支援事業者(見守り協定を結んでいる業者)、警察署や消防、介護保険施設等や医療機関があるわけですが、市の相談支援体制が要となっていて、イニシアチブを発揮していると思いました。勿論そこには最も身近な地域住民、自治会、31地区のコミュニティ、老人クラブが繋がっているということでした。
もやいネットセンターは24時間365日対応する体制になっていて、職員は7名(内保健師・社会福祉士等の専門職は4名)。夜間や土日、祝日は夜間対応受託機関(セキュリティーサービス)が対応していました。
もやいは共に行うこと。なので、共に支え、つなぎ、守るをモットーにしているということの全体像が良く見える視察となりました。
高齢者、障がい者、子どもたちが大切にされる政治になれば、すべての人にやさしく、誰もが大切にされる政治になると考えるのです。
やがて皆年をとります、障がいにならないとも限らない、そう考えると高齢者や障がい者の方たちの抱える困りごとは他人事ではなく身近に感じますね。国、県、市町村、地域まるごと政治は弱い立場にある人にやさしくあたたかくあるべきだと思います。
お忙しいかとは思いますがまたこのような視察がありましたら宜しくお願いいたします。