昨日は議会運営委員会が開催され出席しました。
議題の「一般質問の質問時間の制限」について、ひとしきり議論となりました。これは6月定例会における新型コロナウイルス感染症対策の一環として行おうとするものです。
事前にアンケート用紙にて各会派の意見が集約されていましたが、それを基に当日意見が出されました。日本共産党から意見を求められましたので、次のように述べました。
一つは、議会における質問は何かと言えば、市民の暮らしや福祉を向上させるための生命線であるため、一般質問の質問時間の制限はしてはならないと考える。
二元代表制のもと議会は市長・執行部の提案や現在実施している施策等についていつでも厳しくチェックする機能を果たさなくてはならない。たとえコロナ禍でもその手を緩めることはあってはならない。またコロナ禍だからこそ市民の命・健康がかかっているだけになお更しっかり議論しなくてはならないと考える。
二つに、一般質問の質問時間の制限を行うことが新型コロナウイルス感染症対策になるというエビデンスはこれまでの審議において見当たらないということ。
以上の理由により一般質問の質問時間の制限については反対するということです。
議会のチェック機能を果たすことが大事
市民生活に大きく影響を与えることになる、第6次小田原市総合計画の策定や、小田原市スーパーシティー構想、デジタル化によるまちづくり関連の施策等が推進されているが、コロナ禍においてもまったなしに進められているわけです。
その時に議会の方がきちっとチェックできなくては議会・議員としての役割を果たしているとは言えないと思う。一般質問はチェック機能を果たすために必要な機会、質問であって、この質問時間の制限は行うべきではないことを再度述べました。
しかし残念ながら一般質問の質問時間は答弁含まず議員一人40分のところ、30分に削減となってしましました。
議会の新型コロナウイルス感染症対策については、考えられることはやり切ってきているので、今ある対策で一般質問の質問時間の制限は行わずやっていくべきです。
毎年咲く紫陽花が今年も咲き始めました
共産党以外の賛成で市議会議員定数が28から27へと削減されたのは、2018年12月定例会でしたね。
議員が一人減ったのだから、以前と同じ働きをしようと思えば、一人当たりの質問時間は1/28ずつ増えなければならないはず。
それなのにコロナ対策を口実に質問時間を減らすなんて、悲しいです。
市議会の定数は昔は36人いました。9人も減らしてしまって、やることと言ったら、質問時間を減らす事と言うのではあまりにお粗末です。
議員定数を減らすのに熱心な議員さんは、質問時間を減らすのにも熱心ということなのかと思うと、やるせなくなります。
どしどし質問したい人が議員になることができるように、ぜひ議員定数を増やして、昔のように36人にして欲しいと思います。
田中さん、ぜひとも議員定数を増やすように頑張ってください。
訂正します。
失望されたとのことですが、一般質問は市政全般について質問が出来ますので、適切に市政運営が行われているのかどうか議員がチェックするのにとても重要な機会です。私も失望いたします。
議員定数については私ども3名の議員でしっかり考えてまいります。今後ともよろしくお願い致します。ご意見いただきましてありがとうございました。